美容整形の用語集をご紹介しています。
読み: しょくぶつゆらいかんさいぼう
カテゴリー: その他
植物幹細胞とは、植物由来の幹細胞の総称です。細胞は常に生まれ変わりをしており、新陳代謝やターンオーバーなどの働きも非常に活発です。一方、自分以外の細胞には変化できないという特徴もあり、自分以外の細胞に分化する(変化して増殖すること)ことはできません。骨の細胞は骨になり、血液の細胞は血液になるというようなイメージです。しかし、細胞の中には、自分以外の細胞にも変化できる細胞が存在しており、それが幹細胞です。幹細胞とは、自分自身に変化して分裂・増殖する能力(自己複製能)だけではなく、異なる性質を持つ他の細胞へと変化する「多分化能」を持つ特殊な細胞のことをいいます。幹細胞は、人間だけでなく動物や植物にも存在します。人間の幹細胞がヒト幹細胞、植物の幹細胞が植物幹細胞、動物(ぶたや羊など)の幹細胞が動物幹細胞というように、大きく3種類に分類されています。その中でも植物幹細胞は、高い抗酸化作用と保湿作用を持つといわれており、植物幹細胞の培養液を使用した化粧品にも、抗酸化作用や保湿作用などが期待できます。また、動物幹細胞に比べてアレルギーが少なく、より安全に使用できると考えられています。
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