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出版物紹介フェイスクリニック 第1章 初めて美容整形を受ける方へ

『フェイスクリニック』
共立美容外科クリニック 著

第1章 初めて美容整形を受ける方へ

※この本は1996年に書かれたものです。現在の治療内容と若干異なる箇所がございます。

『フェイスクリニック』共立美容外科クリニック 著

進歩し続ける美容医学

美容医学の歴史

美容外科手術が初めて本格的に行なわれたのは、1845年のこと。ドイツのディッブエンバッハがコカイン麻酔で鼻の縮小手術を行なったというものです。それから150年たった今、美容外科技術は人々の数えきれないくらいの悩みを、いくつも安全に解決できるようになりました。ハイテク技術の導入も優れた効果を上げています。

レーザーはシミやアザ、ほくろなどを一瞬のうちに取り除き、しかもほとんど出血のない手術を可能にしましたし、麻酔技術の発達は、手術中や手術後の苦痛を驚異的に軽減しました。そして傷跡を残さないための技術も飛躍的に進歩し、見た目にはほとんどわからないまでになっています。

それからもうひとつ、私たち共立美容外科・歯科が最も得意とする脂肪吸引は、体のどうしても痩せられなかった部位を、安全に美しいラインにデザインすることを可能にしました。

私たちが独自に開発した脂肪吸引の技術と器具は、業界でも認められ、多くのクリニックで使われています。

近年、美容外科医は、ごく身近な、当たり前の存在となってきたように感じられます。これだけ多くの方がクリニックにいらっしゃるのは、美容医学が信頼できるものであるという証ではないでしょうか。

化粧品やエステには限界がある

みなさんは化粧品やエステティックにどのくらいお金を費やしていますか?お肌をみずみずしく保つ化粧品は本当にたくさんありますよね。でも残念なことにしわやシミは化粧品の力で軽減することはできても、完全になくしてしまうことはできないものです。

では、エステティックの方はどうでしょうか? 高額の費用を支払い、時間を割いて通ってはみても、一時的な効果があるのみで、すぐに戻ってしまうのではないでしょうか。

化粧品やエステティックの限界とは、まさにこの点なのです。一時的に美しくなれでも、それを持続することができないのです。

美容外科の技術はこういった分野でも大活躍します。たとえば、しわ伸ばしにはヒアルロン酸注入法で実に簡単にしわのない肌が実現しますし、シミはレーザー照射であとかたもなく消すこと出来るのです。痩せたいのにどうしても痩せない部位がある方には、脂肪吸引が威力を発揮。傷跡もほとんど残さず、美しいボディラインを実現します。

化粧品やエステティックが完全には解決できないものを、根本から解決してしまう方法が美容外科手術であると言えるでしょう。

共立美容外科の技術

私たちの共立美容外科は、臨床経験豊かなドクターが集まり、平成元年2月1日、東京・田町と名古屋に開院しました。開業のきっかけになった考え方は、「たくさんの手術をぎゅうぎゅうのスケジュールでこなすよりも、一人一人に対し、きちんとコミュニケーションを取りながら、クオリティの高い手術を目指そう」というものでした。

共立という名前も、同じ志を持つドクターが、共に立ち、助け合っていくという意味で名付けたのです。

開業の際、集まったドクターは、美容外科業界の一部に《結果オーライ》といった「最終的に仕上がりが良ければ、途中の苦痛はある程度仕方ない」という考え方があることに不満を持っていました。そこで、『患者さんの立場に立った美容外科手術をして行こう』と奮い立ったのが共立美容外科の創設ドクター陣です。

さて、私たちの一番最初のスローガンは《腫れない二重まぶた手術》。手術当日にサングラスなしで帰れるように、という配慮です。これはメスを使わない「埋没法」と呼ばれる技術に私たち独自の研究結果を盛り込んだ、『共立式二重埋没P-PL挙筋法』として実現しました。パーマをかけるような気楽さで、また手術後もパーマをかけたばかりのような違和感しか感じない、という、ほとんど腫れない二重整形が実現したのです。

それから「脂肪吸引の技術」。脂肪吸引とは、体についた余分な脂肪を吸い取り、美しいボディラインをデザインする手術ですが、以前はお腹にしか適用されませんでした。しかも、脱脂に使うカニューレ (吸引棒)が太かったため仕上がりがでこぼこになってしまったり、出血が多かったりと問題が多かったのです。

そんな中、私たちは《入院ナシで傷あとが目立たない》脂肪吸引法を開発するべく、研究を重ね、ついに独自の方法と器具の開発に成功しました。入院ナシの手術はウェット・メソッドと硬膜外麻酔の使用で、傷跡を目立たせない工夫は、細いカニューレやKBシースという独自の器具によって、実現しました。また、この脂肪吸引技術は、そのままわきが治療にも役立っています。

最後にもうひとつ、豊胸手術の際入れるバッグの開発について。従来のシリコンパッグを挿入する方法ですと、まれに中のシリコンジェルが漏れてしまうことがあり、周りの組織と反応して固まりになってしまったり、アジュバンド病という免疫に異常をきたす病気を誘発してしまうことがありました。

そこで私たちが提案したのは生理的食塩水入りのバッグです。これなら、万が一漏れてしまっても、体に害はありません。「もしもバッグが中で破れたら・・・」と不安を抱えて生活するのでは、せっかく豊胸手術を受けても意味がないというものです。

患者さんのコンプレックスを取り除くと同時に、手術が心の負担にならないように安全性を追求することが、ドクターの務めであることはいうまでもありません。

良いクリニック、良いドクターの選び方

良いドクターはカウンセリングに時間を十分とる

ドクターとクリニックの選択は慎重に行なわなければいけません。

「そんなの当たり前じゃない。自分の顔や体に関することだもの、信用のおけるドクターがいる美容外科を慎重に選ぶのは当然のことだわ」そう、全くその通りなのです。それでは、実際にはどうやって選びますか?「あそこのドクターは腕がいい」というような口コミもピックアップする手がかりになりそうです。

さて、どの美容外科を訪ねてみるかを決めたら、次は良いドクターの見分け方が問題です。私たちは、美容外科で最も大切なものは、カウンセリングだと考えています。ですから、どのような手術を希望される患者さんでも、常に十分にカウンセリングの時間をとるよう心がけています。何しろ、患者さんとドクターは今までまったく面識のなかった間柄。その二人が、お互いの意見を交わし、信頼関係を築き上げようとするのですから、時間がかかって当然なのです。

以上の観点から、カウンセリングをしっかり行なってくれることが、良いドクターの条件といえるでしょう。

大切なカウンセリング

さて、カウンセリングでは本当のことを言ってもらわないと、ドクターも本領発揮できません。

過去のカウンセリングの例です。その方はOLでしたが、下腹部に脂肪がついていました。「近頃、歩くとヒザが痛いので、ヒザの負担を軽くするために下腹部の脂肪を取ってください」と、カウンセリングで彼女はこんな話をしました。しかし、ヒザの痛みというのは、お腹の脂肪を取ったくらいで解決するものではありません。

私たちは彼女に、脂肪吸引よりもヒザの診察を受けたほうが良いのでは、と提案したのです。ところが、彼女は執劫に脂肪を取ってもらいたがります。おかしいな、と思っていたら、案の定、ヒザの痛みというのはまったくのウソであることがわかったのです。

本当は太っているためにお腹の脂肪を取ってもらいたかったのですが、それを正直に私たちに言うのが恥ずかしくて、ヒザが痛いという口実を考えだしたのでした。こういったことは時折りあることですが、脂肪吸引だけでなく美容外科手術を受けることを恥ずかしいと思う必要はありません。

患者さんの希望を、できる限りかなえるのが私たちの仕事です。カウンセリングでは、なんでも正直に話してください。

ドクターの使命は、それぞれの個性を引立てること

美しさというのは全体の調和です。もし、仮に、ドクターが患者さんの顔や体を、勝手に好きなように修正したらどうなるでしょう。患者さんは満足するでしょうか?

患者さんが求める美しさとは、自分という存在の中にあるものです。ドクターはその方のニーズを引き出し、具体化させていかなくてはならないのです。

私たちは美しい外観を「与える」のではなく、その人の長所を「引き出す」ことが大切だと考えています。

一人一人がそれぞれ持っている個性を生かした上で、プラスアルファの部分を引き出すことが、美容外科の目的であり、延いてはドクターの使命であると私たちは思っているのです。

はじめての美容整形Q&A

あなたの悩み、疑問、不安etcにお答えします

美容外科で保険は使えますか?

  • 美容整形を受けたいと思っているのですが、料金の分割払いはできますか?
    また、もしカウンセリングだけを受けて手術はしなかった場合、カウンセリング料はどのくらいですか?
    (東京都・OL)
    共立美容外科の手術費用は分割払いもできます。カウンセリング料は、無料です。クリニックによって違うと思いますので、カウンセリングの前に電話で聞くなどして確かめたほうが良いでしょう。それから、残念ながら健康保険は美容外科の診療には使えません。

完全予約制でプライバシーを確保

  • 就職活動を控えているので、面接官にいい印象を与えるよう、思い切って二重まぶたの手術を受けたいのですが美容外科に行くのが恥ずかしくて決心できずにいます。まず、入るところを人に見られるのが恥ずかしいし、それは我慢するとしても、待合室で待っている問、もし知ってる人に会ったらと思うと勇気が出ません。また、そこにキレイな人ばかりがいたら帰りたくなってしまうと思うし・・・。病院の先生や看護婦さん以外とは顔を会わせずに診療を受ける方法はないのでしょうか?
    (神奈川県・学生)
    お気持ちはよくわかります。ご安心ください。私どもは完全予約制で診療を行なっていますので他の来院者とはち合わせすることはありません。またあなたが病院で会うことはありませんが念のため言いますと、美人ばかりが来るわけでもありません。
    美容整形は芸能人など特別な人だけのものと思っている方がまだいらっしゃるようですが、それも昔のこと。最近はずいぶん一般的になり、本当にごく普通の方が手術を受けにお見えになります。ですから恥ずかしがらず、ぜひ気軽にいらっしゃってください。
    ところで、その時にひとつだけお願いしたいのが、ご自分の希望をはっきりと言っていただきたいということです。私たちにとっては、カウンセリングで患者さんと話し合い、希望を汲み取ることも大事な仕事です。美容外科手術は、いくらドクターが成功だと思っても、患者さんが手術結果に満足しなければ失敗ということになってしまいます。そんな不幸を避けるためにも、恥ずかしがらず、気軽に、何でも相談していただきたいと思います。

目次

共立美容外科

フェイスクリニック、第1章|初めて美容整形を受ける方へ、のページをご覧の皆様へ

このページは2024年3月に最終確認をしています。
このページでは、フェイスクリニック、第1章|初めて美容整形を受ける方へ、についてご確認頂けます。共立美容外科・歯科の美容整形は、一人一人大切にコミュニケーションをとりながら、クオリティの高い、患者さまの立場に立った美容外科手術を行うことを信念としています。脂肪吸引や豊胸、脱毛、歯科など、日本で有数の総合的な美容整形クリニックです。美容外科とはドクターひとりで行うものではありません。私たちとあなたとが信頼関係を築き二人三脚で行うもの。充分にコミュニケーションをとり、美容整形を通してあなたの夢に近づけていきます。