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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

豊胸手術の平均の値段の相場は?美容外科医が解説します。

公開日:2022年02月27日(日)
最終更新日:2022年11月22日(火)

豊胸
豊胸の値段を紹介するイメージ
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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

「豊胸手術に興味があるけれど、費用はどれくらいかかるのかな…」と気になっていませんか?

 

一口に豊胸手術といっても、豊胸手術の種類によって値段は変わり、また美容クリニックによっても手術方法が違うため、値段設定はそれぞれ異なります。

 

そのため、クリニックのホームページを見ても「豊胸手術の相場がいまいち分かりづらい…」とお困りの方も多いのではないでしょうか。

 

そこでこのコラムでは、豊胸手術の種類別に平均的なな値段の相場を解説します。総額の費用に何が含まれているのか、チェックポイントも説明しますので、参考にしてみてください。

 

豊胸手術の種類と値段

豊胸手術の値段を提示するカウンセラー

豊胸手術の値段を解説する前に、豊胸手術の種類についてご説明いたします。

 

豊胸手術の種類はクリニックにより異なりますが、一般的に大きく分けると「ヒアルロン酸注入による豊胸」、「シリコンバッグ式豊胸」、「脂肪注入による豊胸」の3種類あります。

 

どの手術もバストをボリュームアップしたり、ハリを出して、形を整えることができますが、それぞれメリット・デメリットがあり、効果の持続期間も異なります。

 

豊胸手術を検討されている方は、ご予算はもちろんのこと、手術の特徴とリスクまで考慮した上で医師とよく相談し、ご自身に適した手術方法を選ぶことが大切です。

 

※クリニックの値段設定はそれぞれ異なり、患者様の元のバストサイズや体型、希望のサイズによっても値段が変わります。

 

クリニックのカウンセリングにて、医師から手術方法と値段について詳しい説明を受けて、納得してから受けましょう。

 

 

ヒアルロン酸注入による豊胸の特徴

胸にヒアルロン酸を注入する医師

ヒアルロン酸注入による豊胸は私たちのカラダの中にあるヒアルロン酸をバストに注入して、ボリュームアップしたり、ハリを出したり、希望の形をつくる豊胸手術です。

 

手術時間が約30分くらいと短く、メスを使わずに注射だけで豊胸できる点が人気の理由です。日帰りでも手術を受けられる手軽さがあり、「プチ整形」とも呼ばれています。

 

ヒアルロン酸注入の豊胸はダウンタイムも少なく、術後の痛みや腫れが少ないといった多くのメリットがありますが、ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収されていきます。

 

そのため、手術後のボリュームや形を長期間保つことはできず、持続期間は短い場合は数ヶ月から半年程度、長くても1年から2年くらいとなり、効果は一時的なものです。

 

効果をより長持ちさせるには、同じ箇所に繰り返しヒアルロン酸を注入する必要があり、適切な手術をしなかったり、製剤の品質がよくない場合は、しこり発生のリスクがあります。

 

そして、ヒアルロン酸注入による豊胸は2カップ以上の大幅なバストアップには向いていませんので、手軽に1カップくらい大きくしたい方に最適な豊胸手術です。

 

 

ヒアルロン酸注入による豊胸の平均的な値段・相場

ヒアルロン酸 豊胸を持つ医師

 

ヒアルロン酸注入の豊胸でバストのサイズを1カップ大きくする場合、人によって個人差がありますが、両胸にヒアルロン酸50ccから100ccくらい必要です。

 

ヒアルロン酸10ccあたりの相場は2万円から8万円となり、1カップ大きくする場合のヒアルロン酸の相場は20万円から80万円が相場です。

 

ヒアルロン酸の値段の他に豊胸手術料が10万円くらいかかり、手術に必要な麻酔や血液検査代金も発生しますので、総額の費用相場は50万円から100万円程度となります。

 

ヒアルロン酸注入の豊胸は他の豊胸手術と比べると値段設定が低いですが、効果の持続期間は短いので、長持ちさせるには繰り返しの注入が必要になるので注意が必要です。

 

術後のボリュームやバストの形をずっとキープするには3ヶ月は半年ごとに再注入することになり、長い目で見ると総額が高くなってしまうので、よく検討してから決めましょう。

 

 

シリコンバッグ式豊胸の特徴

モティバ

シリコンバッグ式豊胸とはシリコンバッグをバストに挿入して、大幅なボリュームアップができる豊胸手術です。

 

シリコンバッグ式豊胸は元のバストが小さい方、脂肪があまり付いていない方も希望通りに大きなバストに仕上げることができます。大きさを重要視する方に向いています。

 

入院する必要はありませんが、脇やバストの下を切開してバッグを挿入する必要があるため、先程の「ヒアルロン酸豊胸」よりもハードルが高くなります。

 

ダウンタイムは数週間から2ヶ月くらい続きます。特に大胸筋の下にバッグを入れた場合は術後3日間は強い痛みを伴い、痛みが落ち着くまで約2ヶ月くらい長引くケースも多いです。

 

シリコンバッグ式豊胸はダウンタイムが長いのがデメリットですが、それを乗り越えると効果は約10年くらい長持ちするのがメリット。

 

ただし、バッグは時間とともに劣化しますので、10年おきくらいに入れ替えが必要になります。劣化したバッグをそのまま放置すると、硬く拘縮するリスクがあるので注意しましょう。

 

 

シリコンバッグ式豊胸の平均的な値段・相場

モティバ

シリコンバッグ式豊胸の手術料金の平均的な相場は50万円から100万円となります。

 

バストに注入するシリコンバッグの種類や形状によって値段は変わりますが、シリコンバッグのサイズが大きいほど値段が高くなることはありません。

 

シリコンバッグは表面がつるつるのスムースタイプと表面がざらざらしたテクスチャードタイプの2種類があり、被膜拘縮が起こりにくい後者の方が値段は高くなります。

 

共立美容外科では患者様の体型や体質、ご希望のイメージにあわせて、触り心地・形など、独自の基準で最適なバッグを取り揃えており、実際に触ってお選び頂くことができます。

 

 

脂肪注入による豊胸の特徴

遠心分離器に脂肪を入れる医師

脂肪注入による豊胸とはご自身の太ももや腹部から脂肪を吸引してバストに自分の脂肪を注入する豊胸手術です。脂肪注入は数年から半永久的に長期間持続します。

 

自分の脂肪を使うので人工物よりもアレルギーのリスクが少なく安全で、見た目や触り心地も柔らかく、自然な仕上がりを実感できるのがメリット。

 

ナチュラルなバストを目指す方に最適な手術ですが、大幅なバストアップをしたい方には向いていません。1回の手術で1カップまたは2カップ程度の効果になります。

 

脂肪注入による豊胸はバストアップ効果と同時に、脂肪を吸引する太ももや腹部の痩身効果も期待できますので、全身のシルエットが変わる結果を実感できるでしょう。

 

ダウンタイムは脂肪注入したバストよりも、脂肪吸引をした部位の方に数週間から1ヶ月くらい

軽い痛みが続くケースがあります。

 

脂肪注入による豊胸は大量に脂肪を注入しすぎると脂肪が定着せずに、壊死してしこりの原因になるので危険です。大幅なバストアップをするには回数を分けて注入する必要があります。

 

 

脂肪注入による豊胸の平均的な値段・相場

コンデンスリッチの脂肪

脂肪注入による豊胸の手術料金の平均的な相場は50万円から150万円と幅が広いです。手術料金の他に、血液検査代、脂肪吸引の費用と全身麻酔代(または局部麻酔代)が別途かかります。

 

一般的に、体内から吸引・注入する脂肪の量で値段が変わるのではなく、クリニックは脂肪の加工技術と注入技術の料金を元に値段設定をしています。

 

脂肪加工技術と注入技術にこだわりがあり、最新技術による手術を提供しているクリニックでは値段設定が高めですが、脂肪の定着率が高く、持続効果も期待できるでしょう。

 

「脂肪注入による豊胸」は脂肪を多く注入すればグラマラスになるというわけではなく、適度な量の脂肪がしっかりとバストに定着するかどうかが仕上がりの良さのポイントです。

 

共立美容外科では最新の濃縮脂肪細胞注入法を導入し、脂肪生着率は80%以上と高く、定着率・触り心地・持続性のバランスがよい技術を提供しております。

 

 

 

豊胸手術の値段に含まれているものは?

ラリンゲルマスクをつけられる患者

豊胸手術の値段の表示はクリニックにより異なり、手術に必要なすべての内容が含まれていない場合があります。基本的な手術料金はどんな費用がかかるのかみていきましょう。

 

豊胸手術の値段は手術料金の他、麻酔代や検診費用、術後の痛み止めや処方薬、検査費用が含まれているか確認します。後から追加料金が発生しないか確かめておくことが大切です。

 

 

 

豊胸手術の値段が安すぎる場合のリスク

悪徳クリニックの注意喚起をするスタッフ

最近は、ネット広告やスマートフォンのバナー広告で「豊胸15万円!」といった平均価格よりも低価格を表示するクリニックの広告を見かけることがあります。

 

患者様としては値段が安いほうが気になりますが、あまりに値段が安すぎる豊胸手術の場合、カウンセリング時に高額な手術方法を勧めるというパターンが多いようです。

 

例えば、「脂肪注入による豊胸」の場合、15万円の手術方法は0.5カップアップ、脂肪の定着率は50%以下ですが、70万円の方法を選べば、2カップアップして、脂肪の定着率が90%以上になり、しこりのリスクもありませんよ、といったような説明です。

 

消費者生活センターによれば、多くの患者様は値段の安さにひかれてカウンセリングに行ったものの、結局、高額な豊胸手術を契約してしまったというパターンが報告されています。

 

豊胸手術の値段が相場よりも大きくかけ離れて安い場合は、医師のカウンセリングよりもカウンセラーが長くカウンセリングをし、高額なメニューを勧めてくる場合が多いので注意が必要です。

 

 

 

満足度の高い豊胸手術は豊富な症例数全国トップクラスの共立美容外科にご相談ください

共立美容外科の前で写真を撮る女性

共立美容外科でははじめて豊胸手術を受ける方も、安心して受けていただけるようにホームページにて料金を明確に表示しています。

 

ご質問やご不明点がありましたら、メールや電話でもご相談を承っております。カウンセリングでは、経験豊富な医師が豊胸手術について、リスクも踏まえながら分かりやすく説明いたします。

 

患者様が十分にご納得いただいてから手術を受けるかお決め頂くことができますので、後悔のない結果を実現できると思います。まずは共立美容外科までお気軽にご相談ください。

 

豊胸手術のバナー

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ヒアルロン酸 豊胸 バナー

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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