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ハイフのデメリットは?副作用やエステのハイフの危険性を美容外科医が解説!

公開日:2022年03月09日(水)
最終更新日:2022年03月14日(月)

しわ・たるみ
ハイフをゴルゴラインに当てているところ
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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

しわやたるみが気になり、スキンケアやマッサージを一生懸命行うものの効果が薄いという話は良く聞きますよね。一度気になってしまうとずっと考えてしまうという方も。

加齢によるしわやたるみは、本人の努力では完全になくすことは難しいと言われています。

そういった方におすすめなのがハイフです。ハイフは顔に傷をつけずにリフトアップが可能で、効果も長期にわたります。

今回は、ハイフが気になっている方に向けて、ハイフのデメリットや副作用、「失敗した!」といわれている例やよく聞く噂について解説します。

 

ハイフ(HIFU)とは?

ハイフとは、超音波を点状に照射することで、皮下のタンパク質が凝固・固縮し、その力を利用して皮膚のたるみやリフトアップを実現する施術です。

効果が半年~1年であり、数か月単位で何度も通院する必要がありません。

多くのクリニックが取り入れている施術で、ハイフ機器もさまざまなものが開発されています。

クリニックでの施術は、医療従事者が行うため安全性が高いです。

医師のカウンセリングでは、自身の希望に合わせて施術箇所を決めることができますよ。

ハイフの効果は主に以下の3点です。

 

ハイフの効果

たるみ・しわ改善

ハイフは皮下組織に直接照射が可能で、SMAS層と言われる筋膜まで照射可能な出力設定になっています。

顎下への照射でフェイスラインのリフトアップが可能ですし、マリオネットラインやほうれい線が気になる場合には、頬に照射することでしわとたるみへ同時にアプローチすることができます。

 

美肌効果

皮下組織への照射は、肌細胞にもダメージを与えてしまいます。

しかし、このダメージは悪いことではなく、むしろ肌細胞が活性化される効果があります。

細胞の修復機能が働き、コラーゲンやエラスチンの産生が活発になることで、ターンオーバーが促進されるのです。

そのため古い角質がなくなり、美肌効果が期待できますよ。

 

小顔効果

肌のたるみがあると、顔が大きく見えてしまう方がほとんどです。

ハイフには皮下組織からキュッと引き締める効果があることから、それまでの顔と比べるとあきらかな小顔効果があります。

 

※ハイフ機器の中にはエステ用やセルフエステ用も販売されていますが、クリニックで取り扱っているハイフに比べ効果が低く、安全性への懸念やリスクも高いことから問題視されています。

 

ハイフのメリットやデメリットを徹底解説!

ハイフのメリットとデメリットを説明する医師

ハイフを検討しているけど効果やデメリットが気になっているという方は多いのではないでしょうか。

ここでは、ハイフの効果とデメリットについて解説します。

 

ハイフのメリット

顔に傷をつけることなく施術できる

たるみ治療は糸リフトや手術治療等がありますが、顔に針を刺差なければならず、傷がついてしまう可能性があります。

その点ハイフでの治療は、顔に傷がつくことはありません。副作用も1週間程で収まるため、安全性は高いです。

 

施術したことを周囲に気づかれにくい

ダウンタイムが短いため、施術が周囲に気づかれにくいこともメリットといえるでしょう。

施術直後からメイクが可能である点も患者様に喜んでいただいているポイントです。

 

施術時間の短さ

ハイフのカウンセリングから施術までの時間は、約1時間半~2時間程度です。

局所麻酔や麻酔クリームのみですので、安心してお帰りいただけます。

 

ほとんどの方がすぐに効果を実感できる

効果は人それぞれですが、当院で施術した方はほとんどがすぐに効果を実感しています。

直後に実感できない方でも1ヶ月以内で徐々に効果を実感しています。

 

 

デメリット

極まれに火傷になる可能性がある。

熱を加えるため、皮膚表面に火傷がでる場合があります。

水ぶくれなどの火傷が出た場合は、すぐに治療をした医療機関にお問い合わせください。

火傷ではないですが、赤みが強い場合はクーリングを行い保湿をしっかり行うことで、赤みが早く収まりますよ。

 

施術する美容外科、美容皮膚科は慎重に選ぶ必要がある

クリニックによって使用している機器が違うため、自分の希望に合わせて慎重に選ぶ必要があります。

ハイフの価格のみでクリニックを選ぶと、アフターフォローがない場合や施術環境が整っていないなどトラブルになりかねないため、注意しましょう。

 

値段が高い

クリニックでのハイフの相場は、全顔で3万円~30万円となっています。

半年~1年の効果であることを考えると、決して安いとは言えません。

エステ用ハイフの施術は6千円~2万円と安価であり、ついついそちらを選んでしまいがちですが、医療従事者の施術ではなく、リスクが高いためおすすめしません。

 

ハイフの副作用を詳しく解説!

頬骨にハイフを当てているところ

ハイフは短期間ですが、副作用が出現することがあります。

ここでは、副作用について詳しく解説します。

 

赤み

熱によるダメージから一時的に赤みが出現することがあります。

肌の修復を促進させるためにしっかり保湿を行いましょう。

また、紫外線や花粉も外部刺激となりますので、バリア機能のある日焼け止めを使用すると良いでしょう。

 

腫れ・むくみ

赤みと同様に一時的なダメージが原因で出現します。

腫れが強い場合はクーリングを行いましょう。むくんでいるからとマッサージを行うのは、1週間程度控えましょう。

 

痛み

軽い火傷のような状態であることから疼痛を感じる方もいます。

疼痛が強い場合もクーリングを行うことで改善することが多いです。

事前に鎮痛薬の処方がある場合は、鎮痛薬を使用しましょう。

 

やけど・水ぶくれ

通常の施術では、やけどや水ぶくれが出現することはほぼありません。

水ぶくれを伴うやけどが発生した場合は、外用薬の塗布と患部の保護で経過を見ることとなります。

徐々に皮膚が再生してきますが、跡が残る場合もあります。

 

神経損傷

神経損傷も極まれに発生する副作用です。

感覚が鈍くなるといった報告があります。時間経過とともに改善し、残存する例はほとんどありません。

 

ハイフの失敗例や噂を検証!

ハイフを顔に当てている医師

1週間経っても効果が出ない?

効果を感じられないという方の口コミがありましたが、ハイフの効果は直後〜1ヶ月で徐々に出現する場合もあります。

20代前半の方は、元々たるみが少ないため、効果が低いと感じることも。

このケースは、カウンセリングの質があまり良くなかったのではないかと考えられます。

カウンセリングでは、過去の症例から効果が感じるまでにかかる期間をしっかり説明するはずです。

 

将来老け顔になる?

ハイフをすると将来もっと老け顔になるのでは?という記述もネット上で散見されます。

しかし根拠はなく、ハイフでの治療を継続すれば効果も継続します。

ハイフの施術は脂肪分解効果もあるため、顔に脂肪が少ない方が行うと頬がこけて見えてしまうことがあります。

そういった見た目からうわさが出ている可能性もありますね。

経験の多いクリニックであれば、解剖学的知見と合わせて、頬がこけて見えるような施術は推奨しないでしょう。

 

将来ガンになる恐れがある?

ハイフの過剰施術が原因でがんになるのでは?との書き込みがありますが、こちらも科学的な根拠はありません。

ハイフを必要以上に頻回に行うことで知覚鈍麻が生じてしまい、がんの発見が遅れてしまう可能性はありますが、ハイフそのものが原因ではないでしょう。

 

なかなか副作用が治らない?

「なかなか副作用が治らない」といった書き込みも少数ですが存在しています。

副作用については個人差があるため、絶対に起こらないとは言い切れません。

しかし、医師からの注意点を守らなかった場合には、副作用が長引く可能性が十分に考えられます。

施術後はクーリングと保湿をしっかり行うことで、副作用が抑えられますよ。

 

 

エステのハイフはなぜ危険なのか

エステのハイフが危険な事を説明する看護師

消費者庁は、エステでのハイフによるトラブルがここ10年で77件報告(2022年度まで)されている事態を受けて、エステ店のハイフ施術について実態調査を始めています。エステ店でのハイフの施術は危険性が高いと言われていますが、ここでは、どういった危険があるのかを解説します。

 

医療従事者による施術ではないではない

エステサロンでは、主にエステティシャンがカウンセリングや施術を行っています。

しかし、エステティシャンのほとんどが医療資格を持っていないため、解剖学などの専門知識がありません。

ハイフは骨に近い部分に当てると痛みが強くなる場合がありますが、そういった知識さえも持っているかどうか疑問が残ります。

また、万が一なにかトラブルが起きた場合、医師がいないため、対応が遅れてしまう可能性があります。

特に多いトラブルは熱傷ですが、そのまま放置してしまうと顔にケロイドが残ってしまう場合も少なくありません。

 

アフターフォローのないサロンが多い

エステサロンでの施術は、アフターフォロー対応がない場合がほとんどです。

例えば副作用が気になる場合でも、エステサロンでは対応できないため、医療機関への受診を勧められるのみとなってしまうことがほとんどなのです。

医療機関側もどういった施術だったのか把握できなければ判断が難しいこともあります。

クリニックであれば、副作用に合わせた薬剤の処方がスムーズに行えます。

 

 

ハイフを安全に受けられるクリニックを選択しよう

ハイフのカウンセリング

ハイフはたるみやしわの治療に高い効果を発揮する治療法ですが、同時に知識や技術を持たない人が行うのはリスクがあります。

ハイフを検討する場合は、エステではなく医師が常駐しているクリニックを選択しましょう。

実績や症例の多いクリニックであれば、安全性に配慮した施術が可能ですので、一度カウンセリングに足を運んでみてください。

共立美容外科ではパワーを細かく調整でき、1度の照射で広範囲に照射する事ができるため、少ないショットでも効果が期待できるハイフを取り扱っています。

詳しくはこちからか。

 

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