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わきが手術の皮弁法のメリット・デメリットを美容外科医が解説!

公開日:2022年03月30日(水)
最終更新日:2022年06月15日(水)

わきが・多汗症
脇を見せている女性

このコラムを読むのに必要な時間は約 9 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

わきが手術で最もポピュラーな皮弁法ってみなさんご存じですか?

様々な最新医療機器での手術が開発されている中でも人気が高い「皮弁法」

安いし、人気だからこれでいいや…と手術方法決めてしまっていませんか?

どんな手術にも必ずメリットとデメリットがあります。そのメリット・デメリットを理解した上で手術方法を選ぶことも重要なんです。

というわけで、今回は保険適用で受けられるわきが手術「皮弁法」のメリット・デメリットを詳しくご紹介します。

 

皮弁法とは?

皮弁法について説明をしている看護師

わきが手術の中でも保険適用の手術方法でポピュラーな皮弁法は剪除法手術と呼ばれることもあります。

皮弁法では脇の下の皮膚を4~5cm程切開し、皮膚の内側に存在するアポクリン汗腺を目視で確認を行いながら医師が直接はさみで切り取っていくという方法です。

あくまで特別な医療機器は使用せず、医師が目視によって臭いの原因となるアポクリン汗腺を取り出す手術になります。

しかし、1度取り除いたアポクリン汗腺は他の手術方法と同じように再生することはなく1度の手術で取り除いたアポクリン汗腺から臭いが戻ることはありません。

局所麻酔を投与し手術を行うため、手術中に痛みが伴うことはなく安全な手術方法となっています。

手術時間は大体1~1.5時間ほどです。日帰り手術が基本となりますが、傷口が比較的大きくダウンタイムも大きく出てしまう手術方法となりますので入院環境の整ったクリニックであれば入院を提案される場合もあります。

術後は、術後10日程は手術箇所の圧迫ケアや抜糸などが必要になりますの何度かクリニックへの通院をしなくてはなりません。

ダウンタイム期間中には肘と脇をしめて行動する必要があるため、大きい腕の動きはできません。ダウンタイム期間中に大きな動きをしてしまうことで、傷口の修復がうまくいかない、手術箇所に細菌が入り込み感染症を引き起こすなどのリスクに繋がってしまいますので注意が必要です。

 

メリット・デメリットとは?

「手術」と名前がつくものには大抵メリット・デメリットが存在します。

わきが手術も同じです。工程をみてみるとそんなに大きな手術ではありませんが各手術方法によってメリット・デメリットがあります。

今回は「皮弁法」のメリット・デメリットをご紹介していきます。

 

【メリット】

 

➀保険適用手術で安価にできる

皮弁法が最もポピュラーなわきが手術とされる大きな理由は価格メリットです。

皮弁法は保険適用の条件をクリアしてさえいれば、保険適用の価格で手術をうけることができます。

自己負担額は約5万程(手術費用のみ・3割負担の場合)となります。

他の最新機器を使用した手術方法に比べるとかなりコスパが良い手術方法と言えます。

手術というとかなり高額な金額がかかってしまうというイメージから断念してしまう人も多いですが、保険適用の条件をクリアできれば安価にわきが手術を受けることができます。

 

②症例が多い

保険適用手術として皮弁法を推奨しているクリニックは多くあります。

実際にもっともポピュラーな手術方法として紹介されることも多い皮弁法はどのクリニックでも症例が多く、HPなどで紹介しているクリニックも多いです。

そのため事前のクリニック選びの際にもしっかりと症例を確認したうえで選択することができるので手術前の安心材料が多いというのもかなりのメリットではないでしょうか。

症例がHPなどに出ていない場合には、カウンセリング、診察時に医師に聞いてみるのもいいでしょう。

回復までの経過なども症例として残している場合が多いので不安がある場合には遠慮なく質問してみましょう。

 

 

 

【デメリット】

 

➀完全に治らない可能性がある

はじめにも説明したとおり皮弁法は医者の目視によって医療用ハサミで慎重にアポクリン汗腺を除去していきます。

そのため、取り残しのないように慎重に手術を行ったとしても細かく動いてくれるような最新機器で手術を行うような手術方法に比べてしまうと取り残しのリスクが高くなってしまいます。

1度取り除いたアポクリン汗腺から再度臭いが復活するということはありませんが、もちろん取り残しがあればアポクリン汗腺からまた臭いが出てきてしまう可能性があります。

安く手術を受けていても何度も手術を受けなければならないのであれば本末転倒です。しかしこのデメリット選びはクリニック選びを慎重に行うことで回避できますね。

 

②結果が医師の技術によって左右されやすい

➀のデメリットでもお話したように皮弁法は医師が目視にてハサミにてアポクリン汗腺を除去していきます。

特別な医療機器は一切使用しておらず差が生まれるのは医師の実力です。

医師の技術力によってアポクリン汗腺の取り残しなどの危険性が高まってしまうのです。

そのため、誰に手術をしてもらうのかということがとても大切になってきます。

同じクリニックで手術を行っていても、医師が違えば技術力も変わってしまいますよね。

皮弁法で手術を行う際にはクリニック選びだけでなく医師の口コミをしっかりと調べて信頼のできる医師に手術をしてもらうことをおすすめします。

 

③術後のケアが必要

皮弁法は手術方法だけでみると簡単な工程ですが、術後のケアが少し大変です…

皮弁法での術後のケアは「安静」が最優先です。

他の最新医療機器を使用した手術方法に比べると切開する傷が大きく術後、縫合手術が必要になります。

そのため傷口が安定する7日間程は傷口を固定し、圧迫しておかなければいけません。

厚めのガーゼとテープで固定をしたり、特別な固定器具を使ったりと方法はクリニック次第です。

肘・脇は締めておく必要があるので、大きく腕を動かせないので生活に支障をきたしてしまう人も中にはいるかもしれません。

激しい運動もさけなければならないので、体を動かすお仕事や運動の授業がある学生さんには難しい手術となるかもしれません。

術後の生活に不安がある方はまず医師に相談してみるといいでしょう。

 

④傷跡の問題

3~5cmと大きく切開をすることで傷がしっかりと残ってしまうのではないか?と心配になっている人も多いのではないでしょうか。

脇の下は他人からは見えづらい部分ではありますが、自分の身体に傷が残ってしまうのは誰でも嫌ですよね…

皮弁法では3~5cmという大きさで切開を行いますが、脇の皮膚のシワに沿って切開するため傷口はだんだんとシワと馴染んで分かりづらくなっていきます。

稀に傷跡が残りやすい体質の人も一定数いるので注意は必要です。

どれくらいの傷跡になってしまうのか…どんな人が痕になりやすいのか…など不安要素は医師と前もって相談しておくことをおすすめします。

ただ、傷跡が気になるなら、大きく切開せずに手術ができるローラークランプ法がおススメです。

 

 

ローラークランプ法

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保険適用手術は他にどんな方法があるの?

保険適用手術は他にどんな方法があるか確認説明している看護師

ここまではわきが手術の中でも「皮弁法」をメインにご紹介してきましたが、実は保険適用で受けられる手術は「皮弁法」だけではないんです。

もうひとつ保険適用で受けることができるわきが手術は「皮膚切除法」です。

皮膚切除法はアポクリン汗腺が多くある脇下の皮膚を取り除き、縫い合わせることでアポクリン汗腺が存在する面積を小さくし、臭いを軽減する手術となっています。

しかし「皮膚切除法」は保険適用手術であるのにも関わらず、多くのクリニックからは推奨されていない手術方法なんです。

理由としてあげられるのは「傷跡の大きさ」「取り残しの多さ」「皮膚のひきつれの可能性」です。

脇下の皮膚の面積を小さくするため術後は皮膚が引っ張られる感覚になることが多く違和感を訴える人も多くいます。

また縫い合わせる部分が広くなるため傷跡も大きく残ってしまいます。実質的にアポクリン汗腺を選んで除去するわけではないので取り残しのリスクも高いです。

このように、価格メリットに対してデメリットが大きすぎるため選択肢として推奨するクリニックが少ないのもうなづけますね。

 

 

わきが手術・皮弁法に関するQ&A

わきが手術・皮弁法に関するQ&Aを説明している美容外科医

Q1.保険適用の条件にはどんなものがあるの?

保険適用の条件の鍵となるのは「臭いのレベル」です。

臭いの感じ方は個人差があるため人では難しい部分もありますが、クリニックでは規定に則り問診とガーゼテストによって診断を行います。

ガーゼテストでは脇の汗をガーゼで採取し中等度(鼻を近づけなくても臭うレベル)以上の臭いがある場合に「わきが」であると診断されます。

しかし軽度の症状の場合にも手術を行うことで症状の改善が期待できると診断された場合には保険適用にて手術を受けることが可能です。

臭いの判断は曖昧な部分が多いので少しでも気になる方はぜひクリニックで相談してみてください。

 

Q2.術後のダウンタイムはどのくらいの期間あるの?

皮弁法のダウンタイムの症状は術部の痛み、内出血、皮膚の引きつれなどが挙げられます。

その全ての症状が緩和されるまでにかかる期間は大体2週間~1か月ほどとされています。

皮弁法で手術を行った場合には、手術直後から3日程は圧迫のため固定ケアが絶対です。

そのため腕を大きく動かす、重いものを持つなどは禁止されており、行動の制限が大きいです。

ダウンタイムの期間や強さには個人差がありますので一概に言えませんが、少なくとも傷口の抜糸を行うまでの1週間ほどは「絶対安静生活」を余儀なくされてしまうでしょう。

 

Q3.皮弁法手術後してはいけないことはあるの?

ダウンタイム中は手術箇所を大きく動かす、力を入れるという行動は基本的にやめておいたほうがいいですね。

傷口が安定する前に大きく動かしてしまうとダウンタイムの症状が悪化してしまったり、傷の治りが遅くなってしまうなどリスクがありますので注意が必要です。

また飲酒や喫煙は傷の治りを遅くしてしまうのでやめましょう。

 

まとめ

わきが治療についてカウンセリングをしているところ

今回は保険適用で受けることができるわきが手術のひとつ「皮弁法」のメリット・デメリットをご紹介しました。

皮弁法はデメリットも大きいため、手術前はその点を考慮にいれる必要があります。

なるべくデメリットを少なく治療をしたいなら、ローラークランプ法やミラドライがおススメです。

特に、思春期のお子さんなどバレずにワキガ手術を行いたいなら、ローラークランプ法が良いでしょう。

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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