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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

バストアップ用のサプリは本当に効果がある?美容外科医が医学的に解説!

公開日:2022年09月06日(火)
最終更新日:2022年10月08日(土)

豊胸
胸を強調している女性
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バストアップサプリとして、多くの商品が薬局やインターネットで販売されています。

バストにコンプレックスをお持ちの方は、飲むだけでバストアップができるなら、試してみたいと思っている方も多いのではないでしょうか?

バストアップを目的としたサプリは、さまざまな美容成分が配合されており、バストアップに効果がないとは言い切れません。

しかし正しい知識や正しい摂取方法を知っておかないと、思わぬ副作用があることも。

この記事では、医師の視点からバストアップサプリの効果や、サプリを飲む際の注意点を解説します。

バストの構造やバストが大きくなる仕組みも解説していますので、バストアップに興味のある方はチェックしてみてください。

 

バストアップのメカニズム

バストアップのメカニズムを説明する看護師

そもそも、どうすればバストは大きくなるのでしょうか?

ここではバストの構造や、バストが大きくなる要因を説明します。

バストの構造や大きくなる要因を知っておくと、さまざまなバストアップ方法を試す場合の判断材料になりますので、しっかり理解しておくと良いでしょう。

 

バストの構造

バストは筋肉・乳腺・脂肪・クーパー靭帯の4つで構成されています。

肋骨の上にある大胸筋を土台として、大胸筋の上にバストのふくらみがあります。

バストのふくらみは、主に乳腺と脂肪で構成されてされており、そのバストをクーパー靭帯が支えています。

母乳を分泌する乳腺は大切な器官なので、脂肪には乳腺を守る役割があるのです。

 

バストが大きくなる要因

バストが大きくなる主な要因は、女性ホルモンの分泌です。

女性ホルモンは、乳腺の発達に大きく関わっています。

乳腺が発達すると、乳腺を守るための脂肪もつきやすくなり、結果的にバストが大きくなるのです。

しかし、乳腺の発達は女性ホルモンの分泌が盛んになり、胸がふくらみ始める思春期から、20代中盤ぐらいがピークとされています。

またバストはほとんどが脂肪組織であるため、単純に体重が増加し皮下脂肪が増えると、バストも大きくなるといえます。

ただし、バストのみを狙って皮下脂肪をつけることは、美容整形以外では難しいといえるでしょう。

 

バストが小さい、バストが垂れている主な原因は、以下の通りです。

  • バストが小さい―乳腺が少ない、脂肪が少ない
  • バストが垂れる―大胸筋の衰え、クーパー靭帯が伸びている

 

バストアップサプリは効果がある?

バストアップ用のサプリメント

結論から言うと、バストアップサプリを飲んで、短期間で大きくバストアップを目指すのは難しいでしょう。

ただしバストアップを目的としたサプリは、全く効果がないとも言い切れません。

バストアップサプリの主な成分や期待できる効果から、その理由を解説します。

 

市販のバストアップサプリの主な成分

バストアップを目的としたサプリには、主に「女性ホルモンを整える」「美容に効果的な栄養素を補う」を狙った成分が配合されています。

女性ホルモンを整える成分は、乳腺を活性化しバストアップを目指すという狙いがあります。

美容に効果的な栄養素を補う成分は、肌のハリや弾力をアップすることでバストアップにつなげるという狙いがあります。

 

代表的な成分 期待できる効能
女性ホルモンを

整える

イソフラボン ポリフェノールの一種

女性ホルモン(エストロゲン)とよく似た働きを持つ

チェストツリー 果実のエキスは女性ホルモン(プロゲステロン)の分泌を促す

チェストツリーの精油は、女性ホルモンのバランスを整える

プエラリア・ミリフィカ 女性ホルモン(エストロゲン)とよく似た働きを持つ

※過剰摂取に対する注意喚起あり

美容に効果的な

栄養素を補う

プラセンタ 新陳代謝を促し肌の調子を整える

女性ホルモンのバランスを整える

コラーゲン たんぱく質の一種で肌のハリや弾力保つ

バストを支えるクーパー靭帯のもととなる

マカ 老化を予防する必須アミノ酸を含む

滋養強壮や肌の老化防止

 

確かな効果が望めない理由

バストアップサプリは、バストアップが期待できる成分を含んでいます。

しかし、確かな効果があるとは言い難いのです。

 

  • サプリは医薬品ではないため商品により含まれる成分にバラつきがある
  • 有効成分がバストのみに作用するわけではない
  • 乳腺が発達するのは思春期~20代半ばがピークである

 

これらの理由から、バストアップサプリは全く効果がないわけではありませんが、効果は個人差があるといえます。

さらに有効成分が確実にバストに届くわけではない、効果には個人差が大きい点から、バストアップサプリは、即効性のあるバストアップの手段とはいえません。

 

バストアップサプリの安全性に注意!

バストアップサプリの安全性について説明している看護師

最近、バストアップサプリに関する健康相談が増えています。

バストアップサプリを摂取する場合は、サプリの成分や飲み方などに注意が必要です。

 

サプリは薬ではない

医薬品は、厚生労働省の認可が必要です。効果効能や安全性についても、国の基準を満たす試験をクリアしなければなりません。

一方、サプリメントは栄養補助食品であり、食べ物の一種です。

そのため安全性についての試験や、認可の必要はありません。

サプリは医薬品ではないため、効果効能を表示しないように義務付けられています。

しかし必ず効果があるとうたっている広告を使用している商品もあるため、飲んでみたけど効果がなかったなどの声もあるのです。

 

「プエラリア・ミリフィカ」には注意が必要!

プエラリア・ミリフィカは、バストアップや女性のスタイルアップを目的としたサプリに含まれている場合があります。

このプエラリア・ミリフィカは、皮膚障害や腹痛、嘔吐、月経不順などの健康被害が報告されており、日本医師会から注意喚起が出されています。

(日本医師会の注意喚起:https://www.med.or.jp/people/knkshoku/pueraria/index.html

プエラリア・ミリフィカは、女性ホルモンと似た働きをする植物性エストロゲンを含んでいます。

しかし植物性エストロゲン活性が、大豆イソフラボンなどより約1,000〜10,000倍強いと言われており、過剰摂取するとホルモンバランスが崩れるなどの健康危害が起こる恐れがあるため、注意が必要です。

 

短期間でバストアップを目指すなら美容整形

高い効果や、短期間でのバストアップを目指したい方は、美容整形という選択肢もあります。

バストアップサプリを探している方は、人にバレずにバストアップがしたい、美容整形は怖いとお考えかもしれません。

共立美容外科の豊胸術は、メスを使わないバストアップや、自然な柔らかさのバッグ式豊胸術もあるため、ご自身に合った豊胸術が選べます。

共立美容外科の豊胸術の種類とそれぞれのメリットを解説します。

 

メスを使わないバストアップ

メスを使わない豊胸術として、ヒアルロン酸注入が人気です。

ヒアルロン酸注入術は、バストに豊胸用のヒアルロン酸を注入し、形の調整やバストアップを図る施術です。

メスを使わないためダウンタイムが短く、注入時間は両胸で約10分と気軽に試すことができます。

共立美容外科のヒアルロン酸注入は、事前にカウンセリングで希望を丁寧にお伺いし、平面ではなく3Dで仕上がりをイメージし、細かくヒアルロン酸を注入します。

そのため、バレない程度にバストアップしたい、バストの左右差を調整したいなどのご希望にも、柔軟に対応できます。

ヒアルロン酸注入は、お手軽なうえ注入後よりサイズの変化が感じられるので、初めての整形にもおすすめできる施術です。

ただし注入したヒアルロン酸は、少しずつ体内に吸収されるため、半永久的に持続する豊胸術ではありません。

ヒアルロン酸の持続時間は、個人差がありますが早くて半年、最大でも1年〜2年です。

またヒアルロン酸注入は、注入する医師の技術によりバストの左右差やしこりができるリスクがあります。

ヒアルロン酸注入を受けるときは、施術経験が豊富な医師を選びましょう。

 

ヒアルロン酸 豊胸 バナー

▼ヒアルロン酸を使用した豊胸手術についての料金や手術方法についての詳細はこちら

 

自分の脂肪を使ったバストアップ

体に薬剤の注入やバッグの挿入に抵抗がある方は、バストに自身の脂肪を注入しバストアップする脂肪注入豊胸術がおすすめです。

1週間から10日のダウンタイムはありますが、お腹や太ももなど、痩せたい部位から脂肪を吸引しバストに注入するので、バストアップだけでなく理想のボディラインが目指せます。

脂肪注入は乳腺が増えるわけではありませんが、共立美容外科の脂肪注入豊胸術は吸引した脂肪がバストに定着しやすいよう処理して注入する方法もあり、1〜2カップ程度のバストアップが目指せます。

痩せている方や、産後にバストがしぼんでしまった方もできる脂肪注入豊胸術もあり、患者様の体型に合わせた脂肪注入術をご提案しています。

 

ピュアグラフトのバナー

▼ピュアグラフトの料金や手術方法についての詳細はこちら

 

コンデンスリッチ豊胸のバナー

▼コンデンスリッチ豊胸手術の料金や手術方法についての詳細はこちら

 

 

とにかく大きくバストアップを目指す

しっかりと変化がほしい、大きくバストアップがしたいという方には、2カップ以上のバストアップが目指せるバッグ式豊胸術がおすすめです。

共立美容外科のバッグ式豊胸術は、自然な触り心地と安全性を備えたジェルバッグや、比較的お値段を抑えて手術ができる生理食塩水バッグなど、仕上がりのご希望と予算にあわせた手術をお選び頂けます。

ただしダウンタイムが1カ月程度かかりますので、お仕事などの都合でダウンタイムが取れない方には向かない手術です。

 

垂れている胸をバストアップさせる

共立美容外科を案内する看護師

共立美容外科では、加齢や授乳などで垂れてしまった胸をバストアップさせる手術を行っています。

基本的に手術方法は他の豊胸術と同じですが、さまざまなバストのお悩みを解決してきた共立美容外科の専門医が、患者様の悩みを丁寧にヒアリングし、最適な方法をご提案します。

形がくずれたバストを美しくバストアップする「バストのエイジングケア」のご相談もお受けしております。

 

豊胸手術のバナー

▼豊胸手術についての料金や手術方法についての詳細はこちら

 

胸のエイジングケアへのバナー

▼共立美容外科で人気の胸のエイジングケアの料金や方法についての詳細はこちら

 

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このページの監修・執筆医師

  • 久次米 秋人(くじめ あきひと)

    久次米 秋人(くじめ あきひと)

    日本美容外科医師会理事
    日本美容外科学会認定専門医

    • 略歴

      • 1983年
        金沢医科大学医学部 卒業
        1983年
        高知医科大整形外科入局
        1989年
        東京本院(品川)開院
        2002年
        本院を新宿に移転
        2013年
        銀座院院長就任
        2018年
        第107回日本美容外科学会 学会長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科医師会理事
      日本形成外科学会会員
      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本脱毛学会会員
      北米脂肪吸引形成外科学会会員
      日本坑加齢美容医療学会会員

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