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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

口ゴボ(くちごぼ)の治し方は?矯正や美容整形での治療法を紹介

公開日:2023年02月18日(土)
最終更新日:2023年02月19日(日)

美容歯科
口ゴボを改善したい女性
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自分の横顔を見たときに、口元の盛り上がりが気になったことはありませんか? 「口元に自信が持てず、コロナ禍でなくとも常にマスクで口を隠しておきたい」という方もいるかもしれません。口元の盛り上がりは「口ゴボ(くちごぼ)」と呼ばれる状態の可能性があります。

この記事では口ゴボとは何なのか、そして口ゴボになる原因や治療方法についてご紹介します。ぜひ本記事を参考にして美しい口元を目指してください。

 

口ゴボとは?

口ゴボが気になる女性

口ゴボとは、口元が鼻の高さと同程度に盛り上がっており、顔の下半分がもっこりとした印象を受ける見た目のことを言います。

口ゴボは病気や怪我ではないため、そのまま治療しなくても直接生死に関わることはありませんが、容姿にコンプレックスを感じる方が多いです。特に日本人は、口ゴボになりやすい骨格だとも言われています。

 

口ゴボの判断基準

口ゴボの判断基準の一つとして横顔を見るということが挙げられます。横を向いて口を閉じた状態で、鼻の先と顎先を結んだ直線のことを「Eライン」と呼びます。そのEラインより少しだけ内側に唇が存在していることが最も一般的な横顔美人の条件です。

逆に、Eラインよりも外側に唇が位置している場合、口ゴボである可能性が高いと言えるでしょう。また唇の位置がEラインよりどの程度オーバーしているかによって、口ゴボの状態が軽度なのか重度なのかをある程度判断できます。

Eラインから少しはみ出している場合は軽度、Eラインより大きく外側にはみ出している場合は重度であることが多いので、自分の口元はどんな状態なのかチェックしてみましょう。

 

口ゴボの種類

口ゴボは大きく2種類に分けられます。前歯や上顎が出ている、いわゆる出っ歯と呼ばれる状態のタイプと、上顎と下顎の両方が出ているタイプの2パターンです。

 

出っ歯・上顎が出ている

出っ歯とは、前歯がまっすぐ下に向かって生えているのではなく、斜め前方に向けて生えている歯並びのことを言います。前歯だけではなく、上顎の骨格自体が突出しているパターンもあり、「上顎前突」と呼びます。

日本矯正歯科学会が公開している「矯正歯科診療のガイドライン 上顎前突編」では、横から見たときに、上と下の前歯で7〜8mm以上の差がある場合に上顎前突とみなされることがあるということです。

※引用:公益社団法人 日本矯正歯科学会,「矯正歯科診療のガイドライン 上顎前突編」, 第2版, 2014年公開,(入手日付 2022-7-13)

 

上顎と下顎が出ている

前歯・上顎だけではなく、上下の顎に対してそれぞれの前歯が前に傾いて生えている場合や、両顎の骨格が全体的に前に出ている場合もあります。こちらは「上下顎前突」と呼びます。

上下顎前突の場合、上下の前歯や顎がどちらも傾いているため、噛み合わせは問題ない場合もあります。ただ、前に突出していることは変わらないので、唇を閉じて横顔を見たときに、どうしても口ゴボ特有のもっこりとした印象が目立ってしまいます。

 

口ゴボと間違いやすいもの

口ゴボ以外にも、容姿コンプレックスとなり得る口周りの状態があります。口元の見た目が気になっている方は自分がどの状態なのか、病院やクリニックで相談してみるのがおすすめです。今回は口ゴボと間違いやすい、アデノイド顔貌とガミースマイルについて紹介します。

 

アデノイド顔貌

人間の鼻の奥には、アデノイドというリンパ組織のかたまりがあります。長期的な口呼吸によってアデノイドが肥大化することにより、口元から顎にかけて影響が出ている状態のことを「アデノイド顔貌」と言います。

アデノイド顔貌は口ゴボと同じように、横から見たときに口元がEラインより突出している顔立ちが特徴です。顎がなく、顎と首の境界が分かりにくい状態になっていることも判断の一つになるでしょう。

口ゴボとアデノイド顔貌の違いとしては、顎の大きさが挙げられます。口ゴボは下顎の大きさ自体は問題なく、アデノイド顔貌は下顎が一般的なサイズよりも小さいです。

ガミースマイル

「ガミースマイル」とは、笑ったときに歯ぐきが大きく見える状態のことを言います。

歯ぐきがどのくらい出ていたらガミースマイルなのかといった明確な基準はありません。チャームポイントとして扱われることもあり、芸能人の中にもガミースマイルですが美しい笑顔を持った方も多くいます。

しかし、歯ぐきが見えすぎるとどうしても目立ってしまうため、気にされる方の方が多いのではないでしょうか。

ガミースマイルの原因の一つに、前歯や前顎が出ていることで唇が持ち上げられてしまうということが挙げられます。口ゴボと併せてガミースマイルになっている方はこのパターンの可能性があるでしょう。

ただし、口回りの筋肉の発達や歯の長さ、唇の薄さなどによってガミースマイルになることもあるので、口ゴボだからといって必ずガミースマイルになるという訳ではありません。

 

口ゴボの原因

口ゴボの原因を説明する女性

口ゴボになる原因は、生まれつきのものと後天的なものの大きく2パターンに分かれます。

 

先天的な原因

口ゴボの先天的な原因としては、生まれつきの骨格や歯並びによるものです。両親が出っ歯だったり、顎が出ていたりする場合、子どもにも遺伝する可能性があります。生まれつきの口ゴボの場合、幼少期の早い段階で気づきやすいのが特徴です。

 

後天的な原因

後天的に口ゴボになる場合、考えられる原因が複数あります。口ゴボの方や口ゴボの可能性がある方は以下に当てはまる習慣や癖がないか確認してみてください。

 

口呼吸

息を吸ったり吐いたりするとき、口と鼻どちらで呼吸していますか? 吸うとき・吐くとき どちらの場合でも口から呼吸していることを「口呼吸」と呼びます。口ゴボになる原因の一つとして、この口呼吸が挙げられます。

鼻呼吸の場合、会話をしたり食事したりする以外、基本的に口は閉じたままです。唇で歯の表面を覆い、舌先が前歯の裏側の歯ぐきに位置することで歯を両面から支え、歯並びをキープしています。

口呼吸の場合、息をするために常に口が空いた状態が基本となってしまいます。そうすると舌先の定位置が下がり、前歯を常に舌で押し出す状態になります。その状態が長時間続くことで前歯が突出しやすく、口ゴボになってしまいやすいのです。

 

おしゃぶり・指しゃぶり

幼少期に誰もが行うおしゃぶり・指しゃぶり。赤ちゃんがおしゃぶりをする分には問題ないですが、ある程度大きくなってからも続けている場合、口ゴボの原因になる可能性があります。

おしゃぶりや指が歯に当たることによって、前歯の傾きが変わったり、歯並びが悪くなったりするためです。お子さんが3歳を過ぎても、おしゃぶりを止める気配がない場合は注意が必要です。

 

爪を噛む癖

爪を噛んでしまう癖も口ゴボにつながりやすいです。定期的に爪を噛むことで、歯が前に傾いて出っ歯になってしまうことが原因です。

子どもの頃に癖になり大人になるまで治らないことも多いので、当てはまる方やお子さんがいる方は、爪噛み防止用のマニキュアを塗るなど、何らかの対策を検討してみてください。

 

下唇を噛む癖

上の前歯で下唇を噛んでしまう癖も口ゴボの原因となりえます。唇を噛むと上の前歯に力が加わるため、徐々に前歯が傾斜してしまうのです。

 

舌で歯を押し出す癖

口を閉じているとき、舌の位置はどこにありますか? 前述した通り、舌の位置は上顎から前歯の裏側の歯ぐきにかけて当たっているのが正しい状態です。

舌で前歯を押し出す癖がある場合、何もしていなくても常に歯を押し出す形となり、出っ歯、口ゴボの原因となってしまいます。

 

口ゴボの影響

では、口ゴボになるとどんなリスクや悪影響があるのでしょうか。

  • 見た目への影響
  • 虫歯や歯周病の原因に
  • 顎や胃腸への負担

上記3つについてご紹介していきます。

 

見た目への影響

口ゴボで一番気になりやすい部分はやはり、容姿への影響です。口ゴボになると、横顔美人の絶対条件ともいえるEラインのバランスが悪くなりがちです。

さらに、横顔だけではなく正面から顔を見たときにも一部影響があります。それが口を閉じたときに下顎に生じる、梅干しのようなシワです。

口ゴボの場合、前歯や顎の突出によって口を閉じにくく、下唇を引き上げようとする筋肉が通常よりも緊張しやすくなります。その結果、口を閉じたときに下顎にシワが出来てしまい、コンプレックスの1つになってしまうのです。

その他にも口ゴボだとほうれい線が目立ちやすくなることもあります。頬のラインに口元の突出が沿わないことで、頬と口の境にあるほうれい線が深くなってしまうことがあるためです。また口呼吸によって口がだらんと開いた状態が続くと、口周りの筋肉が衰えてほうれい線の原因になる場合もあります。

 

虫歯や歯周病の原因に

見た目だけではなく、口ゴボには虫歯や歯周病になるリスクもあります。口の盛り上がりや口呼吸によって、口ゴボの人は口が閉じにくい状態が続き、口内が乾燥しやすくなります。

唾液が乾いてしまっている状態だと、口から入ってくる細菌に対抗する免疫力が低下し虫歯や口臭、歯周病になりやすいのです。汚れを洗い落とす効果もある唾液が乾くことによって、歯の表面の着色なども起きやすくなります。

 

顎や胃腸への負担がかかる

口ゴボの場合、前歯や顎の突出によって嚙み合わせが悪いことが多いです。噛み合わせが良くないと、顎に負担がかかりやすくなります。

食事をする際も、噛み合わせが悪いせいで食べたものをうまく噛み切れず、胃腸に負担がかかりやすいです。お腹を壊したり胃炎になったりする可能性もあるため、口ゴボの方は意識的によく噛むようにすると良いでしょう。

 

口ゴボは自力で治せる?

ここまで、口ゴボの原因や起こりうる影響について紹介してきましたが、口ゴボは自力で治せるのでしょうか。

結論からお伝えすると、基本的には口ゴボは自力では治せません。歯科医院やクリニックでの治療が必要になります。

 

口ゴボの治し方

口ゴボの治し方は、主に歯科矯正と美容整形の2つの方法があります。この項目ではそれぞれの治療法について概要を解説します。

口ゴボの状況や原因に応じて歯科矯正と美容整形のどちらの治療法が適切なのかが変わってくるので、口ゴボでお悩みの方は一度、歯科医院や美容外科クリニックで相談してみましょう。

 

歯科矯正で治す

歯科矯正は美容整形に比べると、痛みが少なく手軽にできる口ゴボの治療法です。しかし、基本的には歯並びの治療がメインのため、骨格自体が原因の口ゴボは改善できないことが多いです。ここからは矯正による治療法をご紹介していきます。

 

ワイヤー矯正

歯科矯正というと、ワイヤー矯正をイメージする方も多いのではないでしょうか。

ブラケットと呼ばれる歯の表面につける器具にワイヤーを通して歯に装着する矯正のことを、一般的にワイヤー矯正と言います。ワイヤー矯正は大学病院などでも取り入れられており、歯並びに問題がある場合に幅広く対応できる治療法です。

デメリットとしては、他の矯正に比べて痛みが強いことです。痛みの種類としては以下の3つがあります。

  • 歯が移動する痛み
  • 食事の際に感じる痛み
  • 矯正器具が口内に当たって感じる痛み

矯正治療は、現状の歯に負荷をかけて理想の歯列に徐々に移動させていくのですが、矯正器具を装着後から数日間はワイヤーを締め上げることもあり、歯の移動による痛みを特に感じやすいです。

食事の際も、矯正後すぐは固い物を食べると痛みを感じることが多いです。また、矯正器具に食べかすが挟まりやすいので、食後にしっかりケアする必要もあるでしょう。矯正器具が口の裏側に当たることで、傷がつき口内炎になるケースも多いようです。

歯並び次第では、歯を移動させるスペースを確保する必要が出てくることもあり、抜歯が必要になる場合もあります。

またワイヤー矯正は、矯正器具が目立ちやすいこともデメリットの一つとして挙げられます。ただし、現在は歯の裏側での矯正や、セラミック製やプラスチック製のものによる矯正など、矯正をしていることが目立たない方法もあります。

これらの方法は目立ちにくい分、矯正期間が長くなってしまうことが多いのですが、ワイヤー矯正による容姿への影響が気になって手を出しづらかった方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。

 

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マウスピース矯正(インビザライン・システム)

透明なマウスピースをはめ込んで歯並びを治す歯列矯正法をインビザライン・システムと言います。インビザライン・システムでは、1日20時間〜22時間以上マウスピースを装着します。

マウスピースは透明で0.5mmから1mm程の厚さのため、通常のワイヤー矯正と比べて装着していることが気付かれにくいというメリットがあります。ワイヤー矯正に比べて装着後の痛みが少なく、自分で取り外しが可能なので食事や歯磨きがしやすいのも特長です。

インビザライン・システムの治療期間は、個人差はありますが1年から3年ほどかかり、その期間は1〜2週間ごとにマウスピースを変更する必要があります。

過去のマウスピースと、その時に装着しているマウスピースを比較することで、徐々にきれいな歯並びに近づいている実感を持てるのも嬉しい点ではないでしょうか。

ただし、注意点もあります。まずインビザライン・システムは、歯並びが悪過ぎると対応出来ないことがあります。自分の歯並びがマウスピースで治療できるのか、事前に医師に相談しましょう。

また食事中は基本的にマウスピースを外さなければいけないのですが、小腹がすいたときに間食をしたり、飲み物を飲んだりする際にも必ずマウスピースを外しましょう。

マウスピースを着けたまま間食や甘い飲み物を摂取すると、マウスピースと歯の間に糖分が入り込み、虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。

コーヒーやお茶といった糖分フリーの飲み物であっても、着色歯やマウスピースの変形につながりやすいので要注意です。さらに、マウスピースを間食の度に外し装着時間が短くなることで、矯正期間が伸びてしまう可能性もあります。

そのため、インビザライン・システムによる治療中に水以外の飲食をする際は、以下を守るようにしましょう。

  • 食前にマウスピースを外す
  • 食後はしっかりと歯磨きをする
  • 間食をとる頻度を決めておき、マウスピースを外す回数を減らす

 

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セラミック矯正

セラミック矯正は、改善したい歯の上にセラミックで作った新しい歯を被せる矯正方法です。歯並びだけではなく歯の大きさ、形、色を同時に変更でき、一気に口元を美しくさせられるのがメリットの一つです。

またワイヤー矯正やインビザラインの場合、矯正器具を長期間装着するため事前に虫歯を治療しておく必要があります。一方、セラミック矯正の場合は、そもそも既存の歯を削る工程があるため、虫歯の治療と矯正を同時進行できるのが特長です。

他の矯正よりも治療期間が短いのもポイントで、他の矯正の場合、1年から数年はかかることが多いのですがセラミック矯正の場合は、一般的には数か月から1年ほどで治療が完了します。共立美容外科のセラミック矯正であれば、さらに短く、数週間での治療が可能です。

デメリットとしては、セラミックを被せるために自身の歯を削らなければならない点が挙げられます。

場合によっては歯を大きく削らなければならず、歯の神経をとる必要が出てくることもあります。神経を抜いてしまうと、栄養が歯に行き届かずもろくなりやすいため、適切なケアやメンテナンスを続けていくことが重要になります。

 

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今回ご紹介した3つの歯科矯正のメリットとデメリットについて簡単な表にまとめたので、こちらも参考にしてみてください。

メリット デメリット
ワイヤー矯正 ・さまざまな歯並びの問題に対応しやすい ・痛みが続く
・矯正器具が目立ちやすい
・食事での注意点がある
マウスピース矯正(インビザライン) ・矯正していることが分かりにくい
・他の矯正に比べて痛みが少ない
・マウスピースを自分で取り外し可能
・マウスピースを毎日、長期間装着する必要がある
・食事での注意点がある
・歯並びが悪すぎると対応できないことがある
セラミック矯正 ・歯並びだけではなく歯の色や大きさ、形を一気に変えられる
・虫歯治療と同時進行が可能
・矯正期間が短い
・自身の歯を削る必要がある
・歯の神経を抜く場合がある

 

美容整形・手術で治す

骨格自体に問題がある口ゴボの場合、歯科矯正は適切ではなく、手術などを行う必要があります。ここからは美容整形によって口ゴボを治療する方法をご紹介します。

美容整形は歯科矯正よりも短期間で口ゴボを改善できますが、顔面を切開する大がかりな手術になることも。自分の希望する美容整形がどんな内容なのか、どんなリスクがあるのかをしっかり確かめてから進めましょう。

 

セットバック

セットバックは、別名「上顎および下顎の分節骨切り術」などとも呼ばれ、 口ゴボ改善に適した整形手術です。

具体的には、前歯の4番目の歯を抜歯し、抜いた歯のスペース分、前歯と歯ぐきを骨ごと後ろに移動させて口や顎の突出をなくすという方法です。

上顎だけ施術するのか、両顎どちらも施術するのかは、顎の状態によって変わりますが、骨自体を移動させる施術方法のおかげで重度な口ゴボにも対応できます。

手術自体は数時間で完了し、その日中に帰宅可能な場合がほとんどです。手術による切開部分は口の中のみとなるので、顔面に傷跡が残らないのもメリットといえるでしょう。

気を付ける点としては、施術時間は短いとはいえ全身麻酔をしながらの手術となることが挙げられます。全身麻酔には、術後の吐き気や頭痛、神経麻痺など、軽微なものから重篤なものまで複数のリスクがあるため、人によっては治療を受けられないこともあります。

またセットバックでは手術後のダウンタイムが発生します。ただし、他の美容整形手術と比べると短時間で済みやすく、個人差はありますが大体1〜2週間で腫れやむくみなどの症状が落ち着きます。その後、数か月〜半年ほどで完成形に仕上がります。

さらに、施術の中で抜歯した歯の隙間を埋めるために、術後に歯列矯正を行う必要もあります。セットバック費用に加えて歯列矯正の費用もかかるので、合計でどのくらいの費用になるのか事前に確認しておくと良いでしょう。

▼共立美容外科の「上顎を後方に下げる」施術についての詳細はこちら

▼共立美容外科の「下顎を後方に下げる」施術についての詳細はこちら

 

ヒアルロン酸の注入

手術を行わずに口ゴボを解消する美容整形もあります。

顎にヒアルロン酸を注射することで、後退した顎先を前に出す方法で、特に下顎の骨格が原因かつ、軽度の口ゴボの場合に適した施術方法です。1回10分ほどの施術となり、ダウンタイムもほとんどないためとにかく手軽にできるのが最大のメリットでしょう。

ただし、下顎だけではなく前顎も改善の必要がある場合や、中〜重度の口ゴボの場合、ヒアルロン酸の注入だけでは効果が出ないケースもあります。

またヒアルロン酸注入の効果は一時的なもので、注射したヒアルロン酸は一定の期間が経過すると徐々に体内に吸収され、元の状態に戻ってしまいます。そのため効果を継続させたい場合は、定期的にヒアルロン酸を注入する必要があります。

 

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口ゴボを改善する2つの美容整形について、メリットとデメリットを簡単な表にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

メリット デメリット
セットバック ・重度の口ゴボでも治療可能
・表面的には傷跡が分からないので他人に気付かれにくい
・ダウンタイムがある
・全身麻酔が必要なため、人によっては施術できない場合がある
・施術後、歯科矯正する必要がある
ヒアルロン酸注入 ・非常に手軽に実施可能
・痛みがほとんどない
・永久的な効果は見込めない
・中~重度の口ゴボや、前顎も改善する必要がある場合、効果が出にくい

 

自分に合った口ゴボ改善を目指しましょう

ここまで口ゴボとはどういったものなのか、その原因や治し方についてご紹介しました。口ゴボでお悩みの方は、自分が骨格・歯並びのどちらが原因なのか、軽度なのか重度なのか、歯科医院やクリニックの診断を受けてみましょう。

共立美容外科は、歯科矯正・骨格整形のどちらの施術にも対応しており、それぞれ専門の医師が一人一人に合った丁寧な診断・施術を行っています。無料カウンセリングも実施しているので、まずはお気軽にご相談ください。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 諸岡 梨沙(もろおか りさ)

    諸岡 梨沙(もろおか りさ)

    日本アンチエイジング歯科学会認定医
    メディカルアロマセラピスト認定医

    • 略歴

      • 2005年
        福岡歯科大学 卒業
        2009年
        共立美容外科・歯科 入職
        2009年
        共立美容外科・歯科 大阪本院(歯科部門)院長就任
    • 主な加盟団体

      日本口腔インプラント学会
      日本審美歯科学会
      日本補綴歯科学会
      顎機能咬合学会
      アンチエイジング歯科学会
      アンチエイジング歯科学会認定医
      メディカルアロマセラピスト認定医
      ヨガインストラクター

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