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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

上眼瞼挙筋

読み: じょうがんけんきょきん

カテゴリー: 二重整形

上眼瞼挙筋は、上まぶたを引き上げる筋肉です。まぶたを開けたり閉めたりする際には、眼瞼挙筋、ミュラー筋、前頭筋、眼輪筋の4つの筋肉が働いています。上眼瞼挙筋は、まぶたを上げる際の主役となる筋肉で、まぶたの後ろにあります。脳から動眼神経を通って眼瞼挙筋に信号が送られ収縮し、この筋肉に続く挙筋腱膜が、上瞼板と呼ばれる半月状の軟骨線維様の板を眼の奥に引き上げることによって上瞼が上がります。眼瞼挙筋の裏側で瞼板に直接つながっているのがミュラー筋で、まぶたを上げる筋肉として補助的に働いています。まぶたを閉じるときには、目の周囲全体を覆う眼輪筋という筋肉が働きます。前頭筋は表情筋の一種で眉毛を上に上げる役割を果たし、額にしわを作る原因にもなる筋肉です。加齢による筋肉の衰えや、挙筋腱膜が弛んでくると、筋肉の力が瞼板に効果的に伝わらず、まぶたが上がりにくくなってしまい加齢性眼瞼下垂症が発症します。ものが見えにくくなったり、眠そうな印象を与え、前頭筋を利用してまぶたを開けようとするため眉毛の位置が高くなり、額にシワが目立つようになります。頭痛や肩こりの原因となることもあります。

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