浪川 浩明
Namikawa Hiroaki
共立美容外科グループ 副院長
日本美容外科学会認定専門医
共立美容外科の浪川です。

こんにちは。共立美容外科の浪川浩明です。「なみかわ ひろあき」と読みます。
私は、共立美容外科グループ全国26院の副院長を務めており、グループ内の技術指導医でもあります。また、日本美容外科学会の学会員であり、日本美容外科学会専門医です。
私の事をインタビュー形式でご紹介しようと思います。
子供の頃から美容外科医になりたかったですか?

「いいえ。」子供の頃は漠然と、「お金持ちで、いい生活がしたいとか」その程度に思っていた気がします。普通、男の子の将来の夢って、プロ野球選手とか、パイロットとかじゃないですか?(お医者さんっていうのもそうだけど)僕の場合はそういうのとも、違っていましたね。
ただ、周囲の大人(叔父とか叔母)は、理屈っぽい子供だったとよく言ってます(笑)。怪獣とかには興味なく、恐竜のような、実在した対象にしか興味が向きませんでしたし、絵本より図鑑が好きで、擦り切れるぐらい見ていた様です。
その頃からリアリストだったのかなぁ。
美容外科を目指すきっかけ

自分の適性を考えてかなぁ?子供の頃の将来の夢はともかく、高校生くらいになると、いやがうえにも、進路を考えなければいけませんよね。
最初は、理論物理学者になって素粒子の研究をしたいと思っていましたが、リアルに考えて、一生、数式と向き合って生きていくよりも、手を動かして、目先の分かり易い得益を追求する方が、自分には向いているかなぁ、と。
医者を目差したのは高校3年生の秋ぐらいになってからじゃないのかなぁ?医学部に進み、医者になる時に専門を決めなければなりませんよね。その時、いちばん作業が繊細な形成外科を選択しました。
美容外科をする前は何科にいましたか?

形成外科です。形成外科は、保険診療ですので美容とは、ベクトルが異なります。病気や怪我で毀損した外見や機能を、可及的に修復するのが仕事です。
切断された指を繋いだり、やりがいのある仕事でしたが、一重を二重にしたり、低い鼻を高くしたり審美ランクを上げる事はしません。
美容外科と形成外科は、技術的には同根ですが、目差すベクトルが、形成はリセット、美容はプラスαです。或る時、“たかが”二重になっただけで印象が変わり、性格も前向きになり、人生(仕事や家庭)が好転された女性を見ました。
「目から鱗」とはまさにこのことでしたから、美容外科に転身するのに時間はかかりませんでした。
休日は何をしていますか?

大概、小旅行をしています。連休が取れる事はあまりないし、(嫁と娘はおりますが、スケジュールや、趣味が合わなかったり)独人、気ままに、日帰り小旅行に出ています。
これだと、事前に目的地を決めたり、スケジュールに縛られる事もなく、その日の気分で、潮騒を聞きにいったり、根性のいらない近郊の低山をトレッキングしたり、古刹を回ったり、どちらかというと自然を満喫して、ストレスを解消しています。
家でじっとしている事はまずありません。知人からはよく、落ち着きがないと言われます。(笑)
美容外科選びのポイントを教えてください。

美容外科は、魔法でも癒しでもありません。できない事(限界)や、施術に伴うリスクがあります。そう言った事を嘘偽りなく、論理的にお話しする様に自分では心掛けています。
その事で、マスコミなどに煽られて、過剰な夢をお抱きになられていた方には、一時落胆させてしまう場合もありますが、夢を現実修正して頂ければ、その後の双方の不幸や不信感にはなりません
耳ざわりの良い甘言を並べられて思い通りの結果にならなかったり、歯の浮く様なおだてに、夢から醒められないのは自分としては不幸だと思います。
勿論、フィーリングは大事です。ただ、愚直な美容外科をお選びになられる方が、良いとは思いますが・・・。
なぜ共立美容外科を選んだのですか?

現在、国内に乱立する美容外科の中で、いちばんバランスが良いと思ったからです。
美容外科は、崇高な医療であると同時に、ビジネスでもあります。患者様にとって、過剰なサービスや、ホスピタリティーを受けられる施設があれば、それは理想ですが、ビジネスとして永続しません。個人として、自分の趣味で仕事を選り好みする場合も同様です。
組織としては、或る程度のスケールがある方が、継続した安定サービスを提供できるし、長い目で見れば、患者さんにとっていちばんメリットが大きいと考えます。といって、今度は過剰にスケールが大き過ぎると、サービスが画一化してオーダーメイド感が出せなくなります。
そう考えると、共立美容外科がバランス的には突出していると思いますが・・・。
共立美容外科に入職する前は何科にいましたか?

形成外科には、10年間勤務しました。後半の3年間は、副業として美容外科を兼職していました。この時、本職が疎かにならない様に、美容外科での勤務は、暦の休みを利用して、本職々場にいちばん地理的に近い美容クリニックで勤務しました。
3年の移行期間を通じて、美容を生業とする自信がついた矢先、その美容クリニックでお世話になった先輩医師が独立開業されるという事で、それを機に、形成外科医を辞して美容外科医に転身しました。
その後、5年間、その先輩医師の下、技術を磨きましたが、見聞を広げたかった事(歯科医師など畑違いのスタッフが係わる仕事などに触発を受けてみたかった)などから、今の共立美容外科に前項の理由で転職しました。
地元はどこですか?また、地元の良いところを教えてださい。

地元とは出身地の事?それとも現在住んでいる場所の事?こちらの質問は、プライベート色が強いので、申し訳ありませんが不特定の方へのお答えとしては、コメントできません。
美容外科医として日頃気をつけていることは何ですか?

美容外科も科学ですので、基礎が大切なのは言うまでもありませんが、同時に他科と違って、正解がある訳でもありません。(審美の基準は流行など、絶えず流動的だからです。)
そこで、感性を鈍らせないため、休日には小旅行をしてみたり、話題性のある映画などは、なるべく見る様にしています。(自分と同年代の医師よりも、遥かに、若手芸能人は知っていると思いますよ?笑)
あとは最近、健康の大切さを実感する様な事がありました。もう若い歳でもないので、暴飲・暴食は避ける様に心掛けてます。
得意な施術や手術は何ですか?

選り好みはできないのでどんな手術でも、最善を尽くす様にしています。
ただし、力量(個人の技量)において、もし、全員参加型のコンテストが行われたとすると、微細手術(零コンマの精度が要求される様な、細かい手術)と、顔面骨の張り削り(エラや長顎など)は、グランプリを取る自信はあります。
共立美容外科を一言で言うと?

一言ですか?本日の質問の中で一番難しいかも?
強いて言うなら、“バランスクリニック”。患者様に過剰に媚びたり、営業をもちかけたりするクリニックではありません。
安心しておかかりになって頂けると思います。
プロフィール
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総括院長
浪川 浩明
(なみかわ ひろあき)日本美容外科学会認定専門医
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略歴
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- 1991年
- 帝京大学医学部医学科 卒業
- 1991年
- 東京厚生年金病院 形成外科入局
- 2006年
- 共立美容外科・歯科 入局
- 2009年
- 共立美容外科・歯科 新宿本院院長就任
- 2009年
- 共立美容グループ 副院長就任
- 2020年
- 共立美容グループ 総括院長就任
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主な加盟団体
日本美容外科学会会員
日本美容外科学会認定専門医
日本形成外科学会会員
日本顎顔面外科学会会員
日本手の外科学会会員
日本マイクロサージャリー学会会員
日本職業・災害医学会会員
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