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公開日:2022年08月30日(火)
最終更新日:2024年02月05日(月)
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目次
美容における永遠のテーマである「美白」と「エイジングケア」。
紫外線ケアやライフスタイルの見直しを徹底するのはもちろんのこと、身体の中から美白とアンチエイジング対策をしたいとお考えの方も多いのではないしょうか。
美白とアンチエイジングのためにインナーケアをお考えの方にオススメなのが、「グルタミン」というアミノ酸です。
今回は「グルタミンはなぜ美白とアンチエイジングにとって必要不可欠な成分なの?」、「グルタミンを摂取する方法は?」といった内容を解説していきます。
人間の身体は60%から70%ほどが水分によって構成されていますが、その次に多い構成要素が「タンパク質」です。
人間の身体を構成する固形の中では約半分もの質量を占めているタンパク質は、筋肉や臓器、血液といった生命を維持するための組織はもちろん、髪の毛や爪、肌、そしてホルモンを構成する重要な働きを担っています。
そして、そのタンパク質を構成しているのは、20種類のアミノ酸です。
20種類のアミノ酸のうち、非必須アミノ酸とよばれるアミノ酸のひとつが「グルタミン」です。
グルタミンはタンパク質を生成するため、人間の身体にとって非常に重要な成分です。
胃腸粘膜を保護する作用や、アルコールを分解する作用、免疫効果を高める作用なども報告されていますが、ここでは、「特に美容面ではどのような働きが期待できるのか」に焦点を当てて解説します。
グルタミン酸は、筋肉の中に豊富に存在しています。
筋肉内のアミノ酸の中で、グルタミンは約30%から50%を占めており、筋肉のタンパク質合成において非常に重要な役割を担っています。
グルタミンが豊富な筋肉は運動の後の筋肉破壊を防ぎ、筋肉疲労を防ぐ効果があります。
まぶたを持ち上げたり、フェイスラインを維持する「表情筋」も筋肉の一種であるため、グルタミンが豊富な肌ではたるみやシワといった年齢サインが出にくいと考えられています。
グルタミンに加え、アミノ酸の仲間である「システイン」と「グリシン」が結合すると、「グルタチオン」というペプチドに変化します。
このグルタチオンは、メラニン色素細胞からメラニンを生成する「チロシナーゼ」という酵素の働きを阻害する働きを担っており、皮膚の色が濃く変化するのを防いだり、シミが出来るのを防いでくれます。
グルタチオンは「美白効果のある医薬品」としても使用されているため、グルタミンはそんなグルタチオンの維持に関わる重要なアミノ酸であるといえます。
グルタミンが姿を変えた「グルタチオン」は、体内の老化を防ぐ役割も担っています。
私たちの身体は酸素を取り込み、呼吸することで生存していますが、身体に取り込んだ酸素のうち1%から3%が活性化してしまい、「活性酸素」へと変化します。
この活性酸素はウィルスや細菌を攻撃して私たちの身体を感染症などから守ってくれると同時に、正常な細胞や遺伝子までもを攻撃してしまい、身体の酸化を引き起こしてしまいます。
グルタミンが変化したグルタチオンは、この活性酸素を中和する作用を持っていることが分かっており、ビタミンCやビタミンEと結びつくことでさらに身体の酸化、そして酸化が引き起こすシミやシワなどの肌トラブルや、生活習慣病の予防などの効果が期待できます。
どんなに気を付けていても、日常生活の中で、鉛やヒ素、カドミウム、アルミニウム、水銀などの重金属が体内に蓄積してしまいます。
人によって摂取量に差はありますが、マグロに含まれる水銀、化学肥料に含まれるヒ素、電子タバコに含有されるニッケル、また化粧品内の鉛など、体内で消化しきれない重金属は、年齢とともに蓄積し、体調不良や消化不良にともなう肌荒れの原因になってしまいます。
この体内の重金属を解毒して排出するのも、グルタミンの派生形であるグルタチオンの役割です。
体内の有害物質を排出する機能のことを「デトックス作用」と言いますが、体内の重金属をデトックスし、腸内環境を正常に保つ上ではグルタチオンが必要不可欠です。
身体にとって重要なグルタミンですが、激しい運動やトレーニング、ストレス、病気などで体内量が減少してしまうと、筋肉機能の劣化、生活習慣病の発症、免疫機能の低下、腸内環境の悪化などの症状が現れてしまいます。
特に美容の観点からは、表情筋の衰えに伴って肌にたるみが現れる、シミやシワが増えるなどの症状が懸念されます。
また、活性酸素を分解するグルタミンが不足することによって、顔の内部にある細胞が破壊され、肌の酸化や老化のトラブルの原因にもなってしまいます。
さらに、グルタミンが不足することによってグルタチオンが生成されず、体内のデトックスが正常に行われない場合は腸内環境が悪化してしまい、肌荒れや乾燥などといった症状になって現れてしまいます。
生命を維持する上ではもちろんのこと、グルタミンやグルタチオンの欠乏は美容の面でも多大なトラブルを引き起こす要因になってしまうのです。
グルタミンは非必須アミノ酸ですので、人間の体内で生成されるアミノ酸です。
普通の生活をしている場合には、生命維持が難しくなるほどグルタミンが不足する場合はありません。
しかしながら、激しい運動や筋トレの後など著しくグルタミンを消費した場合、身体が弱っている場合、美容への効果を実感したい場合は、意識してグルタミンを摂取する必要があります。
また、身体にストレスが溜まっている状態が続いてしまうと、グルタミンが通常よりも多めに消耗されてしまいますので、グルタミンの摂取がおすすめです。
グルタミンはタンパク質の中に多く含まれていますので、肉類や魚介類、海藻類、大豆、鶏卵、乳製品、トマト、ほうれん草などです。
グルタミンは加熱したり、酸性の食品と同時に摂取すると、効果が半減してしまいます。
良質なグルタミンを多く摂取したい場合は、お刺身やサラダなどで摂取する必要があります。
グルタミンの摂取目標量は定められていませんが、グルタミンが含まれているタンパク質の摂取目標量は、成人女性の場合50gとなっています。
過剰なグルタミンの摂取は消化機能に負担をかけてしまう場合があり、脂質や糖質の過剰摂取となってしまう場合があります。
グルタミンは熱に弱いため、生の食品から経口摂取を続けることは非常に困難です。
継続的に有効量のグルタミンを摂取したい場合は、サプリメントの服用もおすすめです。
現在の研究では、1日40gまでのサプリメントによるグルタミンを摂取が推奨されていますので、サプリメントを服用する場合は40gを超えないようにご注意ください。
また、グルタミンは熱に弱いので、白湯などではなく常温のお水で服用されることをおすすめいたします。
化粧水や保湿クリームなどの化粧品は、肌の表面をうるおしたり保湿したりすることは出来ますが、肌の表面である表皮より奥にある層には浸透しません。
そのためグルタミン配合の化粧品を使用しても、体内のグルタミン量を増加させたり、グルタミンの生成を促す事はできませんのでご注意ください。
化粧品に含まれるグルタミンは、肌の表面を保湿する効果や、角質の生まれ変わりを促す効果には優れていますので、お肌が乾燥しがちな方や、ゴワつきが気になる方にはおすすめの成分です。
グルタミンを生成する要素であるグルタミン酸と、システイン、グリシンというアミノ酸が結合することで生まれるグルタチオンは、肌の酸化や老化を防ぎ、正常な表情筋や白い肌を維持するために有効な成分です。
そのため、特に美容面での効果を期待されるのであれば、グルタチオンの状態でグルタミンを摂取するのも有効な手段です。
グルタチオンが高配合されたサプリメントであれば、美白やエイジングケアに有効な効果が期待できます。
摂取のタイミングはご自身が継続できるタイミングで問題ありませんが、グルタチオンはビタミンCとビタミンEと結合することで、さらに効果が期待できます。
ビタミンCやビタミンEが多く含まれた食品と一緒に摂取したり、ビタミンが配合されたサプリメントなどと同時に服用いただくと、より美白やエイジングケアに有効です。
体内に確実にグルタチオンを届けたい場合は、グルタチオンを主成分とした白玉点滴や白玉注射がおすすめです。
共立美容外科では「共立モアホワイト点滴」という施術で、グルタチオンを体内に注入することが可能です。
グルタチオンの効果を高めるビタミンB群やビタミンC群も配合していますので、美白やエイジングケアが期待できます。
▼共立美容外科の人気の白玉点滴(共立モアホワイト点滴)の料金や施術方法についての詳細はこちら
私たちの身体の中で、非常に大きな役割をいくつもこなしているグルタミン。
グルタミンは、生命維持や体内の機能性を維持する上で非常に重要な成分であり、運動やストレスなどで不足しがちなアミノ酸でもあります。
また、グルタミンは、肌の酸化や老化の防止、美白効果、デトックス効果、シワやそしてたるみに負けない表情筋の維持に欠かすことの出来ない成分です。
グルタミンの美容効果を最大限に引き出したい場合は、意識的なグルタミンの摂取をオススメしております。
共立美容外科オリジナルの美肌点滴である「共立モアホワイト点滴」は、高配合のグルタチオンと、グルタチオンの美肌・エイジング効果を高めるビタミンが配合されており、一般的なグルタチオン注射よりも、より効果的な美白効果やエイジングケアが期待できるのが特徴です。
グルタミンによるインナーケアで美しくエイジレスなお肌を目指したい方は、どうぞお気軽に共立美容外科までご相談ください。
▼共立美容外科の人気の白玉点滴(共立モアホワイト点滴)の料金や施術方法についての詳細はこちら
このページの監修・執筆医師
久次米 秋人(くじめ あきひと)
日本美容外科医師会理事
日本美容外科学会認定専門医
略歴
主な加盟団体
日本美容外科医師会理事
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会会員
日本美容外科学会認定専門医
日本脱毛学会会員
北米脂肪吸引形成外科学会会員
日本坑加齢美容医療学会会員
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