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剪除法は保険適用が可能?

公開日: 2022年01月17日 (月)
最終更新日: 2024年10月26日 (土)
剪除法は保険適用が可能?

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近年、当たり前のようにスメルハラスメントという言葉が使用されているように、においエチケットの重要性がますます注目されています。そんな時代において、日本人ではおよそ10人に1人の割合で発症すると言われているのが“わきが”です。そこで今回は、わきがの治療方法、特に剪除法(せんじょほう)と呼ばれる治療に関して解説していきます。わきがは治療をすることが可能です。

デリケートなことだからこそ、わきがや体臭に悩んでいるという方は、お早めにご相談下さい。今回紹介する剪除法などの専門的な治療を行うことで、悩みの原因となる症状を取り除くことができます。

 

わきがの治療法とは?

腋臭の手術

わきが体質の人は、アポクリン腺(アポクリン汗腺)と呼ばれる汗腺から出る汗の影響によって、わきが独特のにおいが発生してしまいます。わきがのケアのためには、こまめに汗を拭く、脇を清潔に保つなどの基本的な対応は重要ですが、それだけでは完全ににおいを取り除くことは難しいです。

「わきが体質」と表現しているように、わきがは生活習慣だけではなく、体質が大きく影響しています。

例えば、遺伝的にアポクリン腺が多く存在している人の場合、アポクリン腺そのものを除去していくという考え方が重要になります。そして、アポクリン腺を取り除くための代表的な手術が、今回紹介する剪除法(せんじょほう)です。

 

自由診療と保険適用の違いとは?

保険診療と自由診療を説明しようとするスタッフ

剪除法は保険適用が可能なわきがの治療法です。

保険適用というのは、保険証(国民健康保険証、社会保険証など)を持参することで、医療機関での治療に必要となった費用(医療費)の多くを国が負担してくれるといった制度です。一方、医療機関で行う治療であっても、美容のための治療や一部の歯科矯正など、保険適用とはならない治療も存在します。

これを自由診療といいます。

自由診療の場合、必要となった医療費を全て自分で負担する必要があるため、医療費の支払額が大きくなります。どちらの治療が“良い”ということではありませんが、保険適用は「一部負担金」で治療可能、自由診療の場合は「全額自己負担」というイメージをもっておくと良いでしょう。そして、今回紹介する剪除法も保険適用が可能であるため、一部負担金のみで治療を行うことができます。

剪除法(せんじょほう)について詳しく紹介

剪除法を相談する患者

ではここからは、実際に剪除法について詳しく紹介していきます。わきがに悩んでおられる方、家族のわきがが気になっておられる方など、わきが治療を検討されている方は、剪除法について勉強しておきましょう。

剪除法の痛みは?

手術が終わり、手術室で患者と話す医師

まずは気になる治療や治療後の痛みについてです。

剪除法はわきがの原因となるアポクリン腺を物理的に取り除くための治療であるため、手術が必要になります。手術中はしっかりと麻酔を行うため、痛みの心配はありませんが、手術の後に麻酔が切れてくると、徐々に痛みが出現する場合もあります。

わきが治療の手術に関して、「痛みがまったくない」と謳っているサイトもありますが、剪除法の場合、メスを使った手術を行うことになるため、多少なりとも術後の痛みが出現するケースはあります。

ただし、痛み止め(鎮痛剤)などを適切に使用することで、痛みを和らげることも十分可能です。

手術中は、仰向けに寝転がって腕を上げた状態を保っていただく必要があるため、術後に肩や首などが痛む(肩こりのような症状)ことがあります。また、手術の緊張によって肩に力が入ってしまうので、どうしても筋肉痛のような症状が出現する場合があります。

このように、基本的には痛みが少ない剪除法ですが、痛みが全く無いということではなく、場合によっては痛みが出現することもあり、鎮痛薬などを使用しながら術後の経過を見守っていく必要があります。

わきが治療には剪除法以外の治療方法もたくさん存在します。痛みが全くない(ほとんどない)治療を希望されるという方や、傷跡を残したくない(メスを使った手術をしたくない)という方は、当院の医師にご相談ください。お一人おひとりに合った治療方法をご提案させていただきます。

剪除法は再発しやすいのか?

手術が終わり帰る患者と見送る医師

剪除法はわきがの原因となるアポクリン腺を直接取り除くことが可能な手術です。そのため、再発することは稀な治療方法になります。

しかし、手術によって取り除くことができなかった(取り切れなかった・取り残した)アポクリン腺が存在する場合は、わきがの症状やにおいが残ってしまうこともあります。この状態を“再発”と考えてしまう方も多いですが、基本的には手術によってアポクリン腺のほとんどを除去することが可能であるため、他人が気がつくような強いにおいが残ってしまうということはありません。

特に、長期間わきがに悩んでいる方はにおいに敏感になってしまっていることがあり、たとえ他人が気が付かないようなにおいであっても、「手術をしたのににおいが再発した」と感じてしまうことがあります。

剪除法は再手術は可能なの?

手術中の画像

においが残ってしまっている場合には、わきが治療の再手術を検討することは可能です。

当院での治療だけではなく、他院での治療に不満があるという方が当院で再手術を行うということも少なくありません。

しかし、再手術が可能であるとはいえ、初回手術後には手術箇所が瘢痕化(傷跡のような状態)するため、残存したアポクリン腺が分かりにくくなってしまうこともあります。

だからこそ、初回手術時にしっかりとアポクリン腺を取り除くことが重要であり、手術は十分な知識や経験がある医師が行う必要があります。

先にも紹介したように、再手術が必要となる症例の多くは、アポクリン腺の除去が不十分な場合がほとんどです。

過去に手術をしたけれど、まだにおいが気になっているという方は、一度当院専門医にご相談下さい。剪除法の再治療を含めて、ご自身にとってもっとも効果的で良い方法をご提案させていただきます。

腋臭手術、多汗症手術についての詳細はこちら

剪除法は脇の臭いと脇汗に効果がある?

剪除法を行うことで、汗腺のひとつであるアポクリン腺を広範囲に取り除くことが可能であるため、脇のにおいと脇汗の両方に効果があります。しかし、剪除法はあくまでもアポクリン腺をターゲットとした手術であるため、アポクリン腺以外の汗腺から分泌される汗に関しては有効でない場合があります。多汗症の治療や汗の量を減らしたいと考えている方は、剪除法以外の治療方法を検討することも大切です。

剪除法は何歳から受けることができる?

中学生のイメージ

剪除法は中学生の方から受けることが可能な手術です。しかし、思春期や成長期の場合、細胞の再生や成長、ホルモンの影響などがあるため、剪除法によってアポクリン腺を取り除いても、小さな組織からアポクリン腺が再生し、においが再発するという場合もあります。

また、手術痕(傷あと)が残ってしまうという問題もあり、中学生以上であれば一概に全ての方に勧められるということでもありません。

年齢や症状など、患者さんの状況を総合的に考慮して、最適な治療方法をご提案させていただきますので、お子様のわきがに悩んでおられるという方は、ぜひお早めに当院にご相談下さい。

剪除法のデメリットは?

アポクリン汗腺の図解

ここまで紹介したように、剪除法はわきがの原因であるアポクリン腺を直接除去することが可能な手術方法であり、においの残存や再発が少ないのが特徴です。そしてなにより、剪除法は保険適用が可能であり、費用を抑えてわきがの症状を治療することができます。

剪除法は非常に効果的なわきが治療であり、わきが治療の代表といっても過言はありません。

そんな剪除法の大きなデメリットとして挙げられるのが手術後の傷あとです。

剪除法はメスを使用した手術になるため、どうしても手術痕(傷あと)が残ってしまいます。手術範囲にもよりますが、脇(脇の下)に5cm程度の少し長めの傷あとが残ります。傷跡は徐々に薄くなっていくとはいえ、手術痕が残ってしまうということはしっかりと理解しておく必要があります。

ローラークランプ法と剪除法の傷跡

右側が剪除法の手術後の傷跡、左側が共立美容外科で行っているローラークランプ法の手術後の傷跡の画像です。症例には様々なケースがあるので一概にこの写真だけでな比較はできませんが、ローラークランプ法は、傷跡ができないように配慮した手術なので、傷跡を気にするならローラークランプ法も選択肢の一つになります。

ローラークランプ法の副作用や考えられるリスクとしては、手術後の内出血や腫れになります。内出血や腫れは発生する確率が高いですが、1週間から2週間程度で収まります。それと、ローラークランプの手術時に、毛根も同時に除去しますので、腋毛が生えづらくなります。ごくまれに色素沈着が残る場合がありますが、3~6ヶ月程度で改善されます。また、ローラークランプ法をすると皮膚が薄くなるので、それに付随して硬くなる場合があります。硬くなった皮膚のため、ツッパリ感を感じる場合があります。ただ、このツッパリ感も、3~6ヶ月程度で改善されます。

腋臭手術、多汗症手術についての詳細

お一人おひとりに合った治療方法をご提案します

共立美容外科の医療スタッフ

今回は、剪除法のメリットをたくさん紹介させていただきましたが、「手術の傷あとが残る」というデメリットも合わせて知っておくことが重要です。

共立美容外科では、剪除法に限らず、「メスを使用しない」わきがの治療方法も行っております。わきが症状の強さや生活スタイルによっておすすめできる治療方法は異なります。

剪除法は非常に効果的なわきが治療ですが、「傷あとを残したくない」、「他人やパートナーに手術のことを知られたくない」、「メスを使用した手術に恐怖を感じる」という方は、ローラークランプ法やミラドライなど、剪除法以外の治療も検討してみることがおすすめです。

わきがや多汗症は非常にデリケートな症状であるため、簡単には相談しにくいと感じる方も少なくありませんが、「わきがに悩んでいる」「わきがが気になって人生を楽しめていない」「わきがのせいで人との接触に不安を感じる」という方は、長期間精神的なストレスを感じ続けている状態にあります。

わきがによる精神的なストレスを取り除くためには、専門的な治療を行うのが最も効果的な方法です。当院ではお一人おひとりのご要望や状況に合わせた最適な治療をご提案させていただいております。

ぜひお気軽にご相談ください。

わきが多汗症の料金や治療方法の詳細

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このページの監修・執筆医師

  • 日本美容外科学会
  • 日本美容外科学会認定専門医

磯野 智崇

(いその ともたか)

医師の詳細

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