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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

多汗症の原因は?発汗の種類や治療法、セルフチェック方法まで徹底解説

公開日:2023年02月09日(木)
最終更新日:2024年02月09日(金)

わきが・多汗症
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暑い時やからいものを食べた時に汗をかいてしまうことは誰しもあるでしょう。しかし「多汗症」になると、何もしていない時でも大量の汗が出てしまいます。

季節に関係なく衣服に汗染みがついて目立ってしまったり、手足から汗がしたたったりと日常生活を送る上で精神的な苦痛を伴う場合が多いはずです。

本記事では、多汗症とはそもそもどんな疾患なのか、多汗症の診断基準や原因、治療方法までを徹底的に解説します。
 

多汗症とは?

多汗症は、手のひらや足の裏、脇の下、顔、頭といった体のさまざまな部位に多量の汗をかく疾患です。体の一部だけに汗をかく場合もありますし、全身から発汗する場合もあります。

生活をする上で運動や気温、食事などが原因で、一時的に大量の汗をかくこともありますが、その場合は多汗症とは呼びません。

多汗症の場合、プリントや資料が汗で湿ってしまう、書いた文字が汗でにじんでしまう、異常に汗をかいて周囲の人に心配されてしまうなど、学校や職場において汗による不都合が定期的に起こってしまいます。

一般的には小学生になる頃から多汗症を自覚するようになり、思春期になって症状が強く出てくるケースが多いです。

 

セルフチェックも可能! 多汗症の診断基準と重症度

多汗症かどうかは、ある程度自分自身でも判断できます。

以下の6つの項目の中で2つ以上当てはまるものがあれば多汗症の可能性が高いでしょう。[注1]

  1. 最初に症状が出るのが25歳以下であること
  2. 左右対称に発汗がみられること
  3. 睡眠中は発汗が止まっていること
  4. 1週間に1回以上多汗のエピソードがあること
  5. 家族歴があること
  6. それらによって日常生活に支障をきたす場合があること

 
また他の病気や疾病に関係無く大量の発汗をする原発性多汗症の場合、その重症度についても診断基準があります。[注2]

  1. 発汗は全く気にならず、日常生活に全く支障がない
  2. 発汗は我慢できるが、日常生活に時々支障がある
  3. 発汗はほとんど我慢できず、日常生活に頻繁に支障がある
  4. 発汗は我慢できず、日常生活に常に支障がある

 
上記の3と4に当てはまる場合、多汗症の中でも重症度が高いと言えます。
重症である場合は、なるべく早めに病院やクリニックに行き、何らかの治療の検討をするのが良いでしょう。

注1:日本皮膚科学会「原発性局所多汗症診療ガイドライン2015年改訂版」

注2:日本皮膚科学会「原発性局所多汗症診療ガイドライン」

 

多汗症の受診率は低い傾向にある

多汗症の中でも手のひらで汗をかく多汗症の有病率は人口の約5.3%と、割合的に高い傾向にあることが分かっています。

しかし多汗症の症状自体は自覚しているものの、実際に医療機関などへ受診したことがある方は1割程度しかいません。[注3]有病率に対して少なく、適切な治療をせずにそのまま放置している方が多い状態にあります。

後述しますが、多汗症の中には病気が隠れている場合もあります。そうでなくても多汗症は周囲の目が気になり、ストレスに感じることが多い疾患でもあるので、症状がある方は一度医師の診察を受けることをおすすめします。

注3:日本皮膚科学会「汗の病気―多汗症と無汗症― Q2 – 皮膚科Q&A」

 

汗には良い汗と悪い汗がある

そもそも、人間の汗には良い汗と悪い汗があります。
運動や食事の後の汗、寝汗などは決して悪い汗ではなく、生きていく上で誰もが発汗しうるものです。
この項目では良い汗と悪い汗とはそれぞれどういったものなのかお伝えしていきます。

 

良い汗

まず、良い汗はすぐに乾きます。
汗の役割の一つに、肌の上で蒸発して体温を下げることがあります。そのため汗はサッと乾かなければ意味がありません。

良い汗の成分には水の表面張力を下げて、粒を小さくする「界面活性物質」が含まれているのですが、これが実はとても重要です。
汗の粒が小さければ小さいほどそれだけ蒸発が早く、体温調節がスピーディーに行われるからです。

また水に近い、サラサラした状態であることも良い汗の条件です。
汗はもともと血液からできており、血液が汗になる過程で体内に必要なミネラル分などをろ過し、汗として放出せずに血液へ戻す仕組みになっています。

この仕組みが正しく機能しており、ミネラル分が少なくサラサラとして蒸発しやすい汗であれば良い汗と言えるでしょう。

良い汗の中でも発汗する条件によって、温熱性発汗、精神性発汗、味覚性発汗の大きく3つに分けられます。

 

温熱性発汗

暑い時やスポーツをした後など、上昇する体温を調節するために発汗するのが温熱性発汗です。手のひらや足の裏を除いた全身に汗をかくのが一般的です。体温が一定になるまでは持続的に汗をかきます。

 

精神性発汗

緊張した時やストレスを感じた時に発汗するのが精神性発汗です。
精神性発汗の特徴は、全身に汗をかくのではなく、手のひらや脇など局所的かつ一時的に汗をかくことです。

 

味覚性発汗

味覚性発汗は、からいものや酸っぱいものを食べたときにかく汗のこと。
食べ物の刺激によって身体が反射的に発汗します。おでこや鼻の下などに汗をかくことが多く、刺激物を食べ終われば自然と発汗しなくなるでしょう。

 

悪い汗

悪い汗とは、ねばねばとしていて濃く大粒で、ダラダラとかく汗のことです。悪い汗は長い間ずっと発汗するため、身体の体温調節がうまくいかなくなってしまいます。

また濃いということは、それだけ汗に体に必要なミネラル分が含まれているということであり、疲れやすく体調を崩す可能性も。

悪い汗ではなく良い汗を出すためには、適度な運動や部屋と屋外の温度差を広げ過ぎないなど、血行促進や新陳代謝を強める対策をしていきましょう。

 

人間の汗腺は2種類ある

人間の汗は皮膚の真皮という層にある、汗腺と呼ばれるカ所から発生するものです。
汗腺にも「エクリン腺」と「アポクリン腺」というものがあり、性質や特徴が変わってきます。

 

1.エクリン腺

エクリン腺は、全身のほとんどの皮膚に存在しています。
エクリン腺から出てくる汗は、臭いがなく透明な色であり尿素、乳酸を含んだ水分で構成されています。

温熱性発汗や味覚性発汗など体温調節の際に発生する汗は、このエクリン腺によるものです。また、細菌やウイルスなどを防ぐための免疫機能としても、エクリン腺から発汗することもあります。

人間は一般的に1日に1リットル前後の汗をかくと言われていますが、多汗症の場合、エクリン腺の機能が通常よりも高まることで1リットル以上の大量の汗をかいてしまいます。[注4]

注4:厚生労働省「健康のため水を飲もう講座」

 

2.アポクリン腺

アポクリン腺は、脇の下やおへそ、耳の穴、陰部といった体の一部の場所に存在し、思春期になると分泌が増える傾向にあります。

エクリン腺の汗と比べると少し濁っており、水分の他に脂質や動物性たんぱく質、アンモニアなどの臭いの元である成分も含まれている特徴があります。
特有の臭いがある「わきが」もこのアポクリン腺から出る汗からくるものです。

 

多汗症によって発汗する部位

多汗症に多汗症によって発汗する部位を説明する医師ついて解説する医師

それでは多汗症になると、どのような部分から発汗が起こるのでしょうか。
多汗症の中でも全身に汗をかく場合と、一部分でのみ汗をかく場合の2つに分けられます。

 

1.全身性

全身に大量の汗をかく多汗症のことを、その名の通り「全身性多汗症」と言います。

 

2.局所性

全身ではなく、手のひらや脇の下、顔面といった体の一部のみで異常に汗をかくことを「局所性多汗症」と言います。

局所性多汗症の中でも、汗をかく部位によって以下のように分類されることもあります。

  • 脇の下で多く発汗する場合:腋窩(えきか)多汗症
  • 手のひらに大量の汗をかく場合:手掌(しゅしょう)多汗症
  • 足の裏で多く汗をかく場合:足蹠(そくせき)多汗症
  • 手のひらと足の裏に大量の発汗がある場合:掌蹠(しょうせき)多汗症

 

多汗症の種類と原因

ここまで発汗する部位による多汗症の分類をご紹介しましたが、多汗症は発汗する原因によっても「続発性多汗症」「原発性多汗症」の2種類に分けることができます。

 

1.続発性多汗症

続発性多汗症は、他の病気が原因で起こる多汗症です。

発症の原因となる病気や疾患には、結核や敗血症などの感染症、低血糖、内分泌代謝異常、神経障害、特定の薬の副作用などが挙げられます。

続発性多汗症の中でも全身性と局所性があり、病気によって発汗する部位が変わるため、以下の例を参考にしてみてください。

 

全身性

 

  • 感染症
  • 低血糖
  • 内分泌代謝異常
  • 薬の副作用
  • 循環器の疾患
  • 腫瘍

 

局所性

 

  • 神経障害
  • 脳梗塞

 

2.原発性多汗症

原発性多汗症は、続発性のように原因となる病気がないのにも関わらず発症する多汗症のことです。

原発性多汗症の原因は、自律神経の異常で交感神経が活発になっているからであるとも言われていますが、現状でははっきりとした原因は分かっていません。

精神的な緊張やストレスが常にかかる環境にいたり、家族や親族の中に多汗症の方がいたり、生活習慣が乱れていたりすると多汗症になりやすいという傾向もあるようです。

また原発性多汗症の中でも、さらに全身性のものと局所性のものに分類されます。

 

多汗症の治療法

ここからは、多汗症の治し方を紹介していきます。

そもそも続発性多汗症と原発性多汗症で発症する原因が異なるため、治療の方向性は全く変わります。ご自身がどちらの多汗症なのかをしっかり判断した上で、正しい治療方針を決めるようにしましょう。

 

続発性多汗症の治療法

続発性多汗症の場合、原因である他の病気や疾患を優先的に治していくことが多汗症の治療にもつながります。
病気に関して正しい診断を受けていない方は、まずは病院やクリニックなどで、自分がどのような病気や疾患を患っているのか、どういった治療をしていくべきかを確認してみるところから始めましょう。

 

原発性多汗症の治療法

原発性多汗症の場合、複数の治療方法があります。
この項目では5つの治療法について詳細を説明していきます。

 

1.外用薬による治療

原発性かつ局部の多汗症の治療の一つとして、病院などで処方される外用薬(塩化アルミニウム溶液)を使用する方法があります。日本皮膚科学会が「原発性局所多汗症診療ガイドライン」にて第一に提唱している治療法でもあります。

汗をかく場所に定期的に外用薬を塗ることで、軽度な多汗症であれば効果を期待できる場合が多いでしょう。

デメリットとして薬剤による刺激や皮膚炎になってしまうケースもありますが、塗布の頻度を少なくしたりステロイド軟膏(なんこう)を塗ったりして副作用を抑えることが可能です。

 

2.イオントフォレーシス療法

手のひらや足の裏に汗をかく原発性多汗症の場合、イオントフォレーシスという治療方法があります。

特殊な装置によって脇の下や手のひら、足の裏などに微弱な電流を一定時間流すことで、発汗を抑えます。通院しながら定期的に治療を行っていく方法です。

保険適用もされており、比較的安い金額で治療を受けられるので、手のひらや足の裏に多く発汗する方は検討してみると良いでしょう。

 

3.ボトックスによる治療

外用薬やイオントフォレーシスによる治療であまり効果がみられない場合、発汗するカ所に、ボトックスを注射する治療法もあります。

ボトックスによる治療は、アメリカ合衆国では脇の下の発汗を抑える際によく用いられる治療法です。日本では脇の下の多汗症であれば保険が利く場合もありますが、脇の下以外の多汗症でのボトックス治療は保険適用外となります。

 

4.手術による治療

手術による治療方法は、日本で保険適用されている治療法です。
手術の種類はいくつか存在し、汗腺自体を除去したり、交感神経を切り取ったりする方法があります。

手術自体は数十分という短時間で終わるものですが、術後の合併症が起こる可能性がゼロではありません。
合併症の内容としては、交感神経を切り取った代償として体温調節がしにくくなり体の一部が暑く感じたり、胸や背中、お尻といった箇所から代わりの発汗が増えたりする「代償性発汗」というものです。[注5]

現在は合併症への対策も用意されていますが、それでもリスクがゼロになるとは言い切れません。傷跡も残りやすく体への負担も大きいことを十分確認・理解した上で、手術を行うか検討するようにしましょう。

注5:日本皮膚科学会「汗の病気―多汗症と無汗症― Q12 – 皮膚科Q&A」

 

5.内服薬による治療

全身に発汗する全身性多汗症の場合、内服薬によって治療をする場合があります。
しかし得られる効果はまちまちであり、口が乾いたり眠くなったり、頭痛や便秘になるなどの副作用が出る可能性があることを把握しておいてください。

なお、妊娠中の方や授乳中の方、心疾患がある方などは服用できない可能性があります。

 

共立美容外科で実施している多汗症の治療法

共立美容外科では、前述したボトックス注射による治療の他、「超音波+ローラークランプ法」「ミラドライ」という多汗症の治療方法をご用意しております。それぞれの治療について詳細をご説明します。

 

超音波+ローラークランプ法

「超音波+ローラークランプ法」は、共立美容外科が開発し、国際特許を取得している治療法です。汗の出る汗腺自体を独自のローラー付きカニューレによって吸引・除去することで、多汗症を治します。

保険適用がなされている手術では数センチほど切開をして治療をするため、術後の圧迫固定が1週間ほど必要になります。

一方でローラークランプ法は、脇の下に数ミリ程度の穴を空けるだけの手術なので、傷跡も目立たず術後の圧迫固定は4日間のみで済みます。痛みもほとんど感じずに施術できるのも利点の一つでしょう。

圧迫固定についても半袖のボレロにスポンジを挟んでおくだけで良いので、かぶれや異物感も少なく、術後の数日間を快適に過ごしやすいのも嬉しいポイントです。

通常の切開手術による治療と比べて体への負担も少なく、手術後も包帯などで脇の下を固定する必要がないため、学生の方でも気軽に治療に臨めます。なお、多汗症のほかにわきがの治療も可能な手術です。

 

超音波+ローラークランプ法の治療の流れ

超音波+ローラークランプ法による治療の大まかな流れは以下となります。
 

  • カウンセリング
  • 料金の見積もり
  • 施術
  • 麻酔クリームを塗り、効果が出たら拭き取り
  • 超音波によって皮膚の皮下組織を緩め、汗腺を除去しやすくする
  • 消毒
  • 施術する範囲などをデザイン
  • 麻酔の注射
  • 脇の下に数ミリ程度の穴を開ける
  • 皮膚を傷つけないための専用器具を穴に装着
  • 麻酔液の注入
  • 汗腺の吸引・除去
  • 開けた穴の縫合
  • 汗腺を除去した箇所の皮膚と組織を密着させるために圧迫固定
  • 帰宅
  • 1週間後、抜糸・術後検診

 
治療をした翌日から多くの場合外出なども可能です。
1週間ほど経過したタイミングで術後の経過と治療した部分の抜糸をするために、再度来院してください。

 

ローラークランプ法

共立美容外科の人気のローラークランプ法の手術方法や料金についてはこちらから。

 

ミラドライ

皮膚を全く切ることなく、多汗症の治療ができるのが美容マシンの「ミラドライ」です。
ミラドライは日本の厚生労働省の認定を受けており、かつアメリカ合衆国のFDAと呼ばれる食品医薬品局からも認可を得ているマシンです。

治療法としては、専用のマシンで皮膚の外側からマイクロ波エネルギーを照射して汗腺の機能を無くしていきます。施術自体は、60分ほどの時間で治療できます。

ミラドライによって機能が無くなった汗腺は再生しません。そのため手術による治療と同じように長時間、効果の持続を実感できるでしょう。

また皮膚表面を全く切らずに施術できるため、傷跡もなく切開による合併症やダウンタイムもほとんどありません。
超音波+ローラークランプ法も数ミリ程度穴を開けるだけで治療できる方法ですが、ミラドライは術後に抜糸や通院する必要が一切ないので、より手軽に治療を受けられます。

 

ミラドライの治療の流れ

ミラドライによる治療の大まかな流れはこちらです。
 

  • カウンセリング
  • 料金の説明・見積もり
  • 施術
  • マイクロ波を照射する箇所をデザイン
  • 麻酔
  • 超音波をかけて麻酔を浸透させる
  • マイクロ波の照射
  • 脇の下の冷却
  • 帰宅

 

ミラドライのバナー

▼共立美容外科で人気のミラドライの料金や手術方法についての詳細はこちら

 

ボトックス注射

共立美容外科ではボトックス注射による多汗症の治療も行っています。
ボトックス注射は、特定の部位にボトックスを注射して、汗腺を細くして発汗しにくくさせる治療法です。

共立美容外科のボトックス注射では「ボトックスビスタ」「ディスポート」を使用しています。

ボトックスビスタはアラガン社の登録商標で、厚生労働省とアメリカのFDAからも認可を受けているもの。
ディスポートは、ボトックスビスタと同じボツリヌス毒素を精製した製品で、FDAから認可を受けているものです。

ボトックス注射のメリットとしてはメスを使わずに治療できるほか、施術時間が約10〜15分と非常に短時間で済むことでしょう。施術当日にすぐに入浴できるほど、手軽にできる治療方法です。

また、脇の下だけでなく手のひらの多汗症を改善するために、ボトックスを注入することも可能です。しかし手のひらへのボトックス注射の場合、複数個所への注射が必要であり、脇の下などと比べると痛みを感じやすい部位であるというところが難点ではあります。

 

ボトックス治療の流れ

ボトックス注射の大まかな治療の流れをご紹介します。
 

  • カウンセリング
  • 施術
  • 麻酔
  • 治療をしたい箇所にボトックス注射
  • 帰宅
  • 効果を維持したい場合は数カ月~半年に1回ほど、ボトックス注射を行う

 
ボトックス注射はローラークランプ法やミラドライよりも手軽に施術ができますが、半永久的な効果は見込めないことを理解しておきましょう。

数カ月〜半年ほどで元に戻ってしまうため、効果を維持したい場合は定期的に治療を行う必要があります。

 

脇 ボトックスのバナー

▼共立美容外科の人気の脇のボトックスの料金や種類についての詳細はこちら

 

最後に共立美容外科で実施できる多汗症治療の概要をまとめました。施術を検討する際の参考にしてみてください。
 

施術名 施術方式 通院回数 施術時間 備考
超音波+ローラークランプ法 手術 1~2回 約30~40分 多汗症とわきが両方の治療が可能
ミラドライ 美容マシン 1回 約60分 ダウンタイムはほとんどないが、
重度の場合、効果を実感しにくい場合がある
ボトックス注射 注射 1回 約10~15分 維持するには定期的な施術が必要

 

 

多汗症かなと思ったら病院・クリニックを受診して適切な治療を行いましょう

共立美容外科のわきが・多汗症治療を案内している看護師

多汗症といっても、病気が関係している続発性多汗症と原因が明確には分からない原発性多汗症の2つがあります。

多汗症はそれだけでは痛みを伴わないため放置してしまいやすいですが、実際に日常生活をおくる上で支障をきたしたりストレスを感じたりすることが多い疾患です。

多汗症の症状が出ている方はぜひ一度病院やクリニックを受診して、ご自身の症状に合った正しい治療を行ってください。

共立美容外科では、原発性局所多汗症に対する3つの治療を行っています。
超音波+ローラークランプ法、ミラドライ、ボトックス注射と、それぞれ施術方法や治療時間などが変わってきます。医師と相談の上、どのような治療を行うべきか決めるようにしましょう。

無料でのメール相談やオンラインでの診療なども実施していますので、「自分は多汗症かもしれない」と思った方や「多汗症だけどどんな治療が合うのか分からない」といった方も、まずはお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

 

わきが多汗症のバナー

共立美容外科の人気のわきが多汗症の料金や治療方法についてはこちら。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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