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歯並びが悪いとどんな影響がある?歯列矯正のメリットと種類

公開日:2022年10月01日(土)
最終更新日:2023年06月14日(水)

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口元は笑ったときや話をしているときに人から見られやすい部位です。歯並びが悪いことにコンプレックスを抱いていると人に見られるのが気になってしまい、思い切り笑えないこともあるでしょう。

また歯並びは見た目だけでなく体にも影響を与えることも。歯並びを整えることで体の不調が解消できる可能性があるのです。

この記事では歯並びが悪いことによる体への影響や歯並びを治す方法などについて解説します。歯並びが悪いことにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

 

歯並びが悪いってどんな状態?

歯並びが綺麗な女性

一口に歯並びが悪いと言ってもさまざまな歯並びがあります。歯並びが悪いと言われる状態にはどのようなものがあるのでしょうか?

ここでは悪い歯並びの状態について解説します。ご自身の歯並びに当てはまるものがあるか確認してみてください。

 

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎前突はいわゆる出っ歯のことで、歯が大きかったり、前歯を舌で押したりすることによって前歯が前側に突出している状態です。

前歯のかみ合わせが悪いため食べ物をかみ切るのが難しい場合が多く、食事の際は不便に感じることがあるかもしれません。また上顎前突では前歯が突出することで口が閉じにくくなり、意識をしないと口が開いたままになりやすいです。口を閉じない状態が癖になると口呼吸になって、口の中が乾燥するドライマウスになることも。唾液には口の中の衛生を保つ役割があるため、ドライマウスによって口の中が乾燥してしまうと虫歯や歯周病などのリスクが高まります。

上顎前突は見た目にも影響があるので、コンプレックスに感じる方は少なくないでしょう。

 

上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)

口元が全体的に飛び出ている状態を上下顎前突と言います。「口ゴボ」と呼ばれることもあり、上下の顎が前に飛び出ているため見た目に影響が出やすく、コンプレックスを抱える方もいるはず。

上下顎前突になる原因としては、遺伝などによって顎の骨が前後に大きくなっていることや舌で歯を前に押すような癖があることなどが挙げられます。上下顎前突も口が閉じにくい状態であることが多いため、虫歯や歯肉炎などになりやすいです。

 

叢生(そうせい)

叢生は歯が前後にズレて歯並びがガタガタとしている状態を指し、その形から乱杭歯(らんぐいば)と言われることもあります。八重歯が前に突出しているのも叢生の一つです。

顎が小さかったり、顎の大きさに対して大きい歯が生えたりと全ての歯が並ぶスペースがない場合や、指しゃぶり、舌で歯を前に押すなどの癖が原因です。

歯がガタガタに生えていると歯磨きがしにくくなるため虫歯になるリスクが高かったり、かみ合わせが悪いことで食べ物がうまくかめず、胃腸の負担が大きくなりやすかったりといった影響があります。

 

過蓋咬合(かがいこうごう)

過蓋咬合は上の歯が下の歯にかぶさっている状態のことを指します。

骨格が原因であることが多く、顎関節が通常よりも後ろ側にあることで下顎が後退して過蓋咬合になってしまうのです。

過蓋咬合も上顎が前に出ていることで口が開きやすくなり、虫歯や歯周病などのリスクが高まります。また顎関節の位置が通常よりズレていることで顎関節症になりやすいです。

 

受け口

過蓋咬合とは反対に下顎が前に出ている状態を受け口と言います。きれいな歯並びの場合は上の前歯が下の前歯よりやや前に出ていますが、受け口は逆に下の歯の方が前に出ていることから「反対咬合」と呼ばれることも。

骨格の問題で下顎が前に突出していたり、上顎が小さくて下顎よりも後ろに位置していたりすることが原因です。

上唇よりも下唇が前に出て、しゃくれているように見えるため、お悩みの方もいるでしょう。見た目以外にもかみ合わせが悪いことで食べ物がかみにくかったり、言葉の発音にも悪影響を及ぼすことがあります。

 

交叉咬合(こうさこうごう)

クロスバイトと呼ばれることがある交叉咬合は、上の歯と下の歯が前後に交差している状態の歯並びです。かみ合わせが悪く、上下の前歯の中心がズレたり、下顎が曲がってしまったりといった影響があります。

顎の成長時期に食べ物を片方の歯でばかりかんでいたり、頬づえをつくことが多かったりして、上下の顎のバランスが崩れてしまうことが原因です。

交叉咬合になるとかみにくさを感じるだけでなく、肩こりや頭痛などの体の不調、顔が歪んでしまうというような見た目への影響もあります。

 

すきっ歯

歯と歯の間に隙間がある状態をすきっ歯と言います。もともと歯の本数が少なかったり、虫歯などで歯を失っても処置をしていなかったり、舌で歯を前に押す癖があったりするとすきっ歯になりやすいです。

歯の隙間に食べ物が入り込みやすいのでしっかり歯磨きを行わなくては虫歯や歯周病になることも。また歯の隙間から息が漏れて滑舌に影響が出る場合もあります。]

 

開咬(かいこう)

開咬は、奥歯が閉じているときに前歯が閉じない状態のことで、「オープンバイト」とも呼ばれます。前歯は閉じていなくても奥歯は閉じているので奥歯に力が加わりやすく、負担がかかって痛みを感じることも。

開咬になる原因は遺伝や日頃の癖などがあり、癖としては指をしゃぶったり、口呼吸をしたり、舌で前歯を押したりといったものが挙げられます。

開咬になると前歯をうまく使うことができず、食べ物をかみ切ることができません。口が閉じにくいので口呼吸になりやすく、口腔内が乾燥して虫歯や歯周病になりやすいです。

 

歯並びが悪くなる原因

歯並びにはさまざまな形がありますが、原因は共通していることも。

ここでは歯並びが悪くなる原因について解説します。ご自身の歯並びが悪くなった原因がどこにあるのか確認してみてください。

遺伝

遺伝は歯並びが悪くなる原因の一つと考えられます。顎の大きさなどの顔の骨格は遺伝することがあるため、親の顎が小さく歯並びが悪い場合には遺伝によって歯並びが悪くなっているのかもしれません。遺伝が原因の場合の歯並びの悪さは他の原因を解消しても防ぐことが難しいです。

 

食生活

食生活も歯並びが悪くなる原因になり得ます。顎は硬いものをよく食べることで成長するので、顎が成長する過程で柔らかいものばかりを食べていると顎の成長が妨げられてしまうことがあるのです。顎が小さいと歯が並ぶスペースがなくなってしまい、歯並びが悪くなってしまいます。

特に子どもの頃は顎が成長する時期です。硬いものを避けて柔らかいものばかり食べていると顎が十分な大きさに成長しないことがあるので、適度に硬いものを食べるように促すと歯並びが悪くなるリスクが低くなる可能性があります。

 

日頃の何気ない癖が歯並びを悪くしている場合も。悪い歯並びにつながる癖としては以下のようなものが挙げられます。
 

  • 頬づえをつく
  • 指をしゃぶる
  • 舌で前歯を押す
  • 口呼吸

 
頬づえは顎のバランスを崩す原因になるため、無意識のうちに頬杖をついてしまうという方で歯並びにお悩みの場合は頬づえが歯並びに影響している可能性があります。

また子どもの頃から指をしゃぶる癖があったり、舌で前歯を押したりする癖があると、歯が真っすぐ生えるのを邪魔してしまったり、歯を徐々に動かしてしまって歯並びが悪くなることがあるのです。

他にも唇を閉じていると歯が前に出ようとする力をある程度は抑制できます。しかし口呼吸をしていると唇の筋肉が衰えて唇を閉じることが難しくなってしまい、歯が前に出ようとするのを抑えることができず、歯並びが悪くなってしまうことが考えられるのです。

 

虫歯

虫歯になった際に適切に対処をしないと歯並びを悪くする原因に。例えば虫歯が悪化すると痛みを感じることがあります。痛みがあると食事をするときに痛みを感じない方の歯でかむようになるでしょう。片側の歯でのみ食べ物をかむようになると、顎のバランスが崩れやすくなってしまうため、子どもの頃は特に顎の成長に関わります。また虫歯が悪化して歯が抜けてしまうと、周りの歯が動いてすきっ歯になる可能性もあるのです。

子どもの頃に乳歯にできた虫歯を「すぐ生え変わるから」と放置してしまう方もいるかもしれません。しかし虫歯は生え変わった後の永久歯の歯並びにも影響を与えることもあるため、乳歯だからといって放置せずに、しっかりと治療することが大切です。

 

歯並びが悪いことによる体への影響

歯並びのイラスト

歯並びが悪いと体にさまざまな不調が現れることがあります。

ここでは歯並びが悪いことによる体への影響について解説します。もし歯並びが悪い方で不調にお悩みの方は、歯並びが不調の原因となっていることも考えられるので、ぜひ確認してみてください。

 

虫歯や歯周病

悪い歯並びは虫歯や歯周病などにつながることがあります。なぜなら歯並びが悪いと歯磨きがしにくくなり、十分に歯垢を除去することが難しいからです。歯垢は虫歯や歯周病を引き起こす原因の一つ。歯並びによって歯ブラシが届かない部分には、歯ブラシ以外のアイテムを使ってしっかり歯垢を取り除くことが大切です。

また歯並びの状態によっては口を閉じることが困難になる場合も。口呼吸になって口腔内が乾燥すると唾液の分泌量が減り、口の中の衛生状態が悪くなることで虫歯や歯周病になってしまう場合があるのです。

 

頭痛や肩こり

悪い歯並びは頭痛や肩こりの原因になることも。歯並びが悪いとかみ合わせにも問題がある場合が多く、かみ合わせが悪いと顎周辺の筋肉を必要以上に使ってしまい、肩などの他の部位の筋肉にも影響を与えて頭痛や肩こりなどになりやすいのです。

例えば歯並びによっては奥歯に負荷がかかりやすく、無意識に奥歯を食いしばってしまうことがあります。食いしばりは顎周りの筋肉に力が入り続けるので、筋肉に負担がかかって頭痛や肩こりにつながります。

歯並びが悪い方で日頃から頭痛や肩こりに悩んでいる場合には、歯並びが原因で引き起こされている可能性があるのです。

 

コンプレックスによるストレス

歯並びの悪さは外からも見える部分です。ご自身の歯並びが悪いことを気にしている方の中には、笑った際や話をしているときなどに「相手に歯並びを見られているのではないか?」と不安に思う方もいるかもしれません。歯並びにコンプレックスを抱いていると、楽しいときに思い切り笑えなかったり、人と会うのに抵抗を感じたりといったことも考えられます。そしてその状態が続くことでストレスがたまってしまうこともあるでしょう。

 

悪い歯並びは歯列矯正で治す

悪い歯並びは歯列矯正を受けることで治すことができます。歯並びが悪くなる原因としては遺伝や食生活、日頃の癖、虫歯などさまざまですが、一度歯並びが悪くなってしまうと、自力で治すことは難しいです。しかし悪い歯並びを放置してしまうと虫歯や歯周病になりやすかったり、頭痛や肩こりに悩まされたりするだけでなく、見た目のコンプレックスも抱えたままになってしまいます。

ご自身の歯並びが気になる方は歯列矯正を受けることで、これらの悩みを解消できる可能性があるので、検討してみると良いでしょう。

 

歯列矯正を受けるメリット

歯列矯正は歯並びをきれいに整える治療ですが、治療を受けることにどのような利点があるのでしょうか?

ここでは歯列矯正を受けることによって得られるメリットについて解説します。

 

虫歯や歯周病のリスクが低くなる

歯列矯正を受けると虫歯や歯周病になるリスクが低くなります。理由としては、歯列矯正によって歯並びが整うと、歯ブラシがしやすくなって虫歯や歯周病の原因になる歯垢を取り除きやすくなるからです。

他にも歯並びによって口が閉じにくく、口呼吸になりがちだった方も歯列矯正で歯並びを整えることで口が閉じやすくなります。口を閉じて生活をすれば唾液によって口の中の衛生を保ちやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが低くなるのです。

 

かみ合わせが良くなる

歯並びを整えるとかみ合わせが良くなるので、顎の筋肉に必要以上の負荷がかかることがなくなり、頭痛や肩こりの悩みの解消が期待できます。

また歯列矯正を受けてかみ合わせが改善されると食べ物をかみやすくなり、矯正前よりも食事を楽しめるようになるでしょう。

 

コンプレックスが解消できる

歯並びにコンプレックスを抱いている方は、歯列矯正によってコンプレックスが解消されるはずです。

鏡を見るたびに歯並びが気になっていたり、「人から見られているかも……」と不安になって思い切り笑えない、人と話をするのに抵抗があるという場合には、歯列矯正で歯並びを整えることで歯並びを気にすることなく過ごすことができるでしょう。

 

悪い歯並びを治す歯列矯正の種類

歯列矯正にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。

ここでは悪い歯並びを治す歯列矯正の種類について解説するので、ご自身に合った矯正方法がどれか確認してみてください。

 

セラミック矯正

セラミック矯正は短期間で歯並びをきれいに整える歯列矯正の方法です。歯列矯正の種類によっては治療が完了するまでに数年かかることもありますが、セラミック矯正は数週間できれいな歯並びが手に入ります。

施術の方法としては、歯並びが気になる歯を少し削ってセラミッククラウンという人工歯をかぶせることで歯並びをきれいに見せます。施術当日には仮歯を装着し、2週間~1カ月ほどで本歯に差し替えることが可能です。

歯科の施術は痛いものというイメージがある方もいるかもしれませんが、セラミック矯正は歯茎に局所麻酔を施すため、痛みはほとんど気になりません。局所麻酔は注射器で行うので注射針の痛みが生じることもありますが、注射針を刺す部位に麻酔テープを使用して注射針による痛みも感じないように配慮していることが多いです。痛みの感じ方は人それぞれなので、不安な方は施術を受ける前に医師に伝えておきましょう。

歯並びが気になる歯だけに施術を行うため、施術をしない歯とセラミッククラウンの色に違いがあると目立ってしまいます。セラミッククラウンはさまざまな色から選ぶことができるので、医師と相談しつつご自身の希望する色を選ぶと良いです。

 

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インプラント

歯周病などによって一部の歯がない場合に向いているのがインプラントです。インプラントとは「人工歯根」と呼ばれるもので、歯がない部分にインプラントを埋め込み、その上に人工歯を装着します。インプラントでも局所麻酔を施すため、施術中の痛みはほとんど気にならないでしょう。

人工歯の素材にはセラミックが使われており、天然の歯と比べても見た目に大きな違いはなく、装着した箇所だけが浮いて見えるという心配も少ないです。共立美容外科では人工歯の色や形などをご自身の歯に合わせて選ぶことが可能なので、仕上がりに関しては医師にご相談ください。

インプラントの施術ではまず歯がなくなっている箇所の皮膚を切開して、歯槽骨(しそうこつ)という歯を支える骨にインプラントを埋め込む穴を形成します。続いて形成した穴にインプラントを埋め込み、ヒーリングアバットという器具を上部が歯茎から露出するように装着。その後1カ月ほど過ごし、歯型を採取してご自身に合った人工歯を制作します。人工歯は歯型を採取した後2週間ほどで完成するので、アバットメントという器具とつなげてインプラントに固定して施術は完了です。

施術方法によってはインプラントを埋め込む日とヒーリングアバットを装着する日を別日に設定する場合もあるため、医師に確認しておくと良いでしょう。

 

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インビザライン・システム

インビザライン・システムとは、マウスピースを使用した歯列矯正で、約1週間に1回の間隔で形の異なるマウスピースを装着して歯並びを矯正します。治療には透明なマウスピースを使用するので、歯列矯正をしていることが周りに気付かれにくいのが利点です。装着時間は指定されていますが、食事のときなどはご自身で外すこともできるので体への負担が少ない方法と言えます。

マウスピースの形は一人ひとりの歯並びに合わせて開発されており、素材にはポリウレタンが使用されているので、金属アレルギーの方でも安心でしょう。

治療期間は歯並びの状態によって異なりますが、大体1~3年ほどの場合が多いです。ただしインビザライン・システムはご自身でマウスピースの装着を管理しなくてはなりません。1日の装着時間が短かったり、約1週間でマウスピースを替えなかったりすると思うように治療が進まず、予定よりも治療期間が長くなることもある点には注意が必要です。これまでにご紹介したセラミック矯正やインプラントと比べると治療期間が長いですが、ご自身の歯を生かした方法で歯列矯正を行いたい方に向いています。

また透明のマウスピースを使うため、周りに歯列矯正を受けていることを気付かれる可能性は少ないですが、マウスピースがズレないように一部の歯の表面にアタッチメントという突起を樹脂で固定します。アタッチメントは白いため見た目にはあまり気になりませんが、慣れるまではアタッチメントが唇に触れるような違和感を覚えるかもしれません。

歯並びによってはインビザライン・システムでの矯正ができない場合もあるので、実際に医師に歯並びの状態を確認してもらった上で施術を決めましょう。

 

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ワイヤー矯正

ワイヤー矯正ではワイヤーを使って歯並びを矯正します。歯列矯正と言うとワイヤー矯正を思い浮かべる方は少なくないでしょう。他の矯正方法と比べて矯正器具が目立ちやすい点を気にする方もいるかもしれませんが、さまざまな歯並びに対して効果が期待できる方法です。ただし矯正期間中は歯磨きがしにくいので、虫歯にならないように日頃のケアをしっかり行う必要があります。

施術に使う器具はワイヤーとブラケットの2つです。ブラケットは歯の一つひとつに装着し、ワイヤーを通すための器具のことで、素材は主に「金属製」「セラミック製」「プラスチック製」の3種類。金属製のブラケットは歯に装着すると目立ってしまうため、セラミック製やプラスチック製のブラケットを使用する場合が多いです。

ワイヤー矯正には「表側矯正」「裏側矯正」「部分矯正」の3つの方法があります。
表側矯正は歯の表側にワイヤーをかけるので、外から見えやすく矯正期間中は人の目線が気になることがあるかもしれません。しかし歯を全体的に矯正する治療の中では比較的安価で受けられます。
対して裏側矯正は歯の裏側にワイヤーをかけるため、矯正していることが周りに気付かれにくいです。極力目立たないように歯列矯正がしたい場合には裏側矯正を選ぶのも一つの方法でしょう。
部分矯正では歯並びが気になる部分だけを部分的に治療します。表側矯正や裏側矯正と比べると短期間で治療が完了することが多いですが、かみ合わせを治すというよりは見た目を整える方法のため、歯並びの状態に合わせて治療方法を選択するのが良いです。

歯並びの状態によっては歯を削ったり抜歯をしたりすることもあります。例えば歯の大きさに対して顎が小さい場合は歯を並べるスペースを確保しなくてはなりません。少しだけスペースを作りたいときには歯を数mmずつ削り、削る程度では十分なスペースが確保できない場合には抜歯を行います。ご自身の歯並びを矯正する際に抜歯が必要かどうかは医師の診断を受けてください。

歯並びの状態にもよりますが、矯正期間は1~3年程度のことが多いです。矯正が終了した後は後戻りを防止するために「保定装置」を装着し、歯周組織や骨が安定するまで固定します。後戻りとは歯列矯正で動かした歯が元の場所に戻ろうとすることです。後戻りはアフターケアをしっかり行うことである程度防ぐことができるので、1年ほどは保定装置を着けて過ごします。

 

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歯並びが悪いことにお悩みなら共立美容外科にご相談ください

歯並びが悪いと見た目にも気になりますし、体に不調が現れることもあるため、できれば解消したいものです。セルフケアでは歯並びを変えることは難しいため、悪い歯並びを改善するには歯列矯正を受ける必要があります。

共立美容外科でも歯列矯正が受けられ、矯正方法もセラミック矯正やインプラント、インビザライン・システム、ワイヤー矯正の中から選ぶことが可能です。どの施術を受けるかお悩みでしたら、ご自身の希望に合わせたものを医師がご提案します。治療を受けるかお悩みの方でも受けられる無料カウンセリングをご用意しているので、まずはお気軽に歯並びのお悩みをご相談ください。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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