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ヒアルロン酸豊胸術はどんな人におすすめ?メリットやリスクを美容外科医がご紹介

ヒアルロン酸豊胸術はどんな人におすすめ?メリットやリスクを美容外科医がご紹介

公開日: 2022年03月08日 (火)
最終更新日: 2024年06月09日 (日)
ヒアルロン酸豊胸術はどんな人におすすめ?メリットやリスクを美容外科医がご紹介

このコラムを読むのに必要な時間は約 17 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

スキンケア用品やサプリメントでもよく登場するヒアルロン酸。うるおいを持続させる成分として有名ですが、美容整形でもよく使用されており、シワやたるみの改善、鼻筋の高さ出し、唇のボリュームアップなどを目的とした、顔の各パーツへの注入の他、バストを大きくしたり、形を整えたりする目的でも注入されます。特に豊胸術では、他の術式と比べて手軽に行える方法であるとして選ばれるケースが多いです。

美容整形によるバストアップに興味がある人は、ぜひこの記事でヒアルロン酸豊胸術の特徴や、他の豊胸術との違いなどについて確認してみてください。後半ではメリットやリスクについてもご紹介しているので、比べてみて自分に合った術式を検討してみましょう。

 

ヒアルロン酸とは?

ヒアルロン酸をシャーレに入れ確認しているイメージ

ヒアルロン酸はグルコサミンとグルクロン酸からできる糖質の一種であり、人体を構成する成分の一つです。水分を保つ力とジェルのような粘性があり、肌や関節部分の細胞の隙間でクッションとなって保護する役割を果たしています。

加齢とともに減少していくことが分かっており、減少すると肌のうるおいやハリなどが失われてしまうことから、エイジングケアの一環として、スキンケアやサプリメントなどで積極的に摂取している方もいらっしゃるでしょう。

冒頭でお伝えしたように、美容整形にもヒアルロン酸を使用する施術があり、特定の部位に針で注入することで、ふくらみを持たせたり、ボリュームアップさせたりできます。

ヒアルロン酸の種類

ヒアルロン酸には、分子量の大きい高分子ヒアルロン酸と比較的小さい低分子ヒアルロン酸の2種類があります。

高分子ヒアルロン酸は自然界に存在し、食品などにも含まれています。一方低分子ヒアルロン酸は人工的に作られたものです。

粒子が大きい高分子ヒアルロン酸の方が、人の体に吸収・分解されにくいという特長を持っています。

美容整形にヒアルロン酸が使われる場面

美容整形ではヒアルロン酸はさまざまな部位に使われています。

肌に対しての施術は、しわを伸ばす目的やリフトアップ、肌のくぼみ改善など。これらは注入部分をふっくらとさせて、肌表面にハリを持たせる美容整形です。

その他、一定量のヒアルロン酸を注入することでパーツのボリュームアップにも活用できるため、おでこ、こめかみ、鼻、顎、涙袋、唇、お尻などの気になる箇所に注入するケースがあります。

同じ用途でヒアルロン酸を胸に注入するのが、ヒアルロン酸豊胸術です。

 

ヒアルロン酸豊胸術とは?

 

ヒアルロン酸豊胸術はいくつかある豊胸術のうちの一つです。もともと体内に存在する成分のヒアルロン酸を胸に注入することで、バストサイズを大きくしたり、形を整えたりします。

比較的自然な仕上がりになる上、施術時間も短いことから、手軽に効果を実感できる方法として知られています。

一般的に、わきの下やアンダーバストなど、痕が目立たない場所を選んで注入します。術後の傷跡は3mm程度の針穴のみで、1週間程度で見えづらくなる点も、この施術の特長です。

なおアメリカやフランスなど、海外ではヒアルロン酸豊胸術を禁止としている国もあります。乳がん検診の妨げになる可能性や授乳時の乳児への影響を鑑みて制限をしているようです。

ただし、実際のところ発がん性などの危険が直接指摘されている訳ではなく、腺外科専門医による乳がん検診には差支えがないという見解もあります。そのため国内におけるヒアルロン酸豊胸術は、各クリニックの医師の判断に基づいて行われる自由診療として、特に制限されているものではありません。

施術の流れ

ヒアルロン酸豊胸術の一般的な流れは以下の通りです。

  1. 希望の形やサイズになるようデザインを決める
  2. 注入する箇所と注入するヒアルロン酸の量を決定する
  3. 局所麻酔をする
    ※希望によっては静脈麻酔などを行える場合もあります。
  4. カニューレという先端の丸い特殊な針で、ヒアルロン酸を肌の内部へ注入する

 

料金

ヒアルロン酸豊胸術の料金は、注入するヒアルロン酸の量によって決まるクリニックがほとんどです。1ccあたりいくらという料金設定となっており、トータルの注入量で金額が決定します。

共立美容外科の場合は3種類のヒアルロン酸があり、価格は1ccあたり2,640円~5,390円です。

一般的に、バストサイズを1カップ大きくするために必要なヒアルロン酸の量は、片方の胸で100cc~150cc前後。注入する場所や医師の技術によっては、少ない量でもサイズを大きく見せられるケースもあります。

術後の注意点

基本的には施術の翌日から日常生活に戻れるヒアルロン酸豊胸術ですが、術後に痛みが出る可能性もあり、2~3日間はズキズキと痛むかもしれません。その期間中はクリニックから処方された痛み止めを飲んで痛みを抑えます。激しい運動などは、痛みがある程度治まってから行うようにしましょう。

効果持続期間

ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分のため、注入後一定の時間をかけて体に吸収されていきます。一般的に10日から1カ月でヒアルロン酸自体が水分を吸収して大きく膨れ、さらに1カ月過ぎたあたりから体への吸収が始まり、施術の効果がだんだんと減少していきます。そのためヒアルロン酸豊胸術の効果を理想的な状態でキープするには、定期的な再注入が必要です。

豊胸用のヒアルロン酸には、再注入までの期間を伸ばすため、ヒアルロン酸の分子と分子をつなぐ架橋剤が使用されています。架橋剤を使用することでヒアルロン酸が吸収されにくい構造になるため、持続力が長くなるのです。

そのため架橋率を考慮したヒアルロン酸を選んで注入すると、比較的長く効果を持続させられるでしょう。年齢や個人差、注入したヒアルロン酸の種類にもよりますが、一般的に豊胸用のヒアルロン酸が完全に体に吸収されるまでの期間は、2年~4年と言われています。

ただし架橋剤は入れすぎてしまうと、術後の見え方や触感にも影響するためが適切な量にとどめることが大切です。

架橋率が高すぎると、横になった時でも胸の形が変化しづらくなったり、硬い触感になってしまったりする可能性があります。そのためヒアルロン酸豊胸術を行う際は、自然さや効果持続時間などのうち何を最も重視するかによって、使用するヒアルロン酸を選択しましょう。

またヒアルロン酸豊胸術はどのような種類を選んだとしても、体質や注入量によって持続期間に個人差が発生します。

共立美容外科のヒアルロン酸豊胸術で注入できるヒアルロン酸は、

  • HYA corp Body Contouring “MLF1”(ハイア コープ ボディ コントアリング “エムエルエフワン”)
  • GANA HA body(ガナ エイチエー ボディ)
  • 共立美容外科がブレンドしたヒアルロン酸

の3種類です。共立美容外科がブレンドしたヒアルロン酸を使用する豊胸術には、シンデレラ豊胸という名前がついています。

HYA corp Body Contouring “MLF1”

HYA corp Body Contouring “MLF1”は、ヒアルロン酸の分子と分子をつなぐ架橋剤にアレルギーが起こりづらいBDDEという素材を使用した、非動物由来のドイツ製豊胸用ヒアルロン酸です。

再注入が必要になる目安の期間がおよそ1年半~2年と比較的長く、滑らかで自然な感触となるよう、理想的な架橋率が設定されています。

GANA HA body

GANA HA bodyは、柔らかさや見た目が自然な仕上がりになる豊胸用ヒアルロン酸です。粒子が細かいため体内の組織になじみやすいといった特長があります。持続期間にも配慮して作られており、再注入が必要になる目安の期間は約2年です。

個人差はありますが、HYA corp Body Contouring “MLF1”よりも持続すると言われており、共立美容外科のヒアルロン酸豊胸術の中でもっとも長い持続期間を保てる方法と言えます。

シンデレラ豊胸

共立美容外科がブレンドしたヒアルロン酸を注入する豊胸術では、柔らかさにこだわったヒアルロン酸を使用。シンデレラ豊胸という名称で、持続期間は他の2種類ほど長くはありません。持続させるためには半年に1度ほどの再注入が必要です。

例えばお試しとしてシンデレラ豊胸を行い、理想のサイズを実際に確認してから他の豊胸術を受けたいケースなどにおすすめです。

他の豊胸との違い

 

プールサイドで寝そべっている女性のイメージ

国内の代表的な豊胸術は

  • ヒアルロン酸豊胸術
  • バッグ式豊胸術
  • 脂肪注入豊胸術

の3種類です。

これらは施術方法が全く異なり、選んだ豊胸術によってサイズアップする大きさの制限や仕上がりの自然さ、効果の持続時間、費用などが大きく変わります。

一般的なヒアルロン酸豊胸術は、2カップ程度のサイズアップが最大です。量が多すぎると手術料金が高額になる他、注入するときに溢れたり、ヒアルロン酸が分散できずしこりになったりする可能性があります。もちろん胸の皮膚の伸びやすさなどによる個人差もありますが、3カップ以上の大幅なサイズアップには向いていないため、他の豊胸術を検討しましょう。

仕上がりを自然にしたい場合は、ヒアルロン酸豊胸術もおすすめですが、より自然に仕上がるのが脂肪注入豊胸術です。脂肪注入豊胸術は、自身の体の成分を使用するため柔らかさや手触りの点で他の施術よりも秀でています。

効果の持続については、ヒアルロン酸豊胸術は3つの中で1番持続期間が短い手術です。シリコンバッグによる豊胸がもっとも長く、時間経過によるボリュームの減少などは起こりづらいです。推奨とされている約10年での入れ替え時まで完成後の状態が持続できます。

バッグ式豊胸術、脂肪注入豊胸術の施術方法などについて簡単にご紹介していきます。

バッグ式豊胸術

バッグ式豊胸術はわきの下などを切開して、胸にシリコンのバッグを入れることで、バストサイズを上げる施術です。バッグの大きさの分大きくなるので、一気に3~4カップなど大幅にサイズアップしたい人などに選ばれています。バッグは体内に吸収されない性質のため、術後の状態を長期的に保ちたい人にもおすすめです。

現在豊胸で使用されているシリコンバッグは、万が一体の中で破損しても中身が漏れ出さず、体に害を及ぼすことのないようになっています。しかしながらごくまれに、拘縮やリップリング、ウェービングなどの変形を起こすリスクがある点には、注意が必要です。

手術は6時間程度かかり、術後は何度か通院して経過を観察する必要があります。また約1週間後に抜糸するまでの間は、飲酒や激しい運動を制限しているクリニックが多いです。

翌日から日常生活を送ることはできますが、3日間程度は痛みが続く場合があり、その後約2週間で痛みが消退していきます。痛み止めの薬でコントロールできることがほとんどのため、医師の処方に従って薬を服用すると良いでしょう。

脂肪注入豊胸術

脂肪注入豊胸術は体から採取した脂肪をバストに注入して大きくする手術です。もっとも自然な仕上がりにしやすく、手術直後の腫れた状態から1~2週間で安定し、3カ月程度で完成に近づきます。

注入した脂肪はすべて定着する訳ではなく30~40%程度が定着すると言われていますが、その定着率は体の状態や注入の量、脂肪の加工方法などによっても大きく変動するものです。

中でも脂肪を遠心分離機にかけ、不純物を除去し濃縮した脂肪を注入するコンデンスリッチ豊胸では、約80%の脂肪を定着させることができます。

注入して半年~1年経っても残っている脂肪は、バストに生着していると判断でき、その後も残ると期待できるでしょう。

逆に言えば、脂肪の定着後に元の状態に戻したいと思っても簡単に除去することはできず、脂肪吸引を行う必要が出てきます。体へのダメージも大きく完全に元に戻すことはできないため、手術を行う際は納得できるまでシミュレーションを重ねるのがおすすめです。

また生着した脂肪は加齢の影響を受けます。年齢とともに自然な下垂や組織の萎縮が起きるものということを理解しておきましょう。

知っておくべきリスクとして、吸引時に適切でない量の脂肪を吸引してしまうと、吸引部分の皮膚が凸凹してしまったり、まれに貧血症状が出てしまったりすることがあります。

脂肪を注入した胸の部分や脂肪の吸引部分は腫れや内出血、つっぱり感、硬さが出る場合もありますが、2~3週間程度で徐々に引いていくでしょう。

痛みはバッグ式豊胸よりも少ないですが筋肉痛のような痛みが出ることがあり、1週間程度で引いていきます。

 

ヒアルロン酸豊胸術のメリット

ヒアルロン酸豊胸術には

  • 比較的手軽に行える
  • 理想の形を作りやすい
  • 自然な形で周囲にばれづらい

といったメリットがあります。

それぞれの詳細は以下の通りです。

比較的手軽に行える

ヒアルロン酸豊胸術の施術目安時間を10分~30分としているクリニックが多く、ほとんどのケースでダウンタイムもありません。

痛みや赤みが残る可能性はあるものの、見た目上は施術直後から完成した姿を手に入れられる方法です。

またトラブルが起きてしまった場合や元の状態に戻したい場合は、注入したヒアルロン酸を薬剤で溶かすことができます。

大きなリスクが比較的少ないため、豊胸術の中では手軽に行える施術と言えるでしょう。

 

理想の形を作りやすい

ヒアルロン酸豊胸術では、ヒアルロン酸を注入する場所や量によってバストの形を変化させることができます。

細かなデザインが設定できるので、理想の形がある人にとってはそれを実現しやすい方法と言えます。

手術を終えて1カ月程度の期間を空ければ追加注入が可能なケースも多く、微調整ができる方法でもあります。

上部にふくらみを持たせたい、谷間を作りたいなどの希望がある場合、ヒアルロン酸豊胸術は大変おすすめです。

 

自然な形で周囲にばれづらい

ヒアルロン酸豊胸術では切開を行わず、1〜2カップ程度、自然にバストアップできます。

他の手術と比べると傷跡が目立ちづらく、バッグ式では切開跡、脂肪注入では脂肪吸引の跡が残るのに対して3mm程度の針跡が残るのみです。

硬さや手触りが気になるという意見もありますが、基本的には1カ月程度の時間が経つことである程度柔らかくなります。

ものによっては従来よりも柔らかい仕上がりにできるヒアルロン酸もあるため、気になる人は注入する製品の種類が選べるクリニックで手術を受けると良いかもしれません。

ヒアルロン酸豊胸術は傷跡が少なくバッグ式のような不自然さを回避できるため、比較的周囲にばれづらい豊胸術と言えるでしょう。

 

ヒアルロン酸豊胸術のリスク

 

ヒアルロン酸豊胸術のリスクには以下のようなものがあります。

  • 腫れや痛み、内出血が長期化することがある
  • しこりができることがある
  • 触感が硬くなることがある
  • ヒアルロン酸消失後のバストに変化が起きる

 

一つずつ詳しく見ていきましょう。

腫れや痛み、内出血が長期化することがある

ヒアルロン酸豊胸術はダウンタイムがほとんどないのがメリットですが、イレギュラーなケースとして腫れや痛み、内出血が長期化してしまうことがあります。個人の体質や注入量にもよるため、無理のない手術を行うようにしましょう。

また術中や術後に、体内に入った細菌がヒアルロン酸の周りで炎症を起こしてしまうことも。

発生する確率自体は低いですが、細菌感染を起こすと赤く腫れて痛みが出ます。

感染を予防するためには、事前のカウンセリングでリスクについてしっかりと説明してくれる医師や術後のトラブルの相談窓口を設けているクリニックを選び、教えてもらった注意点を遵守することが大切です。

万が一炎症が起こり、長期化してしまったときはすぐに医師の診断を受けてください。

大抵の場合、抗生剤の点滴や内服で炎症を抑えます。解決しない場合は溶解剤を注射し、ヒアルロン酸を溶かす処置が必要です。

非常にまれではありますがどうしてもヒアルロン酸溶解剤などで解決しない場合は、ヒアルロン酸を吸引して取り出すケースもあります。

 

しこりができることがある

ヒアルロン酸豊胸術では、しこりができてしまうケースがいくつかあります。

一つ目は注入する物質がアレルゲンとなってしまうケースです。ヒアルロン酸自体は体内にもともと存在するため、アレルギー反応は起こらないとされています。

しかし一緒に注入する物質にアレルギー反応が起きてしまった場合、ヒアルロン酸の周りにコラーゲン繊維の膜ができてカプセルのように拘縮し、しこりになるのです。

長期間放置するとカプセルが石灰化したり硬い塊になったりする可能性もあるため、異状がある際は早急に医師の診察を受けてください。

ヒアルロン酸自体が体に異物と認識されてしまうケースもあります。

多すぎる量を一度に注入した場合、1カ所にまとめて注入した場合、粒子がバラバラで均一でないヒアルロン酸を注入した場合などはリスクが高いと言えるでしょう。

また本来ヒアルロン酸は時間とともに体に吸収されてなくなるものですが、注入した成分に不純物が多いと吸収されずに塊となって残り、しこりになることがあります。

ヒアルロン酸を注入する場所によって、しこりができてしまうことも。

本来ヒアルロン酸は乳腺下に注入することが望ましいとされています。

乳腺よりも上の位置に注入してしまった場合、血管が多く交錯している皮膚と近い位置にヒアルロン酸が滞在することになってしまうのです。

その場合炎症が起きやすくなる他、拘縮にもつながりやすくなります。

さらにヒアルロン酸自体の触感が伝わりやすくなることからも、しこりがあるように感じてしまうかもしれません。

しこりができるのを防ぐためには、適正な注入ができる技術を持った医師を選び、成分の内容についてきちんと説明を受けた上で手術を受けるようにしてください。

ヒアルロン酸豊胸術でできたしこりは、マッサージを行うことで解決することもありますが、解消しないケースでは炎症時と同様の対処が必要です。

 

触感が硬くなることがある

触感が硬くなるのは、ヒアルロン酸の性質上起こりうる現象です。豊胸用のヒアルロン酸は硬く感じやすい高分子のもので作られていることがあるため、種類によってはヒアルロン酸自体の硬さを感じてしまうケースがあります。

ある程度の粒子の大きさはボリュームアップと持続性を高めるために必要なので、自然なバストや脂肪と同様の柔らかさをイメージしていると、施術後に「想像していたよりも硬い」という印象になってしまうかもしれません。

ただし最近では柔らかさを重視したヒアルロン酸製品も多数あるため、事前に医師へ自分がイメージしている柔らかさを伝えておき、ギャップが少ないものを選ぶようにしましょう。

また手術直後は腫れによって硬くなっているケースもあり、その場合1カ月程度の時間が経つことである程度柔らかくなるはずです。

なお、しこりの原因でもあった乳腺よりも上の部分に注入されたケースでも、ヒアルロン酸が脂肪の柔らかさで包まれていない状態となるため、硬さを感じてしまうことがあります。注入の深さは必ず事前に確認しておくべきポイントです。

 

ヒアルロン酸消失後のバストに変化が起きる

ヒアルロン酸豊胸術の効果は前述した通り、徐々に減少していき、再注入を行わなければほとんど元通りになってしまいます。

一度の注入や微量の注入であれば影響は少ないかもしれませんが、長期間注入を続けていた場合や、大量のヒアルロン酸を注入していた場合は注意が必要です。

バストの皮膚が伸びてしまっていることで皮膚にシワができ、しぼんだような印象になってしまう可能性があるでしょう。

注入を繰り返し続ければ解決すると考えるかもしれませんが、実はヒアルロン酸は繰り返し注入を行うと、しこりができるリスクが高まってしまいます。

そのため施術後のバストサイズを維持したい場合は何度も繰り返し続けるのではなく、他の手術方法に切り替えることをおすすめします。

 

 

ヒアルロン酸豊胸術はこんな方におすすめ

胸に手を当てている女性のイメージ

 

メリットやリスクを考慮すると、ヒアルロン酸豊胸術は気軽にバストアップしてみたい人に特におすすめの豊胸術と言えます。

術前に必要な準備やダウンタイムがほとんどなく、元に戻すことも可能なため、とにかく試してみたいという人にとってはメリットの多い方法であるはずです。

仕事が忙しくて時間がないという方や、ダウンタイムが取れなという方でも手術を受けられます。

特別なイベントに合わせて、一時的に少しバストアップしたいという方にもおすすめです。

また本格的な手術には抵抗があるという方や、豊胸をしたいけれども理想の形はまだ決まっていないという方は、ぜひヒアルロン酸整豊胸を検討してみてください。

この手術ならば体にメスを入れず、針でヒアルロン酸を注入するだけで大きくなったバストを体験できます。

最小限の傷跡となるため、豊胸したことがバレたくない人にもヒアルロン酸豊胸術は向いているでしょう。

バッグ式のような不自然さがなく、手術の直後から自然に見えるバストアップが可能です。

その他注入の量を調節しやすい点から、バストの左右差を減らしたい方やバストの上部分など一部だけをバストアップしたい方の希望を実現しやすい方法でもあります。

 

豊胸手術は特徴やリスクを理解して自分にあった方法を選びましょう

豊胸手術にはそれぞれの方法ごとに特徴があり、メリットがある一方でリスクも存在しています。

手術を検討する際はあなたが重要視しているポイントを整理した上で、医師の説明をしっかりと受けて決断することが大切です。

手軽に受けられて形の調整が行いやすいヒアルロン酸豊胸術、大幅なサイズアップができ効果が長く持続できるバッグ式豊胸術、もっとも自然な仕上がりを目指せる脂肪注入豊胸術の3種類を比較して、自分に合った方法を選びましょう。

もしも費用に余裕があり、バストアップを試してから大きさを維持するかどうか検討できる状況であれば、少量のヒアルロン酸豊胸術を試してみるのも良いかもしれません。

少しだけの一時的な効果にはなりますが、持続的な豊胸を行う際のイメージや実際に生活してみたことでの心境の変化を確認できる、良い機会となるはずです。

 

ヒアルロン酸 豊胸 バナー

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このページの監修・執筆医師

  • 日本形成外科専門医
  • ボトックスビスタVST認定医

島田 茂孝

(しまだ しげたか)

医師の詳細

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