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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

わきが手術が上手い先生の特徴を医師が解説

公開日:2022年03月30日(水)

わきが・多汗症
女性がわきに手を置いているところ
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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

ワキガの手術には様々なタイプがありますが、特にメスを使用するような「切るワキガ手術」では、医師の技量によって治療効果や術後の傷跡などに大きな差が生まれることがあります。

場合によっては、「手術をしたのに臭いが残ってしまった」、「思っていたよりも手術の傷跡が大きい」などのトラブルの原因となります。

そこで今回は、ワキガの手術が上手い医師の特徴や、上手いワキガ手術を行うために必要なことなどを紹介します。

 

ワキガ手術の方法

ワキガ手術の方法を案内している看護師

ワキガとは、アポクリン腺と呼ばれる、汗を分泌する組織(汗腺)から分泌される汗が皮膚の常在菌と反応することで特殊なタンパク質が作られ、そのタンパク質がワキガ特有の臭いを発生させているという状態です。

ワキガ臭の根本的な原因はアポクリン腺にあり、アポクリン腺を除去してあげることでワキガの臭いを改善することが可能です。

場合によっては、アポクリン腺を除去せずとも、汗の分泌を止めてあげるだけでも、ワキガの臭いを改善することができますが、治療効果が不十分である場合が多く、臭いが残ってしまったり、再発したりといったトラブルの原因となります。

一度手術で除去した汗腺は再生することはありませんので、根本的にワキガを治療したいという方は、アポクリン腺を取り除くというアプローチを選択していくことが重要になります。

まとめると、根本的にワキガの臭いを改善するためには、アポクリン腺を取り除く手術が必要になるということになります。

 

保険適用可能なワキガ手術

手術を受けるた前の女性の脇

ワキガ手術には、汗の分泌を止める手術とアポクリン腺を取り除く手術があることを紹介しました。

根本的な治療を行うためにはアポクリン腺を取り除いてあげることが重要になります。

ただ単純にアポクリン腺を取り除くといっても、その方法には様々なものがあります。

 

  • メスを使って切開し、脇の下から直接アポクリン腺を取り除く手術
  • レーザーなどを使って外部からアポクリン腺にダメージを与える手術
  • 細い針のようなものを使い外部からアポクリン線を吸引する手術

 

などなど

 

 

アポクリン腺を取り除くための手術にはいくつかのバリエーションが存在します。

その中でも、「メスを使って切開し、脇の下から直接アポクリン腺を取り除く手術」には、保険適用が可能という大きなメリットがあります。

この方法は、一般的な病気や怪我などと同様に、保険適用内で治療を行うことが可能であるため、一部負担金(基本は3割負担)のみで治療や手術を受けることができます。

具体的には「切除法や剪除法」といった方法が保険適用となっていますので、保険適用内での治療をご希望の方は、これらの方法を選択していくことになります。

しかし、保険適用が可能な「切除法や剪除法」には大きなデメリットが存在します。

 

 

デメリット①手術時間とダウンタイム

保険適用が可能なワキガ手術の大きなデメリットとして、体への負担が大きいということが挙げられます。

メスを使って脇の下を切開するという、イメージ通りの「手術」を行いますので、それなりの規模の手術が必要になり、手術時間も長く、術後のダウンタイムも必要になります。

術後には、患部を包帯などで強く圧迫し、肩から脇にかけてぎゅっと固定するような「圧迫固定」と呼ばれる処置が行われます。

ダウンタイム中は圧迫固定が必要になり、その間腕の上げ下げが難しくなります。

ダウンタイム後も、手術部位には違和感を感じることもあり、少し引っ張られるような感覚が残るという可能性もあります。

 

デメリット②手術痕(手術の傷跡)

二つ目のデメリットとして、「手術の傷跡が一生残る」ということが挙げられます。

出来る限り傷跡が残らない(見えにくくなる)ように、切開範囲を小さくしたり、脇のしわに隠れるように切開するなど、傷跡を隠しやすくする工夫は行います。

しかし、メスを使用して体に傷をつける以上、どのような名医であっても、全く傷跡を残さないということは不可能です。

傷跡は時間とともに薄くなっていきますが、本人の心の傷やトラウマなどに結びついてしまうこともあり、人間関係などに影響を及ぼす可能性もあります。

手術を選択する際には、短期的な効果や費用だけではなく、長期的な傷跡なども考慮して、自分にとって最適な治療方法を検討する必要があります。

 

デメリット③医師の技術が大きく影響する

剪除法などの保険適用が可能なワキガ手術に関して、もう一つデメリットを挙げるとすると、「医師の技術が効果や傷跡に大きく影響する」といったことも考えておく必要があります。

直接目で見てアポクリン腺を取り除いていくという手術方法を行うため、ワキガ手術の経験が少ない医師が執刀を行うことで、「アポクリン腺の取り残し」などが発生してしまう可能性もあります。

傷跡の大きさなども医師の技術や「腕」に左右される部分が大きいため、十分な経験や技術を持つ医師に手術を依頼するということも非常に重要となります。

一般的に、自由診療で行うワキガの手術では、特殊な機械やレーザー、薬剤などを用いて施術を行うため、医師の技術の影響を受けにくい(経験の浅い医師でも一定レベルの治療効果が期待できる)というメリットがありますが、剪除法などの手術療法では、医師の技術や経験が大きく影響するため、「手術を受けたのに期待する効果が得られなかった」といったような、治療満足度の低下につながってしまう可能性もあります。

 

ワキガ治療の名医とは?

満足してもらえるワキガの手術を行うためには、ワキガのニオイをしっかりと消す(取り残しなくアポクリン腺を除去する)ことはもちろん、傷跡をできる限り小さくし、手術時間を短くして体への負担を軽減するなどの技術が必要になります。

ワキガの手術は、数ある外科手術の中では非常にシンプルな手術ではあるのですが、その特性上「審美性(見た目)」にこだわれるかどうかというのが、ワキガ手術の名医の条件となります。

ワキガの手術では、問題となる組織を取り除くことができれば手術成功というわけではなく、取り残しなくしっかりとアポクリン腺を除去するのはもちろん、いかに傷跡を小さくするか、いかに傷跡を目立たなくするかというのが非常に重要な技術となります。

そのためには、十分な知識や技術はもちろんのこと、数多くの症例を経験しているという、たしかな実績が大変重要になります。

共立美容外科では、一定以上の基準に達した医師のみが手術を行っておりますので、どの院で治療を受けて頂いても、ご満足いただけるレベルの手術(治療)が可能となっております。

美容整形外科としてのプライドとして、「傷跡を小さくする」ということに力を入れておりますので、審美性を重視したワキガ手術を希望しているという方は、ぜひ当院での手術をご検討いただければと思います。

 

自由診療のワキガ手術は医師のスキルが影響しにくい?

剪除法などの保険適用が可能なワキガ手術と比べて、ボトックス治療などのワキガ治療は医師のスキルが影響しにくいというメリットがあります。

例えば、ボトックス治療の場合、ボトックスとよばれる薬剤を脇に注射するだけで一定の効果が期待できますので、医師による効果や見た目のばらつきというのは非常に少ないです。

しかし、自由診療の中でも、医師の技術が影響する治療もいくつかあり、「吸引法」や「ローラークランプ法」などは、十分な経験を持つ医師が行うことで、より効果的な施術が提供できる可能性があります。

これらの治療は、特殊な医療機器を使って、外部からアポクリン腺を吸引するという治療方法になるため、施術経験が多い医師はやはり「上手い」です。

技術的なことになりますので、どのようにうまいのかということを表現するのは難しいのですが、技術を提供する医療サービスである以上、上手い人とそうでない人の差が生じるのは仕方がありません。

そのため、共立美容外科では、院内で認定制度のようなものを設けており、一定基準以上の医師のみがローラークランプ法を施術できるシステムを作っております。

共立グループであれば、どこの院で治療を受けていただいても、ご満足いただけるサービスを提供しております。

 

ワキガ手術が上手い医師を探すには?

ワキガ手術が上手い医師を探す方法を案内している看護師

ワキガ手術や治療のポイントとしては、ワキガの臭いを消すだけではなく、手術による傷跡を極力目立たなくするということが重要になります。

美容外科以外でもワキガの治療が行えるという病院やクリニックはたくさんあります。

しかし手術部位や手術の傷跡、カウンセリングやアフターフォローなどの考え方が根本的に異なる部分があり、審美性を重視した治療を希望されているという方は、まずは美容外科での治療を検討していくことをおすすめします。

共立美容外科では、カウンセリングにも非常に力を入れており、お一人おひとりのお悩みやご希望を解決できるように、最適な治療プランをご提案させて頂いております。

ワキガや脇の臭いにお悩みという方は、まずはお気軽に当院までご相談ください。

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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