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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

現役のニキビとニキビ跡を改善させる薬をご紹介!成分について美容外科医が解説!

公開日:2022年03月04日(金)
最終更新日:2023年06月29日(木)

ニキビ
ビタメジン
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市販されているニキビの薬

ドラッグストアで購入できる薬でもニキビの赤みを鎮めたり、芯を取れやすくしたりといった効果が期待できます。

なお重篤なニキビについては市販薬だけでは改善が見込めない傾向にあるため、市販薬だけに頼るのはおすすめできません。

もし数日間市販薬を使用してもニキビの改善が見られない場合は医療機関を受診しましょう。

ここからはニキビへの効果が期待できる市販薬の一例をご紹介します。

 

イケメン薬学博士&薬剤師が動画で解説

 

ヨクイニン

薬学博士の薬剤師が、ニキビ跡の肌荒れに効果が期待できる美肌系漢方薬のヨクイニンについて動画でわかりやすく解説します。

メンソレータムアクネス

メンソレータムアクネスは、思春期ニキビで悩む方をターゲットとした商品です。

この塗り薬には硫黄が含まれており、硫黄は角質を軟らかくして皮脂を吸収する働きを持つことから、ニキビの芯が排出されやすくなる効果が見込めます。

加えて、殺菌作用のあるレゾルシンがアクネ菌を減らし抗炎症成分のグリチルレチン酸がニキビの腫れや赤みをやわらげるので、赤ニキビのような炎症を起こしたニキビが改善される効果が期待できるでしょう。

メンソレータムアクネスは塗り薬のほか洗顔料や化粧水なども販売されています。

 

イハダ アクネキュアクリーム

イハダ アクネキュアクリームは、大人ニキビに悩む方をターゲットにした塗り薬です。

イハダ アクネキュアクリームにはイソプロピルメチルフェノールという殺菌成分が配合されているため、アクネ菌を殺菌する作用が期待できます。

また抗炎症成分のイブプロフェンピコノールがニキビの炎症をやわらげ、さらにはコメドの生成を阻害することから、現役ニキビを改善するだけでなく新たなニキビができるのを防ぐ効果も見込めます。

 

ペアアクネクリームW

ペアアクネクリームWに配合されている有効成分は、ソプロピルメチルフェノールとイブプロフェンピコノールです。

殺菌成分のイソプロピルメチルフェノールがアクネ菌を減らし、イブプロフェンピコノールがニキビの腫れや赤みをやわらげます。

なお副作用として皮膚の乾燥やヒリヒリした感覚などが生じることがあります。

 

ニキビ跡を改善させる処方薬

医療機関、特に皮膚科や美容皮膚科などでは現役ニキビの治療のほかニキビ跡を目立ちにくくするための治療を受けることも可能です。

治療方法の多くはケミカルピーリングやレーザー治療など肌に直接アプローチするタイプのケアですが、クリニックによっては内服薬を使った治療も取り入れる場合があります。

 

シナール

シナール

シナールとは、ビタミンCを含んだ内服薬です。

ビタミンCにはニキビ跡の原因の1つであるメラニンの生成を抑制したり、赤みを抑えたりする働きが期待でき、シナールを服用することによって色素沈着を起こしたニキビ跡を改善する効果が見込めます。

 

ノイロビタン

ノイロビタンには、ビタミンB1、B2、B6、B12が配合されています。

肌のターンオーバーを促進したり皮膚の状態を正常に保つ働きが期待できる内服薬です。

 

ユベラ

ユベラとは、炎症をやわらげる作用や優れた抗酸化作用が見込めるビタミンEが配合された内服薬です。

ビタミンEの働きによって、赤みのあるニキビ跡や茶色っぽくなったニキビ跡の改善効果が期待できます。

クリニックで処方されるニキビの薬

ニキビの塗り薬

ニキビは医学的には「尋常性ざ痩(そう)」という皮膚疾患とみなされる、医療機関でケアをすることができます。

特に赤く腫れていたり黄色い膿が見えていたりと炎症の進んでいるニキビについては皮膚科で治療を受けなければ治すのが難しいです。

ここからは、クリニックで処方してもらえるニキビの薬をご紹介します。

 

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アダパレン

アダパレンは軽度のニキビからある程度炎症が進んだニキビまで使用される塗り薬で、正式名称は「ディフェインゲル」です。

医療機関では初期段階のニキビを治療するためや、重度のニキビが改善傾向にある時に再び悪化するのを防ぐためなどに処方されます。

この薬の商品名となっているアダパレンとは、主成分となっている化合物の名称です。

この主成分にはニキビの原因となる毛穴詰まりができるのを防ぐ働きがあり、ニキビの芯を出しやすくする効果や「ニキビの卵」とも呼ばれるコメドができにくくなる効果が期待できます。

なおアダパレンを使用している間、肌が乾燥したり皮が剥けるといった副作用が生じることがありますが、肌の保湿を入念に行うことで副作用が軽減される可能性があります。

また妊娠している方には処方されないことが多いです。

 

ベピオ

ベピオは、ピーリング作用と殺菌作用のある過酸化ベンゾイルという成分が含まれている塗り薬で、毛穴詰まりを改善したりアクネ菌を殺菌したりする効果が期待できます。

毛穴詰まりが改善される点ではアダパレンと働きが似ていますが、アダパレンが妊娠中の方に適していないのに対しベピオは妊娠している方でも使うことが可能です。

ただし、この薬には漂白作用があり、衣服やタオルなどに付着すると生地の色が抜ける可能性があるため注意してください。

また副作用として肌の乾燥や皮剥け、ヒリヒリした感覚が生じる場合がありますが、ヒリヒリ感についてはアダパレンほど強く出ない傾向にあります。

 

ダラシン

ダラシンとは、抗菌作用を持つ塗り薬です。

抗生物質の一種であるクリンダマイシンリン酸エステルが含まれておりアクネ菌の増殖を抑える効果が期待できます。

アクネ菌の増殖が阻害されるとニキビの炎症も治まる可能性があるため、赤ニキビのような腫れのあるニキビに使用されます。

副作用として、かゆみやヒリヒリした感覚のほか、人によっては大腸炎やそれにともなう下痢、血便を引き起こすこともありますが、こうした重篤な副作用が起きるのはごく稀です。

ダラシンにはゲルタイプとローションタイプがあり、局所的にぽつぽつとニキビがある場合はチューブに入ったゲルタイプが処方され、患部が広範囲におよぶ場合はローションタイプが処方される傾向にあります。

 

ミノマイシン

ミノマイシンは、「テトラサイクリン系」に分類される抗生物質の内服薬です。アクネ菌の増殖を防ぐ働きがあり、ニキビの炎症がやわらぐ効果が期待できます。

抗生物質は長い間飲み続けると細菌が薬に対する抵抗力を持ってしまうことがありますが、ミノマイシンについては長期間服用しても耐性菌が生まれにくい傾向にあります。

しかし、ミノマイシンのようなテトラサイクリン系の抗生物質はミネラルの吸収を阻害することがあり、食物に含まれるカルシウムやマグネシウムなどが体内に取り込まれにくくなる場合があるので注意しましょう。

また、この抗生物質を服用している間、肌の色素沈着やめまい、下痢が生じることがあります。

なお、妊娠中の方が服用した場合胎児の健康に影響する可能性がありますが、服用にともなうリスクや治療におけるメリットを考慮した上で処方されることもあります。

多くの医療機関で処方されるのは錠剤タイプのミノマイシンです。そのほかにカプセルタイプや顆粒タイプのものが処方されるケースもあります。

 

ビブラマイシン

ビブラマイシンは、アクネ菌の増殖を防ぐ働きを持つことからニキビの炎症を軽減させる効果が期待できる飲み薬です。

ミノマイシンと同じくテトラサイクリン系の抗生物質であるため、ミネラルの吸収が阻害される可能性があります。

また服用中、副作用として肌の赤みや食欲不振、吐き気、下痢などが生じる場合があります。

特に高齢者や肝臓疾患のある方には副作用が出やすい傾向にあるため、服用時は注意しましょう。

妊娠中の方や子どもには処方されないことが多いです。

 

 

 

 

 

ニキビ跡に使える市販薬

塗り薬 ニキビ

市販されている商品の中でニキビ跡を改善する効果が見込めるのは、皮膚のターンオーバーを促進する効果を持つものや色素沈着を薄くする作用のある商品です。

具体例としては傷跡やシミを薄くする効果が望める薬や美白効果の見込める化粧品が挙げられます。

ここからは、ニキビ跡に使える市販薬の例として塗り薬と内服薬をピックアップしてご紹介します。

 

アットノン

アットノンは、色素沈着を起こした傷跡やニキビ跡を目立ちにくくするための塗り薬です。

この薬に含まれるL-アスコルビン酸2-グルコシド、ヘパリン類似物質、グリチルリチン酸ジカリウム、トコフェロール酢酸エステル、イソプロピルメチルフェノールがニキビ跡の原因となるメラニンの生成を抑えてくれます。

さらにこれらの成分には赤みを鎮める働きもあるため、炎症が残って赤くなったタイプのニキビ跡を目立ちにくくする効果も期待できます。

 

ハイチオールCホワイティア

ハイチオールCホワイティアはシミを薄くするための内服薬です。色素沈着を起こしたニキビ跡を薄くする効果が見込めます。

ニキビ跡への効果が期待できる成分はL-システインというアミノ酸の一種です。

この成分にはメラニンが過剰に作られるのを阻害し、ターンオーバーを促進する働きがあります。

 

ホワイティフル

ホワイティフルは、シミや日焼け後の色素沈着を改善させるための内服薬です。服用することで、ビタミンCとビタミンEを補給することができます。

この薬に配合されているL-システインがアスコルビン酸(ビタミンC)・コハク酸d-α-トコフェロール(ビタミンE)とともに働きかけてメラニンの生成を抑えてくれます。

そのためニキビ跡の色素を薄くする効果が期待できるのです。

 

ニキビ跡は医療機関で治すのがおすすめ

ニキビそのものは軽度であれば市販薬でも治せる可能性があります。

一方でニキビ跡になってしまったものは極めて軽いもの、つまり皮膚の浅い層しかダメージを受けていないタイプの跡でない限り、市販薬で治すのは非常に難しいです。

特に針で刺したようなクレーター状になってしまったニキビ跡は、皮膚の深い層まで損傷していることから自然回復はほとんど見込めません。

ニキビ跡を治すためには、医療機関でレーザー治療などの適切な治療を受けることを推奨します。

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 久次米 秋人(くじめ あきひと)

    久次米 秋人(くじめ あきひと)

    • 略歴

      • 1983年
        金沢医科大学医学部 卒業
        1983年
        高知医科大整形外科入局
        1989年
        東京本院(品川)開院
        2002年
        本院を新宿に移転
        2013年
        銀座院院長就任
        2018年
        第107回日本美容外科学会 学会長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科医師会理事
      日本形成外科学会会員
      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本脱毛学会会員
      北米脂肪吸引形成外科学会会員
      日本坑加齢美容医療学会会員

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