【医師監修】子どもの逆さまつげ治療は眼科?それとも美容外科?
最終更新日: 2025年02月19日 (水)

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逆さまつげって何?どんなリスクがあるの?
逆さまつげの意味と危険性
逆さまつげとは、まつ毛が普通の向きと違って、内側(目に向かう方向)に生えてしまう状態です。たとえるなら、いつもは外側に向かうはずのまつ毛が、まるで「逆走」しているみたいな状態です。この状態になると、まつ毛が目に当たって、角膜(目の表面)や結膜(目の白い部分)を傷つけることがあります。たとえば、学校でふざけて転んだときに、少しのケガが大きな怪我に発展するのと似た感じです。特に成長期のお子さんは、目の発育も進んでいる途中なので、早めの対策が大切です。
また、逆さまつげは放っておくと、炎症や感染症のリスクも高まることがあります。簡単に言えば、まつ毛が目にぶつかることで、目が赤くなったり、痛みを感じたりしてしまうのです。通常の目のケアだけでは、この「逆走まつ毛」を根本的に治すのは難しく、対策が遅れると将来の視力にも影響する可能性があるため、注意が必要です。ここで大切なのは、「見た目の問題」として片付けずに、健康面でもきちんと治療することです。次のセクションでは、逆さまつげの種類について、わかりやすく解説します。
逆さまつげの種類をわかりやすく解説
眼瞼内反・睫毛内反・睫毛乱生の意味
逆さまつげには、いくつかのタイプがあります。専門用語ですが、ここではシンプルに説明します。
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眼瞼内反
これは、まぶた自体が少し歪んでいるために、まつ毛が内側に向かってしまう状態です。まるで、歪んだドアが正しく閉まらず、まつ毛が変な方向に向いてしまうイメージです。 -
睫毛内反
このタイプは、まつ毛そのものが正しく生えていない場合です。まつ毛の生え方が乱れて、目に向かってまっすぐに伸びてしまう状態です。目に直接触れるため、ケガや炎症のリスクが高くなります。 -
睫毛乱生
これは、まつ毛がバラバラに生えてしまう状態です。全体的に方向が不規則になり、目にかすかな違和感を与えたり、見た目に影響を与えたりします。個性とも言えますが、目に負担がかかる場合もあります。
このような分類を知ることで、どの治療が適しているかを判断しやすくなります。正しい診断が、安心して治療を進めるための第一歩となるのです。次は、なぜ眼科ではなく、美容整形で治療する方が良いのか、その理由をわかりやすく説明します。
逆さまつげ治療が眼科ではなく、美容整形がオススメな理由
眼科と美容整形の治療の違い
「逆さまつげって、目の病気だから眼科で治せるんじゃない?」と思うかもしれません。しかし、実際には眼科で行う治療は、目の症状を一時的に和らげるだけで、根本的な原因にはアプローチできません。たとえるなら、眼科での治療は「痛み止めの目薬」で一時しのぎしているのに対し、美容整形は「原因を治す手術」に近いと言えます。
美容整形では、まつ毛が生える部分やその周りの筋肉に直接働きかけ、正しいまつ毛の向きを再建する治療が可能です。共立美容外科が提供する「共立式二重整形P-PL挙筋法」は、こうした根本治療の一例です。つまり、単に目薬で一時的な改善を図るのではなく、しっかりと原因を治して、再発を防ぐことができるのです。
特に、お子さんの場合は、将来の目の健康を考えても、正しい治療が求められます。最新の技術を使った手術は、痛みや手術の怖さを感じさせないよう、最小限の負担で行われるため、安心して受けることができます。ここで大事なのは、「一時しのぎ」ではなく、「根本から直す」ことなのです。次のセクションでは、共立美容外科がどのように子ども向けの治療を行っているか、詳しくご紹介します。
子どもにぴったり!痛くない共立美容外科の逆さまつげ治療について
お子さんの逆さまつげの治療は、見た目だけでなく、健康を守るためにもとても大切です。成長中の目は、早めの治療で将来のトラブルを防ぐことができます。共立美容外科では、特に子どものために安全で効果的な治療法を用意しており、その中心が「共立式二重整形P-PL挙筋法」です。
この治療法は、まつ毛が正しい方向に生えるように、まつ毛の付け根やその周りの筋肉を調整する方法です。手術は、極細の針を使って最小限の傷で行われ、短い回復期間で済むため、普段の生活に大きな影響を与えません。まるで、時計の小さな歯車を丁寧に調整して、全体の動きをスムーズにするようなイメージです。
また、治療前には、専門の先生がしっかりとお子さんの状態をチェックし、最適なプランを提案してくれます。これにより、無駄なリスクを避け、安心して治療を受けることができます。手術に対して「怖い」と感じる方もいるかもしれませんが、最新の技術と経験豊富な医師による治療で、その不安はすぐに解消されるはずです。
超極細の糸を使用
二重の整形を埋没法や挙筋法(きょきんほう)で行う場合、二重のラインがでるように瞼を糸で結びます。
お子様の二重の整形をする際の糸は、もともと血管の手術に使用されていた、超極細の糸を使用します。この糸は極めて細く、体内で分解されないのが特長です。
二重が長く保たれ、また伸びる糸のため糸の結び目が小さくすみますので、糸が目立たちにくく、自然な二重になるように手術を行うことが可能です。
超極細の注射針を使用
お子様の二重の整形で使用する麻酔の注射針は、とても針先が細い、34G(ゲージ)の注射針を使用します。
刺された時の感覚は、個人差がありますが、「ほとんど痛くない」といってもよいほどの感覚です。とても細い注射針なので、腫れや出血も出ないように抑えてくれます。
通常、二重の埋没法などの整形で使用する麻酔の注射針は30G(ゲージ)という、外径が0.3mmの針を使用することが一般的です。
お子様の二重の整形を行う場合、より一層痛みに注意するために、34Gという外径が0.2mmの超極細の注射針を使用します。
ほとんど痛くないのが特徴ですが、麻酔液の注入量も結果的に少なくて済みますので全くと言っていいほど腫れない二重整形になります。また針が細い事により内出血の可能性も非常に低くなりました。
現在、市販されているもので34Gが最小です。
こだわりのある麻酔
共立美容外科は痛くない手術をモットーにしています。そのためお子様の手術をする際は麻酔にこだわり痛くないように手術を行います。
麻酔をする際は、どうしても注射で麻酔液を注入しなければならないので、麻酔の注射針が痛くないように、まず目薬の麻酔液をして、感覚を痛くないようにしてから麻酔の注射針を刺します。
また、麻酔の注射針を刺す際は優しくゆっくり痛くないように刺します。
こちらの症例写真は、目を開いた状態の手術前と手術直後の写真です。ほとんど腫れや内出血がありません。
ただし、仕上がりや腫れ、内出血の手術直後のダウンタイムの程度には個人差があります。
個人差があるので、腫れや内出血がでないように細心の注意を払って私たち共立美容外科の医師は手術を行っています。
主なリスク、副作用等 |
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共立美容外科は、単に見た目を整えるだけでなく、将来の健康を守るための治療に力を入れています。もしお子さんの逆さまつげが気になる場合は、一度専門の先生に相談してみてください。健康と美しさ、どちらも大切にした治療で、お子さんの明るい未来を守ります。
このページの監修・執筆医師
