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公開日:2022年03月03日(木)
最終更新日:2022年11月22日(火)
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目次
「ダウンタイム」とは、美容医療やエステサロンなどで施術を受けてから、術後の腫れや内出血が治まり、通常の生活に戻るまでの期間のことをいいます。
「眼瞼下垂手術」は皮膚の表を切開する手術と切らない手術がありますが、いずれにしても術後に腫れや内出血が出て、元の状態に戻るまでには時間がかかるので注意が必要です。
ダウンタイムの症状の程度、期間の長さには個人差があり、「眼瞼下垂手術」の場合は手術内容、患者様の体質や体調によっても変わってきます。
一般的によく見られるダウンタイムの症状には、施術部位の痛み、赤み、腫れ、内出血、むくみ、かさぶたなどが挙げられます。
まぶたの表面を切開する手術の場合はダウンタイムが長く、症状も重くなる傾向にありますが、切らない手術であれば施術部位の負担が少なく、痛みや腫れも比較的軽くなるでしょう。
ダウンタイムが早い方は一日で通常の生活に戻れることもありますが、長くなると数週間から数カ月間続きますので、生活面でいろいろと支障が出てきます。
術後翌日は洗顔・洗髪・シャワー、入浴ができますが、メイクは抜糸後となりますので、仕事や外出の予定にも影響してしまうかもしれません。
ダウンタイムの負担を軽減して、なるべく早く通常の生活に戻るには、適切なアフターケアを受けることも大切です。
「眼瞼下垂手術」を受ける間にはその手術内容はダウンタイムの症状の程度、期間がどれくらいなのか説明を受けて、よく理解して納得してから、決定しましょう。
「眼瞼下垂手術」のダウンタイムの期間は、手術内容や個人差によって異なりますが、切る手術法の場合は術後に目の腫れが強く出るため、2週間から3ヶ月程度と長くなります。
切らない手術の場合は、術後の腫れや痛みが少なく、ダウンタイムはほとんどありません。
通常は2〜3日で治まりますので、翌日からメイクをして外出することができます。
術後すぐは麻酔の影響でまぶたに違和感を感じますが、まぶたの赤みや腫れは3日〜1週間程度続き、内出血が生じた場合は1〜2週間程度で治まります。
「眼瞼下垂手術」の術後は二重になりますが、二重ラインがしっかり定着するまで1ヶ月程度かかりますので、それまでは目元に刺激を与えないように注意が必要です。
まぶたは顔の他の部位と比べて、腫れや赤み、痛みが出やすい部分です。
目がかすんだり、目がゴロゴロする症状が出ることもありますが、術後の経過とともに1週間位で次第に落ち着いていきます。
ダウンタイムは個人差がありますが、痛みは手術当日と翌日の2日間くらい、腫れは1週間程度、内出血が出た場合は2週間くらいが目安です。
切らない手術は術後に腫れにくいですが、まぶたを開ける筋肉の挙筋腱膜とミュラー筋を糸で縫い縮めるため、人によってはダウンタイム中に腫れが約1〜2週間くらい続くこともあります。
まぶたに傷あとの赤みや二重の部分があざのように見える場合もありますが、その場合も約2〜3週間経過すると目立たなくなります。
手術後の痛みは痛み止め薬の服用と保冷剤での冷却が有効です。まぶたの腫れや赤み、ほてりが強く出た場合は、ご自宅でも保冷剤を使って、患部を冷やすと良いでしょう。
ダウンタイムでまぶたが腫れている間はまぶたがパンパンに腫れて目が開けづらく、二重の幅が広く見えたり、左右に差を感じることもあるかもしれません。
しかし、術後1ヶ月から3ヶ月経過すると大部分の腫れが引いていき、二重の幅もちょうどよくなり、左右差も目立たなくなります。
ごく稀なケースとして、傷跡から炎症・感染したり、薬剤のアレルギー反応や合併症を引き起こす場合があります。症状に違和感がある場合は、担当の医師にご相談ください。
すべての人ではありませんが、「眼瞼下垂症」の術後には、まぶたの傷口から血がにじむことがあります。内出血の期間は2週間くらいが目安です。
手術当日から翌日にかけて出血することがあるので、当日はなるべく目を閉じた状態を心がけて、寝る時は仰向けで休むようにしてください。
腫れもある場合は冷却剤を使って目をクーリングすると腫れが引いていきます。まぶたに濡らしたガーゼを当てると、出血していても血液が固まるのを防ぐことができます。
人によっては皮下出血が出て、まぶたにあざのような症状が出ることがありますが、その場合も5日間くらい経過すると色が黄色くなり、10日程度で目立たなくなります。
術後はまぶたの傷口を清潔にして化膿させないために、手術の翌日から3ヶ月間、ぬるま湯のシャワーで傷口部分を優しく当ててください。血液循環が良くなると治癒効果も高まります。
ただし、傷口を触ると痛みがあるかと思いますので、抜糸するまでは、傷口を強くこすったりマッサージもしないように注意しましょう。
まぶたの傷口が気になる方は、メガネで過ごされることをおすすめします。術後1カ月目までコンタクトレンズを着用できませんので、メガネで傷口を目立たなくさせると良いでしょう。
抜糸するタイミングはクリニックの手術内容や患者様の状況によって異なりますが、一般的には手術5日後から1週間後ぐらいに行います。抜糸後は腫れがどんどん引いていきます。
抜糸する前は傷口が化膿しないように、シャワーで患部を清潔にしておき、抗生剤の入った眼軟膏を塗ります。抜糸するまで傷や腫れがありますので、擦らないように注意しましょう。
切開しない手術であっても、局所麻酔の量によっては、抜糸するまでは内出血が続く場合があります。抜糸する頃には紫が黄色くなり、最後には元に戻りますので色素は残りません。
▼共立美容外科の人気の眼瞼下垂の料金や手術方法についての詳細はこちら
手術後にまぶたに糸が付いている状態でも、多くの方は手術翌日から普段どおりに会社や学校に行かれています。「メガネをかけると上手くカモフラージュできた」という声も聞きます。
ダウンタイム中であっても、まぶたの傷口を触らず、血圧を上げないように注意して頂ければ、誰にも気づかれることなく、通常通りにお仕事されても問題ありません。
ただし、接客業で重いものを持ったり、体力を使うお仕事の場合は抜糸して傷が落ち着くまでは避けることをおすすめします。
職場や周囲の人に気づかれないか気になる方は、1週間くらいの休暇を取ってから手術を受けると安心です。
眼瞼下垂症手術は健康保険適応になるケースもありますので、職場や周囲の人には「眼科の手術がある」と伝えておけば、美容外科で手術を受けたと気づかれることもないでしょう。
なるべく早く普通の生活に戻れるように、ダウンタイムの期間を短くできれば理想的です。
ダウンタイムの期間は手術内容や個人の体質、体調などの条件によって変わってきますが、ダウンタイムの過ごし方によっても、期間を短くすることは可能です。
ダウンタイム中に最も大事なことは、手術当日から3日間はできるだけ触ったり擦ったりせずに、安静にすることです。
傷口の炎症反応が続くと、ケロイド化して、せっかくキレイになった二重ラインが崩れてしまうリスクがあるので、極力傷口を触らないように注意してください。
手術当日はまぶたが腫れる前にしっかりと保冷剤で冷やすことで、炎症反応を抑えることができ、ダウンタイムが短くなります。腫れた後に冷やしても、効果は半減するので要注意。
保冷剤はガーゼで包んで、まぶたの傷口の上に優しく当ててクーリングすると炎症を抑えて、内出血の期間も短くなります。
血圧が上がると血流が良くなり、傷口からの出血が止まりにくくなりますので、手術当日の入浴は必ず避けてください。また、湯船に浸かると血流が良くなり炎症が悪化するのでNGです。
術後にまぶたが腫れてしまうのは、炎症反応によるむくみの現象ですから、熱い温度のお湯に触れると腫れが治まりにくくなるので、ご注意ください。
術後3日間は熱いシャワーと湯船に浸かるのは避けて、ぬるい温度のシャワーで短めに済ませるようにしましょう。
また、術後に激しい運動をすると出血が再開して止まらなくなるケースもありますので、血圧を上げないように、術後3日間は安静にしておいてください。
傷の赤みを抑えるために、術後は抜糸するまでクリニックで処方された内服をきちんと服用することも大切です。抜糸後は傷口に外用薬(ステロイド軟膏)を塗布します。
ダウンタイムのまぶたの腫れ・赤み・炎症を落ち着かせるために、熱いシャワーや入浴は避けて、ぬるめの温度で短めのシャワーで済ませましょう。
血圧を上げないように、完全にまぶたの赤みが引くまでは、激しい運動は控えてください。抜糸後1週間くらいから、徐々にウォーキングやジョギングなど軽い運動を再開できます。
抜糸をして約1ヵ月後には、激しい運動もできるようになり、コンタクトレンズ着用、スキンケアやアイメイクもできますが、完全に傷が治っていない場合は控えるようにしてください。
共立美容外科では、軽度、中度、重度の幅広い症状に対応した眼瞼下垂の手術を提供しております。
総合病院や大学病院勤務の経験がある医師が高品質な美容医療器具で丁寧な手術をするため、仕上がりの美しさにも好評いただいております。
当院では1989年の開院以来、痛みや腫れを極力抑えて、ダウンタイムの負担を減らす努力を徹底していますので、初めての方も、一度カウンセリングにてご相談頂ければと思います。
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このページの監修・執筆医師
玉田 洋(たまだ ひろし)
共立美容グループ 中国四国エリア統括就任
日本美容外科学会認定専門医
略歴
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日本美容外科学会会員
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