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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

肝斑の改善を目指せるピコレーザーについて徹底解説!悪化してしまう場合もあるって本当?

公開日:2023年12月04日(月)

肝斑
スキンケアをしている女性
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30代後半から40代にかけてできやすい肝斑は、年齢を感じさせてしまう原因の一つです。肝斑はピコレーザーなどのレーザー治療によって改善を目指すことが可能です。しかしピコレーザーの施術に興味を持っている方の中には、「ピコレーザーは悪化することがある」という噂を耳にして、不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

本記事では肝斑の原因や治療方法、ピコレーザーの概要や副作用、ピコレーザーの施術後に起きやすい気になる症状について解説します。施術を受けて効果を感じられないときの対処法もご紹介するので、肝斑にお悩みの方は参考にしてみてください。

 

肝斑とは?

鏡の前で肝斑を気にする女性

肝斑とは左右対称に出てくるぼんやりとしたシミのようなものです。

シミの一種とされることがありますが、一般的なシミの原因や治療法が当てはまらないこともあり、「治りにくいシミ」といわれることもあります。肝斑が現れる原因はいくつか考えられますが、実ははっきりとした原因は解明されていません。

一般的なシミは顔や体のさまざまなところにできます。しかし肝斑の場合は、頬骨から目尻辺りに出てきて、左右対称であるのが特徴です。人によっては鼻下や口周りに現れることもあります。シミよりも薄い褐色で、はっきりとした輪郭を持っていません。やや大きく発症するケースが多く、ぼんやりして見えるため、顔色が悪く見えてしまうこともあるので注意が必要です。

30代後半から40代にかけて現れることが多く、逆に50〜60代以降は薄くなるケースもあります。また50〜60代以降に発症するケースはほぼありません。少数ですが、男性で肝斑を発症する方もいます。

 

これって肝斑? セルフチェックリスト

肝斑には前述したような特徴がありますが「肝斑なのかシミなのか見分けがつかない」という方もいるでしょう。肝斑の場合、シミとは違う治療を行う必要があるため、どちらなのか見分けることは大切です。

セルフチェックリストで当てはまるものをチェックして、肝斑なのかシミなのか見分けましょう。

  • 30〜40代で現れた
  • 頬骨から目尻にかけて左右対称に発症している
  • 目の周辺には発症していない
  • 目の周りに白い縁取りがあるように見える
  • 薄い褐色でもやっとした印象がある
  • 季節や月経周期によって濃さが変わる
  • 美白ケアや紫外線対策をしているのに改善しない
  • 妊娠・出産を経験している
  • 経口避妊薬(ピル)を服用している
  • しっかりメイクをする習慣がある
  • 洗顔やフェイスマッサージを入念にしている
  • 強いストレスを感じることが多い

 

以下の条件に当てはまる数が多ければ多いほど、肝斑である可能性が高いです。

 

肝斑の原因

前述した通り、肝斑のはっきりとした原因は現在のところ解明されていません。しかし以下の3つが原因として考えられています。

 

ホルモンバランスの乱れ

肝斑の発症に大きく影響していると考えられているのは、ホルモンバランス乱れです。

前述の通り、肝斑は30代後半から40代にかけて発症する方が多く、症状のピークは50代後半といわれています。シミは高齢になっても現れることがありますが、肝斑はほぼありません。閉経とともに薄くなったり消えたりすることもあるため、女性ホルモンの変化が影響しているのではないかと考えられています。

また、妊娠や経口避妊薬の服用、月経の周期がきっかけで肝斑が現れたり色が濃くなったりする方もいます。ストレスなどによってホルモンバランスが乱れることも肝斑を悪化させる原因になるので、最近顔のシミが気になりだしたという方はホルモンの乱れを疑ってみてください。

 

紫外線

直接的な原因とはされていませんが、肝斑は紫外線の影響も受けています。

「ホルモンバランスの影響なら紫外線は関係ない」と思う方もいるかもしれません。しかし肝斑を発症した方の中には、紫外線の影響を受けて肝斑の濃さに変化が見られる方もいます。

肝斑が濃くなってしまうと、メイクで隠すのも大変です。また紫外線対策をきちんと行っていなければ、肝斑と一般的なシミを併発してしまう恐れもあります。シミのない透明感を目指すためには紫外線対策の徹底が欠かせません。

紫外線は乾燥や肌トラブルの原因にもなります。日焼け止めや日傘、サングラスなどを使って、しっかり紫外線対策を行いましょう。

 

過度な摩擦

紫外線と同じく直接的な原因ではありませんが、過度の摩擦も肝斑に影響します。

過度のスキンケアやメイクによって皮膚に摩擦が起きると、刺激が加わって肝斑を誘発してしまう恐れがあります。洗顔料を十分に泡立てずゴシゴシとこすってしまっている方や、フェイスマッサージを頻繁に行っている方も要注意です。洗顔する際はたっぷりの泡で包み込むように洗い、マッサージをする際はマッサージクリームやマッサージオイルで摩擦を防ぎましょう。

肝斑は頬骨から目尻にかけてできることが多いですが、鼻下や口の周りに発症する方もいます。頬・口周り・鼻下はマスクを付けたときに摩擦が起きやすいので注意してください。プリーツ型マスクと立体型マスクを交互に使うなど、形状の違うマスクを使い分ければ、同じ箇所に摩擦が加わるのを避けられます。

 

肝斑の治療方法

突然肝斑が現れてショックを受けている方もいるでしょう。肝斑は一般的なシミとは異なる特徴を持っているため、肝斑に合った治療を行わなければ改善しにくいです。

ここでは代表的な肝斑の治療方法を3つご紹介します。

 

スキンケア化粧品

スキンケア化粧品を使う方法は、セルフケアで取り入れやすいので既に行っている方も多いでしょう。

基本的に市販されている美白化粧品は、シミの原因となるメラニンの生成を抑えるものやメラニンの排出を促す成分が見られます。中でも「ハイドロキノン」には、メラニンの生成を予防する効果に加えて、メラニン色素を薄くする効果があります。

従来ハイドロキノンは医療機関で処方される処方薬にしか配合できませんでした。しかし2001年の薬事法改正によって、ハイドロキノンの市販化粧品への配合が許可されるようになりました。

ただしハイドロキノンは効果が高い反面、肌に合わない濃度や間違った使い方をするとかぶれや赤み、炎症などのリスクを高めてしまいかねません。ハイドロキノンを配合した製剤を初めて使う場合は、必ずテストを行って肌質や症状に合ったものを選ぶことが大切です。また、製剤の使用方法を守って正しく使いましょう。

 

内服薬や塗り薬

内服薬や塗り薬で肝斑治療を行うこともできます。

肝斑治療を目的とした薬としては、主に以下のものが処方されます。

薬の名前 薬の形状 特徴 注意点
トラネキサム酸 内服薬 メラニンの生成を抑える まれに発疹・吐き気・下痢などの副作用が出る
経口避妊薬との併用はできない
妊娠中・授乳中の方、心臓疾患の既往歴がある方などは服用を避ける
ビタミンC 内服薬 メラニンの生成を抑える
すでにあるメラニン色素を薄くする
トラネキサム酸と併用することが多い
ハイドロキノン 塗り薬 メラニンの生成を抑える 医療機関で処方されるハイドロキノンは、市販のものよりも濃度が高い
肌に合わない濃度の場合、かぶれ・赤み・炎症などの原因となる
トレチノイン 塗り薬 ターンオーバーを促進し、メラニンの排出を促す 妊娠中・妊活中は使用できない
肌に合わない濃度の場合、かぶれ・赤み・炎症などの原因となる

 

上記の成分を配合した内服薬や塗り薬の中には、市販でも購入できるものもあります。しかし、それぞれ使用できない方がいるので、安全に服用・使用するには医療機関で処方してもらうのが望ましいです。医療機関でもらう内服薬や塗り薬なら、市販のものよりも成分濃度が濃いものも処方してもらえることもあります。

 

美容整形

美容整形も肝斑治療の効果的な方法です。

肝斑治療に適している美容整形には、以下のようなものがあります。

  • レーザー治療
  • マッサージピール
  • イオン導入

 

どの治療法も肝斑治療に用いられますが、医師が一般的なシミと肝斑を見誤って一般的なシミ対策の治療を行うと、肝斑の状態が悪化する恐れがあります。

肝斑治療に豊富な実績を持ち正しい知識を持ったクリニックに依頼するために、クリニック選びは慎重に行いましょう。カウンセリングを医師が行って診断を行い、親身に寄り添って不安や疑問を施術前に解消してくれるクリニックがよいでしょう。

 

肝斑に有効な美容整形の一つ・ピコレーザーとは?

レーザーで肝斑治療をしているところ

冒頭でもご紹介した通り、ピコレーザーは肝斑治療に有効な美容整形の一つです。レーザーで皮膚に細かい穴を開けることにより、皮膚が持つ自然治癒力を活性化させて修復やターンオーバーの正常化を行い、肝斑の改善を目指します。

ピコレーザーは「ピコトーニング」「ピコフラクショナル」「ピコスポット」の3つの照射方法があります。肝斑治療など広い範囲への施術に用いられるのはピコトーニングです。ピコトーニングは低出力でピコレーザーを顔全体に照射し、皮膚へのダメージを抑えながらメラニンを分解します。ピコフラクショナルはシワや肌の凹凸などの部分的な改善、ピコスポットはシミの改善やアートメイクの除去などに用いられる施術です。

ピコトーニングは美白効果も期待できるため、肝斑治療と同時に肌の透明感をアップさせる効果が期待できます。肌へのダメージが少ないのでダウンタイムはほとんどなく、痛みが少ないこともメリットです。麻酔を使用せずに施術を受ける方もいます。ターンオーバーも促してくれるので、肌のハリ感向上など肌質改善効果も期待できるでしょう。

ただし低出力で照射を行うため、1回の施術では大きな効果が期待できません。肝斑の改善を目指すには、複数回施術を受ける必要があります。

 

副作用・ダウンタイム

ピコレーザーによる肝斑治療の代表的な副作用は赤みです。ごくまれですが、体質によっては以下のような症状が出ることがあります。

  • 熱感
  • かゆみ
  • 腫れ
  • 水疱

前述した通り、ピコレーザーは低出力で肌へのダメージを軽減してレーザーを照射するため、ダウンタイムはほとんどありません。ほとんどの方が麻酔なしで我慢できる程度ですが、施術中はピリピリ感を感じることがあります。

 

肝斑対策に効果的な回数・頻度

ピコレーザーを使ったピコトーニングで肝斑治療を行う場合、1回で肝斑の改善は目指せません。一般的には4〜10回程度施術を受ける必要があるといわれています。また施術の頻度は、4週間に1回程度で受けるとよいです。

ただし効果が感じられる回数や頻度は、施術を受ける方の肝斑の状態や肌の状態によっても異なります。まずクリニックのカウンセリングを受け、担当医と相談してみましょう。

 

これって失敗? 気になる施術後の症状

「ピコレーザーで肝斑治療をしたのに失敗してしまった」という声があるのも事実です。しかし施術後に気になる症状が出たとしても、必ずしも失敗という訳ではありません。

施術後に現れやすい症状について詳しく説明します。

 

肝斑が悪化した

ピコレーザーの施術を受けた後、肝斑が悪化してしまうことがあります。

ピコレーザーの施術後に肝斑が悪化するのは、大きく分けて医師の知識・技術不足と、肝斑の治療を途中でやめてしまったことが原因です。

医師の知識や技術が十分でないと、肝斑ではなく一般的なシミだと判断されてしまうことがあります。肝斑に対して一般的なシミ改善の施術を行ってしまうと、肝斑の色が濃くなることがあるため悪化したように見えます。また出力の設定を間違ってしまうと、炎症後色素沈着が起きて肝斑が濃くなったように感じてしまいがちです。

また、途中で施術を中断してしまった場合も肝斑が濃くなったように感じます。前述した通り、肝斑を目的としたピコレーザーの施術では、複数回照射を行いながら徐々にターンオーバーを促して肝斑を改善します。施術を途中で改善した場合、メラニン色素が表皮に近くなった状態でストップしてしまって、以前よりも肝斑が濃く見えることがあるのです。しっかりと効果を感じるには、適切な回数・頻度で施術を受ける必要があります。

 

肝斑が消えない

ピコレーザーの施術を定期的に受けていても、肝斑が消えないことがあります。

この場合に考えられる原因の一つは出力が弱すぎることです。肝斑治療を目的としたピコトーニングは、ピコレーザーによる施術の中でも低出力で照射を行います。しかし出力が弱すぎると、メラニン色素をしっかり分解できず、いつまで経っても肝斑に改善が見られません。

施術の回数が足りないことも肝斑が消えない原因です。肝斑改善に必要な施術の回数は人によって異なります。少ない回数で終わる方もいますが、数回程度では思ったような変化が見られないこともあるでしょう。施術を継続すれば改善が見られる可能性が高いです。

また、治療後にかさぶたを剥がしてしまうことで色素沈着を起こし、肝斑が改善していないように見えてしまう場合もあります。肝斑治療を目的としたピコトーニングでは、基本的にかさぶたができることはありません。しかし出力が強すぎた場合や一般的なシミと見誤ってしまった場合、施術後にかさぶたができることがあります。かさぶたができた場合は施術を受けたクリニックに相談し、ご自身では触らないように注意してください。

 

皮膚の痛みや赤みが消えない

施術後の痛みや赤みが長引いてしまうこともあります。

肝斑改善を目的としたピコレーザーの施術は痛みを感じることがほぼなく、ダウンタイムが出ることもほとんどありません。しかし前述した通り、人によっては赤み・熱感・かゆみ・腫れなどが出ることがあります。基本的には1週間程度で治まりますが、長引いてしまうことがあるでしょう。

皮膚の痛みや赤みが消えない場合、医師の知識・技術不足により出力を強くしすぎた可能性があります。

ただし施術後のケアが不十分だった場合や潜在的な肌トラブルがある場合も、痛みや赤みが長引きやすいです。施術後の肌は見た目にはダメージがなくても、内部はダメージを受けます。施術後は保湿などのスキンケアをしっかり行いましょう。肌トラブルを抱えている場合は、まず肌トラブルの改善を目指してから施術を行うのが望ましいです。

また施術を受ける際の肌の状態が良くないと、低出力でも肌がダメージを受けやすくなります。施術前から紫外線対策やスキンケアを徹底し、肌の状態を整えておきましょう。

 

肌が白抜けした

肌が白抜けしてしまうのも、ピコレーザーによる肝斑治療を受けた方に見られる症状です。

ピコレーザーを照射した肌はターンオーバーが促されるため、施術をしていない部位と比べると白く見えて違和感を覚えることがあります。適切な頻度であれば白抜けすることは少ないですが、施術の間隔が短すぎる場合は白抜けが起きてしまいやすいです。白抜けが起きても時間とともに目立ちにくくなりますが、施術を受ける頻度は医師の指示に従いましょう。

出力が強すぎたり炎症色素沈着にピコレーザーを照射したりした場合も、色素細胞がダメージを受けて白抜けする可能性があります。これらは医師の判断ミスによるものなので、施術を受けるクリニックを探す際は慎重に選ぶようにしてください。

 

施術で効果を実感できないときの対処法

ピコレーザーの施術を受けて効果が感じられない場合はどうすればよいのでしょうか。4つの対処法をご紹介します。

 

治療開始から1カ月ほどは様子を見る

効果がないと感じても、治療開始から1カ月程度は様子を見ましょう。

ピコレーザーの治療は即効性があるものではありません。効果を感じられるまではある程度の時間が必要です。効果が感じられなくても焦らずに、1〜2カ月程度を目安に様子を見ることをおすすめします。

 

内服薬や塗り薬を処方してもらう

内服薬や塗り薬を処方してもらって、ピコレーザーの施術と併用するのもおすすめです。

肝斑対策はピコレーザーなどの施術と内服薬・塗り薬を併用することで、より効率的な改善が目指せます。一部のクリニックでは薬の処方も対応しているので、処方が可能かあらかじめ相談しておくとよいでしょう。

市販薬は有効成分の含有量が処方薬より少なく、思ったような効果を実感できないことがあるので、市販薬の購入を検討している方は注意が必要です。

 

クリニックを変える

クリニックを変えるのも一つの対処法です。

前述した通り、肝斑を治療するには肝斑と一般的なシミの違いを見分けることと、肌の状態に合わせた施術を選んで適切な出力での照射を行うことが大切です。一見簡単な施術に思えるかもしれませんが、改善するかどうかは医師の知識や技術力に左右されてしまいます。

ある程度通っても効果が実感できない場合は、肝斑に対する適切な照射が行えていない可能性が高いです。また炎症や炎症後色素沈着などが起きた場合は、出力の設定が間違っている恐れもあります。別のクリニックに相談して状態を見てもらい、クリニックを変えることを検討してみてもよいでしょう。

 

別の美容整形を検討する

別の美容整形を検討することも一つの方法です。

ピコレーザーは肝斑治療に効果的な美容整形ですが、肝斑の状態や肌の状態によっては相性が良くないこともあります。ピコレーザーで改善が見られなかった場合、別の美容整形で改善が望める可能性も高いです。

医師に相談して、別の美容整形も検討してみましょう。

 

肝斑の改善を目指せる共立美容外科の美容整形

共立美容外科で受けられる肝斑の改善できる治療ついて解説する看護師

共立美容外科では肝斑の改善を目指せる美容整形として、複数の施術を用意しています。それぞれの施術の特長や副作用をご紹介するので、肝斑にお悩みの方は参考にしてみてください。

 

ピコレーザー(ピコドリーム)

共立美容外科では2つの波長のレーザーを照射できるピコレーザー機器として、ピコドリームを用意しています。ピコドリームは1兆分の1秒でレーザー光を照射し、衝撃波でメラニン色素を破壊します。

1,064nmと532nmのレーザーを照射できるため、お悩みや肌の状況に合わせた照射が可能です。肝斑はもちろん、そばかすやシミ、くすみの改善施術としても人気があります。

肝斑の場合は低出力のピコトーニングで施術を行うので、ダウンタイムはほぼありません。しかし人によっては施術箇所が赤みを帯び、薄い膜のようなかさぶたができることがあります。また皮膚の薄い方などはごくまれに内出血や水疱が生じることもありますが、1週間程度で治まります。当日は入浴・サウナ・飲酒・激しい運動ができません。

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スペクトラレーザー

スペクトラレーザーはアメリカのFDAからも認可を受けている医療用レーザー機器です。1,064nmと532nmの波長を照射でき、熱によってメラニンを破壊します。照射時間はロングパルスの場合で0.0003秒、ショートパルスは0.000000005秒という短時間で、痛みはほとんど感じません。

肝斑はもちろん、シミやそばかす、くすみの改善にも効果的な施術です。肝斑の治療には色素へのダメージを抑えられる「ルートローニング」で行います。

ダウンタイムは1日程度で制限事項は特にありません。痛みに不安がある方は、麻酔テープや麻酔クリームの使用が可能です。化粧は直後からできます。

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メドライト C6

メドライト C6は世界初の色素性皮膚疾患用QスイッチNd:YAGレーザーとして、世界で20年以上使われてきた医療レーザー機器です。10億分の1秒でレーザーを照射し、熱エネルギーでメラニンを破壊します。照射時間は0.000000006秒で、痛みはほとんど感じません。

痛みに不安がある方は麻酔クリームや麻酔テープの使用が可能です。制限はほとんどなく、当日から仕事や外出ができます。

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マッサージピール『PRX-T33』

マッサージピール『PRX-T33』は、メラニン色素を生成する「チロシナーゼ」を抑制する効果を持つコウジ酸やターンオーバーを促すトリクロロ酢酸、肌の表面を保護する過酸化水素を配合した薬剤を使って行うピーリングです。

針のない注射器で肌に『PRX-T33』を乗せ、マッサージをしながら薬剤を塗り込みます。肝斑の改善を目指せる他、肌のハリやニキビ跡の改善にも効果的です。

ダウンタイムはほとんどありませんが、赤み・乾燥・軽度の腫れ・皮剥け・かぶれなどが起きることがあります。施術から1〜3日後に症状が出ることがありますが、症状は一時的です。ごくまれに色素沈着が起きたり、かさぶたができることがあります。施術当日から洗顔や化粧は可能です。

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イオン導入

イオン導入は、トラネキサム酸やビタミンC誘導体を微弱な電気の力で肌の真皮層へ浸透させる施術です。肝斑の他、色素沈着や毛穴の改善にも効果が期待できます。

肝斑治療の場合は、トラネキサム酸を浸透させます。直後から化粧が可能で制限事項はほぼありません。ただし効果には個人差があります。ピコドリーム・スペクトラレーザー・メドライト C6・マッサージピール『PRX-T33』との併用で、より高い効果が期待できるでしょう。

イオン導入のバナー

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顔の肝斑が気になったら共立美容外科へご相談ください

本記事では肝斑の原因や治療方法、ピコレーザーの概要や副作用、ピコレーザーの施術後に起きやすい気になる症状などをご紹介しました。老け見えや肌のくすみの原因となる肝斑は、ピコレーザーで改善が期待できます。ただし医師の知識や技術力が不足していると、肝斑が悪化したり改善が見られなかったりする可能性があるので、クリニック選びは慎重に行いましょう。また人によっては他の施術が向いている可能性もあるため、比較してご自身に合ったものを選ぶのがおすすめです。

とはいえ、ご自身でどの施術が合っているかを見極めるのは難しいかもしれません。共立美容外科では専門知識を持った医師が診察を行い、お悩みをお伺いした上で適切な肝斑治療をご提案します。「肝斑を改善したい」「肝斑なのかシミなのか分からない」という方は、無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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