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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

小顔ボトックスって何?どんなメリット・デメリットがある?

公開日:2022年03月29日(火)
最終更新日:2022年12月08日(木)

輪郭形成
頬に手を当てている女性
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このコラムを読むのに必要な時間は約 13 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

顔が大きいことがコンプレックスだと、好みの髪型を思い切り楽しめなかったり、写真に写るのを躊躇してしまったりすることもあるのではないでしょうか。

そのため、小顔に憧れる方も多いはず。コンプレックスが解消されれば、オシャレや外出を今よりも楽しめるようになるかもしれません。

そこで本記事では、手軽に小顔を叶えられる「小顔ボトックス」の概要やメリット・デメリットなどについて詳しく解説していきます。顔が大きいことにお悩みの方は、ぜひ参考になさってください。

 

小顔になれるボトックス注射とは?

エラにボトックスを注入されている女性

小顔になれると人気の「ボトックス注射」は、張り出たエラにボトックス製剤を注射し、筋肉の働きを鈍らせることでエラ周辺にある咬筋を小さくし、小顔を叶える美容施術です。

ボトックス製剤は、ボツリヌス菌から生まれたA型ボツリヌス毒素で作られた薬剤で、筋肉を動かすために神経の末端から出される信号を阻害し、筋肉の緊張を和らげます。

この作用によりボトックスを注入した咬筋は一時的に動かしにくくなるとともに痩せていき、張り出したエラが解消されるという仕組みです。

 

小顔ボトックスのメリット

小顔ボトックスには、さまざまなメリットがあります。

まず、小顔ボトックスによって小顔になると、印象がガラリと変わったり、オシャレの幅が広がったりします。また、エラの張りを隠すために髪の毛を下ろすスタイルしかしてこなかった方は、輪郭がはっきりと出るアップスタイルなども楽しめるようになるでしょう。

小顔ボトックスのメリットは見た目だけにとどまりません。小顔ボトックスを打つことによって歯ぎしりや食いしばりが軽減することもあります。

咬筋が発達し過ぎていると歯ぎしりや食いしばりが起きやすくなりますし、逆に歯ぎしりや食いしばりを続けた結果、咬筋が発達してしまうこともあります。ボトックスでは咬筋の動きを鈍らせるため、小顔が叶うと同時に歯ぎしりや食いしばりも解消できるのです。

歯ぎしりや食いしばりは歯に大きな負担がかかり歯周病などの原因にもなるため、これが解消されることは健康にも非常に良いと言えます。

 

小顔ボトックスのデメリット

小顔ボトックスはメリットが多く、デメリットと言えるほどのデメリットはないかもしれません。

しかし、ボトックスによって咬筋の働きが弱まるため、食事などの際に顎が疲れやすくなるといった不都合が発生する可能性はあります。顎が疲れやすくなるだけではなく、物を噛みにくいといったことが起こる場合もあるようです。

ボトックスによる効果が出過ぎて筋肉が小さくなった分、皮膚が余って顔がたるむというデメリットが発生することもありますが、30代までの方であれば肌にハリがあるため、それほど心配しなくても良いでしょう。

また仮に肌がたるんでしまったとしても、併用できるリフトアップ施術によってカバーできます。
こちらについては後述します。

 

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小顔ボトックスが向いている人

ボトックスのアンプル

小顔ボトックスは手軽に小顔を叶えられる夢のような施術ですが、誰にでも向いているというわけではありません。中には小顔ボトックスでは十分な効果が得られない場合もあるのです。

小顔ボトックスが向いている人は「咬筋の発達によってエラが張っている人」「切らずに小顔になりたい人」「ダイエットをしても顔が小さくならない人」「いろいろな髪型や帽子を楽しみたい人」などが挙げられます。

各々について詳しく確認していきましょう。

 

咬筋の発達によってエラが張っている人

「小顔になれるボトックス注射とは?」の項目でもご紹介しましたが、小顔ボトックスはエラの筋肉に作用するものです。そのため、咬筋の発達によってエラが張ってしまっている方に向いています。

エラの張りが筋肉によるものなのか骨格によるものなのかを判断するために、奥歯を食いしばり「い」の口を作ってみてください。

この時にエラがポコッと膨らめば筋肉によるもの、膨らまなければ骨格によるものと判断できます。
食いしばった時にエラがポコッと膨らむ方は、小顔ボトックスで効果を得られるでしょう。

 

切らずに小顔になりたい人

小顔ボトックスの施術は切開を伴いません。

エラに注射器で薬剤を注入するだけの比較的簡単な施術であるため、「顔にメスを入れたくない」「手軽に小顔を叶えたい」という方に向いていると言えます。

しかし小顔ボトックスの効果の持続期間は半永久的ではないため、定期的に打ち治す必要があることを覚えておきましょう。

 

ダイエットをしても顔が小さくならない人

ダイエットをしても顔が小さくならないという方にも、小顔ボトックスが向いています。

ダイエットに成功すると頬の脂肪が落ちますが、輪郭がダイエット前と変わらないことがあるでしょう。頬の脂肪が落ちたのに輪郭に変化がないのは、エラが張っているせいかもしれません。

正面から見た時、エラよりも頬が前方にありますが、頬が痩せても後ろのエラがサイズダウンしていないため、顔の大きさが変わっていないように見えてしまうのです。

頬が痩せても正面からの顔のサイズが変わらない場合、小顔ボトックスを検討してみると良いでしょう。

 

いろいろな髪型や帽子を楽しみたい人

いろいろな髪型や帽子を楽しみたい方にも、小顔ボトックスが向いています。

エラが張っている場合に髪の毛を耳にかけたりアップスタイルにしたりすると、エラが目立ってしまって余計に顔が大きく見えてしまうことがあります。

小顔ボトックスでエラの張りを解消すれば、人の目を気にすることなくいろいろな髪型を自由に楽しむことができるでしょう。またエラが張っていると帽子が似合わないことも。

帽子の形にもよりますが、帽子によって髪のボリュームが抑えられると頭部が普段よりも小さく見え、帽子から出ている顔部分が強調されてしまうことがあるのです。エラが張っているとそれがより顕著で、通常よりも顔が大きく見えてしまう場合もあります。

小顔ボトックスによってエラの張りが解消されれば、帽子も楽しむことができるでしょう。

 

エラの張りの原因が骨格の場合はボトックスでは小顔になれない

エラボトックスの施術風景

小顔ボトックスは手軽に顔を小さくできる魅力的な施術ですが、エラの張りの原因が骨格にある場合は、ボトックスでその張りは解消できません。

小顔ボトックスはあくまでも筋肉の動きを鈍らせて痩せさせる施術なので、出っ張ってしまっている骨を引っ込めることはできないのです。

エラの張りの原因が筋肉にあるか骨格にあるかは、先述の食いしばる方法である程度判断ができます。
しかしこの方法は医師による診察とは異なるため、食いしばった時にエラがポコッと盛り上がったからといって絶対にエラの張りの原因が筋肉にあるとは断定できませんし、それは骨格の場合も同様です。

ご自身のエラの張りの原因をはっきりとさせたい方は、美容外科などで医師の診察を受けるようにしましょう。

原因が骨格と診断された場合にエラをなくして小顔にするには、エラの骨削りという外科的手術でエラの出っ張りを解消することになります。

 

共立美容外科の小顔ボトックス

小顔ボトックスは多くの美容外科で扱っている施術なので、もちろん、共立美容外科でもこの施術を行っています。

共立美容外科の小顔ボトックスではアラガン社の「ボトックスビスタ」という薬剤を使用しています。
この薬剤は厚生労働省から認可を受けているもので、アメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる機関)からも認可を得ている、安全に配慮された薬剤です。

ボトックスビスタをエラの咬筋に、痛みが出にくいようにゆっくりと注入し、小顔を叶えます。

以下からは共立美容外科における小顔ボトックスの流れやダウンタイムなどについて詳しく解説していくので、施術を受けるかどうか検討中の方は参考になさってください。

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小顔ボトックスの施術の流れ

共立美容外科に足を運んだら、まずは受付を済ませます。完全予約制であるため、事前の予約をお忘れなく。

受付が済んだら問診票を記入します。医師は問診票を見ながらカウンセリングを進めるため、できるだけ詳細にご記入ください。

問診票の記入が終わったら、洗顔をし、メイクを落とします。メイクをしたままだと正確な診断ができない場合もあるため、カウンセリング前のメイクオフは必須です。

メイクを落としたら、いざカウンセリングへ。医師があなたのエラの状態を見たり触れたりしながら確認していきます。医師によるカウンセリングの後、術前の撮影をして施術室に移動します。

施術室に移動したら、いよいよボトックスビスタの注入です。エラ部分の適切な深さに、なるべく痛みが出ないようにゆっくりと優しく薬剤を注入していきます。

施術が終わったら、専用のメイクルームに移動。注入部位以外はメイクができるので、すっぴんで帰りたくないという方も安心です。メイクが不要な方は、施術後そのままお帰りいただけます。

 

小顔ボトックスのダウンタイム

共立美容外科の小顔ボトックスのダウンタイムは、1日程度です。

注射器による針穴や赤みが残りますが、術後2日目以降に徐々に落ち着いてきます。もちろん入院の必要はありませんし、制限事項も特にありません。

仕事や外出も施術直後から可能なので、仕事や家事などで忙しいという方も受けやすい施術と言えるでしょう。念のため、当日の激しい運動は控えてください。

 

小顔ボトックスの効果はどれくらい持続する?

小顔ボトックスの効果は半永久的ではないと前述したため、具体的な持続期間が気になる方もいらっしゃるでしょう。

小顔ボトックスの効果は一般的に半年~1年程度と言われており、個人差もありますが半年を過ぎた頃から徐々にエラの出っ張りが元に戻り始めます。

ボトックスは打ち直しが可能なので、エラが元に戻ってきたと感じた時に再施術をし、小顔をキープすることが可能です。

1回目と2回目で必ず同じクリニックを選択する必要はありませんが、例えば1回目に共立美容外科を選んだ場合、2回目も共立美容外科で施術を受けた方が、前回の施術内容などがすぐにわかり、再施術もスムーズです。

 

小顔ボトックスで考えられる副作用・リスク

注射のみの施術で基本的に副作用やリスクが発生することはそれほど多くありませんが、それでも発生率はゼロではありません。

具体的に考えられる副作用やリスクは「表情がこわばってしまうことがある」「頭痛が起きる場合がある」といったものです。

筋肉の動きを抑制するボトックスは、誤って必要以上の量を注入してしまうと咬筋がうまく動かせなくなってしまうことがあります。

それによって、全力で笑顔を作ろうとしても表情がこわばってしまったり、口角が下がってしまったりすることもないとは言い切れません。しかしこの副作用は時間の経過とともに改善していきます。

また顔の筋肉に変化が起こると思わぬ部分の筋肉が疲労してしまい、これが頭痛につながることも。
しかし頭痛も時間経過とともに治まってくるので心配はいりません。

いずれの症状も、長く続く場合は施術を受けたクリニックにすぐに相談しましょう。

 

ボトックスと一緒に受けられる小顔施術

ボトックスを希釈しているところ

ちなみに、ボトックスと一緒に受けられる小顔施術も存在します。

「BNLS」と「ハイフ」ですが、「BNLS」は頬の脂肪を溶解する施術、「ハイフ」は頬をリフトアップする施術です。

小顔ボトックスでエラの筋肉を小さくし、さらに「BNLS」や「ハイフ」で頬痩せ・リフトアップを行えば、より高い小顔効果を実感できるでしょう。

各々の施術について詳しくご紹介します。

 

BNLS

「BNLS」は「脂肪溶解注射」とも呼ばれている、注射のみで頬の脂肪を減らす施術です。
注入部の脂肪だけを溶かすため、頬のような狭い範囲の部分痩せも可能になります。

小顔ボトックスでエラの筋肉を小さくし、「BNLS」で頬の脂肪を溶かせば、小顔効果もアップすることでしょう。

これまでの脂肪溶解注射の主成分は「フォスファチジルコリン」というもので、2~4日程度、注入部にむくみが生じたり、熱感が生じたりしてしまっていました。

一方、「BNLS」は植物由来の成分をブレンドしたものなので、フォスファチジルコリンのようなむくみや熱感が生じるリスクは低いです。

また共立美容外科では注入時の痛みにも配慮し、施術を受ける方のご希望によって先が丸くなっていて柔らかい「マイクロカニューレ」という針を使用します。針が柔らかいと毛細血管を傷つけにくくなり、内出血のリスクを低減できるのです。

ダウンタイムと言えるダウンタイムはほとんどなく、制限事項もありません。外出なども施術直後から可能です。

 

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ハイフ

「ハイフ」は高周波と高密度焦点式超音波の両方を用いてリフトアップを叶える美容マシンです。
共立美容外科ではオリジナルの「スーパー『ハイフ』プロ」を導入しています。

従来からあるしわ・たるみ治療のマシンである「サーマクール」のような高周波のみによる美容マシンは、肌の表面から3mm程度の深さにある「真皮層」にアプローチしていました。

「スーパー『ハイフ』プロ」は3つの超音波を使い分けることで、1.5mm、3mm、4.5mmの3つの層に一度にアプローチすることができ、より効果的なリフトアップが可能です。

「小顔ボトックスのデメリット」の項目で「たるんでしまうことがある」とお伝えしましたが、「スーパー『ハイフ』プロ」を同時に受ければたるみを解消できるため、不安なく小顔ボトックスを受けることができるでしょう。

ダウンタイムは2~3日程度で、この期間は熱感などが発生する場合もありますが、徐々に治まってくるので心配ありません。

外出などの制限もなく、スケジュールに組み込みやすい施術です。

ハイフのバナー

▼共立美容外科の人気のスーパーハイフproの料金や施術方法についての詳細はこちら

 

 

 

小顔ボトックスを受けるクリニックを選ぶポイント

小顔ボトックスは多くのクリニックが導入しているため、クリニック選びに迷ってしまう方もいらっしゃるはずです。

小顔ボトックスは注射のみの比較的気軽に受けられる施術ですが、「どのクリニックで受けても同じ」ということはありません。

例えば小顔ボトックスの施術に慣れていない未熟な医師が担当した場合、「小顔ボトックスで考えられる副作用・リスク」の項目でご紹介したような薬剤の量に関する問題が発生することもあり、施術後に表情がこわばってしまう可能性もあります。

昨今では医師がSNSを開設しており、そこで自身が手掛けた施術の症例を掲載していることが多いです。気になる医師の施術の仕上がりはどうか、SNSを活用して確認してみましょう。

仕上がりがきれいで、実際にカウンセリングで顔を合わせた時に「相性が良い」と感じれば、その医師に施術を依頼して良いでしょう。

また小顔ボトックスは比較的手軽な施術であるため大きな副作用やリスクの危険性はそう高くありませんが、いざという時のために、施術後の保証を設けているクリニックを選ぶと良いです。

仮に副作用やリスクが長引いた場合、すぐに処置してくれるかどうか、どこまで対処してくれるかといったことを事前に確認しておくと安心です。

せっかく小顔ボトックスを受けたのに「こんなはずではなかった……」と後悔しないためにも、事前調査を怠ることのないようにしましょう。

 

小顔ボトックスで理想の輪郭を手に入れよう

顔が小さいと好きな髪型や帽子などを自由に楽しみやすいです。そのため、「小顔に憧れる」という方は少なくないはず。

エラの張りは「骨格のせい」と思ってしまいがちですが、意外と筋肉の発達が原因でエラが張っていることもあります。もし医師の診察を受けてみてご自身のエラの原因が筋肉であった場合は、小顔ボトックスで手軽に小顔を手に入れてみませんか。

メスを使わない「プチ整形」に分類されるとはいえ、顔に注射をすることに不安を覚える方もいらっしゃるでしょう。共立美容外科でも小顔ボトックスを扱っており、カウンセリングは施術を受ける方が納得されるまでじっくり時間をかけています。

もし1回のカウンセリングでは足りない場合は、別日にもう一度カウンセリングを受けていただくことも可能です。どんな些細なことを質問していただいても構わないので、ご自身の不安が解消されるまで、とことんカウンセリングを活用してください。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 久次米 秋人(くじめ あきひと)

    久次米 秋人(くじめ あきひと)

    日本美容外科医師会理事
    日本美容外科学会認定専門医

    • 略歴

      • 1983年
        金沢医科大学医学部 卒業
        1983年
        高知医科大整形外科入局
        1989年
        東京本院(品川)開院
        2002年
        本院を新宿に移転
        2013年
        銀座院院長就任
        2018年
        第107回日本美容外科学会 学会長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科医師会理事
      日本形成外科学会会員
      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本脱毛学会会員
      北米脂肪吸引形成外科学会会員
      日本坑加齢美容医療学会会員

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