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公開日:2023年10月07日(土)
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目次
肌や体のたるみは年を取ってから表れるもの、と思っている方は多いかもしれません。確かに、たるみは年齢を重ねていくうちに気になっていくものですが、若ければ体がたるまない訳ではありません。特にお尻のたるみは、生活習慣にも大きな原因があるため20代でも表れることがあるのです。また生活習慣が原因の場合、正しい生活習慣に変えればすぐに改善する訳ではなく、継続する必要があります。
本記事では、20代でも起こり得るお尻のたるみの原因や自分で改善する方法に加えて、美容整形で受けられるお尻のたるみ改善方法について解説します。
20代はまだまだ若いから体のたるみなんてないと思っていたはずなのに、気がついたらお尻がたるんでいた、という経験はないでしょうか。一般的に皮膚のたるみは、加齢に伴い30代以降から気になり始めることが多いのですが、お尻のたるみは年齢に関係なく、若い世代でも起こり得ます。20代にもかかわらずお尻がたるんでしまうのは、主に生活習慣に原因があります。中でも、以下で解説する4つの原因に心当たりがある方は、お尻のたるみに注意が必要です。
お尻の筋肉「大殿筋」は立った状態や歩くとき、階段の上り下りなど日常生活での動きに密接に関わっている大きい筋肉です。ところが、日常生活で動きが少ない状態が続くと、お尻に脂肪が付く上に大臀筋の筋力が低下してしまいます。
元々お尻は比較的脂肪が付きやすいため、運動をしていないとすぐに脂肪量が増えてしまいます。大臀筋の筋力が低下していると、重たい皮下脂肪を支えきれずに垂れ下がってしまうのが、お尻のたるみの第一の原因です。また大臀筋の筋力が衰えたお尻は、ハリがなくなります。お尻のトップに高さが出なくなるので、丸みを失ったりヒップの輪郭がぼやけてしまったりして、お尻がたるんでいるように見えてしまうのです。
普段の姿勢も、お尻のたるみに大きく関わっています。椅子に座るときに、足を組むことが癖になっている方は多いでしょう。しかし足を組んだ状態を続けていると、中殿筋という骨盤を支えている筋肉が伸びて、骨盤がゆがんでしまいます。骨盤がゆがむと左右どちらかに体が傾いて重心が偏り、体全体の筋肉のバランスが崩れる原因となります。当然、お尻の筋肉もバランスが崩れてしまうので、お尻の形が崩れてたるんだように見えます。また、骨盤が後ろに傾くと、お尻のトップの位置を下げてしまうため、こちらもたるみの原因となります。
パソコンやスマートフォンを長時間使用することで、背中が丸まり猫背になってしまうのも、体の軸のゆがみに悪影響を与えます。骨盤が後ろに倒れてしまうことで、お尻を下に引っ張る力が作用するため、お尻がたるみやすくなるでしょう。
長時間のデスクワークで座りっぱなしの状態を続けていることも、お尻のたるみの原因です。座りっぱなしでは下半身の筋肉が動くことはなく、休んでいる状態です。座った状態が長いほど筋肉は緩んでいくため、長時間のデスクワークを続けている方は大殿筋の筋力低下を引き起こしやすいです。
また先述したように、長時間パソコンを使用していると姿勢が悪くなりがちです。つい猫背や反り腰でデスクワークをしていることも、骨盤のゆがみを引き起こすのでお尻のたるみにつながる恐れがあります。
出産は脂肪が付きやすくなるなど、女性の体にさまざまな変化をもたらします。妊娠中に大きくなったお腹は産後だんだんと元に戻っていきますが、妊娠中に付いた脂肪が残って体型が崩れてしまうことも、お尻のたるみの原因です。
また、出産の際は赤ちゃんが産道を通るために骨盤が横に開きますが、産後に何もケアをしていないと骨盤が開いたままになってしまいます。骨盤が開いた状態は血行やリンパの流れが悪化してむくみやすくなり、さらに脂肪が付きやすくなる恐れもあり、お尻がたるんでしまう原因の一つとなるのです。
お尻がたるんでいるかどうかは、ある程度自分で確認できます。まずは、以下の項目に当てはまっているものがないか、セルフチェックをしてみましょう。
これらの項目は、すべてお尻のたるみの原因を引き起こす日常生活の行動です。当てはまる数が多いほど、お尻がたるんでいる可能性があります。
お尻のたるみは大臀筋の筋力低下や骨盤のゆがみなどが原因となっており、これらを改善すればお尻のたるみもある程度予防したり改善したりすることが可能です。お尻のたるみの改善は、自宅でも実践できるストレッチや筋トレの他、普段の姿勢を見直すことでも効果が期待できます。以下では、自分1人でも比較的簡単にできる運動や日常生活で実践できるお尻のたるみ改善方法を紹介します。
運動が苦手な方でも実践しやすいのが、負荷が軽めのストレッチです。短時間でできる動作もあるので、空き時間や休憩時間などに気軽に試せます。以下では、お尻のたるみ改善に効果が期待できる2種類のストレッチの方法と実践ポイントに付いて解説します。
デスクワークで長時間座りっぱなしの状態が続くと、お尻の筋肉をほとんど動かせません。気づかないうちに姿勢が崩れて、骨盤がゆがんでしまうこともあるので、まずは20秒でできる簡単なストレッチでお尻の筋肉をほぐしてみましょう。
このストレッチのポイントは、上半身を倒した際に深く呼吸をすることです。両足10秒ずつ、計20秒でできる簡単なストレッチなので、休憩中などの隙間時間におすすめです。
ヨガを取り入れた「勾玉のポーズ」は、お尻の周りをねじるようにストレッチできるので、血流アップが期待できます。
勾玉のポーズを行うときのポイントは、両膝を倒した際に両肩を床から離さないことです。肩甲骨を床に押し付けるようにすると、肩が浮かなくなります。また、クッションは両足でしっかりと挟んでストレッチできれば、内ももや骨盤底筋などにもアプローチできます。
お尻のたるみを改善するための方法として大殿筋を鍛えるには、筋トレが適しています。筋トレと聞くと専用のマシンが必要と思われがちですが、専用器具なしでも実践できる方法があります。そこで自宅でも続けられる筋トレ方法を紹介します。いずれの方法を行う場合でも、お尻の筋肉を意識しながら筋肉が収縮する位置をキープするのが、効果的な筋トレのコツです。
ワイドスクワットとは、大殿筋と太ももの前にある大腿四頭筋、内ももにある内転筋を鍛えられる筋トレです。大殿筋を鍛えられるのでヒップアップ効果に加えて、内ももの引き締め効果も期待できます。
この動作を20回、3セット行いましょう。腰を落とす際は、かかとに重心を置くのがポイントです。お尻を突き出すようにすると、大臀筋に効きやすくなります。
ヒップリフトとはその名の通り、お尻を持ち上げて大殿筋を鍛える筋トレです。大殿筋の筋力の向上やヒップアップ効果が期待できます。
3~5の動作を、繰り返します。初心者は、10~20回の1セットを1~2回行いましょう。
骨盤を浮かせた状態は腰へ負担がかかりやすいので、おへそではなくお尻のみを持ち上げるイメージで行うのがポイントです。さらに負荷をかけたいときは、片方の足を持ち上げてみましょう。
バックキックも、大殿筋を鍛えられる筋トレです。ヒップアップに効果があるほか、お尻の脂肪燃焼や基礎代謝向上効果も期待できます。
初心者の方であれば、片足10~20回を1、2セット行うのが目安です。バックキックのポイントは、上げる足をお尻より高い位置まで上げること、また、足は素早く伸ばし、ゆっくりと元に戻すことです。
日常生活で歩くことが多くても、なかなか筋肉を意識して歩くことは多くはないかもしれません。お尻のたるみを改善するには、歩き方も重要です。ウォーキングまでしなくとも、日常生活で歩くときにお尻の筋肉を意識しているだけで、筋肉を刺激しやすくなります。歩くときはただ何も考えずに歩くのではなく大股で歩く、かかとから着地する、肛門を締めながら歩くことを意識すれば、大臀筋に刺激を与えられます。
反対に小股や内股、すり足で歩くと大殿筋への刺激が少なく、歩行時にお尻を上手く鍛えられなくなるのでたるみを改善できません。お尻のたるみを解消するためには、ちょっとした外出でも常にお尻の筋肉を意識しながら歩くことが大事です。
長時間のデスクワークで姿勢が崩れる状態が日常化している方は、まず骨盤をしっかりと立てて左右のバランスを取って座れるよう矯正することも、お尻のたるみ改善ポイントとなります。正しい姿勢がキープできれば、お尻のたるみの原因である骨盤のゆがみを予防できるでしょう。しかし、普段のしている悪い姿勢を正しい座り方に直すのは簡単ではありません。そのような場合は、姿勢矯正に役立つグッズを活用するのも一つの方法です。
普段座っている椅子の背もたれにクッションを入れるだけでも、首から背筋までまっすぐ伸ばせるので、正しい姿勢をキープしやすくなります。もっとしっかり姿勢を矯正したい場合は、骨盤をサポートして姿勢矯正ができる市販の座椅子を導入してみましょう。
先述の通り、骨盤のゆがみはお尻のたるみにつながります。逆に言えば、骨盤の位置を正しく直せればお尻のたるみも引き締められるのです。骨盤の位置を矯正するには、矯正下着を着用するという方法もあります。ただし、これはあくまでも着用中のみ矯正できるもので、骨盤の位置そのものを矯正できる訳ではありません。
最近では、骨盤ベルトとショーツが一体化したヒップアップショーツというタイプの下着も販売されています。このような下着を着用すると、骨盤を正しい位置にしてゆがみ予防が期待できます。
矯正下着を着用する際に気をつけたいのは、お尻を締め付けすぎないことです。締め付けがきついとお尻の筋収縮を妨げたり血行不良になってしまったりして、効果が十分得られないことがあります。適度な圧の下着を選びましょう。
お尻のたるみは大臀筋の筋力低下や骨盤のゆがみなど、生活習慣や運動不足などさまざまな原因によって引き起こされます。ここまで解説した筋トレやストレッチ、生活習慣の改善などを実践することでお尻のたるみの予防・改善につなげられますが、いずれの方法も効果を実感できるまでには時間を要します。
お尻のたるみ改善に時間や労力をかけたくない、できればすぐにでも改善したいという場合は、美容整形も選択肢の一つです。そこで、共立美容外科で受けられるお尻のたるみ改善のための美容整形の方法や副作用、ダウンタイムなどについて解説します。
共立式KB脂肪吸引とは、共立美容外科が開発・特許を取得したテフロン製の「KBシース」という傷跡保護器具と、さまざまな部位に対応可能な53種類ものカニューレ(吸引棒)を使用した脂肪吸引手術です。KBシースでカニューレと皮膚の摩擦を防ぐので、術後の傷跡や色素沈着を抑えることができます。
共立美容外科では、皮膚の表面に凸凹ができないように手で吸引量を確認しながら行う「ブラインド技術」を持つ医師が担当するので、脂肪を取りすぎることなくなめらかに、美しく仕上げられるのが魅力です。
脂肪吸引は術後に腫れや痛み、むくみが出ることがありますが2~3週間程度で徐々に治まります。また副作用として、皮膚が硬化したり突っ張ったりすることがありますが、2カ月程度で解消されるでしょう。ダウンタイムは個人差がありますが、1週間ほどでテーピングやガードルでの圧迫固定が外れ、日常生活が送れるようになります。1ヶ月程度で内出血なども落ち着きますが、症状に不安がある方は1~3カ月検診で医師に相談してみてください。
▼共立美容外科の「共立式KB脂肪吸引」の料金や手術についての詳細はこちら
ベイザー脂肪吸引は、ベイザー波という脂肪細胞に反応する特殊な超音波と脂肪吸引を組み合わせた方法です。まず、ベイザー波の振動エネルギーで脂肪細胞を乳化・遊離させ、その脂肪細胞をカニューレで吸引します。すでに遊離した脂肪細胞を吸引するので周囲の組織を傷つけることなく、脂肪細胞のみを少ない力で取り除けるのが、ベイザー脂肪吸引の大きなメリットです。吸引の際は刃のないカニューレを用いるため、腫れや内出血、痛みを少なく抑えられます。効率的に脂肪吸引ができるので施術時間も従来の脂肪吸引より短く済み、体への負担を抑えながら約90%もの脂肪を除去できます。また、浅い脂肪層へもアプローチできる方法のため、痩せ型の方の脂肪吸引も対応可能です。
術後は腫れや内出血などの副作用が表れることがあるものの、10日ほどで徐々に治まります。ダウンタイムは2カ月ほどあり、その間施術部位に硬さやつっぱりが感じられますが、こちらも時間とともに解消していきます。
脂肪吸引の痛みが不安な方や気になる部分の脂肪をピンポイントで減らしたい方、気軽に脂肪吸引を受けたい方に適している方法が、共立美容外科が開発した「ボディデザイン・マジック(New プチ・ライポ)」です。この方法では、超音波やレーザーをかけて融解した脂肪細胞を、針サイズの吸引管で取り除きます。施術は20~30分の短時間で完了し、1回の施術でも効果が感じられます。一般的な脂肪吸引に用いられるカニューレよりも細い1.4mmサイズの吸引管を使うので、注射のような感覚で脂肪吸引が受けられて体への負担が少なく痛みも感じにくいです。吸引した脂肪は再生医療と組み合わせて使用でき、胸や頬のくぼみなどに注入可能です。
一般的な脂肪吸引と同様、腫れや内出血などの副作用が表れることがありますが、10日ほどで引きます。ダウンタイムは1~2カ月ほどで、だんだんとなめらかな仕上がりになっていくでしょう。
▼共立美容外科の「ボディデザイン・マジック(New プチ・ライポ)」についての詳細はこちら
脂肪の一種である中性脂肪は、特定の温度で固体になる特性を持っています。フリーズファットはその特性を利用したマシンで、比較的新しい痩身法です。まずは、施術部位を真空吸引して温めて脂肪と血液を分離してから、専用のマシンを当てて脂肪細胞を凍結・破壊します。切開や吸引の必要がないため麻酔は不要で、50分間リラックスした状態で施術を受けることが可能です。1回の施術で効果を実感できることも多く、脂肪細胞を破壊できるのでリバウンドも少ないといわれています。
施術後、腫れや赤み、内出血などの副作用が生じることがありますが、一時的なものです。メスや麻酔を使うこともないため、ダウンタイムもほぼありません。リバウンドは少ないですが、食生活や運動などの生活習慣によってフリーズファットの効果が低くなることはあります。
キャビテーションとは「切らない脂肪吸引」と呼ばれることもある、超音波で脂肪細胞の核に圧力をかけて破壊する方法です。キャビテーションは、超音波マシンを施術部位に当てて体内に微小な泡を発生させます。その泡が弾ける衝撃波で、脂肪細胞の核を刺激して破壊するという仕組みです。キャビテーションで破壊された脂肪や老廃物は、血液中に流れて3~4日ほどかけて体外へ排出されます。
施術は20分ほどで完了します。痛みもダウンタイムもないので体への負担が少なく、仕事の合間などのちょっとした時間でも受けられるのが特長です。一度で効果を実感できる方もいますが、より効果を感じたい場合は週1回のペースで受けるのがおすすめです。
キャビテーションの詳しい情報や他の方法について詳しくは、以下の記事もご参照ください。
切らない脂肪吸引「キャビテーション」とは?ハイパーナイフとの違いを美容外科医が解説
▼共立美容外科で人気のキャビテーションについての詳細はこちら
カーボメッドは共立美容外科が日本で初めて採用した、炭酸ガスで脂肪を分解する痩身技術です。皮下に炭酸ガスを注入して新陳代謝をアップさせることで、取りたい部分の脂肪のみを分解します。コンピュータ制御された機器を使用するので安全性が高く、メスを使うこともないので短時間で施術が完了します。
カーボメッドは極細の針を使って炭酸ガスを注入するので、初回は筋肉痛のような痛みを感じることがありますが、複数回施術を受けていくうちに痛みは軽減していきます。副作用やダウンタイムがほとんどなく、施術当日からシャワーや入浴ができるなど、すぐに日常生活に戻れます。約10分で施術を受けられるので、キャビテーションと同様にちょっとした空き時間でも受けられるのが魅力です。
お尻のたるみは、姿勢の悪さや座りっぱなしの生活習慣、筋力低下などが原因で起こるため、20代であっても起こり得ます。自力で改善する方法もいくつかありますが、効果を得るまでには根気強く改善方法を継続する必要があり、ハードルが高く感じる方もいるでしょう。即効性のある美容整形なら効果を実感しやすく、施術の種類もさまざまなものがあるので、ご自身の要望に合ったものを選ぶことができます。
共立美容外科では、経験豊富な医師によるメールや電話での無料相談やカウンセリングを受けられます。美容整形での施術が初めての方でも、気軽に施術についての相談ができ、適切なアドバイスをしてもらえます。お尻のたるみを美容整形で改善したいと考えているのであれば、一度無料カウンセリングで相談をしてみましょう。
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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