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公開日:2022年01月30日(日)
最終更新日:2022年03月14日(月)
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目次
鼻のプロテーゼ手術は一度受ければ何十年と長期間、鼻の形状を維持できるというメリットがあります。
年齢を重ねて皮膚が薄くなると、プロテーゼが浮き上がって見えてしまう場合がありますが、基本的に一生涯同じ形状を維持できる美容整形と考えてよい手術になります。
それではまず、鼻プロテーゼ手術後からの定着期間や、定着後の効果持続期間からご紹介しましょう。
鼻のプロテーゼ手術は気軽に受けられる美容整形手術として人気ですが、美容整形手術である以上、組織が形成されるまでには一定の期間がかかります。
組織が形成される期間については個人差があるため、「〇カ月後ならしっかりと定着している」ということはいえません。
しかし、多くの方は手術から1カ月経過したあたりで腫れや内出血が引き、手術直後に感じていた違和感もほぼなくなります。
そして気になるのが組織の形成ですが、早い方では2カ月程度、遅い方でも6カ月以内には組織が形成されて定着します。
プロテーゼが鼻にしっかりと定着すれば、何不自由ない日常生活を送れるようになります。
それは、手術後しばらくは鼻に負担にかからない方法での洗顔や、メイクの際に鼻に負荷をかけないといった注意事項がありますが、定着後にはそこまで神経質に注意する必要がなくなるからです。
では、効果はどれくらいの期間維持できるのでしょうか。
プロテーゼは人工物であるため、他の人工物と同様に、作成から年数が経過すると自然に経年劣化が起こります。
そしてその期間についても差が生じますが、手術後からおよそ20~30年間は形状を維持でき、その後は経年劣化による変形が起こりやすくなります。
ひと昔前のプロテーゼ手術に使用された素材はゴムや象牙でした。
ただ、現在のプロテーゼは医療用のシリコン素材を使用するので、将来経年劣化はほぼ考えづらいです。
また、シリコン素材は適度に柔らかいため微調整することができ、患者様お人おひとりの鼻の形に合わせてプロテーゼを作成することが可能です。
鼻に挿入したプロテーゼは基本的に経年劣化しませんが、将来トラブルが起こる場合もあります。
トラブルが起こる可能性をひとまず知識として知っておいてください。
鼻用のプロテーゼの原材料は、人体に悪影響を及ぼすリスクが極めて少ない医療用のシリコンです。そのため、経年によって形状に変化が見られることはほぼありません。
ただ、20年から30年程度経過すると石灰化するリスクがあります。石灰化すると、鼻に挿入したプロテーゼが凸凹になってしまいます。
そして、加齢に伴い皮膚が薄くなると、鼻の表面に少し凸凹が目立ちやすくなってしまいます。
ただ、このようなリスクはありますが、適切に手術を行えば、凸凹が目立つ心配はありません。
また、石灰化したところで体に害もありません。
プロテーゼを将来入れ替えることは自由ですが、必ずプロテーゼを入れ替える必要はありません。
手術を受けた段階でそもそも挿入する位置が間違っていると、経年によって将来、鼻のプロテーゼが押し上げられて鼻穴が目立つ状態になることがあります。
実は、鼻のプロテーゼは挿入する場所が決められており、その部分でなく間違った場所に挿入すると、経年とともに上にずれるリスクがあるのです。
また、もともと鼻筋が曲がっていた場合には、鼻プロテーゼが左右のいずれかに傾き、中心がずれてしまうこともあります。
信頼のおける美容外科に在籍し、なおかつ高い技術力を持つ医師なら、間違った場所にプロテーゼを挿入することはまずありません。
一方、担当医の知識や技術が未熟だった場合では、プロテーゼがずれるといったトラブルが起こることがあるのです。
万が一このような状態になった場合でも、なるべく早めにメンテナンスを受けておくのがベストでしょう。
こちらでは、手術後1週間~6カ月以内に現れることがあるトラブルについてご紹介しています。
手術後間もなくして鼻先が赤くなる場合には、手術中に何らかの菌が侵入し、それによって炎症が起こっている可能性が考えられます。
衛生管理に万全を期している美容外科なら、滅多に炎症が起こることはありません。
しかし、衛生管理に万全を期している美容外科でも炎症トラブルは起こりえますので、この症状が現れたら、迷わず手術を受けた美容外科に相談してください。
鼻のプロテーゼの周辺で炎症が起こると、傷口が治る過程において組織に収縮が起こることがあります。
この状態は拘縮と呼ばれ、症状が強く現れた場合では、皮膚に目立つひきつれが見られることがあります。
これらは、鼻プロテーゼ手術後6カ月以内に見られることがある症状で、放置していても元には戻りません。
これらのいずれかの症状に気付いたら、その時点で鼻プロテーゼ手術を受けた美容外科に相談し、再手術を検討しましょう。
また、同じ美容外科で手術を受けたくないと感じたなら、評判が良い美容外科を探して受診するという方法がおすすめできるでしょう。
鼻のプロテーゼ手術は、受けて間もなくしてトラブルが起こることもあれば、数十年後になってトラブルが起こることもあります。
そのようなときには放置せず、なるべく早めに再手術を受けることが望ましいといえるでしょう。
こちらでは、手術直後や数十年後に行われるメンテナンス方法についてご紹介しています。
手術から6カ月以内、あるいは数十年後に何らかのトラブルが起こった場合に適用されることが多いのが、鼻のプロテーゼの入れ換え手術です。
もう一度受けるとなると、初めに受けた手術を思い出して恐怖を感じるかもしれません。
しかし、鼻自体にトラブルが起こった場合、プロテーゼを抜いたり、新しいプロテーゼに入れ替えたりする必要がある場合があります。
入れ替え手術には以下のメリットがあります。
プロテーゼを入れ替えれば、そこからまた数十年間は美しい形状を維持できます。
鼻は顔の中心部の目立つ場所にあるため、トラブルで変形した場合では、それがコンプレックスになる可能性が否めません。
しかし、そのようなコンプレックスを抱えていると、やがて精神にも悪影響が及び、精神的に不安定になることもあるのです。
そうならないためには、新しいプロテーゼに入れ替えて、自信を持って生きるというのが賢い選択だといえるでしょう。
プロテーゼを入れ替える際には、以前のデザインではなく、別のデザインに鼻プロテーゼを加工して手術を受けられます。
つまり、以前よりも理想に近い鼻を手に入れられる可能性が広がるということですね。
そして、以前よりも美しい鼻を手に入れることができれば、それが自信につながることは間違いないでしょう。
もちろん、以前の鼻プロテーゼの形状が気に入っていれば、医師にその旨を申し出ることで理想の鼻を手に入れることができます。
この場合、以前とまったく同じ形状には加工できないかもしれませんが、信頼できる医師なら、患者様の顔全体のバランスを見て、より自然に馴染むようにプロテーゼを加工してくれるはずです。
そのためには、信頼のおける美容外科を選ぶことが何よりも大切だといえるでしょう。
メンテナンスを行う上で、日々気を付けなければいけないこともあります。
手術後1カ月程度は、念のためあまり触らない方が無難です。
1カ月過ぎてからは、洗顔など強く抑えたりする程度なら大丈夫ですが、ボクシングやサッカーなど顔を激しくぶつける可能性があるスポーツはプロテーゼがずれる可能性が高いので避けた方が無難です。
今回は、「鼻プロテーゼは一生もつのか」をテーマにお伝えしてきました。鼻プロテーゼの形状が一生維持できれば、これほどうれしいことはないでしょう。
正しく手術行えば、半永久的に入れ替え手術をする必要がありません。
ただ、医療行為のためトラブルはつきものです。
トラブルをできるだけ避けるためには、信頼性が高い美容外科を選ぶ必要があります。
色々なホームページを検索して気になる美容外科をピックアップしたら、まずはカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
このページの監修・執筆医師
新垣 光之(あらかき みつゆき)
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