しわの種類と治療方法

「しわ」と一口に言っても、しわにはさまざまな種類や原因、治療方法があります。

たるみじわ

たるみじわは、たるみによってできるしわをいいます。加齢によってコラーゲンやエラスチンが減ってしまうことが原因です。皮膚を支えている組織が減って、皮膚が重力に勝てなくなって垂れ下がってしまいます。
たるみじわかどうかの判断は、上を向いたらしわがなくなれば、それはたるみじわです。

たるみじわの治療方法

たるみじわには、以下のような治療が効果的です。
 
糸リフト：糸を挿入して、垂れ下がった脂肪を上や横に引き上げ、たるみじわを目立たなくする
ヒアルロン酸注入：ヒアルロン酸を注入してしわを盛り上げて目立たなくする
ハイフ：高密度焦点式超音波を利用した美容マシンで、筋肉の層にアプローチしてたるみじわを引き上げる
フェイスリフト手術：手術で余分な皮膚を切除して皮膚を持ち上げ、たるみじわを改善する

表情じわ

表情じわは、表情を動かしたときに、筋肉の動きと連動してできるしわをいいます。顔には数種類の表情筋があり、表情筋が動くことで表情筋の上にある皮膚が波を打っている状態になり、それがしわになることが原因です。
若いときは表情を動かしたときにだけしわができますが、加齢とともに元に戻る力がなくなり、消えないしわになります。

表情じわは、「動的なしわ」か「静的なしわ」かで治療方法が異なります。

動的なしわの治療方法

動的なしわとは、表情筋を動かしたときにできるしわのことです。笑ったり口を大きく開けたりしたときにできる口の周りのしわや、眉毛を上げたときにできるおでこのしわ、顔をしかめたときにできる眉間のしわなどが、動的なしわです。

動的なしわの治療方法は、ボトックス注射が効果的です。ボトックスには、筋肉の動きを抑制する働きがあるため、筋肉の動きを止めて皮膚が寄らなくなることで表情じわを改善できます。

静的なしわの治療方法

静的なしわとは、表情筋の動きとは関係なく、皮膚に刻まれてしまったしわのことです。顔を動かさなくてもあるしわのため、気にする方が多いしわです。

静的なしわには、以下のような治療方法が効果的です。
ヒアルロン酸注入：ヒアルロン酸を注入してしわを盛り上げて目立たなくする
PRP皮膚科再生療法：自分の血液から血小板を採取し、しわが気になる部分に注入することで、細胞を活性化させコラーゲンの生成を促し、しわを目立たなくする
マイクロCRF(脂肪注入）：自分の体の脂肪を採取し、しわが気になる部分に注入して盛り上げて目立たなくする

ちりめんじわ

ちりめんじわは、肌の表面にちりめんのようにできる浅く細かいしわをいいます。乾燥で皮膚のキメが荒くなってしまったり、紫外線のダメージを受けたりすることが原因です。そのため、肌を乾燥させないこと、紫外線対策をすることが大切です。

ちりめんじわには、以下のような治療方法が効果的です。
マッサージピール：ピーリング剤を皮膚表面にマッサージしながら塗り込むピーリングで、肌質を改善する
ハイドラフェイシャル：水流を利用した美容マシンでピーリングを行い、キメが整い小じわに効果がある

理由①日本美容外科学会認定医が多数在籍

共立美容外科には、日本美容外科学会認定医が多く在籍しています。また、共立美容外科では、美容外科だけではなく、大学病院や総合病院などで経験を積んだベテランの医師を採用し、高い技術力と豊富な知識をもった医師が治療を行っています。

加えて、共立美容外科全体で会議を定期的に開催し、技術力と知識を高めることに努めています。医療会社から最新の美容医療を紹介してもらったり、海外の研修や世界規模のエイジングケア学会に出席し、そこで得た知識と最新の医療の情報を共有したりしています。

理由②医師によるカウンセリング

しわ・たるみ治療などのエイジングケアは、性別によっても年齢によっても、気になっている部分は一人一人異なります。エイジングケア治療にはさまざまな種類があり、手軽に治療が受けられてダウンタイムもほとんどないものから、ダウンタイムが強いものまで幅広いです。そのため、一人一人に適した治療方法は異なりますし、どのような治療を望んでいるのか、理想の仕上がりも一人ひとり異なります。患者様の希望を聞き取り、ぴったりの治療方法を判断して提案することは、医師にしかできません。
共立美容外科では、美容外科・美容皮膚科の専門医が、丁寧に時間をかけてカウンセリングを行い、最適なエイジングケア治療の提案をしています。
 

 

理由③特許技術やオリジナル医療器具の開発

より美しく、より安全で、より負担の少ない施術を行うために、共立美容外科では勉強会やトレーニングなどの自己研鑽を欠かさないだけではなく、特許技術やオリジナルの医療器具を開発しています。

たとえば、脂肪吸引で傷口を拡げず吸引できる傷跡保護器具「KBシース」や、傷跡がほとんど目立たないようにわきがや多汗症の治療を効果的に行える「ローラークランプ法」などは、日本と海外で特許を取得しています。
また、ヒアルロン酸などの注入時に痛みをより抑える極細の針や先が丸い針、しなやかで違和感が出にくい極細の糸など、メーカーと共同で研究開発しているため、ほかの美容外科よりも高品質な施術が可能です。

糸リフト

糸リフトは、共立美容外科のエイジングケア治療の中でいちばん人気があります。メスを使用しないため傷跡やダウンタイムの心配が少ないのに、効果が高いことが人気の理由です。

糸リフトとは、美容の糸を顔に挿入することで、たるみやしわ、肌のハリを改善したりフェイスラインを形成したりできる美容整形です。糸リフトは「スレッドリフト」ともいわれます。

美容の糸は医療用の素材でできていて、吸収性の「溶ける糸」と、非吸収性の「溶けない糸」がありますが、最近は溶ける糸が主流です。
糸を挿入してたるみを引き上げることでしわを目立たなくする効果と、糸を挿入後から溶けてからも数か月間はコラーゲンが生成されるため、肌のハリも生まれる効果があります。コラーゲンが生成されるのは、糸を体が異物だと認識するためです。

効果は、挿入する糸の種類や体質による個人差もありますが、12か月から24か月程度のため、効果を持続させるためには、定期的に施術を受ける必要があります。

 
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ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は、注射をするだけの施術で手軽にでき、効果もすぐに実感できるため人気が高いです。
ヒアルロン酸注入は、顔のしわが気になる部分にヒアルロン酸を注入して、しわを盛り上げて治療します。
ヒアルロン酸はもともと体内にある成分ですが、加齢とともに減少してしまいます。ヒアルロン酸が減少すると、水分を保つ力や柔軟性、弾力性がなくなるため、しわができてしまいます。

共立美容外科では、「ジュビダームビスタ®ボリューマXC」、「ジュビダームビスタ®ボリフトXC」など、アラガン・ジャパン社のヒアルロン酸を取り揃えていて、しわの悩みや状態に合わせて注入します。
効果は、注入するヒアルロン酸にもより、個人差もありますが、12か月から18か月程度です。そのため、定期的に施術を受ける方が多いです。
 
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スーパー『ハイフ』プロ

「ハイフ」とは、高密度の超音波を照射して組織を収縮させることで、しわやたるみに効果がある美容マシンです。

共立美容外科の「Super “HIFU” Pro（スーパー『ハイフ』プロ）は、共立美容外科オリジナルのしわ、たるみ、小顔治療の美容マシンです。高周波と高密度焦点式超音波の2つで、お肌をリフトアップさせられます。メスを使用しない手軽な美容医療で、効果が高いため人気があります。

スーパー『ハイフ』プロは、3つの超音波を使いわけ、1.5㎜、3㎜、4.5㎜の3つの層にアプローチが可能です。さらにパワーも0.05単位で調整できるため、顔のあらゆる部位に使用でき、一人一人に合わせたオーダーメイドの治療ができます。

 
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ボトックス注入

ボトックスも、ヒアルロン酸注入と同様に注射をするだけの手軽な施術で効果も高いことから人気です。
ボトックスとは、ボツリヌス菌が産生するボツリヌス毒素を有効成分とした製剤です。ボツリヌス毒素には、神経伝達物質の伝達を弱める働きがあり、筋肉を一時的に動かなくしてしわを治療します。

ボトックスは、表情を動かすことによってできる「表情じわ」に効果があります。若いうちは表情が動いたときにだけしわができますが、加齢によって元に戻らなくなってしまいます。表情じわは筋肉を動かさなければできないため、ボトックスによって一時的に筋肉を動かなくすることで、しわが改善します。

効果は、半年程度のため、4か月から6か月ごとに定期的に施術を受ける方が多いです。
 
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