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公開日:2022年03月04日(金)
最終更新日:2022年11月21日(月)
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目次
ニキビの原因は発生した部位によって異なる可能性があり、肌の状態が原因でニキビができるケースもあれば何らかの体の不調が原因でニキビが発生することもあります。
つまりニキビは体のコンディションとも関係しているのです。
特に同じ場所に繰り返しニキビができる場合はその部分の肌に継続的に負担がかかっているということも考えられますが、他にも生活習慣や体の状態に問題がある可能性を考える必要があります。
ニキビはさまざまな場所に発生しますが、顔のニキビだけでも頬やおでこ、あごなどで発生要因が異なってきます。
また背中など体にニキビができた場合は皮膚疾患を発症している可能性もあるのです。
さてこちらでは、部位ごとのニキビの原因と対処法について解説していきます。
頬のニキビについては肌の乾燥によるバリア機能の低下や、肌に合わない化粧品の使用といった外的な要因が関わっている可能性があります。
そしてストレスや消化器の不調、肝臓の不調がある人も頬にニキビができやすくなる傾向にあります。
頬のニキビの対処法として、まずは肌の負担を避けることが挙げられます。
例えば化粧水やファンデーションなどが肌に合っていない場合、早めに別の化粧品に替えましょう。
また胃腸や肝臓に負担をかけない生活も重要です。
そのためにはアルコールや油っこい食べ物は控えめにしましょう。
おでこは顔の中でも皮脂の分泌量が多い傾向にあります。
例えば疲れが溜まるなどしてホルモンバランスが乱れると顔や体の皮脂が増えることがありますが、皮脂腺の多いおでこは特に皮脂が増えやすくニキビの原因である毛穴詰まりが起こる可能性が高いです。
加えて思春期はホルモンバランスの乱れやすい時期であるため、成人よりもおでこの皮脂が増えやすくニキビもおでこに発生しやすい傾向にあります。
またシャンプーや洗顔料のすすぎ残し、前髪の毛先の刺激によってニキビが発生する場合もあります。
おでこのニキビの対処法としては、ホルモンバランスの乱れを防ぐためにバランスのとれた食生活や睡眠時間の確保を心がけることが重要です。
そして洗髪時や洗顔時はすすぎを念入りに行い、肌を清潔に保つことを推奨します。
皮脂腺が多い「Tゾーン」に入る眉・眉間については、皮脂の過剰分泌のほか前髪の刺激が原因でニキビができることがあります。
加えて肝機能が低下している場合も眉・眉間にニキビができやすくなる傾向にあるのです。
この部分のニキビの対処法としては食生活の見直し、特にアルコールや揚げ物の摂取を控えめにすることが推奨できます。
また髪の毛による刺激を避けるため、前髪が長い場合はヘアピンで留めるなどの工夫をしましょう。
鼻は皮脂の分泌量が多くなりやすいパーツの1つなので、皮脂による毛穴詰まりがニキビを誘発することが多いです。
このほか鼻をかむことによる刺激、疲労とストレス、便秘などの消化器の不調が鼻のニキビの原因となる場合があります。
鼻のニキビの対処法としてはまず暴飲暴食やアルコールを控え胃腸への負担を減らす、睡眠時間を確保するといった生活習慣の見直しが推奨できます。
加えて花粉症や風邪で鼻炎がみられる時は、鼻の皮膚にダメージを与えにくい保湿剤入りの柔らかいティッシュで鼻をかむのがおすすめです。
まずは外的な要因として食後口元を拭く時の刺激や産毛剃り、髭剃りのカミソリの刺激が唇周辺のニキビの原因として挙げられます。
また生活習慣や体の問題が唇周辺のニキビにつながるケースもあり、具体的には疲労や婦人科系の問題からくるホルモンバランスの乱れ、消化器の不調がニキビ発生に関わる場合があります。
ちなみに体調を崩して抵抗力が弱まっている時も唇周辺にニキビができやすい傾向にあるのです。
さて唇周辺のニキビ対処法としてはホルモンバランスの乱れをまねく疲労・ストレスの蓄積を避けることが推奨できます。
特に女性の場合、ホルモンバランスを維持するには体が冷えないようにすることも大切です。
加えて消化器の不調を防ぐために油っこいものなど胃腸に負担をかける食事は控えましょう。
そしてシェービングの刺激によるニキビの発生を抑えるために、清潔なカミソリの使用も推奨します。
フェイスラインは乾燥しやすい傾向にあるため、肌の水分不足にともなう皮脂の過剰分泌でニキビができやすくなることがあります。
加えてホルモンバランスの乱れもフェイスラインのニキビをまねきやすい傾向にあります。
この部分のニキビの対処法としては日頃から肌を保湿することが挙げられます。
また生活習慣については睡眠時間の確保や適度なストレスの発散、疲れを溜め込まないといった工夫をしてホルモンバランスが崩れるのを防ぐのがおすすめです。
ホルモンバランスの乱れによる皮脂の過剰分泌があごのニキビの原因の1つとして挙げられます。
またあごは紫外線対策がおろそかになりやすい部分であることから、紫外線の刺激もあごのニキビの原因となることがあるのです。
ちなみに男性の場合は、髭剃りの時のカミソリの刺激によってあごにニキビができることがあります。
あごのニキビの対処法としては清潔で新しいカミソリの使用や紫外線対策、そしてホルモンバランスの乱れを防ぐために充分な睡眠、ストレスの発散が推奨できます。
皮脂腺が多い背中においては皮脂の過剰分泌による毛穴詰まりがニキビにつながるほか、シャンプーやボディソープのすすぎ残し、衣服の摩擦やムレといった外的な要因がニキビを誘発する場合があります。
加えてマラセチア毛包炎や毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)などの皮膚疾患の症状がニキビによく似たできものとして現れるケースもあるのです。
背中のニキビの対処法としては、食生活の改善や充分な睡眠時間の確保によるホルモンバランスの乱れの防止が推奨できます。
そのほか入浴時は汚れや石鹸類を残さず洗い流して、入浴後は皮脂の分泌をコントロールする目的で背中を保湿することをおすすめします。
もしこれらの対処法を試みても背中のニキビが改善しない場合は、皮膚疾患の可能性を考えて医療機関を受診しましょう。
デコルテも皮脂腺が多い部分なのでホルモンバランスの乱れがあると皮脂の過剰分泌にともなうニキビが発生しやすいです。
そして背中と同じく、マラセチア毛包炎や毛孔性苔癬のような皮膚疾患の症状がニキビのようなできものとして現れることもあります。
さてデコルテのニキビの対処法としては食生活や睡眠時間の見直しや肌を清潔に保つことが挙げられます。
また肌がチクチクする素材の服を避ける、長い髪の毛をまとめるなどして衣類や髪の毛による刺激を防ぐことも推奨できます。
男性の場合、日常的に髭剃りをする人が多いことからカミソリの刺激を頻繁に受ける頬、鼻の下、唇周辺、フェイスライン、あごにニキビができやすい傾向にあります。
髭剃りによる肌へのダメージを軽減するには清潔かつ刃こぼれしていないカミソリの使用や肌を傷めにくい電気シェーバーの使用をおすすめします。
加えて男性ホルモンの影響で皮脂が女性よりも多く分泌されやすい傾向にあるため、スキンケアにも注意を向けることがおすすめです。
日頃から保湿を行うことで皮脂の分泌量の調節やターンオーバーの促進を促す効果が見込め、ニキビができにくくなる可能性があります。
女性はメイクをする習慣がある人が多いことから、化粧品が多く触れる頬にニキビができやすい傾向にあります。
メイクの落とし残しで毛穴詰まりを引き起こすことで頬にニキビができる可能性もあり、加えて合わない化粧品や雑菌の付着したパフやメイクブラシを使い続けることでニキビが発生する場合もあります。
また、女性ホルモンの働きの影響で生理前にニキビができやすくなる人も多いです。
女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があります。
排卵後から生理が始まるまでの時期は肌のコンディションを整えるエストロゲンが減少し皮脂の分泌量を増やすプロゲステロンが増加します。
こうしたことから生理前は皮脂が増えてニキビができやすくなる傾向にあるのです。
そしてエストロゲンとプロゲステロンのバランスの乱れで皮脂が増えやすくなるのは顔だけではありません。
プロゲステロンが優位になることで皮脂腺の多いTゾーンや背中、デコルテの皮脂も増えそれらの部位にニキビができることがあります。
ちなみに女性のニキビの対処法としては肌に合う化粧品や清潔なメイク道具の使用、また入浴時はメイクを残さず落とし肌を清潔に保つことが推奨されます。
顔、体さまざまな部位に発生しますが、鼻の下にできるニキビに悩む人は少なくありません。
男性の場合はカミソリの刺激が鼻の下のニキビの原因となる場合があります。
またこの部分は皮脂腺が多い傾向にあるためホルモンバランスの乱れによる皮脂の分泌量の増加もニキビにつながることが多いです。
そして鼻の下のように皮脂腺が多い部分にニキビができると炎症が進行するのも早い傾向にあり、あっという間に腫れをともなう赤ニキビや黄色い膿が見える黄ニキビに進行してしまうことがあります。
さて鼻の下のニキビを早めに治すためにはホルモンバランスの乱れを抑える生活習慣を心がけましょう。
具体的には栄養バランスのとれた食事や充分な睡眠時間の確保、そして適度にストレスを発散することも推奨できます。
このページの監修・執筆医師
医師
島田 茂孝(しまだ しげたか)
熊本院 院長
日本形成外科学会認定形成外科専門医
略歴
主な加盟団体
日本形成外科学会
日本美容外科学会
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