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公開日:2022年07月11日(月)
最終更新日:2022年11月22日(火)
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目次
「まぶたが重くて視界が狭くなった」「厚ぼったいまぶたをどうにかしたい」という方は、意外と多くいらっしゃるのではないでしょうか。
まぶたが重くなると視界に悪影響が出たり、いつもと異なる外見にストレスを感じてしまったりすることもあるでしょう。
今回はまぶたの重さに悩みを感じている方に向けて、まぶたが重くなる原因や、重いまぶたを軽くする方法などについてご紹介します。
「最近常にまぶたが重くなったような気がする……」といった方は、思わぬ眼病を発症していたり、生活習慣が乱れていたりする可能性があります。
一体なぜまぶたは突然重くなってしまうのでしょうか。ここでは、まぶたが重くなる原因についてご紹介します。
眼瞼下垂とは、上まぶたが垂れ下がった状態を言い、先天性と後天性に分けることができます。
先天性はまぶたを引き上げる筋肉である「眼瞼挙筋(がんけんきょきん)」が発達異常によって機能していない状態のことです。
一方で後天性のものはまぶたを引き上げる腱膜に異常がある腱膜症や、重症筋無力症など筋肉自体に異常がある「筋原性」、動眼神経麻痺など筋肉を機能させる上で欠かせない神経に異常がある「神経原性」に分けることができます。
私たちの視野を司っているのは「瞳孔(どうこう)」と呼ばれる黒目の中央部分ですが、この部分が上まぶたで隠れてしまうと、「視界が狭くなった」と感じてしまうのです。
眼瞼下垂はさまざまな病気が隠れていることがありますが、多くの場合は加齢によるまぶたの筋力低下が原因です。
最近はコンタクトレンズの長期使用によって、若年層であっても眼瞼下垂を発症する方が増加傾向にあると言われています。
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ドライアイは、さまざまな要因によって涙の分泌量の減少や涙の質の低下を引き起こす状態のことで、正しい疾患名を「乾燥性角結膜炎」と言います。
ドライアイは大きく分けて「涙の量的な異常」「涙の質的な異常」の2つに分類されるのです。
前者は涙の量が減ってしまうことで、涙の分泌そのものが少ない状態のことを指す一方で、後者は涙の成分異常によって、涙を保持する能力が変化することを指します。
涙は油層、水層、ムチン層から成り立っていて、それぞれのバランスが涙の安定性を保っているのです。
しかし、この層の構成バランスが不安定になると、涙が蒸発しやすくなることも。
ドライアイの原因は環境によるものや加齢、病気によるものなど、さまざまなものがありますが、特に環境要因が大きいと考えられています。
パソコンやスマートフォンなどの画面を見続けることによってまばたきが減ることや、冷暖房によって室内が乾燥することなどが背景にあるのです。
また、涙の分泌量は自律神経に支配されており、リラックス時に優位になる副交感神経は涙を分泌させ、緊張時に働く交感神経は涙の分泌を抑制する働きがあります。
さまざまなストレスを抱えやすい現代人は交感神経が働きやすく、涙の分泌が抑制されやすいと考えられているのです。
ドライアイの主な症状は目が乾くだけではなく、目が疲れる、ゴロゴロする、充血するなどさまざまです。
また最近ではドライアイによって視力が低下することもわかってきました。
以下のような症状がある場合、ドライアイの可能性があります。
「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」と聞いてあまりピンとこなくても、「ものもらい」と聞くとご存じの方も多いのではないでしょうか。
ものもらいの正式な病名を麦粒腫と言い、「ものもらい」という呼び方は関東地方で浸透している呼び名です。関西地方では「めばちこ」と呼ばれていると言われています。
麦粒腫はまぶたの一部が腫れ、まばたきをしたり、まぶたを指で押したりすると痛みが出る眼病で、まぶたにある脂や汗を分泌する腺である「マイボーム腺」に細菌が感染して起こる急性の化膿性炎症です。
患部が広がるとまぶた全体が腫れ、目やにの分泌量が増えます。
また、目がかゆい、目が赤い、目がゴロゴロするといった症状が現れることも一般的です。
さらに重症化すると、まぶたの皮下に膿が現れ、放置すると皮膚が破れて膿が出ることも。
一般的には膿が外部に流出すると治ることが多いですが、場合によってはそれが原因でさらに重症化することもあります。
麦粒腫は常在菌が原因である場合がほとんどですが、体の抵抗力が弱っていると、麦粒腫を発症するきっかけになります。
厚生労働省が行った調査によると、睡眠があまり取れていない人とまったく取れていない人の割合は、男性が19.7%、女性が19.6%ということがわかりました。
(※)つまり、日本人の5人に1人は睡眠の質が悪いということ。
睡眠の質が悪くなる原因は人によってさまざまですが、大きく関係しているのは生活習慣、ストレス、寝室環境の3つです。これらの改善方法については、後ほど詳しくご紹介します。
質の悪い睡眠を続けていると、慢性的な睡眠不足に陥り、精神機能や免疫力の低下を引き起こします。
「寝不足で頭がぼーっとしている」と感じたことのある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
脳を十分に働かせることができず、集中力や判断力、記憶力の低下にもつながります。
また、私たちが寝ている間、体内では免疫細胞が活発に活動するほか、傷ついた細胞を修復する成長ホルモンの分泌が盛んに行われるようになるのです。
睡眠不足は自律神経のバランスを乱し、免疫機能を担う白血球の働きを低下させる要因に。
こうした要素が重なると、前項でご紹介したような麦粒腫の発症リスクが高まり、まぶたが重くなってしまうのです。
※参考:厚生労働省 | 「国民健康・栄養調査」の結果https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177189.html
重いまぶたを軽くする方法として、
5つが挙げられます。それぞれの方法についてご紹介します。
夜のリラックスタイムや、目を酷使したあとなどに簡単に取り組めるものが、蒸しタオルで目の周りを温めることです。
目を温めることで目の周りの血流が良くなるとともに、筋肉もほぐれるため、疲れた目をリラックスさせられます。
蒸しタオルの作り方はとても簡単。
水分を含ませてからよく絞ったタオルを、家庭用の電子レンジで45秒程度加熱して終了です。
電子レンジから取り出した直後のタオルは非常に熱くなっているため、やけどに注意しましょう。
目を閉じ、まぶたの上にそっと蒸しタオルを5分程度乗せると効果的です。
パソコン作業を長時間行うと、自然とまばたきの回数が減り、目が乾いたり、目の奥が重くなったりする症状が出てきます。
目の疲れから肩こり、口や肩、肘の痛みなどさまざまな症状に進展することも。
パソコン作業を行うときは、これからご紹介する目の体操を定期的に行うようにしましょう。
それぞれのパートを3秒間、1セット3回、目の疲れを感じたときに行うと効果的です。
顔は正面に向けたまま動かさず、顔のパーツを見るつもりで、睨みつけるように視線だけを送りましょう。
睡眠の質を高める上で重要なことは、生活リズムを整えることと、自分に合った寝具選びをすることです。
まず生活リズムについてご紹介します。
私たちの体には太陽の昇降や四季の巡りといった自然のリズムに呼応した「生活リズム」が備わっています。
体内時計が備わっていることで、日中は活動モード、夜は休息モードへと自然に切り替わるようになっているのです。
強いストレスなどによって体内時計が狂ってしまうと、生活リズムが乱れ、心身に不調をきたしてしまいます。
朝太陽の光を浴びると体内時計の「主時計」を目覚めさせることに加え、栄養たっぷりの朝食を毎日食べて臓器や筋肉の働きに関わる「末梢時計」を正しく動かしましょう。
続いて自分に合った寝具選びについてですが、就寝中の発汗や温度変化に対応できるよう、吸湿性や放湿性に優れたものを選ぶことはもちろん、自分の体型に合った寝具を選ぶことが大切です。
例えば枕は安眠に欠かせないアイテムですが、高さが合わないと首や肩が凝ったり、胸の筋肉が緊張状態になり、朝起きたときに疲れが残ってしまう原因に。
ちょうど良い枕の高さは人によって異なるため、寝具メーカーで計測し、自分に合う高さの枕を選んでみると良いでしょう。
重いまぶたを軽くする方法として一番効果が期待できるものが、美容外科手術です。
美容外科手術と聞くとハードルが高いように聞こえてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの美容外科クリニックでは安全性を最優先して施術を行っているため、過度に心配する必要はありません。
次項では、重いまぶたを軽くできる美容外科手術について一つひとつ解説しています。
「セルフケアを続けているけど、なかなか思うような効果が現れない」という方は、美容外科手術も選択肢の一つとして検討してみると良いでしょう。
重いまぶたを軽くできる美容外科手術として、
の3つが挙げられます。それぞれ全く異なる手法で重いまぶたにアプローチしていくため、一つひとつの特長についてしっかりと理解した上で、ご自分にとって最適な手術を選びましょう。
下記でそれぞれの手術の特長やダウンタイムの有無などについてご紹介します。
眼瞼下垂は内服薬や注射が効きにくいため、治療法は原則として外科手術のみです。
目は個人の印象を左右しやすいため、現在では体に負担をかけないさまざまな手術方法が考案されています。
複数ある眼瞼下垂手術の中でもメジャーなものは「挙筋前転術」と「前頭筋吊り上げ術」「余剰皮膚切除術」の3つ。
下記でそれぞれの詳細についてご紹介します。
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挙筋前転術は、まぶたの中にある「瞼板」に付着している「眼瞼挙筋腱膜」と呼ばれるゴム状の筋肉を短く縫いつけることによって、再び張力を回復する手術です。
手術の具体的な手順は以下の通りです。
挙筋前転術はまぶただけの部分麻酔で、20~30分程度で完了するため、日帰りで手術を受けられます。
ダウンタイムはほぼなく、1週間後に抜糸を行うまでは長時間の入浴や激しい運動を控えるようにしましょう。
まぶたを持ち上げる筋肉のうち、特によく使われるものが「上眼瞼挙筋」と「ミューラー筋」の2つです。
これらの筋肉が弱っていたり、何らかの要因によって神経麻痺を起こして全く動かなくなっていたりした場合、「前頭筋」の力を使ってまぶたを持ち上げるようになります。
前頭筋とはおでこの筋肉で、おでこの皮膚ごとまぶたを持ち上げることが可能です。
しかし、前頭筋を使ってまぶたを持ち上げ続けると、おでこにしわができてしまい、これは眼瞼下垂の代表的な症状の一つでもあります。
前頭筋吊り上げ術によって、前頭筋の力を上眼瞼挙筋とミューラー筋に伝えてまぶたの機能を回復させることができます。
手術の具体的な手順は以下の通りです。
前頭筋吊り上げ術はまぶただけの局所麻酔で、40分程度で完了します。
ダウンタイムはほぼありませんが、人によっては数日間程度まぶたに異物感が生じることも。
このような症状が起きた場合でも、時間の経過とともに自然に完治する場合がほとんどです。
どうしても気になる方は、主治医に相談してみましょう。
まぶたの筋肉や神経に問題がなくても、まぶたの皮膚が目に覆いかぶさって見えにくいという場合があります。
これは「偽性眼瞼下垂」と呼ばれる状態で、まぶたの皮膚が重くなったり、たるんだりして起こるものです。
上記2つの手術のようにまぶたの筋肉に手を加えなくても、余分な皮膚を切り取るだけで症状が改善されることがあります。
手術の具体的な手順は以下の通りです。
余剰皮膚切除術はまぶたの局所麻酔だけで、30分~1時間程度で完了。
ダウンタイムはほとんどなく、術後1週間程度で抜糸をして全行程が終了します。
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まぶたには瞼板(けんばん)と呼ばれる線維性の軟骨組織があり、そのすぐ上部にはまぶたを引き上げる上眼瞼挙筋とミューラー筋があります。
もともと二重まぶたの人は、まぶたを開いたときに瞼板と皮膚が引き込まれて二重のラインができますが、一重まぶたの人は瞼板と皮膚の癒着が弱いため、引き込まれないのです。
挙筋法は極細の医療用手術糸を用いて、まぶたの皮膚と裏側にある挙筋を結びつけ、二重を形成する手術です。
結んだ糸が瞼板上に露出しないため、糸が角膜に触れてゴロゴロするといったことがなく、角膜を傷つける心配もありません。
挙筋法は二重まぶたを作りたい方や、まぶたの皮膚のたるみをすっきりさせたいという方にもおすすめです。
生まれつきの二重の構造は挙筋法に近く、挙筋腱膜から線維組織が内側に入り込んでいる状態です。
挙筋法は二重のラインを点で留めるのではなく、線で広い範囲を引き上げるようなイメージです。
生まれつきの二重に近い構造で二重を作るため、仕上がりがとても自然になるのが特長的。
目の印象だけではなく、まつ毛の立ち上がり方もぐっと上向きになります。
挙筋法のダウンタイムは1週間程度で、目元に痛みや腫れ、内出血といった症状が起こることも。
いずれの症状も時間の経過とともに自然に治るため、過度に心配する必要がありません。
主治医に相談することで、事前に痛み止めが処方されることもあるので、心配な方は事前に相談しておきましょう。
国内にある多くの美容外科クリニックでは二重整形の埋没法を取り扱っていますが、すべてのクリニックで挙筋法を提供しているわけではありません。
その理由は、医師にとって挙筋法は難易度が高く、どの医師でも提供できる施術方法ではないからです。
共立美容外科では1989年の開院以来、30年以上に渡って二重整形手術を提供してきました。
麻酔のかけ方や手術で使用する糸など、独自の研究結果に基づいた「共立式二重埋没P-PL挙筋法」によって目元の印象をすっきりさせることを実現します。
▼共立美容外科の人気の共立式二重埋没P-PL挙筋法についての料金や手術方法の詳細はこちら
脂肪吸引と聞くと、お腹や太ももなど皮下脂肪が多い箇所に限定されるイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
極細の「カニューレ」と呼ばれる吸引口を使用することで、細かいまぶたであっても脂肪吸引が可能になったのです。
まぶたの重みは皮膚の内側にある脂肪細胞が肥大化することで生じる症状であり、目が腫れぼったい方はそうでない方と比べて脂肪細胞が大きい傾向があります。
脂肪吸引でまぶたの脂肪細胞そのものを減らすことで、脂肪を蓄積する細胞が減少し、すっきりとした印象の目元に仕上げることが可能です。
共立美容外科が独自に開発した「共立式シェイプ法」では、まぶたを切開せずに、2~3mm程度の小さな針穴を空けて脂肪吸引を行えるため、術後に腫れや内出血をほとんど起こさずに安全に脂肪吸引を行うことができます。
共立式シェイプ法の手順は以下の通りです。
もともとの体質によっては術後2~3日程度は泣いた後のような腫れが出る可能性がありますが、時間の経過とともに自然に治るものです。
手術は20分程度で完了し、事前に点眼麻酔を行うため、麻酔注入時や脂肪吸引時に痛みを感じることはありません。
目の周りには傷つけてはいけない大切な神経や血管が多く通っています。
共立式シェイプ法を実践する際は、これらの組織を傷つけないように、解剖学を熟知した医師が手術を担当。
万が一のことが起こった際に、迅速に適切な処理を行えるよう、複数人の医療スタッフを配置して手術を行います。
また、手術の仕上がりは事前のデザインの有無で大きな差が出ることも。
そのため、共立美容外科では手術を受ける方の希望に沿った仕上がりにするために、必要に応じて何度もカウンセリングを行うことが可能です。
二重ラインのデザインを行う際は、定規などを使用しながらミリ単位で調整していきます。
今回はまぶたが重くなる原因や、重いまぶたを軽くする方法についてご紹介しました。
まぶたが重くなる原因として、眼瞼下垂や麦粒腫などの眼病のほか、ドライアイや質の悪い睡眠など普段の日常生活の行動が起因となるものが挙げられます。
重くなったまぶたを軽くするためには、蒸しタオルや目の体操、睡眠の質を高めるといったセルフケアのほか、美容外科手術があるのです。
セルフケアによる改善は、誰でも簡単に取り組める一方で効果が現れるまでに時間がかかったり、なかなか思うような効果を得られなかったりすることも。
美容外科手術と聞くとハードルが高いように思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、短期間で効果が得られるため「まぶたの重みをすぐに改善したい」という方におすすめです。
まぶたの重みを改善する美容外科手術として、眼瞼下垂手術・挙筋法・まぶたの脂肪吸引の3つが挙げられます。
これらの手術はいずれも日帰りで行えるほか、ダウンタイムも比較的軽いため、術後も普段と変わらない生活を送ることが可能です。
カウンセリングも経験豊富な医師が担当するため、施術に関する疑問を解決できるでしょう。
まぶたの重みを解消したい方は、共立美容外科の無料カウンセリングに申し込んでみるのはいかがでしょうか。
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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