亀井 眞
Kamei Makoto
宇都宮院院長
共立美容外科の亀井です。
こんにちは。共立美容外科の亀井 眞です。亀井 眞と書いて「かめい まこと」と読みます。
私は栃木県の宇都宮駅すぐにある、宇都宮院の院長を務めています。宇都宮院は二重や入れ墨除去はじめ、コンデンスリッチ豊胸やシワ、シミ、ニキビ治療を行っています。もちろん、わきが治療や脂肪吸引も行っていますよ。
私の事をインタビュー形式でご紹介しようと思います。
子供の頃から美容外科医になりたかったですか?
もちろん僕が子供の頃には美容外科という診療科目がある事は全く知りませんでした。という訳で「子供の頃から美容外科医になりたかった」という事はありません。
岩手県奥州市(旧、水沢市)の生まれで両親、兄弟、親戚など全て医師の「医師家系」に生まれたので、子供の頃から「医者にはなるんだろうな」とは漠然と思っていたかもしれません。
実家は外科の開業医でした。しかし、絶対に父親の跡を継がなくてはならない、という雰囲気は無かったです。
山形大学医学部を卒業後、形成外科を選択しましたが僕は五人兄弟で皆が医師になっていたので「誰かが継ぐんだろうな」くらいにしか考えていませんでした。結局は誰も実家を継がず、閉院してしまいましたので、父親には申し訳ないことをしたと思っています。
美容外科を目指すきっかけは?
東大病院形成外科に在籍した時代に美容外科医の先輩がいて、その先輩から「一緒に働かないか?」と誘われたのが直接のきっかけです。その先輩の働いていた病院で週一でアルバイトして美容外科を教えてもらっていました。
大学病院を辞めてまで美容外科に進もうとは思っていなかったのですが、当時勤務していた病院の上司と診療方針の違いで対立してしまい、その勢いで美容外科に進んでしまいました。
当時は(今でもその雰囲気は残っていますが)美容外科という分野は今ほど認知されていませんでしたので、アウトローになってしまった、という気分が強かったですね。
今思えば「若気の至り」で美容外科医になってしまった、というのが本音です。
美容外科の前は何科にいましたか?
山形大学医学部を卒業後は東大病院形成外科に入局(一般的には就職ですね)しました。
大学の講義で「乳がん手術後に自分の筋肉や脂肪を利用して乳房を再建する」形成外科という分野がある事を知りました。
僕が12歳の時に母親が乳がん手術を受け、乳首も無くなり肋骨が浮き出ている胸を見ていたので、それを治すことが出来る形成外科に興味を持ち入局しました。
当時は形成外科がある大学病院は少なく、6年生の夏休みに3つの大学病院の形成外科に見学に行き、最終的に東大病院形成外科を選択しました。
入局後は形成外科、麻酔科、整形外科などを研修しました。東大病院だけでなく静岡(静岡県立こども病院、静岡県立総合病院)や千葉(亀田総合病院)でも研修出来た事はとても勉強になったと思っています。
偶然ですが、栃木県にある自治医科大学形成外科と獨協医科大学形成外科の両教授は東大病院形成外科の先輩で、何かの時は心強い限りです。
休日は何をしていますか?
休日と言っても美容外科はサービス業なので土日祝日は殆どが仕事です。先日の10連休GWは14日連続勤務でした。学会やセミナーなどもあり、全くの休みは月に2~3日しかありません。
学会が地方である時は出来るだけ1日休みを取って名所旧跡などを巡り見聞を広めるようにしています。お陰で日本全国で訪れた事が無いのは高知県だけになりました。そのうち、行ってみたいですね。
たまの休みは自宅にじっとしている事はなく美術館や映画館に行く事が多いですし、最近はスーパー銭湯にもよく出かけて「サウナ道」にはまっています。天候が良い時は早起きして日帰り登山などにも行きます。
茶道の裏千家も嗜んでいたのですが、正坐が辛くてここ数年はお休みしています。
美容外科選びのポイントを教えてください。
1)紹介
一番は他の医師や実際に治療を受けた患者様からの紹介だと思います。美容医療関係者でも無い限りは「医師の経歴」や「資格」からは良い美容外科かどうかは分からないことが多いと思います。でもこれは相当ハードルが高いです。
2)実際にカウンセリングを受けてみる
最低でも3つの美容外科クリニックで実際にカウンセリングを受けてから決めるのがお勧めです。医師の説明が短時間、受付やカウンセラーが治療内容を説明する、症例写真が無い、などは避けたいクリニックですね。
3)ホームページを見て比較してみる
ホームページにもクリニックの特徴やポリシーが現れます。数カ所のクリニックを見て比較してみて下さい。
4)口コミサイトやSNSでの評判
これが一番患者様が利用していて、一般的かもしれません。しかし、口コミやSNSで評価を上げる業者も存在していますし「サクラ」の書き込みも多いようです。あくまでも参考にする程度をお勧めします。
宇都宮院がある宇都宮駅周辺はどんなところですか?
宇都宮で開業して2019年で23年目になります。しかし、県内どころかクリニックのある宇都宮駅周辺もそれほど詳しくは知らないのが現実です。
宇都宮駅周辺ですが、何と言っても餃子のお店の数が多いことです。宇都宮は餃子の町として有名なのですが、駅周辺にお店が密集しています。ここが一番美味しい、というお店はありませんが何処で食べてもハズレはないと思います。
また、宇都宮は自転車やカクテル、ジャズなどでも町おこしをしています。世界的なロードレースも開催されますし、カクテルの世界コンテストで優勝したバーテンダーがいるバーも有名です。
地方都市にしては若者も多く、最近は再開発で新しいビルが多く建っていますので、まだまだ発展している街が宇都宮です。
美容外科医として日頃気をつけていることは何ですか?
1)清潔、身だしなみ
クリニック内はもちろんですが、自分自身の清潔感は重要です。患者様に与える印象も清潔感なくしては良くなりません。自分自身でも美容治療を色々受けて若々しくいるように努力しています。
2)健康
僕の健康無くしては患者様の治療も十分に行えません。深酒や不摂生は厳禁です。人間ドックも欠かしません。
3)自己研鑽
各種学会やセミナーには可能な限り参加して、新しい知識の吸収に努めています。春の形成外科総会、秋の美容外科学会への参加はここ20年以上欠かした事はありません。
4)医学的根拠に基づいた誠実な治療
美容外科に限りませんが、医学的根拠があって効果が確実な治療を誠実に行なっています。使用する薬剤や医療機器は可能な限り厚生労働省の認可が下りたものを導入しています。
得意な施術や手術は何ですか?
二重埋没法や目頭切開、まぶたタルミ取り、まぶた凹み取りなどの目の手術が得意です。
ヒアルロン酸やボトックス注射などの美容整形も得意ですね。
また、全身の脂肪吸引や吸引した自家脂肪を注入するCRF豊胸も自信があります。
口腔外科専門医による輪郭形成や骨切り術、形成外科専門医による眼瞼下垂、タレ目形成なども宇都宮院の得意分野です。
また、乳腺外科専門医による超音波エコーでの乳がん検診を行なっているのも特徴だと思います。
レーザー機器に関しては栃木県内随一を自負しており「シミ取り」「ホクロ取り」「入れ墨消し」「赤ら顔治療」「医療レーザー脱毛」「ニキビ跡治療」「切らないタルミ治療」「切らない小顔治療」「毛穴治療」なども受けることが可能な総合美容クリニックです。
2017年からは自治医科大学形成外科で学生講義(クルズス)も担当して、僅かですが教育にも寄与しています。
共立美容外科を一言で言うと?
各院に院長が常勤して、患者様の治療を親身になって行なっています。
アルバイト医師ばかりで「いつも担当医師が違う」という状況は共立美容外科ではありません。
担当医師がカンセリングから治療、アフターケアまで責任を持って治療にあたります。無資格のカウンセラーや事務員が治療を仕切ることはありません。
骨切りなどの輪郭形成は口腔外科専門医、眼瞼下垂は形成外科専門医、全身麻酔は麻酔専門医、乳がん検診は乳腺外科専門医、というように一人の医師が全てを行うわけではなくチーム医療を行なっています。
平成元年に開業の息の長い美容クリニックです。