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「洋服の脇部分に黄色いシミができる」「脇の下が蒸れて独特な臭いがする」とお悩みの方の中には、ご自身がわきがである可能性を疑っている方もいらっしゃるかもしれません。

わきがとは、アポクリン汗腺から出た汗が常在菌に分解されることで刺激臭を発する状態のこと。

夏は汗をかきやすく嫌な臭いが発生しやすいと思われる方も多いと思いますが、むしろ冬のように着込んでいる時の方がわきがの症状が顕著に現れることもあります。

そのため、わきがに悩まれている方は一年を通して「この症状をどうにかしたい」と考えているのではないでしょうか。

そこで本記事では、わきがの症状を確認しながら、わきが治療のための手術にはどういったものがあるのか、わきが手術を受けるにはどのようにクリニックを選べば良いのかなどに触れていこうと思います。

わきがでお悩みの方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

 

わきがとはどんな症状？

私たちの汗腺はエクリン汗腺とアポクリン汗腺の2種類に分けられますが、わきがとはアポクリン汗腺から分泌される汗が原因で発生する独特な刺激臭のことです。

「腋（わき）」の「下（が）」で発生する臭いであることに由来し、医学の現場では「腋臭症」や「アポクリン臭汗症」と呼ばれています。

アポクリン汗腺から出た汗にはタンパク質や脂質などの有機物が含まれており、それが脇の常在菌によって分解されることであの嫌な臭いが発生するのです。

アポクリン汗腺の数は体毛の量と関係するため、重度のわきがの方は体毛が多い傾向にあります。

 

わきがを治すためにはどうしたら良い？

わきがは自分が不快な思いをするだけではなく、時には周囲の人に迷惑をかけてしまうこともあるため、一刻も早く解決したいと考える方が多いでしょう。

わきがの症状を軽減させるためのセルフケアはいくつか挙げられますが、代表的なのはデオドラントグッズの使用ではないでしょうか。

一般的な制汗剤の他、昨今ではわきがの方向けのクリームなども販売されているため、軽度～中度の方であれば、市販のデオドラントグッズである程度わきがの症状を抑えられる可能性もあります。

しかし重度のわきがの場合は市販のものでは太刀打ちできない場合も多く、「せっかく購入したのに無駄になってしまった」ということにもなりかねません。

根本的にわきがを解消したいのであれば、医療機関での手術を視野に入れる必要があるでしょう。

 

わきが手術ってどんなことをするの？

わきが手術で行う内容はクリニックによって異なりますが、切開して汗腺を物理的に取り除く方法や、マシンでマイクロ波を照射することによって汗腺を破壊するものなどさまざまです。

切開する方法では脇の下を数センチ切開し、医師が直接内部を確認しながら汗腺を除去していきます。

傷跡が残ってしまうため採用していないクリニックもありますが、目視で確認し汗腺を取り除くためわきが解消効果は高いです。

一方でマイクロ波を照射して汗腺を破壊する方法などは傷跡が残らず、切開する方法と比較するとダウンタイムも短いため、軽度～中度のわきがの方に選ばれやすくなっています。

注射によって汗を抑える施術もあるため、ご自身のわきがの程度を医師に診断してもらいながら施術を選択すると良いでしょう。

 

わきが手術はこんな人におすすめ

わきが手術はもちろん費用がかかります。

その上皮膚を切開する方法や器具を挿入するための穴をあける方法などの場合、ハードルが高く感じてしまう場合もあるでしょう。

しかしわきが手術を行うことで以下のようなお悩みが解消されます。

当てはまるものがある場合は、わきが手術を検討してみるのも良いかもしれません。

 

脇の下から刺激臭がする

先述した通り、わきがの場合は脇の下から嫌な臭いがすることが一般的です。

軽度であれば制汗剤やデオドラントクリームなどで対処できるかもしれませんが、症状が重い場合は汗の量が多く臭いもよりきついため、例えば満員電車などでは他の乗客に迷惑をかけてしまうことも考えられます。

ご自身だけが「臭い」と不快になるだけなら百歩譲ってまだ良いかもしれませんが、他人の迷惑になるとなると治療を急ぎたいもの。

わきが手術を受けることによって、わきがの代表的な症状である「刺激臭」を解消できます。

 

服の脇部分に黄色いシミができる

またわきがの方の中には「服の脇部分が黄色くなってしまった」という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

わきがによるシミは通常の洗濯では落ち切らないことが多く蓄積していくため、例えばお気に入りの服を5回着ただけで脇のシミが取れなくなってしまった、なんてこともあります。

せっかく買った洋服が数回でだめになってしまうのは実に悲しいこと。

わきが手術を受ければ、服の脇部分に黄色いシミが定着してしまうこともなくなるでしょう。

 

脇の下の臭いや汗が気になって着たい服を着られない

わきがの場合は特に「ノースリーブを思うように着られない」というお悩みを抱えている方が多いようです。

ノースリーブは脇の下が外に露出するため、わきがの臭いが周囲に発せられやすくなります。

「夏のレジャーでノースリーブを着たい」「ノースリーブでオシャレの幅を広げたい」と思っていても、脇の下に布がないことに不安を抱いてしまうこともあるでしょう。

わきが手術で臭いの元を断ち切れば、ノースリーブも自信を持って着られるようになるはずです。

 

わきが手術を受けるメリット

わきが手術を受けるメリットは多くあります。

まず、ご自身の脇から発せられる刺激臭を気にしなくてよくなるということは、非常に大きなメリットとして挙げられるでしょう。

脇の下から刺激臭がすると、例えば腕を上げるといった動作が心理的にしにくくなります。

腕を上げることによって脇が開放的になり、臭いが散漫しやすくなってしまうからです。

わきがの臭いが解消されれば動きを制限することなく生活できるようになるでしょう。

また前項でお伝えしたように、服の脇部分に黄色いシミが定着することもなくなるため、服が長持ちしやすくなります。

ノースリーブのような脇の下が開放的な服も堂々と着られるようになるのではないでしょうか。

「わきが対策のために〇時間に一度、脇の下にクリームを塗り直している」という方も、そもそもクリームなしで過ごせるようになるはずです。

わきが対策グッズにお金をかけていた分を、好きな洋服や化粧品、趣味などに回せるようになるのも大きなメリットでしょう。

 

わきが手術にリスクはある？

わきが手術には多くのメリットがありますが、手術を受けることにリスクはあるのでしょうか。

結論、「術式や医師の技術によってはある」と言えるでしょう。

先述したように切開する方法のわきが手術では、どうしても傷跡が残ってしまいます。

脇の下のシワに合わせて切開を行うクリニックが多いため、切開した部分が落ち着いてくる頃には傷跡がほとんど目立たなくなることが一般的なようですが、仮に傷跡のことを考慮せずに雑な切開を行うクリニックがあったとすれば、もちろん傷跡は目立ってしまうでしょう。

また切開を伴わない施術を選んだとしても、ダウンタイムは発生します。

数日間、体が温まる運動や飲酒などを控えるよう指示される場合もあるため、そういった制限を苦痛に感じる方にとっては「メリットばかりだ」とは言い切れないかもしれません。

しかしダウンタイムを過ぎればわきがを気にしなくて良い生活が待っているため、クリニック選びをしっかりと行い、ダウンタイム中の制約を我慢すれば、人生がガラリと変わるはずです。

 

わきが手術を受ける際のクリニックの選び方

わきが手術で後悔しないためには、クリニック選びが肝心です。

具体的には「わきが手術を多く手掛けているか」「カウンセリングに時間をかけてくれるか」「メリットだけではなくリスクも説明してくれるか」「アフターフォローの体制は整っているか」「立地はどうか」といったことに注目してクリニックを厳選すれば、ご自身にとって良いクリニックに出会えるでしょう。

以下で各々について詳しく解説します。

 

わきが手術を多く手がけているクリニックを選ぶ

わきが手術を多く手がけているかどうかという点は、クリニックを選ぶ上で非常に重要です。

気になるクリニックのホームページを確認し、わきが手術の症例を確認してみましょう。

もちろんそれだけでは足りないことも多いため、もしクリニックや医師がSNSを開設しているのであれば、そういったものもチェックしてみると良いです。

医師はSNSで自身が手がけた手術の症例を投稿していることが多いため、そこで医師の技術も確認することができるでしょう。

もし希望している施術があるのであれば、その施術の症例数はどうか、仕上がりはきれいかなどを見てみてください。

希望の施術の症例が多く、仕上がりもきれいであれば、安心してわきが手術を依頼できるのではないでしょうか。

 

カウンセリングに時間をかけてくれるクリニックを選ぶ

カウンセリングに時間をかけてくれるかどうかも、しっかりと確認しておきたいポイントです。

多くのクリニックでは無料カウンセリングを設けているため、複数のクリニックでカウンセリングを受けてみましょう。

流れ作業のようにカウンセリングを行い、施術を希望している方の疑問や不安な点についてろくな回答もせずにただ施術を勧めてくるようなクリニックや医師が仮に存在するとすれば、そうしたクリニックや医師にわきが手術を依頼するのは不安が残ります。

わきが手術は切開をしない施術であっても麻酔は必要であるため、美容外科での施術がはじめてだという方は特に緊張するはずです。

施術を受ける方の気持ちに寄り添い、その方のペースに合わせた丁寧なカウンセリングをしてくれる医師であれば、緊張が和らぐのではないでしょうか。

緊張の度合いが強いと麻酔注射の痛みを強く感じてしまうこともあります。カウンセリングで誠意が見られない医師に施術を依頼してしまうと必要以上に緊張してしまい、麻酔時の痛みが倍増してしまうことも考えられるでしょう。

 

メリットだけではなくリスクもしっかりと説明してくれるクリニックを選ぶ

もしかすると、契約にこぎつけたいからと、わきが手術のメリットだけを並べるクリニックや医師も存在するかもしれません。

わきが手術は美容整形の一種とも考えられているため、リスクが完全にゼロだということはないです。

先ほどもお伝えしたように、たとえ切らないわきが手術だったとしてもダウンタイム中に気をつけなければいけないことがあるという意味ではリスクがあります。

もちろんわきが手術はメリットの多いものですし、わきがを解消することによってこれまで重くのしかかっていたコンプレックスから解放されるのは事実です。

しかしメリットだけを強調してくるクリニックや医師が「本当に誠実なのか」と聞かれると疑問が残ります。

メリットだけではなく考えられるリスクについてもしっかりと説明してくれて、施術を受ける方が納得できなければ、安心して施術を任せることは難しいかもしれません。

 

アフターフォローの体制が整っているクリニックを選ぶ

アフターフォローの体制が整っているかどうかも事前に確認しておきましょう。

わきが手術を受けた後に仮に何かトラブルが起きた場合であっても、すぐに診察をしてくれるクリニックであれば安心でしょう。

アフターフォローを行っていないクリニックで施術を受け、運悪くトラブルにみまわれてしまった場合、そのクリニックに問い合わせても「皮膚科を受診してください」といったように門前払いを食らう可能性もあります。

どういった器具を使ってどのような施術を行ったのかは、そのクリニックにしかわからないことです。

ということは、適切なアフターフォローを行えるのはそのクリニックだけ。

トラブル発生時にたらい回しにされないように、アフターフォローの体制が整っているクリニックを選ぶようにしましょう。

またアフターフォローについて別途料金が発生する場合もあるため、その点についても事前確認が必要です。

 

立地も考慮してクリニックを選ぶ

クリニックを選ぶ際は、立地も考慮すると良いでしょう。

「カウンセリングに行きやすい」「近ければ施術当日も時間に余裕を持てる」というのはもちろんですが、もし施術後にトラブルが発生してしまった場合、すぐに足を運べたほうがご自身も安心なはずです。

もちろん「近くのクリニックに施術を依頼したい医師がいない」などの場合は少し足をのばしてみても良いですが、まずはご自宅から近いクリニックで希望の医師がいないかをくまなくチェックしてみてください。

大手だから必ずしも良いということはなく、小規模クリニックでも腕の良い医師が在籍している場合も多くあります。

「自宅付近にクリニックがあるけれど小規模で少し不安」という場合でも、まずはカウンセリングに行ってみて、クリニックの雰囲気や医師との相性を確認してみましょう。

想像よりもマッチするということも大いにあり得る話です。

 

共立美容外科でできるわきが治療とは？

もちろん、共立美容外科でもわきが治療を行っています。

具体的には「超音波＋ローラークランプ法」「ミラドライ」「ボトックス注射」の3つです。

以下で各々の施術について詳しく解説します。

 

超音波＋ローラークランプ法

「超音波+ローラークランプ法」は、共立美容外科が開発し特許を取得したわきが治療の施術です。

脇の下に超音波を当て皮下組織の結合を緩めることで、エクリン汗腺やアポクリン汗腺を除去しやすくし、4ミリ程度の穴をあけてローラークランプという器具で汗腺を吸引していきます。

ローラークランプは「ローラー」「超極細の吸引棒」「傷跡保護器具KBシース」が組み合わさった器具で、ローラーで皮膚を押さえることで汗腺を吸引しやすくし、極細の吸引棒で皮膚にダメージを与えないように汗腺を吸引。傷跡保護器具KBシースで吸引時に皮膚と吸引棒の摩擦で皮膚を傷めないようにしています。

ダウンタイムは1～2日程度で、仕事や外出は施術の翌日から可能です。

腫れなどの症状が出る場合もありますが、ダウンタイムを過ぎれば自然と落ち着いてきます。

 

▼共立美容外科で人気のローラーランプ法の料金や手術方法についての詳細はこちら

 

ミラドライ

「ミラドライ」とはわきがや多汗症を治療する美容マシンです。

マイクロ波を照射することで汗腺の機能を消失させ、わきがを治療します。

機能を失った汗腺は再生することがないため、物理的に汗腺を吸引する「超音波+ローラークランプ法」同様に、長期的な効果が期待できる施術として人気です。

「ミラドライ」は米国のFDAから認可を受けているマシンであるため、安全面にも配慮されています。

共立美容外科では脇に注入した麻酔をしっかりと浸透させるために、「ミラドライ」を照射する前に超音波で麻酔を行きわたらせる工程を挟みますが、この作業を挟むか挟まないかで痛みの感じ方や術後の腫れなどに大きな差が出るのです。

「ミラドライ」は照射系の施術であるため、切開はもちろん、皮膚に数ミリの穴すらあけたくないという方に向いている施術と言えるでしょう。

切らない施術であるためダウンタイムはほとんどありませんが、運動は数日間制限されます。

痛みや腫れがある場合は、2～3日程度定期的に脇にアイスパックを挟むことで徐々に落ち着いてくるため心配しすぎる必要はありません。

 

▼ミラドライの料金や手術方法についての詳細はこちら

 

ボトックス注射

「ボトックス注射」は脇の下にボトックスを注入することで汗腺を細くし、汗を出にくくさせる施術です。

汗の量を抑えるだけなので臭いに対する効果は薄いですが、「注射で手軽にわきがの症状を軽減させたい」という方に向いているでしょう。

手軽である分、効果は半永久的ではないため、個人差はありますが半年に1回程度施術を受ける必要があります。

わきがだけではなく、「ボトックス注射」で手の平の多汗症治療を行うことも可能です。

共立美容外科で使用している薬剤は「ボトックスビスタ」と「ディスポート」。

いずれも米国FDAから認可を受けている、安全面に配慮された薬剤です。

「ボトックス注射」のダウンタイムは針穴や赤みが約1日続く程度で、その他に制限事項はありません。

繰り返しの施術を煩わしく感じない方にとっては、受けやすい施術と言えるでしょう。

 

▼共立美容外科の人気の脇のボトックスの料金や種類についての詳細はこちら

 

自分に合ったクリニックでわきが手術を受けよう

わきがはご自身だけではなく、場合によっては周囲の人も不快にさせてしまう可能性もあるため、重大なコンプレックスとして抱えている方も多いでしょう。

市販のもので対処できる程度であれば良いですが、重度のわきがになると制汗剤やデオドラントクリーム、せっけんなどがほとんど意味を成さないことも。

わきが手術でわきがを解消すれば大きなコンプレックスから解放され、それまでよりも明るく生活できるようになるのではないでしょうか。

わきが手術に限ったことではありませんが、美容外科で施術を受ける場合、クリニック選びがとても重要です。

医師のプロフィールやSNSをチェックしたり、複数のクリニックを巡ったりして、ご自身と相性の良いクリニックでわきが手術を受けるようにしましょう。

共立美容外科では、施術を受ける方に寄り添った丁寧なカウンセリングを行っています。

施術の内容やメリットはもちろん、考えられるリスクもお伝えし、施術を受ける方がしっかりご納得された上で次のステップへ進めるようにサポートいたします。共立美容外科のわきが治療が気になる方は、ぜひ一度カウンセリングへお越しください。

 

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