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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

サーマクールとハイフの5つの違いを解説

公開日:2022年06月14日(火)
最終更新日:2023年09月28日(木)

しわ・たるみ
ハイフを受けているところ
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年齢とともにお顔全体のボリュームが下がってくると、目元や口元、フェイスラインなどの至るところにたるみの現象が起こります。

加齢によるたるみはメイクではなかなか隠すことができませんので、深刻にお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そんなお顔全体のたるみが気になる方は、美容クリニックが提供している切らないフェイスリフト施術を受けると、リフトアップ効果により、若見え度がグンと上がります。

切らないフェイスリフト施術には代表的なものにサーマクールとハイフがあります。そこで今回のコラムでは、両者の5つの違いについて詳しくご紹介していきましょう。

 

切らないたるみ治療とは?

加齢によるたるみが起こる原因は、皮下脂肪の減少、お顔の筋肉が衰え、皮膚の水分保持力が低下して弾力が低下する、といった様々な要因が複合的に関係しています。

たるみの症状を改善するには美容クリニックでたるみ治療を受けると、お顔全体が引き締まり、若々しい印象を取り戻すことが可能です。

美容医療といえばメスを使う整形手術のイメージがあるかと思いますが、最近はメスを使わない治療法が増えており、切らないフェイスリフト施術を選ぶ方が多くなっています。

切らないたるみ治療に使用する機器は美容クリニックによって異なりますが、代表的なものにサーマクールとハイフの2つがあります。

サーマクールはアメリカのThermage社が製造・販売している機器です。ハイフ機器には複数の種類があり、代表的なものにアメリカのウルセラ社ウルセラシステムがあります。

 

サーマクールとハイフの共通点

たるみ治療機器サーマクールとハイフはどちらも肌の内部に熱をアプローチして、たるみ改善、引き締め、リフトアップ効果を発揮する美容治療です。

お肌に機器を当てて、エネルギーを照射することで、お肌を傷つけることなく治療することができます。施術時間はどちらも30分程度です。

たるみ改善の効果、リフトアップ効果の持続期間は永久ではなく、どちらも半年〜1年くらいです。半年過ぎた頃から徐々に効果がなくなり、元の状態に戻ります。

効果を長持ちさせたい場合は、半年または1年に一度のペースで再度治療を受けると良いでしょう。

 

サーマクールとハイフの5つの違いを解説

ここからは、サーマクールとハイフの違いについて見ていきます。

サーマクールでは高周波(RF)を使って真皮層と脂肪に熱を与えますが、ハイフでは超音波を使用して皮膚の一番深い層にあるSMAS筋膜に熱を与えていきます。

※皮膚の構造は肌表面から表皮層→真皮層→皮下組織(脂肪)→SMAS筋膜→筋肉層

 

1)リフトアップ効果の違い

サーマクールの施術後は脂肪層まで熱が届きますので、二重あごや頬の引き締め効果・小顔効果を実感できます。

お顔が一回り小さくなったような変化を感じるでしょう。

サーマクールは高周波の熱によって真皮層にあるコラーゲンが収縮し、肌をキュッと引き締める効果が期待できる治療法です。

一方で、ハイフは皮膚を支える土台のSMAS筋肉に作用し、強力な引き上げ効果が現れます。

施術後はグーンと顔が上に引き上げられたようなリフトアップ効果を感じるでしょう。

ハイフは頬やフェイスラインのたるんだ皮膚を上向きに引き上げるリフトアップ効果に優れた治療法です。

 

▽引き上げ(リフトアップ)するならハイフがおすすめ

  • サーマクールは引き締め!二重あごや頬の脂肪が気になる方に
  • ハイフは引き上げ!フェイスラインの引き上げ、たるみ改善したい方に

 

2)治療できる範囲の違い

サーマクールとハイフは治療できる範囲が異なります。

サーマクールはほぼ全身(顔、太もも、二の腕、腹部、お尻、ウエストなど)に使用することができます。お顔には目元や鼻以外はすべて施術可能です。

サーマクールは全身の引き締め、妊娠線の改善、お顔のニキビ改善やニキビ跡の治療にも使用されます。

一方で、ハイフの場合は、皮膚の一番深い層まで熱が届きますので、太い神経や血管に配慮して照射できない箇所があります。

ハイフは顔(目元や鼻以外)と首専用です。

たるみや毛穴の開き、シワの改善、あごやフェイスラインの引き上げなど、狙った部位を強力に引き上げる目的で使用されます。

 

3)痛みの違い

サーマクールとハイフの痛みの違いをみていきましょう。

※美容クリニックの使用する機器の種類、照射する部位によっても異なります

サーマクールは骨の周辺に照射する場合に激しい痛みを感じることがあります。

機器によっては火傷のリスクもあるので、医師とよく相談の上、施術を受けることが大切です。

一方で、ハイフはほとんど痛みがありませんが、照射するエネルギーを強く設定した場合は痛みを感じやすいです。

 

4)ダウンタイムの違い

サーマクールとハイフのダウンタイムの症状や期間はほとんど変わりません。

ダウンタイムはほとんどありませんが、人によっては腫れや赤み、ほてりなどの症状が1週間くらい出ることがありますが、時間の経過とともに症状は治まっていきます。

ハイフの場合は強いエネルギーで照射を行った場合はダウンタイムに腫れの症状が1週間以上続くことがあります。

万が一、ダウンタイムの症状がおさまらない場合は、医師の診療を受けて、照射部位を冷やすと効果的です。

 

5)リスクの違い

サーマクールとハイフのリスクの違いはどうでしょうか。

どちらも熱エネルギーを皮膚の内部に照射する施術になりますので、やけど・赤み・むくみ・色素沈着といったリスクが起こりえます。

特にハイフは皮膚の最も深い箇所まで作用しますので、スキル不足の医師の場合、照射してはいけない箇所に照射してしまい、しびれや神経麻痺になるリスクもあるの要注意。

ハイフを受ける方は、最小限のリスクに抑えるためにも、血管や神経の位置、筋肉など人体に熟知した医師に任せることが大切です。

サーマクールの方はハイフで起こり得るような神経を傷付けてしまうリスクは少なく、皮膚科医であれば失敗リスクはほとんどありません。

 

結局、サーマクールとハイフのどっちがおすすめ?

サーマクールは主に、3.0mmの層にアプローチしますが、共立美容外科のスーパーハイフプロは1.5mm、3.0mm、4.5mmの3つの層にアプローチすることが可能です。

そのため、サーマクールでアプローチできる層にもアプローチすることが可能なので、ハイフとサーマクールのどちらがおすすめかというと、ハイフの方がおすすめです。

実際、共立美容外科でも以前はサーマクールの取り扱いがありましたが、今はサーマクールは全くと言っていい程行っていません。

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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