日本美容外科医師会認定医院 | 相談・施術の流れ|美容整形・美容外科なら共立美容外科・歯科 ドクターひとりひとりが日々、技術の向上に努力しています。
公開日:2023年11月01日(水)
このコラムを読むのに必要な時間は約 17 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。
目次
胸が大きいと周りから憧れられるケースも多いですが、胸が大きい方にしか分からない悩みも多くあります。その一つが肩こりです。「胸が大きいと肩がこる」と言われることはよくありますが、胸の大きさと肩こりには、どのような関係があるのでしょうか。
本記事では、胸が大きく肩こりに悩まされている方のために、肩がこりやすい理由や改善方法などについて詳しく解説します。胸が大きい方の中には、慢性的な肩こりに悩まされ、肩こり以外に痺れや頭痛、吐き気などの症状に悩まされる方もいるでしょう。本記事を参考にして肩こりを改善し、お悩みから解放されましょう。
結論から述べると、胸が大きいと肩がこりやすいのは事実です。
胸の大きさと肩こりの関係は後述しますが、胸にそれほどボリュームがない方と比べると胸が大きい方は胸の重量が大きくなるため、肩や首に負担が掛かりやすく肩がこりやすくなってしまいます。
ただし、胸が大きいと必ずしも肩こりに悩まされるわけではありません。胸が小さくても、肩こりに悩む方は多いです。
胸が大きいと、なぜ肩がこりやすいのでしょうか。肩こりが起こる原因にはさまざまなものがありますが、ここからは胸が大きい方特有の肩がこりやすい理由を2つご紹介します。
一つ目の理由は、胸に邪魔されて上半身を動かしにくいことです。
胸が大きければ大きいほど上半身や腕を動かそうとしても、胸が邪魔になってしまい可動域が狭くなってしまいます。上半身や腕をスムーズに動かせないと、血行が悪くなってしまいやすくリンパの流れも悪化するので、老廃物が蓄積しやすいです。蓄積された老廃物は血管を圧迫してしまうため、肩こりを引き起こしてしまいます。
また老廃物がたまるとむくみも起こりやすくなるので、肩こりに加えて、肩周りや腕のむくみに悩む方も少なくありません。
肩がこりやすい2つ目の理由は、胸が大きい方が猫背になりやすいからです。
前述した通り、胸が大きい方は体にその分重さのある胸に付いていることになります。そのため胸の重さに引っ張られて、無意識のうちに猫背気味になっている方は多いのではないでしょうか。また胸が大きいことをコンプレックスに感じている方の中には、胸の大きさを隠そうとして猫背になる方もいます。
猫背になると肩が丸まって頭が前に出た状態になるので、肩や首に大きな負担が掛かってしまい、肩こりや首こりを引き起こしてしまいます。長時間デスクワークをしている方の場合は胸が大きくなくても、猫背が原因で肩こりになっている方は多いです。
また猫背になると、筋肉を正しく使えなくなります。腹筋・背筋・胸筋などの筋力が低下してしまうので、胸を支えられなくなり、胸の形崩れにもつながってしまう可能性もあるでしょう。
胸の大きさにかかわらず、ご自身の胸のサイズに合っていないブラジャーを着用していると、肩こりの原因になることもあります。ここからはブラジャーが原因で肩こりになってしまうパターンをご紹介するので、当てはまっていないかチェックしてみましょう。
バストサイズよりもブラジャーのカップが小さいと、肩こりの原因になります。
実際のバストサイズより小さなカップのブラジャーを着用すると、胸を十分に支えられないため肩に負担が掛かって、肩こりが起きやすいです。バストをしっかり包み込む、バストサイズに合ったカップを選びましょう。カップが胸に食い込んでしまっている場合、ブラジャーのサイズが小さい可能性が高いです。
また実際のバストサイズよりも小さいカップのブラジャーを着けていると、胸の形が崩れる原因にもなってしまいます。きれいな胸の形をキープするためにも、バストサイズに合ったカップのブラジャーを着けることが大切です。
カップだけでなくアンダーバストのサイズが小さいことも、肩こりを引き起こす原因です。
ブラジャーのサイズは、アンダーバストとカップ数のサイズで選びましょう。アンダーバストとカップ数とは具体的には以下の通りです。
ブラジャーを選ぶ際にはどうしてもカップ数に注目してしまいやすいので、アンダーバストのサイズが合っていないブラジャーを着用している方も少なくありません。アンダーバストがきつすぎると、肩甲骨や背中の血行が悪くなってしまうため注意しましょう。
アンダーバストのサイズは一見肩こりとは関係ないように思えるかもしれませんが、肩甲骨や背中の筋肉は肩ともつながっています。そのため血行が悪くなると、肩こりを引き起こしやすくなるのです。
ブラジャーのストラップの長さが合っていないことも、肩こりの原因になります。
ストラップがずれることを気にして、食い込みがちな長さに調節している方もいるかもしれません。しかしストラップがきつすぎると肩への負担が大きくなり、血行が悪化してしまうため肩こりを引き起こしやすくなります。
ストラップの長さは、ブラジャーを着用したときにストラップと肌の間に指1本がスムーズに通る程度の長さに調整するようにしましょう。
ブラジャーのサイズ自体は合っていたとしても、着用方法が間違っていると肩こりが起こりやすくなります。
正しいブラジャーの着用方法は後述しますが、着用したときのストラップの位置をチェックしてみましょう。ストラップが肩の骨より内側にあれば、正しく着用できています。骨よりも外側にストラップがあると、肩への負担が大きくなりやすく、肩こりが起こりやすいです。
肩こりを放置していると頭痛や吐き気、痺れ、むくみなどを引き起こす恐れもあるため、早く改善するに越したことはありません。ここからはご自身で肩こりを改善する方法をいくつかご紹介するので、今日から意識したり習慣にしたりしてみてください。
まず、肩こりを改善するには、常に正しい姿勢を意識するようにしましょう。
猫背気味の方は姿勢の悪さが原因で、肩こりが起きている可能性が高いです。立っているときと座っているときの正しい姿勢をご紹介するので、日頃から意識してみてください。
立っているときの正しい姿勢をチェックするために、鏡の前に立ちましょう。
体を真横から見たときに、以下の5点が、縦ラインにまっすぐ並んでいる状態が正しい姿勢です。
1点でもラインからずれていると、正しい姿勢が作れていません。猫背を改善しようとすると、胸が張ってしまったり腰が反ってしまったりする方もいるので、注意してください。
正しい姿勢を維持するために、以下のポイントに注意して過ごしましょう。
デスクワークや勉強で長時間座っていることが多い方は、座っているときの正しい姿勢も確認しましょう。
椅子は、膝が約90度で足の裏が床に付くくらいの高さに調節します。またデスクに手を乗せたとき、肘が約90度になるようにデスクの高さと椅子の位置も調整しましょう。頭のてっぺんを糸で吊られているようなイメージを持つと、正しい姿勢が作りやすいです。
肩こりを改善するには、エクササイズやストレッチを取り入れることも有効です。ここではいくつかおすすめのエクササイズとストレッチをご紹介するので、仕事や勉強の休憩中や、家事の隙間時間などに取り入れて、習慣にしてみましょう。
胸張りエクササイズは、胸・肩・首周りの筋肉を緩める効果が期待できるエクササイズです。肩幅よりも長いフェイスタオルなどを用意して行います。
腕を動かすときは、反動をつけずにゆっくりと動かしましょう。また腕を上げるときは、肩甲骨を中心に寄せることを意識しながら、しっかり胸を開くことがポイントです。腰を反ってしまうと肩甲骨を寄せることができない上に、腰が痛めやすくなるので注意してください。
肩周りを動かす体操をすれば、こり固まった筋肉がほぐれ、血行やリンパの流れを促進できます。
各部位を伸ばすときは、無理をしすぎず、気持ち良いと感じられる程度に伸ばしましょう。
肩とつながっている肩甲骨をストレッチすれば、肩こりの改善を目指せます。以下でご紹介する肩甲骨はがしストレッチで、こり固まった筋肉をほぐしましょう。
朝起きたときと寝る前の習慣にするのがおすすめです。また3のステップで肘を引くときは、なるべく肘の位置を下げないように意識しましょう。
肩甲骨と背中のストレッチは、ヨガで言う猫のポーズで行います。猫背の改善だけでなく、巻き肩や反り腰の改善にもおすすめです。
ストレッチをするときは、肩甲骨や骨盤が動いているのを意識しながら行ってください。
肩こり解消には、筋トレを行って筋肉を意識的に動かすことも効果的です。筋トレをすると筋力が付いて胸を支えやすくなる上に、血行やリンパの流れも促進できます。
ここからは肩こり改善におすすめの筋トレを3つご紹介するので、さっそく実践してみましょう。
背中の表面にある僧帽筋(そうぼうきん)は、首から肩、背中の上部にかけてつながっている筋肉です。僧帽筋の上部を鍛える筋トレと、中部と下部までを鍛える筋トレをご紹介します。
まずは、僧帽筋の上部を鍛える筋トレです。500mlか2Lのペットボトルに無理なく持てる程度の水を入れ、買い物袋に入れましょう。
次は、僧帽筋の中部から下部を鍛える筋トレです。ペットボトルを入れた買い物袋を1つ使います。
うまくバランスが取れない場合は、買い物袋を持たない手をテーブルに付けて行うと筋トレしやすいです。
三角筋は両肩にある筋肉で、肩を覆うように付いています。三角筋を鍛える筋トレは、椅子を用意して行いましょう。
スムーズにできるようになってきたらダンベルや水を入れたペットボトルを両手に持って行うと、より負荷をかけられます。
上腕三頭筋は、いわゆる力こぶと呼ばれる筋肉です。上腕三頭筋の筋トレも、椅子を用意して行いましょう。
この筋トレは、二の腕を引き締めるのにも効果的なトレーニングです。
前述した通り、ブラジャーのサイズ選びや着け方を間違うと、肩こりの原因になってしまいます。ここからはブラジャー選びのポイント、正しいサイズの測り方、正しい着用方法をご紹介するので、今後の参考にしてください。
ブラジャーを選ぶ際におすすめしたいのが、お店で店員に正しいサイズを測ってもらうことです。一度適切なサイズを把握しておけば、今後のブラジャー選びが楽になります。店やブランドごとにサイズが変わる可能性もあるので、別の店舗でブラジャーを購入する際はその都度測ってもらうとよいでしょう。
ブラジャーは、ストラップが太く伸縮性があるものがおすすめです。太く伸縮性のあるストラップはバストの重みを分散して支えられるため、肩への負担を抑えながら、大きな胸もしっかり支えられます。
またカップの面積が広いフルカップのブラジャーであれば、はみ出ることなく、しっかりとバストを包み込んでくれるでしょう。揺れによるダメージも抑えられるので、胸の形崩れ防止にも効果的です。
ブラジャーのサイズはお店で測ってもらうのがベストですが、店員にお願いするのが恥ずかしい方もいるかもしれません。その場合は以下に挙げる方法で、胸のサイズを正しく測りましょう。
ブラジャーを着けるときは、以下を参考にして正しく着用しましょう。
ここまでご紹介した肩こりを改善する方法は、地道にコツコツと続けることで少しずつ肩こりの改善が期待できる方法です。しばらく継続して1度肩こりが改善したからといって、やめてしまうとすぐに肩こりがぶり返してしまう可能性もあります。
「手間をかけたくない」「肩こりをすぐに解消したい」という方は、美容外科クリニックで受けられる「肩こりボトックス」の施術を受けることも検討してみるとよいでしょう。
肩こりボトックスは、肩こりの原因となっているゴリゴリした「こり玉」に、ボツリヌス菌から抽出されたボトックスを直接注入し、こり固まった筋肉をほぐす施術です。美容整形でボトックスと言えば、シワを改善する施術というイメージがあるかもしれませんが、ボトックスには筋肉を弛緩する作用もあります。
またボトックスにはさまざまな種類があり、美容外科クリニックによって扱っている種類はさまざまです。共立美容外科では、以下の製剤をご用意しています。
このうち、ボトックスビスタ®は厚生労働省とアメリカの厚生労働省にあたるFDA(米国食品医薬品局)から製造・販売の認可を受けている製剤です。ディスポートはアメリカのFDA、リズトックスは韓国の厚生労働省にあたるKFDA(韓国食品医療品安全省)の認可を得ています。
肩こりボトックスは注射で注入するため、痛みに不安がある方もいるかもしれませんが、共立美容外科ではオプションで麻酔クリームや麻酔テープの使用も可能です。
▼共立美容外科で人気の肩こりボトックスの料金や手術方法についての詳細はこちら
肩こりボトックスで得られる主な効果を2つご紹介します。
肩こりボトックスの代表的な効果は、なんといっても肩こりの改善です。こり固まって疲労物質がたまった筋肉にボトックスを注入することで筋肉の緊張をほぐし、慢性的な肩こりの解消を目指せます。
また、盛り上がった肩の改善にも肩こりボトックスは効果的です。肩が盛り上がって見えるのは僧帽筋の過剰な発達が原因ですが、ボトックスで筋肉を緩めることで、女性らしい華奢な肩のラインが手に入ります。
肩こりボトックスをすると、小顔効果も期待できます。
肩がこって僧帽筋が盛り上がっていると、首が短く見えるため顔が大きく見えてしまいやすいでしょう。肩こりボトックスの施術を受けて、肩の盛り上がりが改善すれば首が細長くスッキリして見えるため、顔と首のバランスが良くなって、小顔に見える可能性があります。
肩こりボトックスの施術を受けると、施術から1週間程度で肩こりの改善が期待できます。
ただし、肩こりボトックスは半永久的な効果がある施術ではありません。注入する製剤の種類や個人の体質によっても異なりますが、1度施術を受けると4〜5カ月程度効果が持続するケースが多いです。
施術直後の効果をキープし続けたいなら、定期的に施術を受けなければなりません。
肩こりボトックスは、さまざまな美容整形の中でも比較的ダウンタイムが短く、症状が出たとしてもほとんどの場合は軽度なものです。具体的には、ダウンタイム中には以下のような症状が出ることがあります。
腫れや内出血が出た場合は、部分的にコンシーラーを塗ってカバーできます。1〜2週間程度で徐々に治まっていくことが一般的です。針穴・赤みなどは数時間〜1日程度で治まるでしょう。
なお、共立美容外科の肩こりボトックスは、できるだけ細い針を使い、腫れや内出血のリスクを軽減しているのが特長です。
本記事では、胸が大きくて肩こりに悩まされている方のために、肩がこりやすい理由や改善方法などについてご紹介しました。胸が大きいと上半身を動かしづらく、胸の重みで猫背になりやすいので、肩こりが起きやすいです。肩こり改善の効果が見込めるエクササイズや筋トレを地道に行い、ご自身のサイズに合ったブラジャーを正しく着けることを心掛けて、肩こり解消を目指しましょう。
「すぐに肩こりを改善したい」「前述したエクササイズや筋トレなどをしても症状が良くならない」という方は、肩こりボトックスの施術を受けるのも一つの方法です。こりの原因に直接アプローチでき、施術から1週間程度で効果を実感できるでしょう。共立美容外科では、施術を担当する医師がリスクに配慮して丁寧な注入を行っていますので、肩こりがお悩みの方はお気軽にご相談ください。
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
×
新宿・名古屋・大阪・福岡をはじめ
全国26院 共通ダイヤル
0120-500-340
あの久次米総括院長も診察♪
新宿本院 直通ダイヤル
0120-500-340
銀座院 直通ダイヤル
0120-560-340
渋谷院 直通ダイヤル
0120-340-428
池袋院 直通ダイヤル
0120-340-800
立川院 直通ダイヤル
0120-489-340
上野御徒町院 直通ダイヤル
0120-340-444