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出版物紹介フェイスクリニック 第2章 美しいフェイスラインに憧れるあなたに

『フェイスクリニック』
共立美容外科クリニック 著

第2章 美しいフェイスラインに憧れるあなたに

※この本は1996年に書かれたものです。現在の治療内容と若干異なる箇所がございます。

『フェイスクリニック』共立美容外科クリニック 著

顔の輪郭を整えて、都会的な印象に

女性の憧れは小さな顔

顔の輪郭だって、美しい顔立ちに大きく影響します。顔の輪郭が違えば、印象も大きく変わります。例えば、卵形は大人っぽく、エラの張った顔は意思が強そうで、逆三角形は可愛らしいといったところでしょうか。

しかし、ひとことに卵形と言っても、その顔のバランスは人それぞれ違います。また、どんなにキレイな顔型でも、その中におさまった、目、鼻、口などと調和していなければ、バランスが崩れてしまいます。

昔は《細長い瓜実型》が美人の条件と決まっていたようですが、現代では個性が重視されバランスが取れていればOKで、特にこれが美人、という制約はないようです。あえて言うなら『女性らしい小さな顔』を望んでいる方が多いということでしょうか。

それでは、顔の輪郭を美しくする方法を悩み別に説明していきましょう。

アゴやエラ、頬骨のラインを削れば、希望通りの輪郭に

あるフォトスタジオのカメラマンの話です。女性客の中にはカメラを向けると、「その角度からは撮らないで!」と角度まで指定する人もいるそうです。つまり、彼女は、自分が一番美しく見える角度を研究済みで、その角度で撮影してほしいと思っているわけです。この話を聞いて、私たちは女性の美に対するこだわりを再確認したものです。

また、あるタレントさんは、デビュー当時少しアゴが出すぎていたので、美容外科手術で削ったところ、明るく魅力的な雰囲気に大変身したそうです。きっと、ずっとコンプレックスだったアゴがすっきりシャープになったせいで自信がつき、心にゆとりができたためではないでしょうか。

骨格が出っ張った顔の方は、ゴツゴツした感じに見えてしまいがちです。エラやアゴ、頬骨が出ている方は、余分な骨を削り取る手術をすることで、かなりスッキリします。エラが張っていると男っぽく見えるせいでしょうか、特にエラ削りを希望される女性は多くいらっしゃいます。

フェイスラインにボリュームをプラスして、ふっくら若々しい表情に

さて、先程とは反対に、アゴやこめかみ、頬が引っ込んでいるため、貧相な顔に見えてしまう人もいます。

アゴが後退しているのは黄色人種の顔の特徴で、「バードフェイス」 (鳥のような顔 )などと呼ばれることもあります。日本で行われているアゴの美容外科手術の中で、一番人気が高いのがこの引っ込んだアゴにプロテーゼを入れてふくらませる手術です。切開口が口の中なので、傷跡の心配がない手術です。

また、このプロテーゼは、こめかみや額にも入れられます。アプローチ部分は髪の毛で隠れるところに設けられるので目立ちません。

これとは少し違うタイプで、頬骨が高い割りに、頬がこけている人も、年齢よりも老けて見えがちなものです。こういった頬は、脂肪注入によって適度にふくらませることができます。ふくよかで美しい表情はこうして作り出せるのです。

共立美容外科の脂肪吸引法

共立式脂肪吸引機器

共立美容外科では、1年間に何と約2,000件以上もの外来脂肪吸引手術を行っています。そして、私たちが独自に開発した技術と器具は、業界でも広く使われているものです。

共立式脂肪吸引の特徴は四点。順を追ってご説明しましょう。

①細いカニューレ(吸引棒)の使用
脂肪吸引手術を行う際、私たちは大事な神経や血管を守るため、1.4〜3.5mmの細い共立式カニューレを使用しています。脂肪の状態や吸引部位により使い分けできるよう全部で53種用意しています。このカニューレの開発によって、術後の皮膚の凹凸がなくなり美しく仕上がるようになりました。

というのも、細いものを使うほどトンネルの穴が細かい蜂の巣状になるため、結果、脂肪が平均的に取れるようになったからです。逆にいうと、太いカニューレを使用すると創収縮 (脂肪を吸引したことでできたトンネルが収縮し、空間がなくなること )の際に、トンネルの穴が大きい分、皮膚の表面にデコボコが生じやすくなってしまうのです。

細いカニューレを用いて、丁寧な手術を実施することによりはじめて、安全で仕上がりの美しい脂肪吸引が可能になるのです。

②傷跡保護器具(KBシース)の使用
KBシースとは、脂肪吸引時の摩擦から皮膚を守るためのプロテクター (傷跡保護器具)つまり「さや」のことです。脂肪吸引の際、カニューレは1分間に約100回の往復運動を繰り返します。ですからその摩擦で挿入口はかなりのダメージを受けます。従って、傷口も大きく目立ってしまいました。私たちは、何とかこの傷口が残らない方法はないものかと考え、このKBシースというテフロン製のさやを生み出したのです。

KBシースを吸引口に装着し、吸引棒が直接皮膚組織に触れるのを防ぐのです。傷も、吸引棒を装着するのに必要な数mm程度ですみ、術後はテーピングのみでOK。ですから傷跡は、時間の経過とともにほとんど目立たなくなります。

アメリカと日本ですでに特許を取得した、脂肪吸引の傷跡保護器具「KBシース」。KBとは、「Kyoritsu Biotechnology」のこと。この頭文字をとってKBシース (さや )と命名しました。共立美容外科では、この技術を1990年のボストン学会で発表。以来、海外からも多くのドクターが見学に訪れ、優れた脂肪吸引技術として定評を得ています。

KBシースの開発により、傷跡の心配がなくなったので、吸引したい脂肪にダイレクトにアプローチできるようになりました。これで取り残し、取りすぎといった失敗がなく、より美しい仕上がりが期待できるようになったのです。

③ウェット・メソッドの採用
カニューレによる脂肪吸引には、ウェット・メソッドとドライ・メソッドという、2つのメソッド(方法)があります。

ウェット・メソッドは、カニューレの先から数種類の液体を流しながら脂肪をとる方法。逆に、ドライ・メソッドは、脂肪層内に一切なにも入れずに吸引を行う方法です。当院では、ウェット・メソッドを採用しています。ウェット・メソッドで使用する液体は主に次の4種類です。

①生理的食塩水・・・・・・脂肪層を膨らませ、脂肪を取りやすくする。
②血管収縮剤・・・・・・脂肪吸引の際の出血を最小限におさえる。
③麻酔薬・・・・・・さらに麻酔を完全にする。
④その他・・・・・・重曹や抗生物質など。

これに対し、ドライ・メソッド派の意見としては、「脂肪層内に余分な液体を入れたら本当の脂肪の厚さがわからなくなるので、美しくデザインできないのでは・・・」というもの。

ですが、ドライ・メソッドで行えば、その分出血がかなり多くなるので、結局、脂肪層内の状態にほとんど変わりはないのです。また、この多量の出血により、患者さんが貧血を起こす恐れもあり、ウェット・メソッドほど一度にたくさんの脂肪を取ることができません。それならば脂肪が取りやすく、出血の少ないウェット・メソッドを採用したほうが、より患者さんのためになるのではないかと考えているのです。

私たちは、早くからこの方法を取り入れ、かなりの症例を行ってきましたが、一例の輸血も出していません。

7年前、私どもが初めて、外来でウェット・メソッド使用による脂肪吸引を行って以来、ウェット・メソッドの使用が次第にポピュラーになってきました。現在では、さまざまなメリットを考慮したうえで、ほとんどのクリニックがウェット・メソッドによる脂肪吸引を行っているようです。

④局部麻酔 (ウェット・メソッド )と硬膜外麻酔の併用
私たちは脂肪吸引を行なう際、腹部及び下半身では局部麻酔と硬膜外麻酔を併用しています。以前は局部麻酔 (ウェット・メソッド )のみを使用していたのですが、腹部や脚など、脂肪層が深く広範囲な場合、効き方にムラができてしまったのです。

そこで私たちが考えだした方法が、2種類の麻酔を併用する方法です。術後は1〜2時間程度休んでいただくだけで、普通の状態に戻りますので、付き添いなしで元気に歩いて帰ることができます。

硬膜外麻酔は外来で使用できる脂肪吸引の麻酔の中では、最高の麻酔であると言えそうです。

しわのばし効果もあるフェイスの脂肪吸引

顔は痩せにくいのに脂肪がつくと一番目立つ場所。また、特にアゴは歳をとるにつれてたるんでくる場所でもあり、悩んでらっしゃる方は非常に多いようです。そこで脂肪吸引でシャープな顔を作ろうというわけです。

アプローチ場所は、アゴの手術の場合はアゴの真ん中と左右の3箇所。頬の場合は耳の裏です。

顔は目立つ部分だけに、傷跡が心配になると思いますが、カニューレは直径1.6〜1.8mm程度の細いものを使用しますので、ほとんど消えてなくなります。少し太めの注射をした場合と同じ程度だと考えてもらって結構です。また、細部まで入念にデザインすることができるのは細い吸引棒ならではです。

術後の経過は、一般的に以下のようになります。

①術後2〜4日間は、吸引箇所に圧迫をします。圧迫がとれたあとも若干の腫れが残りますが、おかしくない程度なので外出は可能です。
②術後1〜2週間程度で腫れが引き、外見上のシルエットが整います。脂肪組織に若干の硬さが残りますが、目で見る分にはまず違和感がなくなるでしょう。
③術後1〜2ヶ月で硬さが消え、全体的に柔らかく落ち着きます。外見同様、他人が触ってもまず違和感を感じなくなります。

顔の脂肪吸引を希望される方がいちばん心配するのは、やはりしわやたるみの問題のようです。「スッキリするのはいいけれど、たるんでしまっては意昧がない」というわけです。これに関しては心配はまず無用です。ボディの脂肪吸引の場合は、年令によってたるみが出る可能性もありますが、フェイスの脂肪吸引は逆にリフティング(しわのばし)効果があります。つまり脂肪が減っても、ハリを取り戻してくれるシェイプ効果があるのです。

むしろ、脂肪のついているほうが、二重アゴや頬のたるみなどが起こりやすいといえるでしよう。普段はさほど脂肪が気にならない人でも、笑ったりアゴを引いたときに二重アゴになってしまう人、正面からはわからなくても、横から見るとアゴの下にしわが寄り、段ができてしまう人など、少しでも気になるなと思い始めたら、早めにご相談くださるようにお勧めします。

さて、頬の脂肪吸引についてですが、実はこの部分、脂肪を取ったからといって必ずしも効果が現われるとは限らない、難しい場所なのです。人によっては脂肪をとってもあまり効果が出なかったり、出ないばかりか、まったく逆効果になることもある部分なのです。

では、頬の脂肪吸引をしても顔が細くならないタイプの人とはどんな人かと言いますと、まず1つ目のタイプは「筋肉」が発達している人。これは口のまわりから頬にかけての筋肉のことですが、この「筋肉」のせいで顔がふっくらして見える人は、どんなに脂肪を取っても細く見えるようにはならないのです。

2つ目のタイプは、骨格との兼ね合いで、脂肪吸引をしても効果が期待できない人。筋肉や骨格を無視して脂肪を取ることはできません。かえって取りすぎてしまうと、バランスを崩し、取らないほうが良かった、ということもあるのです。

筋肉の発達具合いと脂肪の量を見分けるのは、ドクターの診断力とセンスといってもいいと思います。ですから、頬の場合は、信頼のおけるドクターにじっくりとその適応を診察してもらうことが大切です。

顔の脂肪吸引Q&A

あなたの悩み、疑問、不安etcにお答えします

脂肪吸引後、たるむ心配はほとんどありません

  • 私は、この春大学に進学したのですが、受験勉強中ちょっと太ってしまったのでちょっぴりダイエットしました。でも頬がぷっくりしたまま痩せません。それで、雑誌に載っていた脂肪吸引の情報を見た時に、これだ!と思ったんです。
    でも、ひとつ心配なことがあります。それは、中の脂肪がなくなったら、その分、皮膚がたるむんじゃないか、ということです。先生、吸引後の皮膚の状態についてをぜひ教えてください。
    (福井県・学生 )
    あなたのようなお若い方でしたら、そんなに心配しなくても大丈夫でしょう。
    顔の脂肪吸引の場合、リフティング(しわのばし)効果はあっても、たるむことはほとんどありません。人間の皮庸には弾力性がありますし、若い方ほど弾力性に富んでいます。ですから脂肪吸引をしても、その弾力ですぐ元の状態に戻ります。

現在の脂肪吸引は多量の出血はありません

  • 私は、昨年からずっと脂肪吸引をしてみたいと思い続けています。特に、顔とお腹が気になっているんです。貧血症なので、手術中の出血で気分が悪くなったりしないか心配です。
    (岐阜県・学生 )
    脂肪吸引にはドライ・メソッドと、ウェット・メソッドがあります。ドライ・メソッドは吸引する場所に何も入れずに行なう方法。ウェット・メソッドは、脂肪を膨らませて取りやすくする効果のある生理的食塩水や麻酔薬、そして血管収縮剤を入れながら行なう方法で、出血量をかなり抑えることができます。
    以前はドライ・メソッド方式が主流でしたが、現在はほとんどのクリニックがウェット・メソッドを採用しています。共立美容外科も、この方法で行なっています。
    また、非常に細いカニューレ(吸引棒)を使用していますので、大きな神経や血管を傷つけることもありませんし、術後は吸引部位を圧迫して止血をしますので、出血による弊害はまず起こらないといえます。

未成年者は親の承詰書をもらってから脂肪吸引を

  • 脂肪吸引にすごく興昧があります。でも、まだ高校生なので費用を借りたいと思って親に相談したら「そんな手術必要ない」と怒られてしまいました。でもバスケ部で毎日ハードに練習してるのに、太めなのがどうしても許せません。高校生の私は、親に承諾してもらえないと、脂肪吸引は受けられないのですか?
    (秋田県・学生 )
    思春期の体の悩みは深刻なものです。それは私にもよくわかります。でも、はっきり申し上げますと、あなたの年齢ではまだまだ成長期ですから、現時点での脂肪吸引は避けたほうが良いでしょう。手術は高校を卒業してから受けたほうがベストです。
    そして、未成年の患者さんは、保護者の承諾書の提示が必要です。共立美容外科にも、未成年の方がいらっしゃいますが、承諾書がない場合は治療や手術は行ないません。
    まだまだ成長期のあなたは、これから成人して素晴らしいプロポーションになるかもしれません。今はまだ、体の成長が落ち着くまで様子を見るのが一番です。

あなたも輪郭美人になれる

口腔外科の専門家だから安心

アゴやエラ、頬骨などに関わる、口まわりの輪郭の手術は、特殊な技術が必要な手術。

私たちのクリニックでは、この場合、常に口腔外科の専門スタッフが手術にあたっています。これは、餅は餅屋というように、各部位によって専門家にまかせた方が、より適切な手術ができると考えているからです。

特に顔面には、顔にある重要な神経 (例えば自の周りにある顔面神経など)入りこんでいるために、慎重な手術が必要です。ですから、どんな処置を行えば適切かを判断できる、経験豊かなスタッフが行ってこそ、満足のいく手術結果が得られるのです。

アゴがないと老けて見える

アゴが引っ込んでいる顔は、老けて見られますし、口元が盛り上がって目立ってしまいます。これは東洋系の顔の特徴でもあり、アゴを補う手術を希望される方は結構多いものです。

引っ込んだアゴの矯正には、局所麻酔で口腔内からプロテーゼ(補正物)をアゴに挿入するか、自分の顎の骨を出す方法(オトガイ形成術)をとっています。傷跡は口の中だけですので、顔の手術とはいえ、心配はいりません。術後は、ぐっと若々しく見えるようになりますし、横顔も美しく生まれ変わります。

また、この顔型は下ぶくれの輪郭になりがちでもあります。女性らしくふっくらというよりは、頬のふくらみが顔の下の方に集中して目立ってしまい、輪郭のバランスを崩してしまいます。口元や頬が目立つ方は、意外にもアゴを出すことでその悩みが解決することが多いのです。

このことからも、顔の輪郭とは全体のバランスなのだ、ということがわかっていただけると思います。

エラを削って女らしい表情に

男っぽく見えてしまう、ということで女性には不人気の《エラ張り顔》。ヘアスタイルやメイクの工夫である程度隠すことはできると思いますが、それにも限度があるでしょう。

少し痩せたりすると、余計に目立ってしまいます。頬がこけぎみになるせいで、その輪郭が際立ってしまうのです。

私たちが俗に『エラ』と呼んでいる部分は、要するに下顎角の骨が通常よりも発達しているということ。別に、特別な骨があるわけでもなく、削り取ってしまえば卵形に近付けることができます。現在のエラ削りは《共立式MWO法》という手術方法をとっています。

これは、口腔内から下アゴのエラ部分を削り取ってしまう方法。傷跡が残りませんので、きれいに仕上がります。ただし、削れる幅には限度があります。私たちが手術前に「ここまでなら削れます」と限度を示しますと、「もっともっと削ってほしい」とおっしゃる方が時折りいらっしゃいます。

しかし、顔にある色々な神経を傷つけないための配慮ですので、これだけはご了承いただきたいと思います。

他にもある口腔外科だから確実にできること

口腔外科だから安心してまかせられる輪郭修正には、他にも歯・アゴ・頬などの余分を削除する方法があります。ここでまとめてご説明しましょう。

①出すぎたアゴ、出すぎた歯を引っ込める

歯だけの矯正では直せない、歯やアゴの矯正は、《歯槽骨骨切り術》という、歯を支えている骨自体を切り、アゴごと引っ込める操作を行います。下アゴが出すぎている(下の歯が出ている)場合は、左右下の歯を各一本抜いて下アゴ全体を移動させ、奥に引っ込める手術をします。口腔内を切開して下アゴの一部を切り離して後ろに移動し、場合によっては下アゴの骨を適度に切除します。切開口を縫合したあとはしっかり圧迫固定しておきます。

上アゴの場合も同じで、上の歯を抜き、その分上アゴ全体を引っ込めます。アゴが上下とも前に出ていて口元が出っ張って見える場合は、両方を引っ込める手術を行います。これらの手術は、歯の噛み合わせにも影響しますので、口腔外科のプロにまかせてこそ安心できる手術です。

②頬骨を低くする

頬骨が高い顔には、前方に出ているタイプと横に張り出しているタイプとがあります。これも東洋人の顔の特徴ですが、顔の長さが短くて頬骨が高いと、全体のバランスが悪くなりがちです。この場合、頬骨を適宜切り取ることでバランスの良い輪郭になります。骨の切除は口腔内から行ないますので、傷跡は残りません。

口腔外科による手術Q&A

あなたの悩み、疑問、不安etcにお答えします

工ラ削り後もおしゃべり、食事はできます

  • エラ削りをした後でも、会話はできますか?また食事はできますか?
    (東京都・営業職 )
    話ができるか、についてはまず問題ないと思います。手術後3日間は普通通りにはアゴを動かせませんので、少し話しづらいかもしれませんが、普通に話はできます。食事も、手術後3日間くらいはアゴを使わなくても済む、柔らかいものを食べるようにすれば大丈夫です。傷口にしみることもまずないと思います。手術後の腫れは10日〜2週間くらいで引いてきますので、その後はお化粧ができますし仕事にも出掛けられます。

アゴにボリュームが欲しいのですが?

  • アゴがなくて、口元のしまりがないように見えるのを直したいと思っています。アゴに何かを入れて形良く整えるやり方があるそうですが、どんな方法でしょうか。
    (宮崎県・家事手伝い )
    私たちは、引っ込んだアゴの矯正には、プロテーゼという補正物を入れる手術か、オトガイ形成術といって、アゴの一部を切って前に出す手術を行なっています。プロテーゼは人体には無害で加工しやすいため、美容外科手術によく使われている素材です。異物がどうしてもイヤな人は、ご自分のアゴを操作して出すこともできます。どちらを選ぶかは、カウンセリングで話し合って、患者さんと一緒に決めています。アゴが通常より引っ込んでいると、口元が目立ったり、老けて見えてしまいます。アゴを少し出すことで、口元が引き締まり、若々しくなることでしょう。

目次

共立美容外科

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このページは2024年4月に最終確認をしています。
このページでは、フェイスクリニック、第2章|美しいフェイスラインに憧れるあなたに、についてご確認頂けます。共立美容外科・歯科の美容整形は、一人一人大切にコミュニケーションをとりながら、クオリティの高い、患者さまの立場に立った美容外科手術を行うことを信念としています。脂肪吸引や豊胸、脱毛、歯科など、日本で有数の総合的な美容整形クリニックです。美容外科とはドクターひとりで行うものではありません。私たちとあなたとが信頼関係を築き二人三脚で行うもの。充分にコミュニケーションをとり、美容整形を通してあなたの夢に近づけていきます。