英語 中国簡体 中国繁体 韓国語

エイジングケア糸リフト(スレッドリフト)

切らない美容術 切らない糸リフト

糸リフト

(スレッドリフト)

最終更新日:  2024年12月09日

糸リフト(スレッドリフト)とは

糸リフトの診察を行う磯野医師

糸リフトとは、糸を挿入することで、たるみ、しわ、肌のハリを改善したりフェイスラインを形成したりするために使用する美容の糸の総称になります。

また、美容の糸を使用して行う施術自体の総称を指す場合もあります。

糸リフトは海外では主にリフトアップの施術で使用する為に「スレッドリフト( Thread Lift )」とも呼ばれています。

「溶ける糸」と「溶けない糸」

美容の糸の素材は医療用の素材でできており、吸収性の「溶ける糸」と非吸収性の「溶けない糸」の2つに分けられます。

2020年現在、溶ける糸が主流になっています。

たるみやシワの大きな原因は落ちてきた脂肪

たるみやシワの大きな原因は落ちてきた脂肪

たるみやシワが起こる原因はいろいろありますが、その1つの大きな原因として、脂肪が重力に負けて下に落ちてしまうことが上げられます。

溶ける糸で、エイジングケアをする方法は、糸を組織のどこかに止めてたるみを引き上げるということではなく、年齢を重ねて下に落ちてくる脂肪を若い時にあった位置に移動して、たるみやシワの原因を根本的に解決する治療方法です。

糸を組織のどこかに止めてたるみを引き上げる方法の場合、糸の力に作用反作用の力が加わり、効果の戻りも早いため、現在、当院では糸の治療ではほとんど、「溶ける糸」を使用して行っています。

法令線の悩みはヒアルロン酸だけでは解決できない?

カウンセリングを行う遠山医師

当院の患者様で法令線の悩みでいらっしゃっている方の場合、法令線にヒアルロン酸を注入して、気になる個所を盛り上げるだけでは、患者様のお悩みの根本解決にはなりません。

そもそも法令線が気になるのは、メーラーファット(Malar Fat Pad)と呼ばれる脂肪塊が下に下がってしまっているためです。

そのため、それを解決する為に糸リフトを挿入し、下がった脂肪を上に移動させるご提案をすることが当院では多いです。

たるみの原因と治療方法について解説

たるみの原因と美容外科で行う治療方法について日本美容外科学会専門医の磯野分院院長が分かりやすく動画で解説しています。

豚肉を使って解説

糸リフトを挿入すると、体内ではどのようになっているか、豚バラ肉を人間の皮下組織に例えて、磯野副総括院長が動画でご紹介しています。

美容クリニックの初心者の方に多いお悩み

糸リフトが効果的なお顔の悩み

日本人は法令線を非常に気にする民族です。

初めてエイジングケアを気にされてクリニックに訪問される方のほとんどは、法令線を気にされていらっしゃいます。

その患者様に法令線が気になるので、じゃあ、ヒアルロン酸を注入しておしまい。
となると、それで終わってしまいます。
根本的な法令線治療の解決にはなりません。

法令線が気になる場合、ヒアルロン酸を注入して盛り上げて終わるのではなく、法令線の上の皮膚が下垂しているのでそこを持ち上げる。
根本的な解決として、糸で脂肪を上に持ち上げて、法令線の悩みを解決しましょう。

糸リフトは、法令線の他に、ミッドチークライン(ゴルゴライン)やフェイスラインのたるみ、マリオネットライン(口回りのたるみ)にも効果的です。

糸リフトの挿入本数と手順について~症例を使用して~

糸リフトを挿入するライン

糸リフトは本数が多ければ多いほど、たるみやシワを解消したり、予防する事が可能になります。

目安として当院の場合は、はおおよそ片側4本~5本挿入します。
たるみが大きい場合はそれ以上の本数を挿入する場合があります。

挿入する大まかな手順の一例をご説明します。

1.まずフェイスラインを作るために、顎下に1本挿入します。
とくに、40、50代の方はフェイスラインがあいまいになるので、フェイスラインをしっかりだすためにも、顎下に1本挿入することが欠かせません。
顎下の脂肪が多い所をめがけて挿入しています。

2.口の横にある脂肪を横に移動させるために1本挿入します。
これでマリオネットラインを解消に導きます。
口回りのたるみが強いと、疲れて見えたり、寂し気な印象や怒っている印象になってしまいます。

3.口の横にある脂肪を縦に移動させるために1本挿入します。

4.口の横にある脂肪の量が多く、ブルドックのようになっている場合は、もう1本縦移動のために挿入します。

5.法令線の脂肪を斜め上方に移動させ、ミッドチークを高くさせるために1本挿入します。そしてミッドチークライン(ゴルゴライン)を目立たなくさせます。

挿入する本数は、患者様のお顔の状態に合わせて変更します。

脂肪は、この画像の右側の矢印のように移動します。

片側のみ糸を挿入した時点の手術中の症例

片側のみ糸を挿入した時点の手術中の症例

この画像は片側のみ糸を挿入した時点の手術中の症例になります。

挿入する個所はこのようにこめかみ付近に3か所になります。

糸を挿入した方のみフェイスラインが上がり、法令線も解消されている事がわかります。

正面

片側のみ糸を挿入した時点の手術中の症例 正面

正面から見ても、法令線がなくなり、フェイスラインが上がっている事がわかります。

ミッドチークラインを上げるので、目元も上がっています。

片側のみ糸を挿入した時点の手術中の症例 正面 コントラスト強め

画像のコントラストを強くすると、より法令線がなくなりたるみが持ち上がっている事がわかります。

余った糸の部分はカット

余った糸の部分はカット

糸の長さは長く作られているため、余った部分はハサミでカットされます。

メッシュ状の糸の場合は、カットするとメッシュがほどけるので、余った部分は折り返し皮下に挿入します。

糸リフトの経過の症例写真

30代女性 たるみ、小顔、予防

■1週間後

30代女性糸リフトの症例写真ケース1 施術前と1週間後

左が手術前で、右側が手術後1週間の写真です。

法令線を消されたいとのことで、左右5本ずつ糸リフトを挿入しました。

口元の左横に内出血が少し残っています。
ファンデーションで隠せるレベルなので、気にはなりません。

■1週間後の分析

30代女性糸リフトの症例写真ケース1 施術前と1週間後 分析

悩みだった法令線が目立たなくなりました。

目元もあがり、眉毛もあがりました。
目が大きく開きやすくなりました。

また頬も上がったので若々しい印象になります。

■2週間後

30代女性糸リフトの症例写真ケース1 施術前と2週間後

右側が手術後、2週間の画像になります。
内出血も消えています。

フェイスラインがあがるので、一回り小顔の印象になります。

30代の方ですので、治療だけでなく「予防」の効果も期待できます。

■「ひきつれ」もありません。

手術後、約2週間後の表情の動画です。

挿入した糸が組織を引っ張り、表情を邪魔するような「ひきつれ」はありません。

糸を余裕を持たせて挿入しているため、自然な仕上がりになっています。

■3週間後

30代女性糸リフトの症例写真ケース1 施術前と3週間後

右側が手術後、約3週間後の画像です。

コラーゲンの増加により、このころから肌のハリを感じられるようになります。

50代男性 たるみ、目元、シワ

■手術直後

50代男性の糸リフトの症例写真 施術前と施術直後

左が手術前で、右側が手術直後の写真です。
この方の場合、腫れも内出血もほとんどありません。

口の横にある深いマリオネットラインと法令線がお悩みでした。
左右5本ずつ糸リフトを挿入しました。

フェイスラインが上がり、目元も上がりました。

目が開きやすくなるため、目に力を入れて大きく開くことがなくなるので、おでこのシワも薄くなります。

口元の両サイドも上がるので、ニコッとした顔の印象になります。

■手術中(片側のみ糸を挿入)

50代男性の糸リフトの症例写真 手術中 片側のみ挿入

手術中の写真です。
向かって左側のみ糸リフトを挿入した状態です。

向かって左側だけ、法令線とマリオネットラインが無くなり、目元とフェイスラインも上がっている事が分かります。

糸リフトは物理的にたるみを上に上げるので、手術直後から効果があることが特徴です。

男性の場合は皮膚が厚いため、たるみが上がりづらいですが、糸リフトでここまで効果を出すことが可能です。

女性の場合はさらに効果が期待できます。

■「ひきつれ」もありません。

手術後翌日の表情の動画です。

このように「ひきつれ」はありません。

皮下組織に挿入した糸が表情を邪魔せず自然な仕上がりになっています。

20代女性 小顔、たるみ予防

■手術直後

20代女性の糸リフト症例写真ケース1 施術前と施術直後

左が手術前で、右側が手術直後の写真です。
手術直後でも腫れも内出血もほとんどありません。

20代の方なので将来のためのシワ、たるみ予防とフェイスラインを小顔にするために糸リフトを挿入しました。

片側5本ずつ挿入しました。

■手術直後のフェイスライン

20代女性の糸リフト症例写真ケース1 施術前と施術直後 フェイスラインにフォーカス

フェイスラインが一回り小さくなりました。

顎先から耳の付け根の方にかけて、Vラインに近づき、シャープな印象の顔になりました。

20代女性 小顔、予防

■手術直後

20代女性の糸リフト症例写真ケース2 施術前と施術直後

左が手術前で、右側が手術直後の写真です。

手術直後のため、麻酔液の影響で若干顔がむくんでいます。
ですが、腫れや内出血もほとんどありません。

フェイスラインをシャープにしたいとのご希望だったので、フェイスラインを中心に片側4本ずつ挿入しました。

また、20代の方ですので、将来のたるみ予防にも効果が期待できます。

■手術中(片側のみ糸を挿入)

20代女性の糸リフト症例写真ケース2 手術中 片側のみ挿入

若い方で、皮膚の脂肪も薄くそれほど垂れていない方だっため、目元は上がりませんでした。

頬の方は、脂肪があるため、脂肪が斜め後方の上側に位置移動しているため、画像では分かりづらいですが、糸を挿入した、向かって左側のみフェイスラインが上がっています。

■手術直後のフェイスライン

20代女性の糸リフト症例写真ケース2 施術前と施術直後 フェイスラインにフォーカス

麻酔液の影響で手術直後は若干顔がまだむくんでいますが、それでも頬の脂肪が位置移動しているため、フェイスラインがシャープになり小顔になっています。

この方はテスリフトソフトという糸リフトを挿入しているため、今後脂肪委縮効果も期待でき、さらに小顔になっていくことが予想されます。

糸リフトを挿入後3日目の表情です。

この方の場合、口を大きく動かすと、挿入部のこめかみが少し痛むとのことで、大きく口を開けられない状態になっています。

この症状は1週間ほどで改善します。

大きく口を開けなければ痛みは感じないため、食事や日常会話など、生活に困る痛みはありません。

30代女性 たるみ、小顔、予防

■手術直後

30代女性の糸リフト症例写真ケース2 施術前と施術直後

左が手術前で、右側が手術直後の写真です。

手術直後でも腫れも内出血もほとんどありません。

30代の方です。
たるみ治療とフェイスラインを小顔にするために糸リフトを挿入しました。

片側5本ずつ挿入しました。

■手術中(片側のみ糸を挿入)

30代女性の糸リフト症例写真ケース2 施術中 片側のみ挿入

手術中の写真です。

向かって左側のみ糸リフトを挿入した状態です。

向かって左側だけ、目元が上がり、フェイスラインも上がっている事が分かります。

■手術直後のフェイスライン

30代女性の糸リフト症例写真ケース2 施術前と施術直後 フェイスラインにフォーカス

フェイスラインに落ちてきている脂肪が縦と横に位置移動したため、引き締まった顔になり、小顔の印象になりました。

■1か月後

30代女性の糸リフト症例写真ケース2 施術前と1ヶ月後

右側が手術後、1か月後の画像です。

画像からも顔が細くなったことが分かります。

顔が細くなった分、少し鼻の根元の方に法令線が出てきました。
そのため、この方の場合、頬にヒアルロン酸を注入することでさらに若々しい印象にすることができます。

■「ひきつれ」もありません。

手術後1か月後の表情の動画です。

このように「ひきつれ」はありません。

皮下組織に挿入した糸が表情を邪魔せず自然な仕上がりになっています。

30代女性 たるみ、小顔、予防

■手術5日後

30代女性の糸リフト症例写真ケース3 施術前と施術5日後

左が手術前で、右側が手術後5日の写真です。
片側5本ずつ糸リフトを挿入しました。

法令線が目立たなくなっている事がわかります。
また、頬全体が上に上がっているので、小顔になっています。

フェイスラインも小さくまとまっています。

主なリスク、副作用等
  • ◆ 手術中の痛みは、麻酔の注射時にちくっとします。
    術中は、麻酔が効いているので糸を挿入した際にグイっと挿入される感覚があります。
  • ◆ 手術後の痛みは1週間程度挿入部位が痛む場合がありますが、生活に困る程度の痛みではありません。
    痛み止めで治めることが可能です。
  • ◆ 糸を挿入することで皮膚にツッパリ感が生じます。
    術後はツッパリ感があります。
    皮膚を引き締め、コラーゲンを生成する為に、むしろツッパリ感があるということは効果が感じられているということになります。2,3週間以降は皮膚のハリが感じられます。
    顔が引っ張られる感覚があっても過度なマッサージは避けて下さい。
    不快に思うツッパリ感は1週間程度でなくなります。
  • ◆ 腫れが出る場合もあります。
    腫れが出る場合は1週間程度むくみのような状態が続きます。腫れは麻酔の注入量に左右される傾向があります。
  • ◆ 内出血や傷跡が挿入部位に手術後発生しますが、1週間程度で消えてなくなります。
    こめかみ付近にできるので髪の毛で隠せるので気になる方はほとんどいらっしゃいません。
  • ◆ 挿入部位に糸のライン上に凹みが生じる場合がありますが、1週間程度で消えてなくなります。
    糸リフトの糸は細い糸なので、凹凸することが数か月続くことはほぼありません。
  • ◆ 化粧は翌日から可能です。
  • ◆ 1週間は熱いお湯でのシャワーやサウナを避けて下さい。
  • ◆ 糸挿入時には、専用針を使用しますので金属アレルギーがある方は医師にお申し出下さい。
  • ◆ アスピリン、オメガ-3、銀杏葉抽出物、ビタミンEなどを投薬している方の場合、施術の1週間前に中断していただく事で、内出血の発生が軽減される傾向にあります。
  • ◆ まれに感染症が発生する報告がありますが、当院ではまだ1件も起きていません。
    感染症が発生する主な理由として、糸を挿入した際に髪の毛が入ってしまう事があげられます。
    手術中、髪の毛が入らないように気を付けることで防ぐことが可能です。
    また、注射針は使い捨て物のを使用しています。
  • ◆ ダブロやウルセラ、スーパーハイフプロなどのHIFU(高密度焦点式超音波)を使用したたるみ治療と併用することは可能ですが、糸リフトを挿入してから1~2週間程度間隔を空けていただきます。
    同日の施術は推奨しておりません。
  • ◆ 当日は、飲酒を控えてください。
    翌日から飲酒可能ですが、内出血がある場合は悪化させてしまうので、内出血が引くまで飲酒は控えてください。
  • ◆ 効果や副作用の出方には個人差があります。
  • 糸リフトのダウンタイム~傷跡と内出血~

    手術直後の傷跡

    この画像は手術直後の針の挿入部分の画像です。

    手術直後でも傷跡はこの程度です。
    耳に写っているピアスより小さいです。

    注射針を挿入した後のイメージを持たれるとわかりやすいと思います。

    また、針を挿入する刺入部にはダウンタイムとして、内出血が1週間程度残りますが、こめかみ付近なので、髪の毛で隠せるため、気にされる患者様はほとんどいらっしゃいません。

    糸リフトで感じる痛み

    麻酔を注射している様子

    痛みを感じるタイミングは、術中と術後の2回になります。

    術中の痛みは、麻酔の注入針を挿入した時にチクッとした痛みを感じます。

    ただ、麻酔の注入針はとても細いので怖がるほどの痛みではありません。

    手術中は、糸を挿入したときにグイッと押される感じがあります。

    術後の痛みは1週間程度ズキズキした痛みを感じることがありますが、市販の痛み止めで十分軽減できる痛みになります。
    手術後は痛み止めをお渡ししています。

    生活に困るような痛みではありません。

    麻酔テープと麻酔クリーム

    麻酔テープと麻酔クリーム

    さらに手術中の痛みを軽減する為に、事前に麻酔テープを貼り、麻酔クリームを塗布します。

    そうすることで、麻酔針の刺入時の痛みも軽減しています。

    「ひきつれ」に関して

    手術後、ひきつれのようなツッパリ感を感じることがありますが、手術後の「ひきつれ」は長くて1週間程度になります。

    フェイスラインを後方に引き上げれば引き上げる分「ひきつれ」を感じます。

    この動画は1か月後ですが、1週間後からはこの動画のように、表情を邪魔することはありません。

    溶ける糸の効果の持続期間

    溶ける糸の効果の持続期間

    溶けるまでの期間は、PDOは約6~12ヶ月程度、PLA・PLLAは約18ヶ月前後、約24~36ヶ月程度になります。

    糸は、挿入後にだんだん溶けていきますので、たるみを引き上げる効果に関してはこのグラフのように時間がたつにつれて段々と落ちていきます。

    溶ける直前では、挿入直後の張力や牽引力は期待できません。

    施術前よりたるみやシワが改善していたとしても、患者様が満足いくレベルより効果が落ちてしまえば、また糸を挿入しなければ効果を維持することができません。

    溶けない糸も同様に、糸が溶けないからといって効果が永久に続くわけではなく、だんだんと効果は薄れていきます。

    また、糸の素材により効果の持続期間は変わりますが、糸の形によってもかわります。
    例えばメッシュ状の糸のテスリフトソフトはPDOで作られていますが、効果は24ヶ月ほど継続します。

    そのため、このグラフはあくまでイメージとしてとらえていただけますと幸いです。

    コラーゲンの生成

    コラーゲンの生成

    糸が挿入されると、体は糸を異物だと思い、挿入後2~3週間程度で、皮下脂肪層に糸を囲うようにコラーゲンを生成します。

    生成されたコラーゲンはトンネルのような形状をすることから「コラーゲントンネル」と呼ばれています。

    コラーゲントンネルは糸の周囲を強固に支えます。

    糸が溶けた後もコラーゲンは残りますが、このコラーゲンも時間がたつとだんだんなくなってきます。
    これは人の老化現象のためです。

    期待できる効果

    期待できる効果

    つまり、糸リフト効果としては、糸が溶けるまでは、たるみを引き上げ、シワを目立たせなくさせる効果が期待でき、溶けるまでと溶けた後の数か月は、コラーゲンによる肌のハリが出る効果が期待できます。

    見た目の印象をできるだけ維持する

    糸リフトの施術を定期的にした場合としない場合の老化の進行速度を比較したグラフ

    人は必ず老化します。
    コラーゲンが減少し、皮膚が重力に逆らえずたるみが発生します。

    そのため、糸リフトの施術を定期的に受けることで、たるみやシワの悩みを改善する「治療」という側面以外にも、コラーゲンを生成することで、老化現象に対する「予防」という効果も期待できます。

    このグラフはイメージですが、実際に歳を重ねるスピードより、見た目の印象が歳を重ねるスピードを緩やかにする効果を期待できます。

    ヒアルロン酸との併用

    ボリフトのカウンセリングをしているところ

    糸リフトの治療では、ヒアルロン酸との併用を当院ではお勧めしています。

    糸リフトを、たるみやシワの治療を目的として挿入する場合、そしてVラインを形成するために挿入する場合、どちらにおいても、ヒアルロン酸の注入を併用することで、効果には個人差がありますが当院の症例においては、高い満足度が得られる傾向にあります。

    たるみ、シワ治療

    皮膚を紙に例えて説明

    皮膚を紙に例えて、たるみを説明します。

    たるみは、皮下組織にある、コラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚を支えられなくなり、重力が下に皮膚を引っ張ることでたるみが発生します。

    しわが進行するとたるみになります。
    つまりたるみはシワの延長線上にある症状になります。

    つまりたるみを作る皮下組織は、シワができやすい法令線やマリオネットラインにあつまります。
    糸リフトでたるみを持ち上げると、たるみを作っている皮下組織が上の方に分散され目立たなくなります。

    糸リフトを挿入するたるみ治療は、たるみというマイナスをゼロに近づけるイメージです。

    ボリュームロスを補うイメージ

    たるみを改善し、マイナスをゼロにするだけでなく、さらにハリを与えて、若々しい印象をプラスする、プラスの効果を期待する場合、当院ではヒアルロン酸を注入することをお勧めしています。

    歳を重ねると頬のボリュームロスが起こり凹みが生じてしまいます。

    頬のボリュームが減ると皮下組織の支えが無くなってしまうため、たるみが進行してしまいます。

    この画像のように上部の部分、顔で言うと、頬の上部の頬骨付近にヒアルロン酸を注入するとボリュームロスが補うことができます。

    糸リフトと併用した場合のヒアルロン酸の注入コード

    糸リフトと併用した場合のヒアルロン酸の注入コード

    具体的には、この画像のck1の個所に片側0.3ml、ck3の個所に片側0.2ml、ck4の個所に片側0.75ml程度注入します。

    頬の骨のボリュームロスを補うために注入するため、ボリューマXCなどの硬いヒアルロン酸を注入します。

    硬いヒアルロン酸がテントで言うと、支柱の役割を果たしてくれるので、皮膚がピンッと張り、頬を上に持ち上げてくれます。

    リフトアップのイメージ

    頬が上に上がると、若々しい印象を他人に与えることができます。

    糸リフトの効果は永久ではなく、だんだん薄れてきますが、ヒアルロン酸が皮下組織を持ち上げる糸の負担を緩和してくれるので、糸リフトの効果が無くなるスピードを緩やかにしてくれます。

    顔のVラインの形成

    顔のVラインの形成

    糸リフトで皮下組織を上に持ち上げるとフェイスラインが上に引っ張られます。

    そしてさらにヒアルロン酸を顎先に注入すると、逆三角形の下の角を作ることができ、よりシャープなVラインを形成することができます。

    糸リフトの修正手術

    診察を行う新垣医師

    他院で挿入した糸リフトの修正手術も行っています。

    修正する場合、手術後は腫れや内出血、凸凹がある可能性があるので、下手に触って悪化させないために、1か月ほど間を空けてから修正手術を行っています。

    腫れや内出血、凸凹、手術後の痛みはほとんどの場合数週間で解決します。

    ただ、手術直後でご不安な場合は、カウンセリングにお越しいただき修正手術の治療計画をご説明させていただいています。
    修正手術では、挿入した糸を取り出したり、糸を緩めたり、ヒアルロン酸を注入して皮膚のラインを整えます。

    また効果が感じられなかった場合は、糸を追加で挿入することもあります。

    修正手術は悪化させないことがポイントのため、慎重に行っています。

    溶ける糸の素材

    溶ける糸の素材について説明する波川医師

    溶ける糸の原料は主に、PDO(PDS)、PLA 、PCL、PLLAの4つの素材が使用されています。

    どの素材も、医療現場において生体内吸収性素材として長年使用されています。

    人間の体は、成人の場合約55~60%が「体液」と呼ばれる水分で水分でできています。

    これらの生体内吸収性素材は、体内に挿入すると、体液に触れることで加水分解が始まり、1~3年程度で体内で分解され体外に排出されます。

    PDO(PDS)

    PDO(PDS)

    PDOはポリジオキサノン(Polydioxanone)という材料になります。PDSとも呼ばれています。

    エイジングケア用の糸リフトでは古くから使われている素材になります。

    無色ですが、エイジングケア用の糸リフトでは青色をしています。

    体内に挿入すると約6~12ヶ月程度で加水分解により分解され、尿などで排泄され、消化やCO2により体外に排出されます。
    コラーゲンを生成する力が高いと言われており、主に肌のハリを与えるエイジングケアに使用されます。

    PDOは、バーブツーアンカー、テスリフトソフト、リードファインリフトで使用されています。

    ■バーブツーアンカー

    手術料金 ¥38,500/1本

    ■テスリフトソフト

    手術料金 ¥66,000/1本

    ■リードファインリフト(ショッピングリフト)

    手術料金 10本   ¥33,000 (¥3,300/1本)
    20本   ¥64,000 (¥3,200/1本)
    30本   ¥93,000 (¥3,100/1本)
    40本 ¥120,000 (¥3,000/1本)
    50本 ¥145,000 (¥2,900/1本)
    60本 ¥168,000 (¥2,800/1本)

    PLA

    PLA

    PLAはポリ乳酸( polylactic acid、polylactide)という材料になります。

    PDOより長持ちする素材ということで、エイジングケア用の糸リフトで使用され始めました。
    PLAは植物を原料として生産されています。

    PDOより長い約18か月前後で尿や汗、または消化され体外に排出されます。

    PDOより長く持ちますがやや硬い素材なことがデメリットになります。
    ただ硬い素材の分、しっかりとたるみを引き上げることができます。

    PLAは、シルエットソフトで使用されています。

    ■シルエットソフト

    手術料金 ¥38,500/1本

    PLLA

    PLLA

    PLLAはポリ-L-乳酸という医療用の生分解性ポリマーとして知られています。

    持続期間は18か月前後と比較的長いですが、材質がやや硬いことがデメリットになります。

    ただ、材質が硬いので、たるみをしっかりと引き上げることが可能です。

    材質が硬いためPLLA単独では使用されず、PCLなど柔らかい材質のポリマーと混ぜて使用されます。

    PLLAは集中ケアリフトで使用されています。

    ■集中ケアリフト

    手術料金 ¥64,900/1本

    PCL

    PCL

    PCLはポリカプロラクトン(Polycaprolactone)という材料になり、古くから生分解性ポリマーとして知られています。

    持続期間がPDOやPLAに比べ長いことが特徴で、体内に挿入されてから約24~36ヶ月程度で体外に排出されます。

    素材も硬いPCLに比べ柔らかく、表情に馴染みやすいです。

    PCLは、VOVリフトプレミアムで使用されています。

    ■VOVリフトプレミアム

    手術料金 ¥55,000/1本

    溶けない糸の素材

    Polyester and Silicone

    Polyester and Silicone

    溶けない糸は医療用のポリエステルやシリコンでできています。

    これらの素材は、50年以上バイオ素材として使用されており、安全性の高い素材になります。

    糸は溶けませんが、効果は永久ではありません。
    効果の持続期間は個人差によりますが36ヶ月程度になります。
    やはり溶けないので、溶ける糸よりは持続効果が長い傾向にあります。

    溶けない糸は当院ではスプリングリフトを取り扱っています。

    ■スプリングリフト

    手術料金 ¥55,000/1本

    糸のコグの種類

    糸のコグと解説する浪川医師

    脂肪を位置移動させ、皮下組織を引き上げるタイプの糸リフトには、糸に「コグ」というとげのようなものがついています。

    このコグの形は丸かったり尖っていたり、様々な形をしています。
    コグは日本語で歯車の意味です。

    歯車のように皮下組織に糸がしっかりはまり、しっかり引き上げられるようにコグがついています。

    ひと昔前のコグ

    ひと昔前のコグを説明する磯野医師

    2010年代前半に主流だった糸リフトのコグは、糸を最初に製造しその後に切り込みを入れてコグの代わりにトゲを作っていました。

    切り込みを入れて作っているため、糸とのつなぎ目のトゲの付け根の部分が弱く、皮下組織を引き上げる力が弱かったです。

    また、力が弱いため、皮下組織に糸を挿入すると、トゲの先端は、ささくれのように先端がまるまってしまいました。

    このような糸リフトはカッティングスレッドと呼ばれています。

    2020年現在、主流のコグ

    2020年現在、主流のコグ

    2020年現在、日本の美容外科クリニックで使用されている糸リフトのほとんどは、コグと糸が一体となっているタイプになります。

    ほとんどの糸リフトは、金型のような型が作られており、そこに液体状のPDOやPLLAなどの素材を流し込んで製造する方法で作られています。

    糸とコグが一体となっているため、付け根の強度が強くしっかり皮下組織を持ち上げることが可能です。

    バーブタイプ

    バーブタイプの糸

    バーブは「barb」と英語で表記します。
    有刺鉄線などのトゲや、釣り針のかかりを意味します。

    「かかり」とは魚が逃げないようにするために釣り針の先についている返しの事です。

    しっかりと皮下組織に食い込むようなバーブ状の見た目が三角形に近いコグの作りになっています。
    このタイプのコグは糸を中心に2方向についています。

    バーブツーアンカーとVOVリフトプレミアムがこのタイプです。

    ■バーブツーアンカー

    手術料金 ¥38,500/1本

    ■VOVリフトプレミアム

    手術料金 ¥55,000/1本

    コーンタイプ

    コーンタイプの糸

    コーンタイプはコグの形が円錐状のため、360°方向に糸をひっかけることができます。

    そして、コーンの表面は滑らかな作りになっているため、皮下組織を傷つけづらいです。

    皮下組織内で糸が動いてもコーンが一定間隔で動くので、表情を邪魔することがほとんどありません。

    また、コーンが円錐状なので表面積が多く、理論上コラーゲンが生成されやすい作りになっています。

    シルエットソフトがこのタイプです。

    ■シルエットソフト

    手術料金 ¥38,500/1本

    360°タイプ

    360°タイプの糸

    360°タイプのコグは、どの方向からも皮下組織に糸が食い込むようコグが360°らせん状についています。

    コグは皮下組織を上に持ち上げるために、糸とコグの付け根の部分が太くなっており、先端は皮下組織に食い込みように尖っています。

    集中ケアリフトがこのタイプです。

    ■集中ケアリフト

    手術料金 ¥64,900/1本

    球体タイプ

    球体タイプの糸

    コグの先端が尖っているバーブタイプに比べ、先端が丸く球体なっているので、皮下組織を傷めづらい構造になっています。

    ただ、先端が丸い分皮膚に食い込むことができず、そのデメリットを補うためにコグが4方向についています。

    そして皮下組織と摩擦面の多くして持ち上げやすいようにするために、1cmあたり24個と高密度にコグがついています。

    スプリングリフトがこのタイプです。

    ■スプリングリフト

    手術料金 ¥55,000/1本

    メッシュ+バーブタイプ

    メッシュ+バーブタイプの糸

    バーブ(フック)が一緒になった特殊な糸を挿入して、切らずにお顔のSMAS(筋膜)を引き上げリフトアップするのがテスリフトソフトです。

    バーブによるフックだけではなく、3Dメッシュが組織内殖(体内培養)し一体化することで、しっかりとしたリフトアップと安定した効果を得ることができます。

    またテスリフトソフトで使用する糸は吸収性ですので、体内に残存することなく安心して治療をお受けいただけます。

    メッシュ+バーブタイプはトゲ(バーブ)がついている糸の周りを網目状の3Dメッシュが囲っています。
    メッシュとバーブの2つの構造で皮下組織を持ち上げます。

    メッシュ状になっているため、それだけ、皮下組織と接する面積が大きくなるため、コラーゲンの生成を促進することができ、また皮下組織にしっかりととどまることができます。

    テスリフトソフトがこのタイプです。

    ■テスリフトソフト

    手術料金 ¥66,000/1本

    安い糸リフト

    安い糸リフト

    糸リフトは素材や形によって値段が異なります。
    当院の場合、下記のような価格設定になっています。

    ■たるみやシワを伸ばす糸リフト
    バーブツーアンカー 38,500円/1本
    シルエットソフト 38,500円/1本(2本1組)
    スプリングリフト 55,000円/1本(2本1組)
    集中ケアリフト 64,900円/1本
    テスリフトソフト 66,000円/1本
    VOVリフトプレミアム 55,000円/1本

    ■肌質を変える糸リフト
    リードファインリフト(ショッピングリフト)
    10本   ¥33,000 (¥3,300/1本)
    20本   ¥64,000 (¥3,200/1本)
    30本   ¥93,000 (¥3,100/1本)
    40本 ¥120,000 (¥3,000/1本)
    50本 ¥145,000 (¥2,900/1本)
    60本 ¥168,000 (¥2,800/1本)

    バーブツーアンカー( BarbⅡ・ANCHOR)

    バーブツーアンカー

    たるみやシワを伸ばす糸リフトで一番安い糸はバーブツーアンカーとシルエットソフトになります。

    どちらも38,500円ですが、シルエットソフトは糸の形が2本1組となっているため、38,500円×2本で77,000円からになります。

    そのため、一番安い糸リフトはバーブツーアンカーになります。

    患者様から「安い糸リフトでお願いします」とご要望がが良いと言われた場合、バーブツーアンカーをご案内しますが、PDOのため効果の持続期間が短くなってしまいます。
    また、PDOは硬い素材のため、患者様のご要望によっては適していない場合があります。

    患者様の目的が「治療」なのか「予防」なのかでも、適した糸が異なります。
    糸リフトをお選びいただく場合、事前のカウンセリングを通して、お値段、効果、材質などその糸が持つ患者様に対する費用対効果でお選びいただくようにしています。

    肌の質感を変える糸リフト

    挿入する糸

    糸リフトは主に、たるみを引き上げたり、フェイスラインを斜め上に引っ張り上げることで小顔を形成する場合に使用しますが、糸リフトを挿入した後の異物反応を利用してコラーゲンを生成させ肌にハリを与える治療でも使用されます。

    肌にハリを与えることを目的にした場合、コラーゲンを多く生成させるために、短くて細い糸リフトを20本から50本顔全体に挿入します。

    コラーゲンが生成されると肌の質感が変わり、表面ジワにも効果があります。

    この施術方法を「ショッピングリフト」と呼びます。

    ショッピングのように手軽にできるためこの名前がつきました。
    当院では「リードファインリフト」を使用しています。

    肌にハリが生まれるために、その分皮膚が引っ張られるため、若干ですがたるみにも効果があります。

    ■リードファインリフト(ショッピングリフト)

    手術料金 10本   ¥33,000 (¥3,300/1本)
    20本   ¥64,000 (¥3,200/1本)
    30本   ¥93,000 (¥3,100/1本)
    40本 ¥120,000 (¥3,000/1本)
    50本 ¥145,000 (¥2,900/1本)
    60本 ¥168,000 (¥2,800/1本)

    韓国の糸リフト

    韓国の糸リフト

    日本の美容外科市場で使用されている糸リフトのほとんどが韓国製になります。

    当院で取り扱っている韓国製の糸リフトは、バーブツーアンカー、集中ケアリフト、テスリフトソフト、VOVリフトプレミアム、ショッピングリフト(リードファインリフト)の5つになります。

    韓国の美容外科と共立美容外科

    韓国の美容外科と共立美容外科

    糸リフトの症例が日本より多い、美容大国の韓国の複数の美容外科に毎年定期的に訪問し糸リフトの意見交換や実際の手術を見学しています。

    また、韓国で行われた糸リフトのワークショップにも総院長が参加しています。

    2020年にはDOCTORS皮膚科、WELL整形外科、Wellcometasia、ROUND SEOULといった韓国の美容クリニックを訪れ、糸リフトの手術や輪郭形成手術の意見交換をしました。

    糸リフトの比較表

    ※表は左右にスライドしてご覧いただけます。

      溶ける 溶ける 溶ける 溶ける 溶ける 溶ける 溶ける 溶けない 溶ける
    名前 共立たるみリフト
    共立小顔リフト
    ヴィーナスリフト3Dメッシュ バーブツー
    アンカー
    集中ケア
    リフト
    シルエット
    ソフト
    テスリフト
    ソフト
    VOVリフト
    プレミアム
    スプリング
    リフト
    ショッピング
    リフト
    (リード
    ファインリフト)
    主な効果 小顔
    たるみ
    しわの改善
    小顔
    たるみ
    しわの改善
    小顔
    たるみ
    しわの改善
    小顔
    たるみ
    しわの改善
    小顔
    たるみ
    しわの改善
    たるみ
    しわの改善
    脂肪萎縮
    効果
    小顔
    たるみ
    しわの改善
    小顔
    たるみ
    しわの改善
    肌のハリの
    改善
    副次的な効果 肌のハリの
    改善
    肌のハリの
    改善
    肌のハリの
    改善
    肌のハリの
    改善
    肌のハリの
    改善
    肌のハリの
    改善
    肌のハリの
    改善
    肌のハリの
    改善
    たるみ
    しわの改善
    大人ニキビ
    治療
    大人ニキビ
    治療
    大人ニキビ
    治療
    大人ニキビ
    治療
    大人ニキビ
    治療
    大人ニキビ
    治療
    大人ニキビ
    治療
    大人ニキビ治療
    フェイスラインをVラインに形成
    素材 PDO(PDS) PDO(PDS)
    PLLA
    PCL
    PDO(PDS) PCLとPLLAの混合 PLA PDO(PDS) PCL 糸の中心はポリエステル。
    糸の外側とコグはシリコン
    PDO(PDS)
    持続期間の目安 約6
    ~12ヶ月
    約24
    ~36ヶ月
    ★★★★
    約6
    ~12ヶ月
    約15
    ~20カ月
    ★★
    約18か月
    ★★★
    約24か月
    ★★★☆
    約24
    ~36カ月
    ★★★★
    約36カ月
    ★★★★★
    約12
    ~24か月
    ★★☆
    挿入する皮下の層 深い 深い 深い 深い 深い 深い 深い 深い 浅い
    挿入する本数の目安 片側4本
    ~10本
    片側4本
    ~10本
    片側4本
    ~10本
    片側4本
    ~10本
    片側4本
    ~10本
    片側4本
    ~5本
    片側4本
    ~10本
    片側4本
    ~10本
    50本
    ~100本
    コグ(とげ)の形 モールディング 特殊5角形モールディング+メッシュ モールディング 360°方向の
    トゲ
    円錐状の
    コーン状
    メッシュ状
    バーブ
    モールディング 球状 無し
    コグ(とげ)の向き 糸を中心に向かい合って2方向についている 糸を中心に向かい合って2方向についている 糸を中心に向かい合って2方向についている 糸を中心に360度にねじれるように付いている コーンの中心に糸が通り、串刺し状についている 糸を中心に360度にねじれるように付いている 糸を中心に向かい合って2方向についている 糸を中心に4方向についている
    韓国 韓国 韓国 韓国 アメリカ 韓国 韓国 フランス 韓国
    KFDA
    FDA
    CEマーク
    本数の数え方 1本 1本 1本 1本 1組2本 1本 1本 1組2本
    1本 9,800円 49,500円~66,000円 38,500円 64,900円 38,200円 66,000円 55,000円 55,000円 10本
    33,000円

    失敗しないためにしている事

    総院長自ら技術指導

    総院長自ら技術指導

    当院は、糸リフトの施術に力を入れています。
    総院長自ら指導に当たっています。

    定期的に医師の技術を確認し、一定水準の医療技術を患者様に提供できるよう努めています。

    糸リフトの勉強会

    糸リフトの勉強会

    糸リフトは種類も多く、常に新しい糸が発売され、また他の施術との組み合わせで使用することも多いため、院内での情報共有がかかせません。

    そのため、定期的に院内で糸リフトの勉強会を開催しています。

    勉強会には国内外の有名なドクターにご来院頂き、効果的な手術方法を症例を交えてご紹介していただいています。

    また、糸リフトの効果や副作用、手術方法を医師、看護師、受付スタッフ全員で共有できるよう、勉強会での手術は生放送で共立美容外科全院に中継しています。

    感染症対策

    感染症対策

    糸リフトを行った後、感染症が報告されていますが、当院では感染症対策を徹底しています。

    注射針など使い捨ての物を多用し、使い捨てではない医療器具は、滅菌処理をして使用しています。

    挿入する糸リフトは未開封の清潔なものを使用しています。
    また、糸の刺入部に髪の毛が入らないように徹底しています。

    手術前は刺入部付近を消毒しています。

    しわ・たるみ関連コラム

    たるみ・小顔の施術一覧から探す

    このページの監修・執筆医師

    • 医師 浪川 浩明(なみかわ ひろあき)

      医師

      浪川 浩明(なみかわ ひろあき)

      日本美容外科学会認定専門医

      • 略歴

        • 1991年
          帝京大学医学部医学科 卒業
          1991年
          東京厚生年金病院 形成外科入局
          2006年
          共立美容外科・歯科 入局
          2009年
          共立美容外科・歯科 新宿本院院長就任
          2009年
          共立美容グループ 副院長就任
          2020年
          共立美容グループ 総括院長就任
      • 主な加盟団体

        日本美容外科学会会員
        日本美容外科学会認定専門医
        日本形成外科学会会員
        日本顎顔面外科学会会員
        日本手の外科学会会員
        日本マイクロサージャリー学会会員
        日本職業・災害医学会会員

    当院は医療広告ガイドラインを遵守しています。

    共立美容外科

    共立美容外科・歯科|切らない糸リフトのページをご覧の皆様へ

    このページは2024年12月に最終確認をしています。
    このページではエイジングケア用の糸リフトの効果や種類、値段について解説しています。糸リフトはスレッドリフトとも呼ばれ、溶ける糸(吸収糸)と溶けない糸(非吸収糸)の2種類があります。日本の市場ではほとんどが吸収糸が使用されています。同じ吸収糸でも、コグの種類や糸の材質が違います。それに応じて料金も違います。当院では、バーブツーアンカー、シルエットソフト、集中ケアリフト、テスリフトソフト、スプリングリフト、VOVリフトプレミアム、ショッピングリフト(リードファインリフト)を取り扱っています。糸リフトの施術は副作用やダウンタイムがあります。痛みに弱い方で麻酔の量を多くする場合、腫れが出る傾向がありますが、32,3日をピークに腫れは収まってきます。内出血や挿入部分の傷跡は1週間ほど残りますが、こめかみ付近にできるため、髪の毛で隠せるので気になる方はほとんどいません。ひきつれは1週間程度あります。糸リフトは治療だけでなく予防にも効果的です。そのため、20代からお受けいただくことが可能です。