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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

自毛植毛で後悔しないための注意点を医師が徹底解説!

公開日:2022年08月25日(木)

薄毛治療
植毛のイメージ
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このコラムを読むのに必要な時間は約 8 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

薄毛や抜け毛にお悩みの人にとって、自毛植毛は気になる治療法の一つではないでしょうか。

しかし、調べているうちに「自毛植毛は効果がない」「自毛植毛して後悔した」などの口コミを目にすることがあるかと思います。

ネット上の情報は曖昧な部分も多いことから、しっかりと根拠のある情報が知りたいですよね。

そこで今回は、自毛植毛で後悔したケースや、施術の前に知っておきたい注意点などを当院の美容専門医が詳しく解説していきます。

 

 

自毛植毛を後悔してしまうケースとは?

植毛のデザイン

各手術の特徴でも触れましたが、薄毛・抜け毛の症状や目的と合致していないと自毛植毛を受けても後悔してしまうケースが出てきます。

また、手術における注意点についての認識が不足していたことで、ショックを受けたという報告も残念ながら散見されます。

ここではどのような後悔の声があるのか、具体的な例を挙げてご説明しましょう。

 

(1)毛根の定着が遅いと感じる

毛髪の定着には個人差があることは否定できません。

ドナーとなる毛髪の丈夫さや頭皮の血行状態などは、毛根の定着期間に影響します。

また、一般的に施術の効果が実感できるまでに、半年~1年程度はかかると考えておきましょう。

植毛した直後の毛は毛細血管と繋がっていないため、毛根と血管が結合し成長期に移るまで数ヶ月かかることが多いです。

そのため、明らかに「毛が生えた」と確認できるまでには時間がかかってしまいます。

経過の説明や注意点などを中心に、丁寧なカウンセリングを行っているクリニックを選ぶと認識の相違が起こりにくくなるでしょう。

 

(2)手術後の痛みや腫れが想像以上だった

自毛植毛は外科手術であるため、痛みや腫れは起こりうる症状です。

しかし、特に、ドナーとして皮膚組織をカットするスプリット法(FUT)では、手術後の痛みや腫れが持続する場合もあります。

また、手術部位だけでなく「まぶたや顔が腫れた」という報告もあります。

多くの場合、時間経過とともに治まるため手術部位を清潔に保ち、刺激を与えないようにしましょう。

 

(3)仕上がりイメージとのずれ

患者様が思い描いていた仕上がりと異なる場合もあります。

こちらはカウンセリング不足が大きな原因と言えます。

クリニックによってはカウンセリングを医師ではないスタッフが行っている場合もあります。

医師から詳しい説明がなく、不安を抱えたまま施術を受けて後悔しているという方も少なくありません。

 

(4)植毛部分の一時的な髪質変化

自毛植毛後、くせ毛や縮れ毛など一時的な髪質の変化が生じるケースがあります。

植毛部だけ髪質が異なり目立ってしまうため、「手術したことを後悔した」との報告がまれにありますが、生え始めから1年程度は毛の状態が不安定な期間です。

次第に髪質は安定してきますので担当医に相談のうえ、経過観察してください。

また、植毛部の髪質変化の要因として、以下のような例が挙げられます。

 

  • 毛根を植え付ける角度や深さ
  • 手術中、またはその前後に毛根が受けたダメージの程度
  • 移植先の皮脂分泌量や毛穴詰まり

 

いずれも手術後の適切なケアで落ち着いてきますので、主治医と相談しましょう。

 

(5)ショックロス(植毛箇所周辺の脱毛現象)があった

自毛植毛後、植毛部やその周辺の毛が抜け落ちてしまうことをショックロスといいます。

ショックロスは手術や麻酔の影響で一時的に起こるとされており、術後、3〜4ヶ月経過した頃、人によっては2〜4週間程度で見られると報告されています。

あくまで一時的な減少であり、医師の指示のもと、処方薬やサプリメントの内服で予防・改善が期待できます。

 

(6)傷跡が目立ってしまう

自毛植毛は外科手術であるため、傷跡が残ってしまう可能性はあります。

特に、ストプリット法(FUT)はドナーとして皮膚組織を短冊状に切るため傷跡が目立ってしまうことが多いです。

また、医師の技量によっても傷跡の程度が左右されることや縫合部は毛が生えないために、「自毛植毛して後悔した」との報告が挙げられています。

しかし、手術方法によっては傷を目立たせない処置が可能です。

ご自分の希望をしっかりと担当医に相談し、出来るだけ傷跡の不安を取り除きましょう。

 

自毛植毛に後悔しないための注意点とは?

自毛植毛のカウンセリング

自毛植毛の施術は高額であることから、後悔が残らない施術にしたいと感じますよね。

自毛植毛は多くのクリニックで取り扱いがありますが、納得して治療を受けることができるよう、クリニックや医師は慎重に選ぶ必要があるでしょう。

ここでは、自毛植毛で後悔しないための注意点についてお伝えします。

 

理想の仕上がりを伝える

まずは、頭髪の理想の仕上がりをしっかり伝えましょう。

事前の相談で詳しい共有があるかないかで仕上がりは大きく変わってきます。

担当医は過去の経験からデザインすることは可能ですが、患者様の理想に合わせて施術を行うため、イメージを共有することはとても大切になるのです。

イメージ画像や写真などがあると、共通認識を持ちやすくなるため、ご持参いただくのも良いかと思います。

薄毛や抜け毛の程度を考慮の上、一緒に治療方針を固めていきましょう。

 

植毛前にカウンセリングで疑問点や悩みを解消しておく

上述した通り、手術によって改善できる状態やリスクが異なります。

手術の違いやどんな仕上がりを期待できるか、手術前後に気を付けることなど、カウンセリングで疑問点や悩みを解消しましょう。

実績にある医師やクリニックのカウンセリングでは、手術の注意点等を詳細にお伝えし、患者様のお悩みに時間をかけて寄り添っていることがほとんどです。

気になったことはカウンセリングで相談してみると良いでしょう。

 

植毛後の経過やアフターフォローについて確認しておく

植毛後の経過やアフターケアについても確認しておきましょう。

なぜなら、植毛したドラフト(毛の束)が定着するまでには時間がかかるからです。

定着期間に適切なケアを行えるかが植毛の仕上がりに影響するため、予め術後経過を確認しておくことが大切です。

また、術後の経過には個人差があるため、アフターフォローについても確認しておきましょう。

トラブルがあった際にはすぐに対応してもらえるのか、追加料金はかかるのかなど、不安に思う点は質問してしまうのがおすすめです。

自毛植毛は前述したとおり、毛が定着し効果を実感するまでに半年〜1年程度かかります。

しっかりフォローしてもらえるクリニックを選ぶとよいですね。

 

自毛植毛とは?後悔しないために事前に知っておこう!

植毛の株分け

自毛植毛は、自分の毛を移植することで薄毛が気になる箇所を増毛させる外科手術です。

自分の毛を移植するので、アレルギー反応の心配がありません。

自毛植毛の手術方法は1本1本植毛するニードル法(Choi式)と、自分の毛根を含めた皮膚組織髪を移植するストリップ法(FUT)・ダイレクト法(FUE)の3種類があります。

ここでは、詳しい施術方法と各手術に向いている人について解説します。

 

(1)ニードル法(Choi式)

ニードル法は3つの手術のなかで最も歴史の長い、韓国由来の手術方法です。

細い植毛専用針を用いて、皮膚に穴をあけると同時に、1本ずつ毛を植えこんでいきます。

切開しない手術であるため手術痕は目立たちにくく、まゆげ、まつげ、ひげ、陰毛にも植毛できるメリットがあります。

しかし、医師の熟練の技が必要であることや、手技が多く手術時間が長くなることから、費用が高額になるのがデメリットと言えます。

【この施術に向いている方】

  • 狭い範囲に細かく植毛したい
  • 生え際などの細い毛を生やしたい

 

(2)ストリップ法(FUT)

ストリップ法(FUT)は、ドナーとなる毛根を含めた皮膚組織を採取し、ドラフトと呼ばれる毛根を含んだ毛の束を移植部に植えこんでいく方法です。

ドナーに選ばれるのは毛量の多い箇所、一般的には後頭部や側頭部の毛髪部の皮膚組織をカットします。

皮膚組織を短冊状にカットするため、その部分に生えている毛髪を一度に採取でき、手術時間や費用を削減できるメリットがあります。

薄毛治療のなかでもよく選ばれている手術方法です。

採取した中から丈夫なドラフト(毛の束)を選んで植毛するので、植毛部分の毛髪が抜ける心配を減らせます。

しかし、縫合した箇所に毛が生えてこないことやドナー採取のカット部に傷が残る可能性は否めません。

手術の注意点をよく考慮したうえで、広範囲に大量の植毛が必要な人におすすめします。

 

(3)ダイレクト法(FUE)

ダイレクト法(FUE)は、ストリップ法と同様にドナーとなる毛髪を植えこんでいく手術で、現在最も選ばれている手術方法です。

ストリップ法との大きな違いは、特殊な器具を用いて手術する点です。

1㎜口径のチューブ型パンチでグラフト(ドナーの毛の束)を採取し、移植部に毛穴を作成しながら植えこんでいきます。

メスを使わず、丈夫な毛髪を複数本植えこめるほか、毛穴が消失した箇所にも植毛し定着しやすいメリットがあり、自然な仕上がりを期待できるでしょう。

しかし、ドナーを採取した部分に点々と小さな傷がついてしまう可能性があります。

また、大量植毛は難しい上に仕上がりは医師の技量に左右される手術というデメリットはあるものの、移植部の状態に合わせて調整しやすい方法です。

狭い範囲に植毛したい人やまばらな生え方を均一にしたい人におすすめします。

 

 

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