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眼瞼下垂の切る手術と切らない手術のメリット・デメリットを美容外科医が解説

眼瞼下垂の切る手術と切らない手術のメリット・デメリットを美容外科医が解説

公開日: 2022年03月02日 (水)
最終更新日: 2024年09月30日 (月)
眼瞼下垂の切る手術と切らない手術のメリット・デメリットを美容外科医が解説

このコラムを読むのに必要な時間は約 8 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

眼瞼下垂とは年齢を重ねるにつれて上まぶたが下がってきて、目が開きにくくなり、視界が狭くなってしまう症状です。生まれつきのケースもありますが、約8割は後天的な要因です。

眼瞼下垂になると日常生活において、ものが見えにくくなったり、目の疲れが出やすくなるだけではなく、周囲から「いつも眠そう…」「不機嫌そう」と思われてしまったりなど、外見のイメージが変わってしまうこともあります。

眼瞼下垂は手術をすることで改善が見込めますが、手術方法には「切る手術」と「切らない手術」の2種類あります。

本記事では、眼瞼下垂の切る手術と切らない手術のメリット・デメリット、痛みはどうか、自由診療と保険診療の違い・費用について解説していきます。

 

 

眼瞼下垂の切る手術方法

手術室でメスで切る眼瞼下垂の手術をしているところ

まずは、眼瞼下垂の切る手術についてみていきましょう。

眼瞼下垂は、加齢により眼瞼挙筋と呼ばれる筋肉の働きが弱まってしまい、上まぶたが瞳孔(黒目の中心部分)まで下がった状態です。

切る手術では上まぶたを外側から小さく切開して、まぶたに付着している眼瞼挙筋腱膜を見つけます。

眼瞼下垂では、まぶたを引っ張り上げている筋肉が伸びてしまって弱くなった状態にあります。切る手術は、まぶたを上げる筋肉である眼瞼挙筋を短くして瞼板に糸で縫い付け、適切な位置に固定させることで張力を回復させる手術方法です。まぶたを開く力が強くなることで、目を開けやすくなります。

眼瞼下垂の切る手術にかかる所要時間は片目で20分から40分、両目で1時間から1時間30分が目安です。約1週間後に抜糸をします。

 

眼瞼下垂の切る手術は痛い?

眼瞼下垂の手術ので痛みはどれくらいなのか、気になる方も多いでしょう。

眼瞼下垂の切る手術法では最初にまぶたに麻酔の注射をします。

麻酔する時の注射の痛みはありますが、中には痛みを最小限に抑えるために、細い注射針を使い、ゆっくりと麻酔液を注入するといった工夫をしている形成外科もあります。

局所麻酔下においては1時間くらい麻酔が効きます。手術中の出血もほとんどありません。しかし術中の出血が多くなると、30分くらいで痛みを感じるケースもあります。

手術時間は両眼の手術でも1時間程度と短いため、手術中の痛みはそれほど感じなかった歯医者と同じ感覚だったという方も多いです。

皮膚を切った分は腫れますが、切るのは1.5cm程度ですので、傷跡は目立たないでしょう。術後約1週間で抜糸することができます。

腫れと痛みが続く期間には個人差がありますが、目安は3週間くらいです。翌日から洗顔やメイクをしても問題ありません。入浴は3日後からOKです。

眼瞼下垂の手術では追加の麻酔をした場合、術中の腫れが強くなる傾向があり、人によっては3ヶ月ほど腫れが治まらないことがあるため注意が必要です。

 

切る手術のメリットとデメリット

眼瞼下垂の切る手術法はまぶたの表からしっかりと糸で固定するため、機能を改善する効果が高く、その効果の持続期間も長くなるのがメリットです。

切る手術法は軽度・中度・重度のどのレベルの眼瞼下垂であっても対応でき、術後はしっかりとした二重まぶたになります。

切る手術法では、まぶたが腫れぼったい方や加齢による皮膚のたるみが気になる方も余分な脂肪が切除されるので、すっきりとした印象の目元になるのもメリットです。

眼瞼下垂の切る手術法のデメリットとしては、個人差がありますが、術後の目の腫れが強く、ダウンタイムが2週間から3ヶ月程度と長くなることが挙げられます。

 

 

眼瞼下垂の切らない手術方法

手術室で切らない眼瞼下垂の手術をしているところ

続いて、眼瞼下垂の切らない手術法をみていきましょう。

切らない手術は切開することに抵抗がある方や、術後のダウンタイムが長くなるのを避けたい方に選ばれています。

眼瞼下垂の切らない手術法といっても、皮膚を全く切らずに手術するわけではなく、上まぶたを外側から切開しない手術という意味です。「経結膜的眼瞼挙筋短縮術」とも呼ばれます。

実際には、皮膚側は切開しませんが、上まぶたを裏返して結膜側を1cmくらい切開します。

そこから眼瞼挙筋またはミュラー筋を糸で短縮して、目を大きく開けるように固定します。

 

眼瞼下垂の切らない手術は痛い?

眼瞼下垂の切らない手術の痛みや腫れは、個人差はありますが、術後1週間くらいで治まることが多いです。術後にほとんど痛みや腫れがないこともあります。

 

切らない手術のメリットとデメリット

眼瞼下垂の切らない手術のメリットは、目の裏側からアプローチするため、まぶたの外側には傷が付かず、術後の経過のダウンタイムが短いことです。

眼瞼下垂の切る手術は皮膚側を切開するために、ダウンタイムが2週間から3ヶ月かかってしまいますが、切らない手術にすれば、ダウンタイムはほとんどありません。

術後の腫れや痛みが少なく、通常は2〜3日ほどで治まりますので、翌日からメイクをして、外出や仕事に行ける点もメリットです。

手術時間は両目で20~30分くらいです。メスを使わないため、傷跡はほとんど残らず、翌日には洗顔や入浴もできます。

眼瞼下垂の切らない手術のデメリットとしては、重度の場合は、症状の改善があまり期待できないことです。切らない手術は、軽度の眼瞼下垂に向いていると言えるでしょう。

目の裏から糸で固定するので、皮膚のたるみを取ることはできませんので、まぶたに脂肪が多く付いている方、たるみが大きい方の場合、不自然な二重になる可能性もあるので注意が必要です。

また、裏まぶたの視野が狭いところで緩んだ眼瞼挙筋や腱膜を糸で引き締めるため、技術者のスキルによっては、仕上がりに左右差が出るリスクもあります。

 

 

眼瞼下垂の手術における自由診療と保険診療の違い

眼瞼下垂の保険診療と自由診療の違いを説明する看護師

眼瞼下垂の手術には、「自由診療(自費診療)」と健康保険が適用される「保険検診」があります。

常にまぶたが下がり視界が狭く、まぶたが重く、目を開けにくい状態の場合は健康保険が適用されますが、美容・審美性を求めるための手術は自由診療です。

 

■健康保険が適用される症状

  • 普通に目を見開いた時に、上まぶたの皮膚が瞳孔(黒目の部分)の大部分に被さって、視界が狭くなっている状態である
  • まぶたを開くために額に力が入り、額に横ジワが入る
  • 眼瞼下垂を原因とする肩こり、頭痛、不眠症状が出ている

 

保険診療の場合は、視機能の改善が目的となりますので、下垂を伴う視野の制限が改善されたら治療は完了です。

 

■健康保険が適用されず、自由診療(自費診療)となる症状

  • 上まぶたの皮膚が瞳孔の一部に被さっているが、視界は特に問題はない場合
  • 仕上がりの目をぱっちりと大きくしたい
  • 一重を二重にしたい
  • 片方の目が一重なので、両方を二重にしたい
  • 他院で受けた眼瞼下垂手術を修正したい

審美的な目的の治療の場合は基本的に保険適用されず、自費診療となります。ただし、軽度の場合であっても、症状悪化の予兆がある場合は、保険適用となることがあります。

形成外科・美容外科の手術では、機能面に加えて美容面も追求することが多く、まぶたの形や左右差を整えるといったきれいな目元に仕上げるスキルも求められるのが一般的です。

自由診療と保険診療のいずれにしても、医師の診察と適切な治療が重要です。眼瞼下垂による症状がある場合は、早期に受診しましょう。

 

眼瞼下垂手術の費用の相場は?自由診療と保険診療の場合

続いて、眼瞼下垂手術と費用相場についてみていきましょう。

眼瞼下垂手術には自由診療と保険診療があると述べました。実際にまぶたに症状があれば、健康保険が適用されます。負担額3割になるため、片側約2万円、両目で5万円が目安です。

先天性や脳疾患でまぶたの筋肉が動かない場合は筋膜移植が必要となるので、片側約6万円かかります。保険適用の判断は、診察する医師、地域によっても異なることがあります。

美容・審美性が目的で手術をする場合は健康保険は適応されません。

それぞれのクリニックが設定した料金によって、金額は異るため、明確な相場はありません。

 

 

眼瞼下垂の手術は生命保険が適用される?

民間の医療保険・生命保険に加入されている方は、入院給付金と手術給付金が基本保障となっているケースが多いので、保険診療ではカバーされない治療も適用されることがあります。

加入している保険によって条件は異なりますが、自由診療による手術であっても「眼瞼下垂症」と診断された場合は、手術給付金・入院給付金を受けられる保険もあります。

一般的に眼瞼下垂手術は入院不要で日帰り手術がほとんどですが、入院施設のある病院で眼瞼下垂手術を受けた場合には、入院給付金も受けられるでしょう。

 

 

共立美容外科が目指すのは機能性改善と美しさを兼ね備えた眼瞼下垂手術

共立美容外科をお勧めする看護師

全国に26院展開している共立美容外科では、軽度、中度、重度の眼瞼下垂手術に幅広く対応しています。

一般的な保険適用の眼瞼下垂手術は機能改善を目的としますが、共立美容外科では視界の改善、眼瞼下垂の完治だけではなく、審美性も重視しています。

軽度の場合は瞼を糸で固定する方法で治療し、中度から重度の場合は、まぶたを引き上げやすくなるよう挙筋を短縮させて、見た目もすっきり仕上がるように治療します。

施術を受ける方のご希望に沿った仕上がりになるように、医師は手術前にお悩みやご不安な点をお伺いしていますので、まずはカウンセリングでお気軽にご相談ください。

共立美容外科では初めて施術を受ける方、痛みが不安な方も安心して眼瞼下垂の手術を受けられるように、痛みの軽減に配慮しています。

ホームページでは共立美容外科の日本美容外科学会専門医が症例写真や手術方法をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

▼共立美容外科の人気の眼瞼下垂の料金や手術方法についての詳細はこちら

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 日本美容外科学会会員
  • 日本美容外科学会認定専門医

玉田 洋

(たまだ ひろし)

医師の詳細

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