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公開日:2022年03月31日(木)
最終更新日:2023年06月12日(月)
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目次
「厳しいダイエットをしないで痩せたい」と脂肪吸引を考えている方のなかには、痛みの伴う”切開の必要な脂肪吸引”に抵抗がある方もいるかもしれません。
なるべく痛みを軽減しながら脂肪吸引をしたい方におすすめなのが、切らない脂肪吸引「キャビテーション」です。
このコラムでは、「切らない脂肪吸引の種類」や「キャビテーションのしくみ・特徴」など、痛みに弱い方のための情報をご紹介します。
「脂肪吸引をしたいけど切りたくない」と考えている方はぜひお読みください。
脂肪吸引は多くの場合、皮膚を切開して吸引管「カニューレ」を挿入して脂肪を吸引していきますが、皮膚にメスを入れることなく脂肪を除去する方法もあります。
切開を伴う脂肪吸引と、切らない脂肪吸引の主な違いを表にまとめました。
原理 | 体内から直接脂肪を取り除く | 体外から脂肪にアプローチ |
---|---|---|
効果スピード | 一度の施術で効果あり | 繰り返しの施術で効果あり |
痛み | 全身麻酔でなし | 施術内容によってはあり |
ダウンタイム | 腫れ・内出血・筋肉痛などがなくなるまで2〜3カ月 | ほとんどなし |
リスク | 周辺細胞を傷つけるリスクあり | ほとんどなし |
店舗 | クリニック | クリニック・エステサロン |
おすすめな人 | すぐ効果を実感したい人 | じっくりボディデザインしたい人 |
切らない脂肪吸引は、クリニックだけでなくエステサロンでも気軽に施術を受けられ、ダウンタイムもほとんどないため、その気軽さが人気です。
切らない脂肪吸引のなかでも、アプローチの特徴が異なる3つの方法があります。
それぞれの特徴と施術例をご紹介します。
「超音波」や「高周波」などを発するマシンを気になる部位に照射して、熱で脂肪細胞にダメージを与えることで、脂肪を破壊したり小さくしたりする方法です。
さまざまなマシンがありますが、脂肪細胞を熱破壊して脂肪細胞の数自体を減らすマシンを使う方法がもっともリバウンドしにくくなっています。
気になる部位に脂肪細胞が凍る4℃のマシンを照射して脂肪細胞をシャーベット状にし、細胞死(アポトーシス)を引き起こして除去する方法もあります。
こちらも脂肪細胞だけを効率的に破壊して脂肪細胞の数を減らせるため、リバウンドしにくいのが特長です。
薬液などを注入して脂肪を溶かす方法もあります。
複数回に分けての注射が必要になるため、効果の実感までに時間がかかる傾向にあります。
しかし切らない脂肪吸引のなかでも施術時間やダウンタイムが短いため、もっとも気軽に受けられる施術です。
ここからは、前述した「熱で脂肪細胞にダメージを与えるタイプ」の切らない脂肪吸引「キャビテーション」について詳しくご紹介します。
キャビテーション(正式名称:Cavity Cell System)は、気になる部位に「超音波マシン」を照射して、脂肪の核を破壊する痩身術です。
キャビテーションの特徴を表にまとめました。
原理 | 超音波で脂肪の核を根こそぎ破壊する |
---|---|
施術可能部位 | 二の腕・ウエスト・お尻・太もも・ふくらはぎなど |
料金の目安 | 1部位1回33,000円程度 |
通院回数 | 1〜10回 |
痛み | なし |
ダウンタイム | なし |
仕事・外出 | 施術日に可能 |
施術時間 | 10〜20分程度 |
メリット | 気軽で仕事の合間でも施術可能 |
おすすめな人 | セルライトが気になる人・痛みに弱い人 |
キャビテーションは仕事の合間などでも気軽に受けられてダウンタイムも少ないため、世界中の美容クリニックで導入されている人気の痩身術となっています。
キャビテーションでは、どのようにして脂肪細胞を破壊していくのでしょうか。
そのしくみをご紹介します。
キャビテーションに使うマシンは、脂肪細胞のみに反応する特殊な超音波を発します。
超音波によって微小な泡を発生させて、泡が弾けたときの衝撃波によって脂肪の核を刺激します。
脂肪細胞のみに反応するため、ほかの周辺組織を傷つけることがないほか、溶けだした脂肪細胞は血液中に流れていくため、リバウンドをしにくいのも特長です。
痩身術の「ハイパーナイフ」は、キャビテーションと施術内容が似ているため、どちらを受けるか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこでここでは、「キャビテーション」と「ハイパーナイフ」の違いをご紹介します。
ハイパーナイフは、気になる部位に高周波の「ラジオ波」を発するマシンを照射して、脂肪細胞に熱を与えて振動させることで脂肪の除去を促す痩身術です。
特殊な形状のヘッドで脂肪やセルライトを揉みほぐして、体を温めながら脂肪の排出を促進します。
2つの違いをまとめた表は以下です。
原理 | 「超音波」で脂肪の核を除去 | 「ラジオ波」で脂肪細胞の除去促進 |
---|---|---|
顔の施術 | 不可 | 可 |
施術時間 | 1部位10〜20分程度 | 全身120分程度 |
料金の目安 | 1部位1回33,000円 | 全身1回24,000円 |
おすすめな人 | セルライトが気になる人・部分痩せしたい人 | 代謝をあげたい人・むくみやすい人 |
効果の感じ方には個人差があり、一度の施術で「むくみがとれてほっそりした」と感じる方もいる一方で、一度の施術では効果を感じにくい方もいます。
ここではキャビテーションの効果の実感をさらに高めるための「施術の頻度」や「施術併用について」、「施術後に過ごし方」をご紹介します。
キャビテーションによって流れでた脂肪や老廃物は、内臓のはたらきによって3日〜4日かけて体外へと排出されます。
短期間で痩せたいからといって短いスパンで施術を行うと、内臓に負担がかかる場合があるため、注意が必要です。
内臓に負担をかけずに短期間で痩身効果を得るためには、1週間に一度程度の頻度で施術を行うのがよいでしょう。
キャビテーションは、溶けた脂肪を血液中から体外へと流していくため、デトックスを促すほかの痩身術と併用して行うことで、さらなる効果が期待できます。
前章で紹介した「ハイパーナイフ」との併用も可能ですが、一つ注意しておきたいのは、別のクリニックやエステサロンで併用することは避けておいた方がよいでしょう。
前述のとおり脂肪を排出する際には内臓に負担がかかっているため、頻繁に同部位の施術を行うと、その分負荷がかかってしまいます。
別のクリニックやエステサロンで併用する場合は、あらかじめ頻度や施術内容などを担当の医師やエステティシャンと相談してから行いましょう。
キャビテーションを行うことで、脂肪細胞が乳化して体の外へと排出しやすい状態になります。
キャビテーションの効果をさらに高めるには、水分をしっかりとったり、施術後にリンパマッサージで血液の流れをよくしたり、岩盤浴などでデトックス作用を促したりするのがおすすめです。
体を温めてほぐすことで、効率的な痩身効果が期待できます。
キャビテーション施術後の効果的な過ごし方は以下です。
キャビテーションはクリニックやエステサロンなどで幅広く導入されているため、店舗選びに迷う方もいるかもしれません。
そこで、クリニックとエステサロンで導入されているキャビテーションの違いをご紹介します。
クリニックとエステサロンのキャビテーションの大きな違いは「出力の高さ」にあります。
クリニックで使用している医療用のキャビテーションは「メディカルキャビテーション」といって、エステサロンと比較して高出力での施術が可能になっているため、より短期間での効果が期待できます。
一方エステサロンはクリニックに比べて料金が安価な傾向にあるほか、カウンセリングやアフターケアなど、高いホスピタリティでお客様の痩身のお手伝いをするのが特長です。
効果 | ◎ | ◯ |
---|---|---|
料金 | ◯ | ◎ |
おすすめな人 |
|
|
安心・安全に短期間で効果を得たい方は「クリニック」を、より安価な料金で丁寧な接客を求めている方は「エステサロン」を選ぶとよいでしょう。
切らない脂肪吸引「キャビテーション」は切開を伴う脂肪吸引に比べて安全性が高く、ダウンタイムもほとんどなく受けられる気軽な痩身術です。
さまざまなダイエットを試して痩せにくい方も、キャビテーションでしっかり脂肪を排出させやすくしてからダイエットをすれば、同じダイエットを試したとしても効果を実感しやすくなるでしょう。
共立美容外科ではいろいろな痩身術をご用意しております。詳しくはこちらから。
このページの監修・執筆医師
磯野 智崇(いその ともたか)
共立美容グループ 総括副院長
略歴
主な加盟団体
日本美容外科学会
日本美容外科学会認定専門医
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