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公開日:2022年07月10日(日)
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目次
年代を問わずよく聞かれるのが、毛穴に関するトラブルです。
毛穴のトラブルは一朝一夕に改善することは難しいですが、ヴァンパイヤフェイシャルなら、じっくりと毛穴悩みに向き合って改善を目指せるのです。
こちらの記事では、毛穴トラブルの原因や、ヴァンパイヤフェイシャルが毛穴トラブル改善に役立つ理由をご紹介してます。
毛穴トラブルの種類は年代ごとに異なり、10代ではTゾーンの毛穴汚れ、20代では、毛穴詰まりによるトラブルでお困りの方が多いといいます。
そして30代以降になると、毛穴の開きやたるみでお困りの方が増える傾向にあります。
こちらの章では、30代以降に増える、毛穴の開きやたるみにスポットを当てて、その原因についてご紹介しています。
開き毛穴のいちばんの原因は、皮脂の過剰分泌ですが、実は乾燥肌が引き金となって皮脂分泌量が増えることがあるのです。
たとえば、以下のようなスキンケアをしていないでしょうか。
これらのいずれかに該当するなら、乾燥肌もしくは脂性乾燥肌によって皮脂分泌が増え、毛穴が開いてしまっている可能性が考えられます。
それは、保湿ケアをしっかりと行っていないとバリア機能が乱れ、皮脂分泌を増やしてバリア機能を補修しようとする働きが強まるからです。
つまり、お肌の防衛機能が働いて皮脂分泌量が増えるということなのです。
特に、過剰な皮脂分泌によって鼻と小鼻の毛穴が開いてしまうと、角質や外部のほこり、メイク成分が詰まって角栓を形成することがあります。
そして、角栓が毛穴内部で酸化すると黒色に変化し、いわゆる”いちご鼻”と呼ばれる状態になることもあるのです。
お肌が皮脂でべたつくと、保湿ケアを使用という気にはならないかもしれません。
しかし、保湿ケアでバリア機能のコンディションを整えることこそが、開き毛穴改善の第一歩なのです。
なお、額、眉間、鼻、小鼻、あごはTゾーンと呼ばれ、脂性肌でなくても皮脂分泌量が多い場所で、開き毛穴が起こりやすいといわれています。
また、保湿不足が続くと、Tゾーンだけでなく顔全体の皮脂分泌が増えることがありますので、そうならないためにも、毎日の洗顔後には保湿ケアを欠かさずに行うことが大切でしょう。
たるみ毛穴の直接原因は、年齢による頬のたるみにあります。
たるみ毛穴は開き毛穴の延長線上にあり、開き毛穴が目立ってきたところにたるみが生じると、開いた毛穴は下方に引っ張られて涙型のたるみ毛穴が目立ってきます。
そして、初めは一部分だけ目立っていた開き毛穴同士がつながると、横にもたるみ毛穴が広がり、以前にも増して開き毛穴が目立つことになるのです。
つまり、たるみ毛穴を避けたいなら、まずは開き毛穴にならない対策として保湿ケアをする必要があるということですね。
特に30代後半あたりから目立ってくるのが頬のたるみですが、ヴァンパイヤフェイシャルで早急に治療を開始すれば、頬のたるみが原因で起こるたるみ毛穴対策に苦立つでしょう。
ヴァンパイヤフェイシャルは、ダーマペンとPRP皮膚再生治療を組み合わせた治療で、開き毛穴やたるみ毛穴の改善に役立ちます。
こちらの章では、ヴァンパイヤフェイシャルで開き毛穴やたるみ毛穴を改善できる理由についてご紹介していますので、毛穴トラブルでお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
ダーマペンとは、微細な針で皮膚に細かい傷をつけて、全治癒力を高めることで皮膚を再生する治療です。
また、皮膚が再生される際にはコラーゲンやエラスチンが生成されるため、根本から開き毛穴やたるみ毛穴、頬のたるみ改善を狙えるのです。
コラーゲンやエラスチンの体内量は年々減少し、この状態が頬のたるみやしわなどの老化現象を引き起こす原因になります。
そして、ダーマペンでコラーゲンやエラスチンを自然に増やすことで肌細胞を若帰らせれば、頬のたるみや開き毛穴、たるみ毛穴などを改善できるのです。
そしてもうひとつ、ヴァンパイヤフェイシャルではPRP皮膚再生治療も取り入れますが、この方法は患者さんから採取した血液成分を使って行われるため、安全性が高いというメリットがあります。
なお、PRP皮膚再生治療では、採取した血液から血小板成分のみを抽出し、ダーマペン治療で空けた穴に血小板成分を塗布しますので、血小板成分を効率よく皮膚に送り込むことができます。
PRP皮膚再生治療で使用する血小板成分には、コラーゲンやエラスチンの増殖に欠かせない成長因子(グロスファクター)が含まれています。
成長因子は動物の体内に存在するタンパク質成分で、ターンオーバーを促進するEGF、弾力やハリを生み出す繊維芽繊維増殖作用があるFGF、肌細胞の新生作用があるIGF、コラーゲンやエラスチンの働きを助けるTGFに分類されています。
このように、成長因子にはそれぞれに異なった作用がありますが、いずれの成長因子も肌細胞の活性化に役立つという特徴があることがわかります。
つまり、ダーマペンのみの治療よりも、PRP皮膚再生治療を取り入れたヴァンパイヤフェイシャルのほうが、より高い頬のたるみ改善や開き毛穴とたるみ毛穴の改善効果を期待できるということですね。
毛穴トラブルを予防したり改善したりするためには、ひとまず保湿ケアを毎日欠かさず行うことが大切です。
また、開き毛穴やたるみ毛穴は、年齢だけではなく生活習慣によって起こることもあるのです。
ヴァンパイヤフェイシャルでの毛穴トラブル改善をお考えなら、以下でご紹介する生活習慣にも目を向けた上で、治療を検討しましょう。
紫外線による日焼けはシミをつくり出す原因となります。
しかし、紫外線によってお肌が受ける影響は日焼けのみに留まらず、日焼け止めをせずに長時間当たってしまうと、皮下のコラーゲンやエラスチンが悪影響を受けて、お肌のたるみや開き毛穴、たるみ毛穴ができやすくなると考えられているのです。
特に紫外線A波は真皮層にまで到達して光老化スピードを速める元凶となりますので、少しの時間でも紫外線対策をしてから外出しましょう。
また、紫外線A波は可セラスも通り抜けてしまいますので、明るい窓辺で過ごす際も十分な注意が必要です。
開き毛穴に角栓が詰まって酸化すると、毛穴の黒いポツポツが目立ちます。
そして、剥がすタイプのパックを使えば角栓を一気に取り除くことができますが、この方法での毛穴ケアはあまりおすすめできません。
それは、一気に角栓を取り除くことで毛穴内部が空になると、皮脂を分泌させて毛穴内部を守る働きが加速するからです。
つまり、以前にも増して皮脂分泌量が増え、より角栓ができやすくなるということなのです。
また、剥がすタイプのパックは、角栓だけでなく角質層も一緒に剥がしてしまうため、パックをした部分が乾燥し、これもまた、皮脂分泌量が増える原因になります。
剥がすタイプのパックには、その場で角栓をなくせるというメリットはありますが、常用すると角栓ができやすくなるということは知っておくべきでしょう。
剥がすタイプのパックをどうしても使いたい場合には、使用頻度に注意して、使用後にはすぐに保湿ケアで毛穴を保護するよう注意しましょう。
油分が多い食事やおやつを摂った翌日に、何となくお肌がべたつくという経験をしたことがないでしょうか。
実は、油分が多い食品を摂りすぎると皮脂分泌量が増えることがあるのです。
また、油分が多い食事はカロリーが高いため、ダイエットの観点からも摂りすぎには注意しなければならないでしょう。
反対に、皮脂分泌量の軽減に役立つ食品もあります。
ビタミンには皮膚や粘膜保護作用やターンオーバー促進作用があるため、お肌のたるみや開き毛穴、たるみ毛穴の予防や改善対策に役立ちます。
ビタミンAは、レバー、卵黄、人参、モロヘイヤ、ホウレン草、ウナギに多く含まれています。
ビタミンB6にはバリア機能をサポートする作用があるため、年齢によるターンオーバーの遅れを改善する対策として役立ちます。
ビタミンB6は、牛レバー、マグロ、ニンニク、ピスタチオに多く含まれていますので、なるべく毎日摂る工夫を行ってみましょう。
ビタミンには、抗酸化作用や美白作用のほか、毛穴引き締め作用もあるため、開き毛穴やたるみ毛穴の予防や改善対策に役立ちます。
ビタミンCは、パプリカ、ブロッコリー、モロヘイヤ、キウイフルーツ、イチゴ、ネーブルオレンジなどに多く含まれています。
ビタミンEは”若返りビタミン”とも呼ばれ、ターンオーバーの促進サポートや血行不良の改善作用があるとされています。
また、強い抗酸化作用があるのもビタミンEの特徴で、体内の活性酸素発生を押さえ、肌細胞の老化スピードを遅らせる作用があります。
ビタミンEはアーモンドやヘーゼルナッツ、ピーナッツ、ベニバナ油などに多く含まれています。
ただし、これらはカロリー高めの食品ですので、1日にたくさん摂るのではなく、少量を毎日摂る方法がおすすめできるでしょう。
今回は、毛穴トラブルが起こる原因や、ヴァンパイヤフェイシャルが毛穴トラブルに対応できる理由、毛穴トラブルで悩まないための生活習慣をご紹介してきました。
ヴァンパイヤフェイシャルは、ダーマペンとPRP治療を組み合わせた治療で、肌細胞の活性作用でお肌のたるみや開き毛穴、たるみ毛穴の改善を目指せます。
とはいえ、毛穴トラブル改善には、生活習慣を見直すことも大切です。
こちらの記事では、紫外線対策、剥がすタイプのパックはなるべく使わない、食生活に注意するという注意点もご紹介していますので、これらにも目を向けて、ヴァンパイヤフェイシャルの効果を最大限に実感しましょう。
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このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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