日本美容外科医師会認定医院 | 相談・施術の流れ|美容整形・美容外科なら共立美容外科・歯科 ドクターひとりひとりが日々、技術の向上に努力しています。
公開日:2022年10月24日(月)
このコラムを読むのに必要な時間は約 8 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。
目次
美しさを目指す上で、忘れてはいけないのが「歯並び」です。
会話をする時や笑った時に、口元から覗く歯並びが整っていると、それだけで美人度が増して見えますよね。
さらに、歯並びは健康にとっても非常に重要なパーツです。
歯が正しく噛み合っていない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まり口臭の原因にもなりかねません。
また、正しく食べ物を咀嚼出来ていない場合、食生活の乱れから腸内環境の乱れ、肌荒れなどに影響を及ぼす可能性もあります。
歯並びの異常の中でも、なかなか気づきにくいトラブルが「鋏状咬合(シザースバイト)」とよばれる不正咬合です。
全体の歯並びがおかしい感じがしていたり、噛み合わせに違和感を感じている場合は、シザースバイトを発症している可能性があります。
特に、内頬に噛み跡がある方は、高確率でシザースバイトの可能性がありますので、美と健康の為にも、できるだけ早く治療の検討が必要です。
そこで今回は、シザースバイトの詳細と治療法について詳しくご説明していきます。
いつまでも若々しく、そして美しくありたいと思う方はぜひ参考にしてみてください。
シザースバイトは、鋏状咬合(はさみじょうこうごう)という名の通り、上の奥歯が極端に外側に向かって位置していることで、上下の奥歯が鋏のようにすれ違って噛み合わさっている状態の噛み合わせを意味します。
奥歯のなかでも、親知らず手前の歯(歯医者さんの検診などでは「7番」と呼ばれる第二大臼歯)に起こりやすい症状です。
シザースバイトの場合は、上の歯と下の歯の間に大きな隙間が出来ていますので、奥歯の噛み合わせが悪くなり、前歯に負担がかかりやすくなります。
また、外側に突き出した上の歯と、口の内側に向かって生える下の歯周辺の磨き残しが発生しやすくなります。
歯が正しく噛み合わさっている正常咬合の場合は、奥歯が内頬にあたることはほとんどありません。
しかし、シザースバイトを発症している場合は、外側に向かって生える上の奥歯と内側に向かって生える下の奥歯の隙間に内頬が巻き込まれてしまい、噛み跡が残ってしまいます。
意識的に内頬を噛んでいるつもりがなくとも、無意識に寝ている間に歯ぎしりをしてしまっていたり、奥歯で食べ物を噛もうとしている時に巻き込んでしまっている人が多いようです。
シザースバイトは、上下奥歯が別々の方向に向かって生えることによってハサミのようにすれ違っていますので、正常な歯並びと比べると入念な歯磨きが必要です。
磨き残しが発生しやすく、虫歯や歯周病につながりやすいのがシザースバイトの特徴です。
また、奥歯で食べ物を噛むことが非常に難しいため、反対側の奥歯や前歯の負担が増してしまいます。
内頬の噛み跡が痛むのはもちろんのこと、あごの痛みや負担の多い歯の痛みを訴える方も多くいらっしゃいます。
美容の観点から見ると、シザースバイト部分を使わずにその他の部分で咀嚼を行い続けていると、徐々に顔が歪んでいきますので、非常に厄介なお悩みとも言えます。
シザースバイトは、矯正治療によって改善することが可能です。
放置しておくと口腔リスクや美容にとっての悪影響が懸念されるシザースバイトは、早期に適切な矯正治療を行うことをおすすめいたします。
シザーズバイト治療でもっとも一般的な方法は、「ワイヤー治療」です。
ブラケットと呼ばれる器具を歯に装着し、一つ一つのブラケットにメインワイヤーと呼ばれるワイヤーを通していくことで、歯並びを調整していく治療になります。
ワイヤー治療を行う際はまず、歯のクリーニングから行います。
ブラケットを装着する前に歯の表面の汚れをしっかりと落としておくことで、治療への下地を整えます。
クリーニング後は、一つひとつの歯にブラケットを丁寧に装着していきます。
どうしてもシザーズバイトを矯正する上で歯茎に余裕のない場合は、抜歯も可能です。
極力は歯を残す方法での治療を検討しますが、抜歯の必要が生じた際にはテープ麻酔を用い、痛くない治療を第一に施術していきます。
ブラケット装着から1週間後を目途に、メインワイヤーを通します。
メインワイヤーは数週間から1ヶ月に1回を目途に、ワイヤー調整を行います。ワイヤー調整を行う際は、適宜スケーリングやポリッシングといった歯のクリーニングも同時に行います。
ワイヤーとブラケットでの治療が終了した後は、矯正した歯が元に戻ろうとする動きを防ぐため、保定装置とよばれる装置を装着します。
保定装置を装着する期間は約1年程度で、1ヶ月から2ヶ月に一度程ご来院いただいて具合を確認していきます。
ワイヤー矯正は強い力で歯の位置を調整することが可能ですので、矯正治療の中でも比較的施術期間が短いという特徴があります。
また装置の着脱や洗浄といった自分で行うセルフケアが少なくて済みますので、極力現在のライフスタイルを変えたくないという方にオススメの治療法です。
歯科治療において長期間の実績があり、確実にそして効率良く歯並びを調整することができる上に、部分的な矯正も可能です。
シザースバイト部分のみの矯正で全体の噛み合わせが改善出来る場合には、部分治療を選択することで比較的費用を抑えることも可能です。
ワイヤー矯正のブラケットとワイヤーは、チョイスする種類によって目立ちやすいものもあります。
「矯正している」ということを隠しておきたい方に対して、共立美容外科・歯科では、歯の裏側にワイヤーを装着する方法をオススメしております。
また前歯にもブラケットの装着が必要な場合は、セラミック製やプラスチック製の目立ちにくいものを使用させていただきます。
また、シザースバイトの状態によっては部分的な器具装着で矯正を行うことも可能ですので、無料のカウンセリングにてお口の中の状態を確認してから、ご案内させていただいております。
▼共立美容外科の人気のワイヤー矯正の料金や種類についての詳細はこちら
とにかく目立たない歯列矯正を行いたい方に人気の方法は、「マウスピース矯正」です。
透明なマウスピースを歯に装着して歯並びを矯正していく治療になりますので、目立たない矯正として人気を博しています。
また当院で使用するマウスピースはポリウレタン製ですので、金属アレルギーをお持ちでワイヤーを装着することが出来ない方であっても、施術することが可能です。
マウスピースの作成にあたっては、口腔内の状態を確認した上でまず歯型を取ります。
この歯型採取と口腔内のデータを基にして、アメリカの会社で治療期間中に使用する50個から100個のマウスピースを作成してきます。
お客様一人ひとりの口腔内の状態をしっかりと把握した上で、マウスピース装着後の歯の動きを予測することによって、治療の流れを確認していきます。
およそ1ヶ月から2ヶ月後にマウスピースが到着しますので、歯の隙間を調整した上で最初のマウスピースを装着します。
マウスピースは食事の度に取り外しを行う必要がありますので、装着の手順を詳しくご説明いたします。
その後は1週間ごとに次のマウスピースへと付け替えていただきながら、定期的な点検のためにご来院いただきます。
マウスピース治療の最大の特徴は、目立ちにくいことです。
またゆっくりと時間をかけて段階を踏みながら歯並びを矯正していきますので、ワイヤー治療に比べると痛みが少ないと感じる人が多いです。
歯磨きの度に取り外すこともできますので、口腔内の清潔をしっかりと自己管理したい方にオススメの矯正方法です。
シザースバイトを中心に歯列全体を調整したい方は、ワイヤー治療よりも価格を抑えることができる可能性も高いです。
マウスピースは50個から100個のマウスピースを、時間をかけながら徐々にステップアップしていく治療方法になりますので、比較的治療期間は長期にわたる傾向にあります。
また装着したままでの飲食が出来ませんので、食事の度や歯磨きの度に着脱することが面倒だと感じる方にはあまりおすすめできません。
マウスピースの装着は1日20時間以上行う必要がありますので、自己管理が必要な矯正方法です。
▼共立美容外科の人気のインビザラインシ・ステムの料金や治療方法についての詳細はこちら
自分ではなかなか気づきづらいシザースバイトですが、上下の奥歯がハサミのようにすれ違ってしまっている噛み合わせは、想像以上に多くのリスクのある歯並びです。
シザースバイト部分は隙間ができやすく、また磨き残しが多く発生する部分ですので、歯磨きやマウスウォッシュなどを口腔ケアをより注意して行う必要があります。
また、シザースバイトを避けながら咀嚼を行っていると、シザーズバイト以外の歯に負担がかかり、顔やあごが歪んできます。
健康の観点からも美の観点からもシザースバイト治療は非常に重要ですので、「内頬に噛み跡がある気がする」「食事の際に違和感を感じたり、食べ物を上手く噛み切れない部分がある」と感じている方は、お早めに共立美容外科・歯科までご相談ください。
歯の治療は特に、早期治療で効果の現れ方が変わってきます。
歯の異変に気づいたらなるべく早くご来院いただくことによって、早期のシザースバイト治療が可能です。
歯並びの違和感や見た目を改善することで、より美しい顔の基となる歯並びを手に入れましょう。
このページの監修・執筆医師
浪川 浩明(なみかわ ひろあき)
日本美容外科学会認定専門医
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会会員
日本美容外科学会認定専門医
日本形成外科学会会員
日本顎顔面外科学会会員
日本手の外科学会会員
日本マイクロサージャリー学会会員
日本職業・災害医学会会員
×
新宿・名古屋・大阪・福岡をはじめ
全国26院 共通ダイヤル
0120-500-340
あの久次米総括院長も診察♪
新宿本院 直通ダイヤル
0120-500-340
銀座院 直通ダイヤル
0120-560-340
渋谷院 直通ダイヤル
0120-340-428
池袋院 直通ダイヤル
0120-340-800
立川院 直通ダイヤル
0120-489-340
上野御徒町院 直通ダイヤル
0120-340-444