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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

ダーマペンって「肌本来の自然治癒を促すこと」即効性はある?

公開日:2023年05月05日(金)
最終更新日:2023年06月12日(月)

コスメ・ホームケア
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ダーマペンはオーストラリア発祥

ダーマペンはオーストラリアのシドニーに本社のあるEquipmed社が開発した美容機器です。「derma(皮膚)」「pen(ペン)」だけだと意味がわかりづらいですが、ダーマペンを言い換えると垂直型電動マイクロニードル製品、ともいえます。

世界各国のクリニックでは現在、ダーマペン4が主流で使用されています。

オーストラリアの綺麗な景色

 

ダーマペンの仕組みは「マイクロニードル」

ダーマペンにはとても小さな針がついています。その針が振動することによって、お肌に微細な穴を開けます。このとき「肌に空く穴」というと少しネガティブに聞こえてしまいますが、髪の毛より細い針で刺しているため、一時的に肌に穴が開く状態となります。

このときの自然治癒力に着目しているのです。オーストラリアでは「マイクロニードリング」と呼ばれています。

 

ダーマペンで使用するニードルのイメージ

 

ダーマペンは痛くない?

1本の針の深さは、クリニックによって違います。およそ0.2mm~1.0mmの間です。

施術前に顔に麻酔するため、痛みは基本的にありません。※個人差があります

 

肌の自然治癒力とは?

お肌には、傷がつくと元通りに治そうとする「創傷治癒力」が働くようになっています。そのとき、肌内部ではコラーゲンとエラスチンの生成が促されます。

 

<肌再生の流れ>

  1. 血小板(けっしょうばん)が凝固し、断裂した血管が収縮する=血が止まる
  2. マクロファージという細胞が、お掃除する
  3. 繊維芽細胞がコラーゲンを分泌し、肌の修復が始まる
  4. 新しいコラーゲンやエラスチンによって、毛細血管も発達し肌細胞に新鮮な栄養や酸素が届けられる

 

自然治癒力を高めるセルフケアの方法

細胞のイメージ

肌の自然治癒力を高める可能性があるセルフケアの方法をご紹介します。 自然治癒力や回復力を高めるための様々な方法が報告されていますので、積極的に毎日のケ アに取り入れていきましょう。

また、自然治癒力を高めることで、傷の修復が早くなったり、肌のターンオーバーを活性化させら れる可能性もあります。 「肌の底力」を上げるためにも、意識的に肌の自然治癒力を高めていきましょう。

 

十分な睡眠が肌の自然治癒力を高める

睡眠している女性

睡眠中は、肌の修復作業が活発に行われます。 睡眠不足は肌のターンオーバーを遅らせ、くすみやシワの原因となる可能性があります。

短時間睡眠の人と十分な睡眠を取っている人を対象に、肌のバリア機能を比較した研究では、 短時間睡眠の人において、皮膚バリア回復機能が低下していることが示されています。

この結果からも、睡眠時間の減少が肌のバリア機能を低下させる可能性があり、その結果肌の ターンオーバーにも影響を与えることが示唆されます。

肌の自然治癒力や回復力を上げるためにも、十分な睡眠をとることを意識しましょう。

ストレスの軽減が肌の自然治癒力を上げる ストレスが肌に悪影響を与えることはよく知られています。

リラックスできる時間を作り、ストレスを軽減させることで、肌の自然治癒力を高めて、肌そのもの を元気にできる可能性があります。

ストレスと肌の関係に関しては数多くの研究が報告されています。

例えば、ストレスが皮膚のバリア機能を低下させる可能性を示した論文などが存在しており、スト レスが皮膚のバリア機能を低下させることで、皮膚の炎症や肌トラブルの原因となり、結果的に 自然治癒力に悪影響を与える可能性も示唆されています。

 

 

運動をしている男女

適度な運動が肌細胞への栄養供給を促進する 適度な運動によって全身の血流や血行を改善することで、肌に栄養が届きやすくなります。 実際の研究でも、「運動が血行を改善し、皮膚への栄養供給を向上させる」ことが示されていま す。

皮膚細胞の血流改善や栄養供給の向上によって、肌のターンオーバーや自然治癒力が高まる 可能性があります。

また、栄養をしっかり供給していくことで、傷の治りを促進したり、様々な肌トラブルを改善できる 可能性もあります。 全身の健康を促進するためにも、できるだけ体を動かす習慣を作ることが重要といえます。

肌の自然治癒力を最大限に活かすためには、睡眠やストレス管理、バランスの良い食事、適度 な運動が大切です。

紫外線対策や肌に負担をかけないメイク、毎日のスキンケアなどももちろん重要ですが、日々の 習慣を見直すことで肌の自然治癒力を改善し、美しく健康的な肌へと導いてあげましょう。

 

ダーマペンの効果

ダーマペンの施術を受けている女性

①たるみ・シワ

本来、肌のターンオーバーは25日周期で生まれ変わります。しかし加齢とともに25日周期が遅れてしまい、老化の印象となるたるみやシワが増えていくのです。

ダーマペンはターンオーバー促進になるため、肌に弾力をもたらしたるみやシワの改善が期待できます。

 

②毛穴の開き

ダーマペンはターンオーバーを正常サイクルに戻すため、毛穴汚れの自然排出を促せる効果が期待できます。また、皮脂分泌が適量に保たれている肌は、角栓が毛穴に詰まりづらくなります。

 

③ニキビ跡

クレーター状の跡ができるのは、炎症が深いところにまで達してしまったり、自分で潰してしまったことが要因となります。

ダーマペンは組織の再生を促すため、凸凹になった組織なだらかになる効果が期待できるでしょう。

 

④黒ずみ(シミ、くすみ)

肌のシミやくすみの元となる物質は「メラニン」です。正常な肌ではメラニンが身体の外へ排出されますが、増えてしまったメラニンは皮膚に残ったままの状態となります。

それらが黒ずみとなるのです。

ダーマペンによってターンオーバーが活性化されると、不要な細胞が自然にはがれ落ちます。新しい綺麗な細胞が肌表面に押し上げられることで、透明感が期待できるでしょう。

 

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ダウンタイムと効果の出るまでの時間は?

1回の施術で劇的な変化は難しく、できるだけ通い続けていただくことで効果を発揮できます。

施術後は肌が軽く炎症している状態なので、3時間程度はなにも塗布せずに、3時間後から化粧水(酸を使用していないもの)、クリーム等をご使用いただきます。

施術後の肌の赤みは翌日には目立たなくなりますが、1.5mmなど針を長くして施術をした場合は3〜4日の赤みが残ります。
※施術後、一時的に強く発赤・炎症がでることもありますので気になる場合は、すぐにご来院して下さい。

 

<よくある症状>

 

  • 赤み
  • 発疹
  • かゆみ
  • 腫れ
  • 皮むけ
  • 内出血

 

ダーマペンと他の施術もおすすめ

ダーマペンの効果をさらに高めるための施術を一部ご紹介します。

ベルベットスキン(マッサージピール)

ダーマペンで肌に無数の穴を開けた後、マッサージピールを塗布し、浸透を促すセットメニューを「べルベットスキン」といいます。マッサージピールには、イタリア製の「PRX-T33」という製剤を使用されますが、ダウンタイムのほとんどない薬剤です。

 

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アムニオジェニクス

盤の一部を構成する羊膜(ようまく)と絨毛膜(じゅうもうまく)をアメリカのFDAの基準に準拠して処理し乾燥させたヒト由来の製剤になります。

羊膜、絨毛膜には傷の治りを早くする成長因子が豊富に含まれているため、ダーマペン4と組み合わせることで、自然治癒の過程で、治りづらいニキビ跡やニキビ痕を治すことが可能です。

 

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ヴァンパイアフェイシャル(PRP皮膚再生療法)

ご自身の血液を採取し、その血液の中から医療機械で血小板(けっしょうばん)のみを取り出し、その血小板を、気になるシワや、ニキビ跡、妊娠線、肉割れなどに注入し、皮膚の再生を促すことで、皮膚の悩みを治療する方法です。

 

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最高のセルフケア「Ms.ダーマリペアセラム」

Ms.ダーマリペアセラム

共立美容外科の化粧品ブランドMs.にて開発されたダーマリペアセラムは、マイクロニードル美容液です。配合成分にはNMN、レチノール、ナイアシンアミド、ビタミン、コラーゲン、エラスチンなど、30種類以上リッチに含んでいます。

この美容液を肌に塗布すると、マイクロニードルが微細な穴をあけ、そこから美容成分の浸透が期待できるのです。※角質層まで

「クリニックに通い続けるのは迷う」、「自宅で体験してみたい」、「お肌を整えたい」といった方にお勧めです。

 

 

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参考文献

Oyetakin-White, P., Suggs, A., Koo, B., Matsui, M. S., Yarosh, D., Cooper, K. D., & Baron, E. D. (2015). “Does poor sleep quality affect skin ageing?” Clinical and experimental dermatology, 40(1), 17-22.
Garg, A., Chren, M. M., Sands, L. P., Matsui, M. S., Marenus, K. D., Feingold, K. R., & Elias, P. M. (2001). “Psychological stress perturbs epidermal permeability barrier homeostasis: implications for the pathogenesis of stress-associated skin disorders.” Archives of dermatology, 137(1), 53-59.Tew, G. A., Saxton, J. M., & Hodges, G. J. (2012). “Exercise training and the control of skin blood flow in older adults.” Journal of Nutrition, Health & Aging, 16(3), 237-241.

このページの監修・執筆医師

  • 久次米 秋人(くじめ あきひと)

    久次米 秋人(くじめ あきひと)

    日本美容外科医師会理事
    日本美容外科学会認定専門医

    • 略歴

      • 1983年
        金沢医科大学医学部 卒業
        1983年
        高知医科大整形外科入局
        1989年
        東京本院(品川)開院
        2002年
        本院を新宿に移転
        2013年
        銀座院院長就任
        2018年
        第107回日本美容外科学会 学会長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科医師会理事
      日本形成外科学会会員
      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本脱毛学会会員
      北米脂肪吸引形成外科学会会員
      日本坑加齢美容医療学会会員

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