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アートメイクの見出し アートメイクの見出し

アートメイク

最終更新日:  2024年10月23日

  • 記事:監修医師
    日本美容外科学会専門医
    磯野 智崇

  • 監修の磯野医師

アートメイクとは

眉毛のアートメイクの症例

アートメイクとは、特殊な機器を用いて、皮膚の表層部(表皮から0.02mm程度の浅い部分)に色素の入った薬液を注入していく施術です。

アートメイクは、皮膚に色素を注入していくため、「落ちないメイク」を実現することができる人気の施術です。

タトゥーとは異なり、アートメイクでは表皮とよばれる皮膚の表層部に色素を入れていくため、肌細胞の代謝によって徐々に色素は薄れていきます。

個人差はありますが一般的には2年程度で薄く消えていくと考えられます。
トレンドに合わせてメイクを変えることができるというのもこの施術の強みの一つです。
眉毛・アイライン・リップなど、様々な部位に施術を行うことができることも、アートメイクの大きなメリットです。

医療行為

アートメイクは、医療機関でのみ行うことができる医療行為です。

認可を受けた医療機関で、医師や医師の指示を受けた看護師のみが施術可能であり、エステサロンなどでアートメイクを行うことはできません。

看護師が運営しているエステサロンなどもありますが、医療行為は医療機関でのみ実施することが可能ですので、いくら経験のある看護師であっても、サロンでアートメイクを行うことは違法です。

アートメイクによる健康被害の注意喚起を目にすることも多いですが、そのほとんどはサロンなどの医療機関外での施術によるものです。
アートメイクをご希望の方は、ご自身の健康を守るためにも、必ず医療機関で施術を受けていただくようにお願いいたします。

手彫りと機械彫り(マシン彫り)の違い

機械でアートメイクをしているところ

アートメイクで使用する機械には極細の針がついており、その針で表皮部分に色素を入れていくことになります。

その際に、「手彫り」と「機械彫り(マシン彫り)」をご選択いただくことになります。

手彫りアートメイクは、眉のアートメイクなどで人気の方法であり、眉毛を一本一本手で描いていくように施術を行いますので、仕上がりが自然でナチュラルになるというメリットがあります。

自分自身の眉毛にも馴染みやすく、自然毛に近い仕上がりを実現することができます。
一方のマシン彫りは、専用のマシンを使用することで、一定間隔に色紙を入れていく手法になります。

器械を使うため、手彫りのような細かさはありませんが、グラデーションをかけることに優れていたり、色味を細かく調節することができたり、マシン彫りにはマシン彫りのメリットがあります。

共立美容外科では、患者様お一人おひとりのご要望と理想の仕上がりに合わせて最適な方法をご提案させていただいております。

アートメイクができる部位

アートメイクができる部位
  • 眉毛
  • アイライン
  • リップ
  • ヘアライン
  • ほくろ

メリットデメリット

◇メリット

アートメイクのメリットとデメリットを説明する看護師

「メイク崩れしない完璧なメイク」を実現することができるのがアートメイクのメリットです。

毎日のメイクに時間がかかってしまったり、日によってメイクの仕上がりが上手くいかなかったり、時間が立つとメイクが崩れてしまったり、マスクによってすぐにメイクが落ちてしまったり。

毎日のメイクへのお悩み、メイク崩れやメイク落ちへのお悩みを解消できるのがアートメイクです。
さらに、アートメイクの効果は2年ほどになりますので、時代の変化やトレンドに合わせてメイクの雰囲気を変えていくことができるのが大きなメリットです。

一度入れたら形を変えることが難しい「眉タトゥー」とは異なり、アートメイクであれば、トレンドに合わせた人気のメイクを楽しんでいただくことができます。

◇デメリット

アートメイクは美容クリニックで行われる美容施術になりますので、副作用やリスク、ダウンタイムなどが発生する可能性があります。

比較的痛みや腫れなどが少ない施術ではありますが、術後1~2日程度は痛みや赤みなどが出現する可能性があります。
※施術中は麻酔で痛みをコントロールすることができますのでご安心ください

また、薬剤自体へのアレルギー反応であったり、麻酔薬へのアレルギーなどもリスクとして挙げられます。

とはいえ、共立美容外科では、万が一の副作用やリスクなどに対しても、迅速かつ適切に対応できる設備と技術を整えておりますので、安心して安全に施術をお受けいただくことが可能です。

施術の流れ

STEP1 カウンセリング

アートメイクのカウンセリング風景

ご希望のラインになるようにカウンセリングを行います。

STEP2 消毒

眉毛の消毒

感染症対策のため、消毒を行います。

STEP3 デザイン

アートメイクのデザイン中

黄金比を意識しながらデザインを行います。

STEP4 麻酔クリーム

眉毛に麻酔クリームを塗布しているところ

痛みに配慮するために麻酔クリームを塗ります。

STEP5 施術

眉毛のアートメイクの施術中

丁寧に施術を行います。

副作用とリスク

◇痛み・腫れ・赤み・炎症

アートメイクの注意事項を説明する女医

アートメイクの副作用として、施術部位の赤みや炎症、痛みなどが出現する場合がございます。
※施術中は麻酔を使用しますので、痛みのない施術をお受けいただくことが可能です。

施術後1~2日程度は、施術部位に腫れや赤みなどの炎症が生じる可能性があります。

◇アレルギー

アートメイク用の薬剤や色素、麻酔薬などにアレルギー反応がおこる可能性があります。

共立美容外科では、事前にしっかりとアレルギーの問診などを行なっており、アレルギーに対応できる体制を整えておりますので、安心して安全な施術をお受けいただくことが可能です。

このような方に向いています

個室でスタッフとアートメイクの相談をしている客
  • 崩れず落ちないメイクがしたい
  • 毎日のメイクを楽にしたい
  • スポーツ時にもメイクを崩したくない
  • プロの手で美しいメイクをしてほしい

アートメイク

このページの監修・執筆医師

  • 医師 磯野 智崇(いその ともたか)

    医師

    磯野 智崇(いその ともたか)

    日本美容外科学会認定専門医

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学 形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院 整形・形成外科入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

当院は医療広告ガイドラインを遵守しています。

共立美容外科

共立美容外科・歯科|アートメイクのページをご覧の皆様へ

このページは2024年10月に最終確認をしています。
アートメイクのデメリットやメリット、施術の流れなどについて医師が分かりやすく解説しています。アートメイクは医療行為のため、医療機関でのみお受けいただけます。