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年齢を重ねるとともに、シミや毛穴などのお肌の悩みが増えていきます。スキンケアに力を入れたりサプリメントをいろいろ試したりしても、なかなか効果を感じられないこともあります。
セルフケアだけでは思うような効果が得られない場合、美容医療に興味を持つ方が多いでしょう。

そこで、シミや毛穴の悩みがある方におすすめなのが「ピコレーザー」です。
ピコレーザーに興味がある方に向けて、ピコレーザーの効果やメリットを解説します。また、渋谷でピコレーザーを受けるならおすすめの共立美容外科のピコレーザーについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

ピコレーザーとは

ピコレーザーは、ピコ秒（1兆分の1秒）でレーザーを照射できる医療機器です。おもにシミやそばかす、肝斑、肌を明るくするトーニング、太田母斑（青いあざ）、入れ墨の除去に用いられます。加えて、毛穴の開きやニキビ跡、シワの治療を行うこともできます。
ピコレーザーのいちばんの特徴は、レーザー光が熱作用ではなく、衝撃波によって治療ができることです。
熱によるダメージを肌が受けないため、痛みや色素沈着の心配がほとんどありません。

ほかのレーザーとの違い

ピコレーザーのほかに、レーザーでシミやそばかす、肝斑などを治療する医療機器には「Qスイッチレーザー」があります。
Qスイッチレーザーで代表的な医療機器は、「ヤグレーザー」、「アレキサンドライトレーザー」、「ルビーレーザー」などです。
ピコレーザーは衝撃波でシミなどの治療を行いますが、Qスイッチレーザーは熱エネルギーで茶色や黒色の色素をなくします。
ピコレーザーの衝撃波のほうが、より細かくメラニン色素を破壊することが可能です。

また、それぞれの医療機器によって照射する波長が異なります。
波長の単位はnm(ナノメートル）といい、1nmは10億分の1メートルです。波長の長さによって皮膚への浸透具合が変わるため、治療できるシミが異なります。
ピコレーザーとヤグレーザーは1,064nmと532nmの2つの波長を出すことができます。アレキサンドライトレーザーは755nm、ルビーレーザーは694nmです。

ピコレーザーの効果とメリット

ピコレーザーは、ピコ秒のごくわずかな時間にエネルギーを凝縮してレーザーを照射することと、熱エネルギーではなく衝撃波でシミを破壊するため、痛みや色素沈着の心配がほとんどなく高い治療効果が期待できます。
また、浅い層にアプローチできる532nmと、深い層にアプローチできる1,064nmの2つの波長を出すことができるため、波長を使い分けてあらゆるシミの治療が可能です。
加えて、毛穴の開きの改善やニキビ跡、シワの治療もでき、肌のさまざまな悩みに対応しています。

デメリットやリスク

レーザーを照射した箇所は、赤みを帯びて薄いかさぶたになるため、その間は赤みやかさぶたが気になる場合があります。しかし、かさぶたは数日で剥がれ落ち、1週間程度できれいになります。
まれに、色素沈着がおきたり、レーザーの衝撃波で毛細血管が切れて内出血や水疱ができたりする場合があります。
また、アフターケアには注意が必要です。肌がデリケートな状態になっているため、紫外線や摩擦のダメージを受けやすくなっています。紫外線対策、保湿に努め、クレンジングや洗顔、スキンケアもやさしく擦らず行うことが重要です。

渋谷でピコレーザーを受けるなら共立美容外科渋谷院

渋谷でピコレーザーを受けるなら、共立美容外科渋谷院がおすすめです。
渋谷にはレーザー治療が受けられる美容クリニックは多くありますが、シミには皮膚の表面にできたり皮膚の奥の真皮にできたり、色の濃さや大きさ、シミの原因によりさまざまな種類があり、最適な治療方法はそれぞれ異なります。顔に複数のシミがあったとしても、どれも同じ種類のシミとは限らず、一つ一つのシミに適した治療方法で治療しないと、かえって悪化するリスクもあります。
毛穴も同様で、毛穴の症状に合わせた治療ではないと、さらに毛穴が開いたり目立ったりするリスクがあります。

共立美容外科では、必ず医師がカウンセリングを行っているため、医師が患者様一人一人のシミや毛穴の症状を見極め、最適な治療方法の提案をしています。
場合によっては複数の治療を組み合わせたり、生活習慣やホームケアの改善のアドバイスを行ったりして、総合的に悩みを解決するお手伝いが可能です。

ピコドリームの特徴と効果

共立美容外科では、PicoDream（ピコドリーム）というピコレーザーの医療機器を使用しています。
ピコドリームの特徴や効果を解説します。

①衝撃波で色素を破壊

ピコドリームのレーザー光は、熱作用ではなく、衝撃波によってシミやそばかす、肝斑などの黒色や茶色の色素を、極小レベルまで粉砕することができます。
粉々になった色素は、白血球の一種の貪食細胞（どんしょくさいぼう）に食べられてなくなります。ほかのレーザーで色素を粉砕するよりも、ピコドリームのほうがさらに小さく粉々になるため、貪食細胞が食べやすくなってシミの改善効果が高いです。

熱による肌へのダメージがないため、痛みがほとんどなく、炎症後色素沈着のリスクが減って、ダウンタイムも短いことがメリットです。

②1,064nmと532nmの2つの波長

ピコドリームは、真皮などの皮膚の深い層の色素にアプローチできる1064nmと、表皮などの皮膚の浅い層の色素にアプローチできる532nmの2つの波長を出すことができます。
したがって、皮膚の浅い層と深い層の両方の黒色や茶色の色素を破壊し、治療することが可能です。
深い層の治療では、日焼けによるシミ、老人性のシミ、そばかす、肝斑、ほくろ、太田母斑（顔に発生する青あざ）、扁平母斑（茶色のあざ）に効果があります。
浅い層の治療では、老人性のシミや炎症性色素沈着（ニキビ跡など）に効果があります。

③パルス波形

ピコレーザーのレーザー光は、「パルス波形」という波をうって照射されます。パルスとは、レーザーを照射している時間のことで、とても短い時間です。
ピコドリームは、「1兆分の1秒（＝ピコ秒）」で照射されます。これは、Qスイッチレーザーが「10億分の1秒（＝ナノ秒）」で照射されるため、比較するとかなり短い時間で照射されることがわかります。ピコドリームは、Qスイッチレーザーの1000分の1という短い時間にエネルギーを閉じ込めるため、Qスイッチレーザーよりもエネルギーを凝縮することができ、強いエネルギーを照射することが可能です。
Qスイッチレーザーよりも強いエネルギーですが、照射時間が短いことから、痛みを感じない場合がほとんどです。

④ピコトーニングで肌を明るく

ピコドリームは、「ピコトーニング」の治療を行うことも可能です。トーニングとは、レーザーを顔全体に照射して、シミの治療や肌の色を明るくする治療方法です。
ピコトーニングは、Qスイッチレーザーで行うレーザートーニングよりも、強いエネルギーで行うことができます。強いエネルギーではありますが、熱作用ではなく衝撃波によって色素を破壊するため、色素沈着などのリスクの心配はほとんどありません。

ピコトーニングでは、顔全体にレーザーを当てることで、メラニン色素を破壊でき、細かいシミやくすみをなくすことができます。また、古くなった皮膚表面の垢や角質などの汚れもレーザーが反応して取り除くことができるため、肌の色が全体的に明るくなります。

⑤レーザー光の型

レーザー光には、「ガウシアン型」と「トップハット型」の2つの型があり、ピコドリームはトップハット型で、レーザー光が均一に当たる型をしています。
レーザー光を均一に当てることができるため、周辺組織にダメージを与えず狙った箇所に最適な強さでレーザー光を当てることが可能です。
そのため、刺激を与えすぎると悪化してしまう肝斑の治療にも効果を発揮します。

一方の「ガウシアン型」は、山なりの形をしていて、レーザー光にムラがあります。強すぎたり弱すぎたりする箇所が出てしまい、弱すぎるレーザー光で効果がなかったり、強すぎるレーザー光で周辺組織にダメージを与えてしまったりする可能性があります。

⑥10段階で調節可能

ピコドリームは、1秒間に1回から10回のレーザー光を照射できるように、10段階で設定できます。また、レーザー光の直径は1㎜から10㎜の10段階で細かく設定可能です。
医師が治療内容に応じて設定し、一人一人に合わせた治療を行うことができます。

⑦フラクショナルヘッドで毛穴治療にも

ピコドリームのヘッドを「フラクショナルヘッド」に付け替えることで、フラクショナルレーザーとして治療を行うことができます。フラクショナルレーザーでの治療は、毛穴の開きやニキビ跡、シワの改善などに効果を発揮します。

フラクショナルヘッドに付け替えると、レンズから六角形のレーザー光が照射され、衝撃波で真皮に小さい穴をあけることができます。1回のレーザー光の照射で、184個もの小さい穴を真皮付近にあけることができ、真皮を傷ついた状態にします。わざと傷をつけることで、傷ついた状態を治すために、自然治癒の過程でコラーゲンが生成され、皮膚が引き締まったり、傷跡が修復されたり、凹みが浅くなったりして、傷つける前の皮膚よりも状態が改善します。

共立美容外科渋谷院のピコドリームでシミも毛穴の悩みも解決！

本記事では、ピコレーザーに興味がある方に向けて、ピコレーザーの効果やメリットを解説し、渋谷でピコレーザーを受けるならおすすめの共立美容外科のピコドリームについても解説しました。

共立美容外科は、大学病院や総合病院で経験を積んだベテランの医師のみを採用し、定期的に勉強会やトレーニングを行い、技術や知識の向上に努めています。
共立美容外科であれば、最高峰の技術と最先端の医療機器で、シミや毛穴の悩みを解決することが可能です。
シミや毛穴、そのほかお肌の悩みを抱えている方は、ぜひ一度、お気軽に共立美容外科渋谷院のカウンセリングへお越しください。

■住所
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～監修医師～

久次米 秋人(くじめ あきひと)

■認定医等

日本美容外科医師会理事
日本美容外科学会認定専門医

■略歴

1983年　金沢医科大学医学部 卒業
1983年　高知医科大整形外科入局
1989年　東京本院(品川)開院
2002年　本院を新宿に移転
2013年　銀座院院長就任
2018年　第107回日本美容外科学会 学会長就任

■主な加盟団体

日本形成外科学会会員
日本美容外科学会会員
日本脱毛学会会員
北米脂肪吸引形成外科学会会員
日本坑加齢美容医療学会会員