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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

美容整形での内出血の原因や早く跡を消す方法を医師が解説

公開日:2022年04月29日(金)

その他
埋没法の直後の内出血
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体をぶつけたときなどに内出血ができた経験がある方は多いでしょう。

ぶつけた強さなどによって内出血が消えるまでには時間がかかります。

腕や脚などにできてしまうと人目についてしまうため、ファッションを思うように楽しめないこともあり、早く治したいという方もいるはず。

この記事では内出血ができる仕組みや原因について解説します。

内出血の跡がなかなか消えなくてお困りの方に向けて、早く治すためにやることについてもご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

 

内出血の仕組み

血管が切れているイメージ

内出血は、体をぶつけるなどの衝撃によって血管が傷つき、皮膚の中で出血することで起こるのが一般的です。

「血管が傷ついて出血する」と言うと心配になる方もいるかもしれませんが、ここでの血管は「毛細血管」を指します。

毛細血管の壁は、ぶつかる程度の弱い衝撃で傷ついてしまうほど薄いのです。

内出血の原因は、事故などの大きなけがでなければ、毛細血管からの出血の場合が多いため、時間が経てば血管の壁は修復されて出血が止まり、体に吸収されて治ります。

皮膚の下に流れ出た血液が周りに広がり、皮膚の外から青色や紫色のように見える状態が「あざ」です。あざは原因によって「赤あざ」「茶あざ」「黒あざ」などさまざまな種類がありますが、体をぶつけた衝撃によるあざは「青あざ」と呼びます。

また内出血の色は皮膚の深さによって見え方が変わることも。

皮膚の浅い部分にできる内出血は血液に近い色をしていますが、より深い部分に発生した場合は、内出血が黒色に近い色に見えることもあります。

 

発生から治癒までの経過

内出血は発生してから治るまでに、赤色から紫色、青色、緑色、茶色、黄色というように色が変化していきます。

赤色は内出血が起こってすぐの状態で、比較的皮膚の浅い部分に内出血が発生しているときの色です。

その後、内出血の色が濃くなり、紫色のようになります。

しばらくすると皮膚に流れ出た血液が吸収され、紫色から青色、緑色、茶色というように徐々に色が薄くなるのです。

そして最終的には黄色くなり、だんだんと目立たなくなって治ります。

 

内出血の治癒には個人差がある

内出血が発生してから治るまでの期間は、状態や年齢などにより異なります。

当たり前ですが、内出血の症状が重い場合は治りが遅く、軽い症状であれば早く治ることが多いです。

他にも年齢によって内出血の治るスピードが変わります。

年齢を重ねるごとに体内に流れ出た血液を吸収する速度が遅くなっていくため、子どもの頃は治りが早かった方でも、年齢を重ねてからは治りが遅くなっているという場合も多いでしょう。

このように内出血の治癒は状態や個人によって異なるため、必ずこの期間で治るということは一概には言えません。

しかし多くの場合は、時間の経過とともに消えていくものなので、顔付近の内出血であればメイクで隠したり、体の内出血は服で隠すなどして過ごすと良いでしょう。

 

内出血の原因

内出血の原因を説明する医師

内出血の原因としては、体をぶつけたことによる打撲の他に、採血などで注射器を刺した際に血管に傷がつくことなどが挙げられます。

前述の通り、毛細血管の壁はぶつかるなどの衝撃で破れてしまうほど薄いため、内出血が起こるのはこの毛細血管が傷つくことによる場合が多いです。

破れた毛細血管は時間が経つにつれて修復されるため、ほとんどの場合では放っておいて問題ないでしょう。

また採血や注射をした際に内出血が発生したという経験がある方もいるのではないでしょうか。

注射器を刺した際の内出血の場合も原因は血管が傷つくことによります。

針を刺すときに狙った血管以外の血管を傷つけてしまったり、針を抜いたあとの止血が足りていないなどが原因です。

特に採血の際は血管に注射器を刺すため、そのまま放置していると血液が流れ出てしまいます。

そのため採血を行ったときは、看護師や医師など採血を行った医療従事者が患部を押さえておくように伝えるのです。

採血後の圧迫が足りないと止血が十分にできず、内出血になってしまいます。採血の際の止血のポイントは、痛くない程度に力を入れて約5分間、垂直に圧迫することです。

力が弱かったり、患部を揉んだりすると血管から血液が出てきてしまい、内出血につながるため注意しましょう。

 

身に覚えのないあざは別の病気の可能性も?

内出血によるあざは日々の生活の中で起こりやすい症状のため、見逃されやすいですが、体をぶつけた覚えがないのに体にあざがある場合は、別の病気のサインかもしれません。

身に覚えのないあざはどのような病気の可能性があるのでしょうか。

 

老人性紫斑(ろうじんせいしはん)

老人性紫斑は加齢などによって血管や皮膚が弱くなり、外部からの弱い衝撃でも内出血が発生してできるあざのことです。

一般的には健康に重大な影響を及ぼす病気ではないため、治療の必要はありません。

通常のあざと同じく自然に治癒するのを待ちましょう。

 

アレルギー性紫斑病

アレルギー性紫斑病とは、細い血管でアレルギー反応が起き、血管が弱くなることで内出血が起こりやすくなる病気です。

子どもに起こりやすい病気で、細菌感染が原因とされています。

手足の両側に対称的にかゆみのある紫色のあざが無数に現れるのが特徴です。

安静にしていることで自然治癒することもありますが、腹痛や腎炎を併発することもあるため、症状に合わせた治療が必要になります。

身に覚えのないあざとその他の症状が現れた場合には、小児科の診察を受けましょう。

 

肝機能障害

肝臓は血液を固める働きを持つ凝固因子の一部を生成する機能を担っています。

肝炎や肝硬変、肝臓がんなどの病気が原因で肝臓の機能が低下することで、凝固因子が減少し、血管に傷がついても修復できず、あざができやすい状態になるのです。

お腹に水がたまる腹水や、皮膚などが橙色や褐色に変色する黄疸(おうだん)などの症状が現れることも。

あざが現れるほどの肝機能障害は、既に重度な状態まで症状が進んでしまっている場合があるため、一刻も早く病院で検査を受ける必要があります。

 

白血病

白血病は、血液を作り出す造血幹細胞に何らかの異常が発生し、正常な血液細胞が作られなくなる病気です。

白血病により血小板の数が減少すると、あざができやすい体になります。

また風邪を引きやすかったり、発熱やだるさがあったりという特徴もあるため、原因不明のあざやこれらの症状がある場合は病院で検査を受けましょう。

 

美容整形では内出血が起こることが多い

二重切開後の内出血

体や顔にコンプレックスがある方の中には美容整形を検討している方もいるでしょう。

美容整形では注射針やメスなどを使って整形を行うため、内出血が起こる可能性が高くなります。

特にメスを使用する美容整形では皮膚を切開する際に血管を傷つけてしまうため、内出血の症状が起こりやすいです。

この症例は二重切開の手術直後の内出血です。

やはり、皮膚を切開しているため、血管にもダメージを与えているため、内出血が生じてしまいます。

内出血は時間が経てば治ることがほとんどですが、前述の通り、内出血の治る早さには個人差があります。

予定では2〜3日で治るはずが1週間ほどかかることもあるため、美容整形を受ける際には、内出血が起こった場合の治癒期間を医師に確認したり、イベントが控えている場合には余裕を持って予定を立てたりといったことが大切でしょう。

 

内出血が起こりやすい美容整形

脂肪吸引後の二の腕の内出血

美容整形の中でも内出血が起こりやすい整形があります。

この症例は二の腕の脂肪吸引後の症例です。

脂肪吸引や、二重切開、腋臭手術など、皮膚の内部にアプローチする美容整形ではどうしても血管にダメージを与えてしまうため、内出血が生じてしまいます。

ここでは内出血が起こる可能性のある整形について解説するので、検討中の整形が当てはまるのか確認してみてください。

 

 

注射針を使用する美容整形

注射針を使用する美容整形は、採血と同じく注射針を刺すときに血管を傷つける可能性があるため、内出血が起こりやすい整形と言えます。

具体的な整形としては、ヒアルロン酸注入や脂肪溶解注射、エラボトックスなどです。

ここではそれぞれがどのような整形なのか、内出血が発生した場合どのくらいの期間で治癒するのかについて解説します。

 

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は、注射器で鼻や顎などにヒアルロン酸を入れて高さを持たせたり、しわが気になる部分に注入してしわを目立たなくしたりといった整形で採用されています。

内出血のリスクは比較的少ない整形ではありますが、前述の通り、注射針で血管を傷つけてしまった場合には内出血が発生することもあることを知っておきましょう。

内出血が発生した場合も、1週間ほどで気にならなくなる場合がほとんどです。

共立美容外科では、ヒアルロン酸注入で使用する注射針にマイクロカニューレを採用しています。

マイクロカニューレは極細の注射針で、柔らかいため曲がりやすく、針の先が丸いので血管を傷つけにくいのが特長です。

整形後の内出血が気になる方は、内出血のリスクを減らすよう配慮した整形が受けられる美容外科を選ぶのも一つの方法でしょう。

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脂肪溶解注射

脂肪溶解注射は注射を打つだけで気になる箇所の部分痩せができるため、脂肪吸引に抵抗がある方でも受けやすい美容整形です。脂肪溶解注射も注射器を使用するため、内出血が発生する可能性があります。

こちらもヒアルロン酸注入と同様、内出血の治癒期間は1週間ほどです。

共立美容外科は脂肪溶解注射でもマイクロカニューレを採用しているため、内出血のリスクが低い整形を選びたい方に向いているでしょう。

 

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エラボトックス

エラの張りが気になる場合には、エラボトックス注射で顎の筋肉(咬筋)の動きを一時的に抑制して、エラの張りを抑える方法があります。

エラの張りの原因は骨格だけでなく筋肉の発達による場合があり、エラボトックスは筋肉の発達が原因のエラの張りに効果が期待できるのです。

エラボトックスも注射針を刺す際に毛細血管に傷がつくと、内出血につながります。

しかし発生したとしても大抵はファンデーションで隠すことが可能です。

他の注射針を使用する美容整形と同じく、内出血が消えるまでには約1週間かかることがあります。

 

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カニューレを使用する美容整形

カニューレという吸引棒を使用して行う美容整形には脂肪吸引が挙げられます。

脂肪吸引とはどのような整形で、内出血のリスクはどの程度あるのかを確認しましょう。

 

脂肪吸引

脂肪吸引はカニューレという吸引棒を使用して脂肪細胞を吸引します。

脂肪細胞とは、膨らんだり縮んだりする性質を持っている体内の細胞の一つです。

膨らめばぽっちゃりとして見え、縮めば細身に見えます。個人差はありますが、脂肪吸引は太って見える根本の原因である脂肪細胞を吸引して取り除くため、リバウンドのしにくい体になるとされています。

脂肪吸引ではカニューレの挿入時や脂肪の吸引時に血管を傷つけてしまうことが多いため、内出血が発生する可能性が高いです。発生した場合は、10日ほどで自然に消えていきます。

共立美容外科で行っている共立式KB脂肪吸引では53種類のカニューレの中から長さや太さを選ぶことができます。

そのため一人一人の部位の状態に合わせた整形が可能で、内出血が発生しにくい整形が期待できるのです。

 

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糸を使用する美容整形

糸を使用する主な美容整形は二重整形と糸リフトです。

それぞれの内出血のリスクについて解説します。

 

切らない二重整形

まぶたを切らずに二重を作る二重整形の方法を「埋没法」と言い、埋没法では糸を使用して整形を行います。

埋没法は、まぶたの皮膚とまぶたの裏側の瞼板(けんばん)と呼ばれる部位を糸で留める「瞼板法」と、まぶたの皮膚とまぶたの裏側の挙筋(きょきん)という部位を留める「挙筋法」の2種類です。瞼板は角膜と接する部位のため、角膜を傷つける恐れがあることから、共立美容外科では挙筋法をおすすめしています。

どちらも整形の際に針や糸が血管を傷つけて内出血が発生する可能性がありますが、多くの場合は2~3日程度で治まるとされています。

共立美容外科で行っている「共立式二重埋没P-PL挙筋法」は、極細の糸と超極細の針を使用するため、内出血が起こりにくい整形方法です。目は人に見られやすい部位のため、整形後の内出血が心配な方も多いかもしれません。

共立式二重埋没P-PL挙筋法であれば、内出血のリスクが低いため、整形後のダウンタイムが気になる方でも受けやすい整形と言えるでしょう。

 

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糸リフト

顔のたるみやしわの改善で行われる糸リフトのように、糸を使用する美容整形でも内出血が発生することがあります。

糸リフトは、顔のたるみやしわが気になる部位に糸を挿入して皮膚を引き上げる整形です。顔には血管が多くあるため、糸を挿入する際に傷がつき、内出血が発生することがあります。

内出血は1週間ほどで消えることがほとんどです。糸を挿入するこめかみの辺りにできることが多いですが、髪の毛で隠しやすい位置になるため、そこまで気にならないでしょう。

 

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メスで皮膚を切開する美容整形

メスを使用する美容整形は、皮膚を切開する際に血管を傷つけるため、どうしても内出血が発生してしまいます。

皮膚を切開する美容整形は主に切る二重整形やプロテーゼ、フェイスリフトの3つです。

 

切る二重整形

切る二重整形とは、まぶたをメスで切開して二重を形成する美容整形です。

切開する範囲によってミニ切開法と全切開法の2つに分けられます。

ミニ切開法はまぶたの両端、あるいは中心を切開して二重にするのに対し、全切開法はまぶたを理想の二重線に沿って長く切開して二重を形成します。

まぶたの状態によって適した切開方法が異なるため、医師と相談の上で決めましょう。

ミニ切開法の方が切開する範囲が狭い分、内出血が消えるまでの期間が短い傾向にあり、ミニ切開法では2、3日~1週間ほど、全切開法は5日~1週間ほどかけて治癒していくとされています。

目元は人から見られやすい部位のため、内出血が気になる方は多いはず。

気になる方は内出血が治るまでの間、外出をする際はサングラスをするなど目元を隠す工夫をすると良いでしょう。

 

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プロテーゼ

プロテーゼは、医療用のシリコンを鼻筋に入れて鼻を高くする整形方法です。

一度入れてしまえば、半永久的に鼻の高さを維持できるため、効果の持続期間が長い整形を希望する方に向いているでしょう。

挿入する際には鼻を切開する必要があり、切開方法にはメスで鼻の下を5㎜ほど切開するオープン法と、鼻の穴の中を切開するクローズ法の2種類があります。

オープン法で切開する箇所は、正面からは見えにくい部分ではありますが、傷跡が表から見えるので、気になる方はクローズ法を選ぶのが良いでしょう。

どちらもメスで鼻を切開する際と、プロテーゼを挿入する際に血管を傷つける可能性があるため、内出血が発生しやすい整形と言えます。

内出血が発生した場合には、1週間ほどで徐々に消えていくことがほとんどです。

鼻は顔の目立つ部分ではありますが、外出時はマスクなどをつければ気にならないでしょう。

 

鼻のプロテーゼのバナー

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フェイスリフト

顔のたるみやしわを改善するフェイスリフトでもメスを使用するため、内出血が起こりやすいです。

フェイスリフトは、顔のたるんでしまった皮膚や筋肉の層(SMAS層)を引き上げ、余分な部分を切除してたるみやしわを改善する美容整形です。内出血が発生した場合は、1~2週間ほどかけて消えていきます。

フェイスリフトは顔のたるみやしわを改善する美容整形の中では効果の高い方法と言われています。他の整形ではたるみやしわを改善するのが難しい場合には、医師に整形後の内出血などの症状について確認した上で、整形を受けるのかを決定しましょう。

 

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内出血を早く治すためにやること

目を冷やしている女性

美容整形で発生した内出血は基本的には時間の経過によって消えていきます。

しかし人から見える部位に内出血があると目線が気になることもあるため、できることなら早く治したいと考えている方も多いでしょう。

ここでは内出血を早く治したい場合にやることについてご紹介します。少しでも早く治すためにぜひ試してみてください。

 

患部を心臓より高くする

血管の修復ができていないうちに患部に血液が集まってしまうと、内出血の範囲が広がってしまうことも。

血液は心臓に向かって流れるため、内出血が起きている患部を心臓より高くすることで、血液が患部に集まりすぎないようにできます。

顔の内出血の場合は寝ている時間が長いと顔に血液が集まりやすくなるため、内出血を早く治すためには、できるだけ起きている時間を長くするように心掛けましょう。

 

患部を冷やす

氷や氷水などで患部を冷やすことも内出血を早く治すためには重要です。

患部を冷やすことで毛細血管が収縮し、血液が大量に送られてくることを防ぐことができます。

冷やす方法は、ビニール袋や氷のうに氷や氷水を入れて患部に当てます。

皮膚に直接当てると凍傷になる危険性があるため、タオルなどに包んで行いましょう。

15~20分ほどを目安に患部に当てて、皮膚の感覚がなくなったら一度外し、感覚が戻ったら再び当てるという手順を1日2~3回ほど繰り返します。

15分経つ前に皮膚の感覚がなくなったら、当てる時間は短くしても問題ありません。

※出典:「スポーツ外傷の応急処置」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる|日本整形外科学会
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/athletic_injury.html

 

 

内出血を悪化させないために控えること

内出血を悪化させないために控えることを説明する医師

日常生活の中で、内出血を悪化させないために控えたい習慣があります。

知らないうちに内出血を長引かせる生活をしていないか確認してみましょう。

 

長風呂

長風呂は内出血を悪化させる原因の一つです。

湯船に入ると体が温まり、血行が促進されます。

そのため内出血を起こしている部位に血液を多く送ることになり、内出血を悪化させる恐れがあるのです。

早く治したいとお考えの方は、内出血が治るまでの間は長風呂を控え、シャワーなどで軽く済ませるのが良いでしょう。

 

激しい運動

激しい運動も血行を促す要因になるため、内出血が治っていないうちは控えた方が良いです。

特に美容整形の場合は内出血に加えて、メスなどによる傷がある場合も。

運動をしてもいいのかを必ず医師に相談し、行うとしても内出血や傷が治るまでは軽いウォーキング程度にしておきましょう。

 

飲酒

アルコールには血管を拡張させ、血行を良くする作用があります。

内出血を悪化させないためにも、症状が落ち着くまではアルコールの摂取を控えましょう。

 

 

内出血の跡が消えなくて心配な方は美容外科に相談しよう

共立美容外科を案内する看護師

美容整形を受けた際に発生する内出血は人目に触れやすい部位にできることがあるため、本当に治るのか心配な方もいるでしょう。

美容整形が原因の内出血は、整形の方法にもよりますが早いと数日、長くても2週間ほどで消えることがほとんどです。

基本的には自然に治るため、心配する必要はありません。

しかし内出血が治るまでの期間には個人差があるため、予定よりも内出血の治りが遅くて不安な方は、美容外科に相談しましょう。

実際の患部の状態を医師に診てもらい、何か炎症が起きていないかを確認すれば、不安な気持ちを軽減できるはずです。

 

内出血が起こりにくい整形を採用している美容外科を選ぼう

基本的に内出血は体をぶつけたり、注射をしたときなどに血管が傷ついて、皮膚の中で出血が起こることでできます。

しかしまれに体をぶつけたり、注射を受けていないのにあざが体に現れることも。

身に覚えのないあざは病気のサインである可能性もあるため、注意が必要です。

気になる症状がある場合には、早急に病院を受診することをおすすめします。

また美容整形で内出血が起こる可能性もあります。

美容外科の中では内出血が起こりにくいよう配慮した整形を行っているところもあるため、検討する際には複数の美容外科のカウンセリングを受け、内出血に配慮した整形方法を採用しているかを基準に美容外科を選ぶのも良いでしょう。

共立美容外科では、ヒアルロン酸注入や脂肪溶解注射で柔らかく曲がりやすい注射針を採用したり、脂肪吸引では53種類のカニューレの中から部位に合わせて長さや太さを選択したりと、内出血が起こりにくいように配慮した整形や器具を用意しています。

無料カウンセリングも行っているので、美容整形を受けるうえでどのようなことに不安を感じているのかをお気軽にご相談ください。

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 新垣 光之(あらかき みつゆき)

    新垣 光之(あらかき みつゆき)

    • 略歴

      • 1992年
        琉球大学医学部医学科 卒業
        1992年
        琉球大学医学部第一外科 入局
        1998年
        琉球大学医学部第一外科 退局
        1998年
        共立美容外科 入職
        2001年
        共立美容外科 退職
        2001年
        クリア・スキンクリニック那覇 開業
        2018年
        クリア・スキンクリニック那覇 閉院
        2018年
        共立美容外科 立川院 院長就任

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