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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

そばかすの消し方や皮膚科で受けられる治療法を医師が解説

公開日:2022年04月23日(土)
最終更新日:2023年12月15日(金)

しみ
そばかすがある女性
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そばかすは、自宅でのケアである程度目立ちにくくなる場合があります。

例えばスキンケアで紫外線対策をしたり、ビタミン類の摂取でターンオーバーを促したりすることでそばかすが薄くなる可能性があります。

しかし根本的にそばかすを改善するのであれば、やはり皮膚科で専門的な施術を受けるのがおすすめです。

本記事では、皮膚科で受けられるそばかす治療について紹介します。

 

そばかすの皮膚科治療

シミ治療のレーザー

皮膚科で行われている治療のうち、そばかすの消し方としてはレーザー治療がメジャーです。

一方、クリニックによってはレーザー治療のほか、フォトフェイシャルやピーリングといったケアが行われることもあります。

 

レーザー治療

皮膚科においてレーザー治療はシミの除去や医療脱毛に用いられることが多いですが、そばかすの治療法でもあります。

レーザーの照射によりそばかすを構成するメラニン色素にダメージを与えることで、そばかすを目立ちにくくします。

なお、施術時にレーザーのエネルギーを浴びるのはメラニン色素のある部分だけです。そのため、健康な皮膚組織への負担は最小限に抑えられます。

レーザー治療は、治療があまり長引かないという点がメリットです。そばかすの状態によっては1回レーザーを照射するだけで施術が完了する場合もあります。

そばかす治療に即効性を求めるのであれば、レーザー治療を選ぶのがおすすめです。

一方でレーザー治療を受けた後はかさぶたができる、肌が白っぽくなる、光アレルギーの症状が出るなどの現象が起こることがあります。

レーザー治療を受けた方全員に肌の異変が生じる訳ではありませんが、そういった副作用のリスクも把握した上で施術を検討しましょう。

また皮膚科のそばかす治療で用いられるレーザーには「ヤグレーザー」「メドライト」などいくつか種類があり、クリニックや施術を受ける方の肌の状態によって使われるレーザーは異なります。

なお、共立美容外科のそばかす治療で用いられているレーザーは「メドライトC6」「ピコレーザー」「スペクトラレーザー」「Qスイッチヤグレーザー」です。

 

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フォトフェイシャル

フォトフェイシャルは、レーザーとは波長の異なる光を当ててそばかすの改善を図る施術です。

レーザー治療と比べると、肌にあまり負担をかけずにそばかすケアができるという特徴があります。

フォトフェイシャルで照射された光はそばかすのメラニン色素に反応し、色素の沈着した部分にダメージを与えます。

同時に光の作用でコラーゲンの生成が促されるため、そばかすをケアするだけでなく肌のキメを整えたりハリを取り戻す効果が期待できるのです。

このような効果があることから、シワや毛穴の開き、ニキビなど幅広い肌トラブルを改善する手段としてフォトフェイシャルの施術が行われています。

ただし、フォトフェイシャルを受けた後はレーザー治療同様かさぶたなどの副作用が現れる場合があるため、施術前に治療のリスクについてよく確認しましょう。

フォトフェイシャルはそばかすの状態によっては、3~5回ほど施術を受け続ける必要があります。

もしフォトフェイシャルを複数回受けてもそばかすが薄くならない場合は、レーザー治療への切り替えが提案されるケースもあります。

 

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美容成分導入

皮膚科によっては、そばかすに有効な美容成分を専用機器で肌に浸透させる施術が行われています。

具体的には専用機器で肌に電流を与えながら、メラニン色素沈着に効果を示すビタミンCなどの成分を肌に浸透させる施術です。

電流を使うことで皮膚組織の奥深くの層に美容成分を浸透させることができるため、自宅で美容液を塗布した時よりも美容成分が肌に取り込まれやすいです。

なお電流を使うといっても微弱な電流を与えるだけなので、基本的には施術中に痛みや施術箇所のしびれが生じることはありませんが、ややピリピリした感覚が生じる場合があります。

この施術では針を使ったりレーザーを照射したりしないため、ダウンタイムがほとんどありません。

そのため、施術直後のスキンケアやメイクへの支障もほぼないでしょう。

 

ピーリング

ニキビやニキビ跡のケアでも行われるピーリングは、そばかす治療においても行われることがあります。

ピーリングは肌表面に蓄積した古い角質を薬剤で剥がしやすくし、肌の新陳代謝を促進するための施術です。

ピーリングにより既にできているそばかすのメラニン色素が排出されやすい状態になるだけでなく、将来的にそばかすになるメラニン色素の排出も促す効果が期待できます。

施術中強い痛みが生じることはありませんが、塗布する薬剤の刺激により若干ピリッと感じる場合があります。

またピーリングを終えた後、若干ヒリヒリとした感覚やかゆみ、赤みが生じるケースがありますが、いずれの現象も一時的なものなので心配する必要はありません。

 

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塗り薬や内服薬の処方

そばかす治療の一環として、塗り薬や内服薬などが処方される場合もあります。

例えばメラニン色素の生成を阻害するトラネキサム酸や、レーザー治療を受けた方に施術箇所のアフターケアを行うための軟膏や保護テープ、痛み止めの薬が処方されたりします。

共立美容外科では、そばかす悪化の原因となる紫外線ダメージを予防するためのサプリメントや、ハイドロキノンというそばかす治療薬を処方することが可能です。

 

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皮膚科でそばかす治療を受けた後の注意点

日焼け止めを塗る女性

そばかすは遺伝的な要因で発生するケースもありますが、不十分なスキンケアが原因でそばかすが新しくできたり悪化したりすることもあります。

そのため、皮膚科でそばかす治療を受けたからといってその後何もケアをしなくて良いというわけではありません。

例えば紫外線を浴び続けたり肌に刺激を与えたりすると、そばかすが再発、悪化しやすくなります。治療後は肌に負担をかけない生活を送ってそばかす対策をしましょう。

皮膚科でそばかす治療を受けた後、具体的にどのような点に注意するべきかを解説します。

 

肌を刺激しない

肌が刺激を受けるとメラニン色素を作るメラノサイトがダメージに反応し、肌を外部の刺激から保護するためにメラニン色素を作り出す可能性があります。

そうなると、たとえそばかすが十分に薄くなっていても再発してしまうことがあるため、肌を刺激しないよう注意が必要です。

例えば洗顔中に肌を強くゴシゴシこすったり、化粧水を付ける時パンパンと音を立てながら肌をたたくのはやめましょう。

特にレーザー治療やフォトフェイシャルを受けた場合、施術後の肌は敏感になりやすいため、刺激しないよう気をつけましょう。

また、レーザー治療やフォトフェイシャルでは、副作用として施術箇所が赤くなる、むくむ、かさぶたができるといった現象が起こる場合があります。

これはレーザーや光を照射した後に生じる一時的な反応なので、あまり心配する必要はありません。

かさぶたができた時は無理に剥がそうとせず、自然にかさぶたが落ちるのを待ちましょう。

 

紫外線を浴びない

紫外線はそばかすの発生、悪化の原因の一つです。

紫外線を浴び続けるとメラノサイトがメラニン色素を作り出します。

そして肌の新陳代謝がメラニン色素の生成スピードに追い付かないほどになると、メラニン色素が皮膚に沈着しそばかすの発生につながるのです。

そばかすを新しく作らず今できているそばかすの色を濃くしないためにも、日傘や日焼け止めクリーム、つばのある帽子で紫外線対策を行いましょう。

特にそばかす除去の治療を受けた部分は、紫外線を当てないよう徹底的に保護してください。

 

スキンケアを怠らない

皮膚科でのそばかす除去を受けた後も普段行っている洗顔、保湿といったスキンケアは欠かさず行いましょう。

なお、レーザー治療を受けた場合は施術部位に保護テープが貼られることがありますが、レーザー照射部位すべてにテープが貼られない場合もあります。

その場合は、テープを貼っていない部分については肌を清潔に保ち、保湿もしっかり行いましょう。

スキンケアに美白作用の期待できる化粧水やクリームを使うことで、そばかすの再発や進行を防ぐ効果が期待できます。

 

生活習慣に注意する

健康な肌を保つためには、普段から食事の栄養バランスや睡眠時間に注意を払う必要があります。そばかす治療を受けた後も健康的な生活習慣を維持することが大切です。

まず食事面では栄養バランスに配慮し、特にメラニン色素排出を助けるビタミンCや肌をダメージから守るビタミンEを積極的に取ることを意識しましょう。

ビタミン類は野菜やフルーツから摂取できますが、日頃野菜不足になりがちだという方はサプリメントでビタミン類を補給するのもおすすめです。

サプリメントを購入する場合は、ビタミンCやビタミンEに加え「L-システイン」が取れるものを選ぶと良いでしょう。

L-システインはアミノ酸の一種で、メラニン色素を作り出す酵素「チロシナーゼ」の働きを抑える効果が期待できます。

そばかすの改善に特化したサプリメント、ビタミン剤の中にはL-システインが含まれるものもあります。そばかす発生のリスクを抑えるためにもL-システインも摂取しましょう。

 

 

そばかす予防には睡眠も大切

ぐっすり眠る女性

睡眠も「そばかす」のリスク軽減のために重要なポイントです。

毎日十分な睡眠が取れていると、成長ホルモンの分泌が促され肌のターンオーバーが進みやすくなります。

睡眠がしっかり取れていないと体調を崩す原因にもなるため、夜更かしをしないよう注意しましょう。

そしてストレスを発散することもそばかす対策をする上で欠かせません。

ストレスが蓄積されるとホルモンバランスが崩れ、肌の新陳代謝の低下につながることがあります。

忙しい時期でも、できる限り趣味やエクササイズの時間を確保するのがおすすめです。

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 久次米 秋人(くじめ あきひと)

    久次米 秋人(くじめ あきひと)

    • 略歴

      • 1983年
        金沢医科大学医学部 卒業
        1983年
        高知医科大整形外科入局
        1989年
        東京本院(品川)開院
        2002年
        本院を新宿に移転
        2013年
        銀座院院長就任
        2018年
        第107回日本美容外科学会 学会長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科医師会理事
      日本形成外科学会会員
      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本脱毛学会会員
      北米脂肪吸引形成外科学会会員
      日本坑加齢美容医療学会会員

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