日本美容外科医師会認定医院 | 相談・施術の流れ|美容整形・美容外科なら共立美容外科・歯科 ドクターひとりひとりが日々、技術の向上に努力しています。
公開日:2022年08月25日(木)
このコラムを読むのに必要な時間は約 8 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。
目次
「最近髪が少なくなったかも?」と感じることはありませんか?ある調査では、約44%の方が薄毛や抜け毛に人知れず悩んでいるという結果が出ています。
自分ではどう改善したらいいかわからず、悩みに悩んで当院に受診する患者様も多いです。
そんな方におすすめの施術が「自毛植毛」です。
自毛植毛は、身体への負担は少ないながらも、薄毛に対する効果が高いため、多くの方に選ばれています。
今回は、自毛植毛の種類や効果・副作用について詳しく解説します。
「自毛植毛に興味があるけどどんな効果があるか気になる…」という方もいるのではないでしょうか。
メリットを確認することで、他の薄毛治療とも比較しやすくなりますよね。
ここでは自毛植毛のメリットについてご紹介していきます。
自毛植毛では、薄毛の根本的な治療効果が期待できます。
髪の毛の毛根ごと移植するため、移植が成功すれば髪が半永久的に生え続けます。
この施術は髪の毛が抜け落ちる危険性を少なくするため、側頭部や後頭部など抜けにくい部分の髪の毛を使用しています。
施術が終了すれば、後は通常のヘアサイクルで発毛を繰り返すため、メンテナンスも必要ありません。
患者様の髪の毛を移植するため、違和感のない仕上がりを実現することができます。
髪質は人によって異なり、人工毛では色や紙質を完全に一致させることは難しい場合も。
自然な仕上がりを目指したいなら自毛の使用がおすすめです。
患者様自身の髪の毛を使用することから拒絶反応がほとんどありません。
人工毛は、アレルギー反応や静電気が発生する恐れがあるため、注意が必要です。
一方、皮膚に針やメスを入れることから、若干の副作用も報告されています。
治療を受ける前に副作用を知っておくと、実際に副作用が出た場合でも慌てずに対処できますよね。
ここでは、施術後に出現しやすい副作用について経過別で解説していきます。
施術直後にあらわれる副作用は、けがをした時と同様に痛みや出血が多く報告されています。
麻酔が切れた後に痛みを感じる方が多いです。
あまりにも痛みがひどい場合には、数日間は痛み止めを服用します。薬を服用すると、ほとんどの痛みをコントロールできるでしょう。
移植後2〜3日は皮膚を切り取った部分や移植した箇所から薄くにじむ程度の出血することがありますが、ほとんどの場合自然に止まります。
4日以上たっても出血が続く、出血量が多い場合には治療を受けた施設へ連絡しましょう。
麻酔の副作用と考えられますが、まれに吐き気を感じる方がいます。
麻酔の副作用で血圧が下がったことが原因です。
血圧に異常がないか確認し、血圧が正常であれば、内服薬によって対処します。
術後すぐに起こる痛みや出血が落ち着いてきた後には、下記のような副作用が出現することがあります。
施術した額の部分や、施術箇所から比較的近いまぶたが腫れることがあります。
腫れは自然と引くことが多いです。
血の流れが良くなると腫れが出やすい傾向にあるため、術後数日間は血流を良くし過ぎないように気をつけてください。
術後の腫れを予防するには以下のような方法があります。
ケガをした後、治る過程でかゆくなったという経験をお持ちの方が多いでしょう。
傷ができると、その周囲にヒスタミンという物質が増え、ヒスタミンが神経に作用した場合にかゆみを感じます。
全ての方にかゆみが出るわけではありませんが、ケガの治り方と同じように施術した部分にかゆみを伴うことがあります。
術後1ヶ月以上たってからも副作用が現れる可能性があります。
ショックロスとは、施術を受けた後、植毛部分の周辺から毛が抜け落ちることです。
現在のところ詳しい原因は分かっていません。
髪の毛が抜けてショックを受ける方も多いですが、一時的な脱毛のため数ヶ月後には回復します。
毎日きれいに髪を洗って頭皮を清潔に保っておけば、感染症を起こすことはほとんどありません。
しかしながらとてもまれなケースで、施術後の管理が上手く出来ず、施術部位から細菌が入って感染がひどくなり再度手術をしなければいけないこともあります。
移植した毛がくせ毛になることがあります。
髪の毛を植える時の角度やゆがみが原因です。
高度な技術をもったクリニックでも数%の割合でくせ毛が報告されています。
自毛植毛では髪質を変えることはできませんので、もともとくせ毛の方は、くせ毛の髪質が引き継がれます。
自毛植毛とは、薄毛が気になる部分に自分の髪の毛を移植する方法です。
患者様の髪の毛を使用するため、髪質や色を維持することが可能ですし、移植が成功すると髪の毛は生え変わり続けるため、薄毛に対して高い効果を実感できるでしょう。
一方、外科手術ですので施術後の感染予防対策もしっかりと行わなければいけません。
また、術後に出血や痛みなどの副作用が起こる可能性もあります。
アメリカでは、FDA(Food and Drug Administration)という日本の厚生労働省にあたる機関で認可されている外科手術です。
そのため、薄毛治療として自毛植毛を選択する人が増えています。
植毛の種類には自分の髪の毛を移植する施術と人工毛を移植する施術の2種類があります。
ここでは、それぞれの具体的な治療方法と特徴をご紹介します。
自毛植毛の施術にはいくつか種類があり、クリニックによって施術可能な方法も異なります。
韓国で誕生した植毛方法です。
細い専用の植毛針を用いて、移植する毛をセットし穴あけと植え込みを同時に行います。
シャープペンシルをイメージしていただくと分かりやすいですが、針をさして移植毛を押し出す方法です。
植え付け方法が次にご紹介するFUTやFUEと異なります。
単一植毛ではショックロスが起こりにくいことが大きなメリットです。
FUT法では後頭部を横長な帯状の長方形に切り取って移植する方法です。
1回の切り取りで移植する髪の毛を多く確保できるため広い範囲の移植に向いています。
その一方でメスを使用して皮膚を切り取るため傷跡が残り、体への負担は大きい場合があります。
FUE法は、1mm以下の円形状専用器具を使いひとつひとつ毛根を採取する方法です。
FUE法では頭皮をメスで切らないため、体への負担が少なく、傷跡も目立ちにくくなります。
しかしながら、採取する時に毛根を切ってしまう確率が高く、移植できる株数に限りがあります。
人工毛植毛とはナイロンやポリエステルで人工的に作られた髪の毛を、薄毛の部分に植え込む治療方法です。
自毛植毛では移植できる髪の毛に限りがありますが、人工毛植毛においては希望する本数を無制限に植えることができます。
その一方で、自分の髪の毛ではないため、移植後に体に合わないなどのトラブルが起こる可能性があります。
自毛植毛の施術にはいくつか注意が必要なポイントがあります。
注意点を事前に知っておくことで、対応を考えることができますよね。
ここでは、自毛植毛の際に注意したいポイントを解説します。
自毛植毛の治療費は他の薄毛治療と比べると高額です。
実績を積んだ医師しか施術できませんし、1本ずつ髪の毛の移植を行うため手術に時間がかかります。
移植する髪の毛の数や治療方法にもよりますが、数十万円〜数百万円ほどかかるのが一般的です。
健康保険を利用できないため全額自己負担となります。
自毛を移植した部分は薄毛をカバーできますが、移植部分以外の薄毛が気になってしまう方もいます。
医師とのカウンセリングをしっかり行いつつ、患者様1人1人に合わせた施術や、ヘアケア・薬剤療法などを組み合わせた治療を行っていくこともあります。
植毛した髪の毛は通常のヘアサイクルで生え続けます。
施術後1ヶ月程度で毛は一旦抜け落ちますが、毛根は根付いているため、2〜3ヶ月すると新しい髪の毛が生えると言われています。
施術の効果を実感できるまでに4ヶ月以上かかることが多いです。
全ての髪の毛の植え付けが成功するわけではありません。
施術する医師の技量や採取した髪の状態によりますが、一般的に毛根の生着率は80〜90%と言われています。
患者様ご自身の髪の毛であることから、植えることができる数には限りがあります。
しかし、医師と話し合いながら範囲や植え方を工夫することで、より理想的な仕上がりに近づけることができますよ。
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
×
新宿・名古屋・大阪・福岡をはじめ
全国26院 共通ダイヤル
0120-500-340
あの久次米総括院長も診察♪
新宿本院 直通ダイヤル
0120-500-340
銀座院 直通ダイヤル
0120-560-340
渋谷院 直通ダイヤル
0120-340-428
池袋院 直通ダイヤル
0120-340-800
立川院 直通ダイヤル
0120-489-340
上野御徒町院 直通ダイヤル
0120-340-444