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出版物紹介『次世代わきが多汗症治療』 共立美容外科 医師グループ著

『次世代わきが多汗症治療』
共立美容外科 医師グループ著

第5章 共立式ローラークランプ法の実際の方法

『次世代わきが多汗症治療』 共立美容外科 医師グループ著

手術の方法は、脇の下に1ヶ所穴を開け、ローラークランプを挿入する方法です。

脇の下の、腕のつけ根の一カ所にほんの小さな穴を開け、吸入棒(カニューレ)を挿入します。ローラークランプの片側には吸引棒が、もう一方にはローラーが取りつけてあります。
このローラーが吸引の際、皮膚の上から皮膚を軽く圧迫し、皮下の削除器の穴に皮下組織を圧着させ、それを吸引します。吸引棒は2,3ミリの細いものを使用します。
細い挿入棒であればあるほど、挿入口が小さくてすみ傷跡は目立ちません。

国際特許をもつ傷跡保護器具(KBシース)を使用することで傷跡を残しません。

まったく残らない傷跡の秘密は「KBシース」と呼ばれる傷跡保護器具の使用にあります。カニューレ挿入部分に、傷跡保護器具(KBシース)をかぶせます。これは吸引時の摩擦から皮膚を守るためのプロテクター、つまり「さや」のことです。

吸引の際、吸入棒は往復運動を繰り返します。ですから従来の方法では、その摩擦で挿入口がかなりのダメージをうけ傷跡が大きく目立ってしまいました。そこで共立式ローラーグランプ法では、このKBシースというテフロンの「さや」を使用しています。

KBシースを吸引口に装着し、吸引棒が直接、触れるのを防ぎます。その結果、傷は吸引棒を装着するのに必要な数ミリのみですみ、傷跡が目立つこともなくなりました。その効能は海外でも定評があり、日本はもちろん、アメリカ、ヨーロッパでも特許を取得しました。

「KB」とは「キョーリツバイオテクノロジー」のことで、この頭文字を取ってKBシースと命名されました。
つまりこの傷跡保護器具は、唯一、共立美容外科でのみ使用できるのです。

麻酔の専門医が行うので安心、体に負担の少ない特殊麻酔(バッファ麻酔)

共立式ローラークランプ法ではバッファ麻酔を用いています。これは手術を行う部分に直接注射する部分麻酔です。バッファ麻酔は体に負担が少ないです。わきが・多汗症レベルでは、危険を伴うガス麻酔、静脈麻酔など使用いたしません。

ローラークランプ法+体外超音波

ローラークランプ法に体外超音波を組み合わせることが可能となりました。体外超音波は、脂肪吸引で広く使用されており、多くの利点を持つことが明らかとなっております。

①吸引効果の大幅な上昇。
体外超音波は、組織間の結合を緩めます。そのため、アポクリン汗腺やエクリン汗腺をより高い割合で除去できるようになりました。
②出血が少ない。
③皮膚のダメージが少ない。
血管の破壊が少ないので、皮膚への酸素の供給が遮断されず皮膚の壊死や色素沈着が非常に少なくなりました。

医師の技術力が大事なポイント

共立式超音波+ローラークランプ法はリスクが低く、確実にわきがの治療が行なえる上に永久脱毛の効果がある画期的な最新の手術法だといえます。しかし深い分層植皮レベルまで達する手術ですので、熟練した技術を持って行わないと、皮膚に黒ずみなどが起こる危険性もあります。つまり医師の技術力も大事なポイントなのです。

共立美容外科の医師は全員、十分な研修を受けた上で手術を行っているので安心です。ここで気をつけたいのは、共立式超音波+ローラークランプ法は美容外科業界内でも非常に高い評価をつけていますので、似たような器具を用いて、研修なしで手術を行っているクリニックも数多いということです。未熟な技術や中途半端な器具での手術はトラブルのもとですのでくれぐれも注意してください。

そして最後に、手術の方法に迷っている皆さんにお伝えしたいことがあります。わきが、多汗症の手術に命の危険は伴いません。しかし手術は手術です。

最初に一番ベストの手術を一回で済ませる事が最も重要なこと

最初に一番ベストの手術を一回で済ませる事が最も重要なことで、この方法がだめだったらこの方法というのは全くナンセンスな事なのです。

他のクリニックのホームベージなどで、効果が思わしくなかった場合に「再手術」を行うことも簡単であるかのような誤解を生む記述が多々見られますが、それは間違いです。

一度手術を行った皮膚は硬くなり、また皮膚組織がくっついてしまいますので、汗腺類を掻き出すために必要なカニューレのすべりが悪くなり、それは非常に難しい手術になります。

ですから最初の手術で確実に根こそぎ汗腺類を取りきってしまうことが、なによりも大切だといえます。最初の手術で完璧な効果を出すこと、それが非常に重要なのです。クリニック選びがいかに大切なのかがわかっていただけたでしょうか?

目次

共立美容外科

共立式ローラークランプ法の実際の方法|口コミで評判の【共立美容外科】のページをご覧の皆様へ

このページは2024年3月に最終確認をしています。
このページでは、共立式ローラークランプ法の実際の方法|口コミで評判の【共立美容外科】についてご確認頂けます。共立美容外科の美容整形は、一人一人大切にコミュニケーションをとりながら、医師や看護師が一人一人思いやりを持って、患者さまの立場に立った美容外科手術を行うことを信念としています。共立美容外科ではわきが治療・多汗症治療を「特許取得の超音波+ローラークランプ法」や「超音波+ミラドライ」、そして「ボトックス注射」などでおこないます。共立美容外科、開院当初から日々わきが多汗症治療に対し真摯に向き合っている1989年に開院し、約30年に渡り美容医療を提供させていただいてきた、全国に26院ある、美容整形クリニックです。わきが・多汗症治療はドクターひとりで行うものではありません。私たちとあなたとが信頼関係を築き二人三脚で行うもの。充分にコミュニケーションをとり、美容外科治療を行います。