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鼻プロテーゼは一生もつの?将来の心配やメンテナンス方法は?

公開日:2022年01月30日(日)
最終更新日:2024年03月18日(月)

鼻の整形
鼻にプロテーゼを挿入するために鼻を切開している
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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

鼻のプロテーゼは一生もつの?持続期間について

鼻にプロテーゼを挿入する美容外科医師

鼻のプロテーゼ手術は、一度受ければ長期間鼻の形状を維持できるというメリットがあります。

年齢を重ねて皮膚が薄くなると、プロテーゼが浮き上がって見えてしまう場合がありますが、基本的には同じ形状を維持し続けられる美容整形と考えても良いでしょう。

それではまず、鼻プロテーゼ手術後からの定着期間や、定着後の効果持続期間をご紹介します。

 

手術後すぐには定着しない

鼻のプロテーゼ手術は人気の美容整形手術ですが、美容整形手術である以上、組織が形成されるまでには一定の期間がかかります。
組織が形成される期間については個人差があるため、「〇カ月後なら必ず定着している」とは言えません。
しかし、多くの方は手術から1カ月経過したあたりで腫れや内出血が引き、手術直後の違和感もほぼなくなります。
早い方では2カ月程度、遅い方でも6カ月以内には組織が形成されて定着するでしょう。

 

定着後、効果持続期間はどれくらい?

手術後しばらくは鼻に負担にかからない方法で洗顔したり、メイクの際に鼻に負荷をかけないようにするといった注意事項がありますが、定着後はそこまで神経質になる必要はありません。

プロテーゼが鼻にしっかりと定着すれば、日常生活に支障が出ることはないでしょう。

では、効果はどれくらいの期間維持できるのでしょうか。
プロテーゼは人工物であるため、他の人工物と同様に、作成から年数が経過すると自然と経年劣化していく可能性があります。
期間に差はありますが、一般的には手術後からおよそ20~30年間は形状の維持が可能です。その後は経年劣化による変形が起こることがあります。

 

将来経年劣化はしない?

鼻のプロテーゼを作成しているところ

ひと昔前のプロテーゼ手術に使用された素材はゴムや象牙でした。

現在のプロテーゼには医療用のシリコン素材が使用されています。シリコンプロテーゼは経年劣化の可能性がほとんどないとされています。

また、シリコン素材は適度に柔らかいため微調整することができ、それぞれの鼻の形に合わせてプロテーゼを作成することが可能です。

 

 

 

将来考えられるトラブルは?

プロテーゼの手術が終わった後

鼻に挿入したシリコンプロテーゼは基本的には経年劣化しませんが、トラブルが起こる可能性があります。

起こる可能性があるトラブルを紹介します。

 

凸凹が目立ってくる?

鼻用のプロテーゼの原材料は、人体に悪影響を及ぼすリスクが少ない医療用のシリコンです。そのため、経年によって形状に変化が見られることはほぼありません。

ただ、20年から30年程度経過すると石灰化するリスクがあります。石灰化すると、鼻に挿入したプロテーゼが凸凹になってしまいます。

そして、加齢に伴い皮膚が薄くなると、鼻の表面に凸凹が目立ちやすくなってしまいます。

しかし適切に手術を行えば、凸凹が目立つ心配はありません。

また、石灰化したとしても体に害はありません。

将来的にプロテーゼを入れ替えることはできますが、必ずしもプロテーゼを入れ替える必要はないでしょう。

 

 

プロテーゼがずれる?

鼻のプロテーゼは挿入する場所が決められており、その部分でなく間違った場所に挿入すると、経年とともに上にずれるリスクがあります。その場合、鼻のプロテーゼが押し上げられて鼻穴が目立つ状態になりやすいです。

 

また、もともと鼻筋が曲がっていた場合には、鼻プロテーゼが左右のいずれかに傾き、中心がずれてしまうこともあります。
技術力のある医師なら、間違った場所にプロテーゼを挿入することはまずないでしょう。
一方、医師の知識や技術が未熟だった場合、プロテーゼがずれるといったトラブルが起こることがあるのです。
もしこのような状態になった場合は、できるだけ早くメンテナンスを受ける必要があります。

 

 

手術直後に注意したいこと

問診票を記載する患者

ここからは、手術後1週間~6カ月以内に現れることがあるトラブルについて紹介していきます。

 

鼻先に炎症が見られる

手術後間もなくして鼻先が赤くなる場合には、手術中に何らかの菌が侵入し、それによって炎症が起こっている可能性が考えられます。
衛生管理に万全を期している美容外科なら、炎症が起こることは滅多にありません。
しかし、どれだけ衛生管理に気を付けていても炎症トラブルが起こる可能性はゼロではないため、炎症が出た場合は迷わず手術を受けた美容外科に相談してください。

 

拘縮によるひきつれ

鼻のプロテーゼの周辺で炎症が起こると、傷口が治る過程において組織に収縮が起こることがあります。

この状態は拘縮と呼ばれ、症状が強く現れた場合では、皮膚に目立つひきつれが見られることがあります。

これらは、鼻プロテーゼ手術後6カ月以内に見られることがある症状で、放置していても元には戻りません。
症状に気付いたら、その時点で鼻プロテーゼ手術を受けた美容外科に相談の上、再手術を検討しましょう。
同じ美容外科で手術を受けたくないと感じたなら、別の美容外科に相談してみるのも良いでしょう。

 

メンテナンス方法

共立美容外科のエントランスで挨拶する医師と患者

鼻のプロテーゼ手術は、受けて間もなくしてトラブルが起こることもあれば、数十年後になってトラブルが起こることもあります。
そのようなときには放置せず、なるべく早めに再手術を受けることが望ましいです。
手術直後や数十年後に行われるメンテナンス方法を紹介します。

 

入れ替え手術

手術から6カ月以内、あるいは数十年後に何らかのトラブルが起こった場合に適用されることが多いのが、鼻のプロテーゼの入れ替え手術です。
もう一度受けるとなると、初めに受けた手術を思い出して恐怖を感じるかもしれません。
しかし、鼻自体にトラブルが起こった場合、プロテーゼを抜いたり、新しいプロテーゼへの入れ替えが必要になる場合があります。

入れ替え手術には以下のメリットがあります。

数十年間形状を維持できる

プロテーゼを入れ替えれば、そこからまた数十年間は形状を維持できます。

鼻は顔の中心部の目立つ場所にあるため、トラブルで変形した場合、それがコンプレックスになってしまうこともあるでしょう。

そのようなコンプレックスを抱えていると、精神にも悪影響が及んでしまうかもしれません。
そうならないためにも、新しいプロテーゼへの入れ替えを検討するのがおすすめです。

 

デザインを変えられる

プロテーゼを入れ替える際には、以前のデザインではなく、別のデザインに加工して手術を受けられます。
つまり、以前よりも希望に近い鼻を手に入れられる可能性があるということです。
以前の鼻プロテーゼの形状が気に入っている場合、以前と全く同じ形状には加工できないかもしれませんが、技術力のある医師なら、顔全体のバランスを見てより自然に馴染むようにプロテーゼを加工してくれるでしょう。
希望の鼻に近づけるためには、信頼のおける美容外科を選ぶことが何よりも大切だと言えます。

日々気を付ける事

メンテナンスを行う上で、日々気を付けなければいけないこともあります。

手術後1カ月程度は、あまり鼻に触らないようにしましょう。

1カ月過ぎてからは、洗顔など強く抑えたりする程度なら問題ありません。ただし、ボクシングやサッカーなど顔を激しくぶつける可能性があるスポーツはプロテーゼがずれる可能性が高いので避けた方が良いでしょう。

 

 

プロテーゼの手術が終わった後

「鼻プロテーゼは一生もつのか」をテーマに解説してきましたが、鼻プロテーゼの形状が一生維持できれば、これほど嬉しいことはないでしょう。

正しく手術を行えば、基本的には入れ替え手術をする必要はありません。

ただし、鼻のプロテーゼ手術は医療行為であるためトラブルが起こるリスクはあります。
トラブルをできるだけ避けるためには、信頼性が高い美容外科を選ぶことが大切です。

 

インターネットなどで検索して気になる美容外科をピックアップしたら、まずはカウンセリングを受けてみるのがおすすめです。

 

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 新垣 光之(あらかき みつゆき)

    新垣 光之(あらかき みつゆき)

    • 略歴

      • 1992年
        琉球大学医学部医学科 卒業
        1992年
        琉球大学医学部第一外科 入局
        1998年
        琉球大学医学部第一外科 退局
        1998年
        共立美容外科 入職
        2001年
        共立美容外科 退職
        2001年
        クリア・スキンクリニック那覇 開業
        2018年
        クリア・スキンクリニック那覇 閉院
        2018年
        共立美容外科 立川院 院長就任

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