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太ももの脂肪吸引で起こり得る7つの症状とダウンタイムの過ごし方を美容外科医が解説

公開日:2022年03月03日(木)
最終更新日:2022年03月14日(月)

脂肪吸引・痩身
太ももの脂肪吸引のデザイン
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ダイエットで太ももの部分痩せはできない?

太もものダイエットを悩んでいる女性

下半身のスタイルにお悩みの方は、「太ももに脂肪が付き過ぎている」、「太ももに隙間がなくムッチリして見える」と太ももの部位を気にされている方が多い印象です。

太ももに脂肪が付いてしまう主な原因は、日頃の運動不足やむくみが挙げられますが、もともと下半身は上半身よりも重力の影響で血行とリンパの流れが滞りやすいので注意が必要です。

太ももの筋肉量が少ないと、代謝機能が下がって脂肪を燃焼できず、余分な脂肪を溜め込みやすくなります。

太もも痩せするには、運動して脂肪燃焼させると効果的ですが、太ももの脂肪だけを部分的に減らすという効率的なダイエット方法は、残念ながらありません。

どうしても太ももの脂肪を重点的に減らして、スラッとした太ももになりたいという方は、美容クリニックが行っている「太ももの脂肪吸引」を検討するとよいでしょう。

 

太ももの脂肪吸引のバナー

▼共立美容外科の太ももの脂肪吸引の料金や手術方法についての詳細はこちら

 

太ももの脂肪吸引とは?

手術室で太ももの脂肪吸引の手術をする医師と看護師

「太ももの脂肪吸引」とは、太ももに付いた余分な皮下脂肪をカニューレと呼ばれる細いストローのような吸引器具を使って取り除き、ほっそりとした太ももにする痩身治療です。

脂肪吸引の施術では、皮膚と皮下組織の間にある脂肪細胞を吸引し、実際に脂肪細胞自体を直接取り除いていきますので、ダイエットでは難しい部分的な痩身効果が期待できます。

太ももの脂肪吸引量(cc)は患者様の状態や希望によって異なりますが、体重の3〜5%までが目安となりますので、平均で2,000cc程度の脂肪を除去することになります。

術後は脂肪を溜め込む細胞の数が減っていますので、太りにくい体質になることができ、ダイエットのようにリバウンドするリスクも少ないです。

 

 

太ももの脂肪吸引の効果

太ももの脂肪吸引のデザイン

人によって太ももの前面、後面、内側、外側と皮下脂肪が付いている箇所は異なりますが、脂肪吸引の施術ではご希望の箇所をピンポイントで脂肪を吸い出すことができます。

例えば、女性らしいスタイルを目指して、胸の脂肪は落とさずに、太ももの脂肪だけを減らして、全体のスタイルを良くする、といった部分痩せも可能になります。

また、脂肪吸引では厳しい食事制限やハードなトレーニングなど、ダイエットのストレスがなく、短期間で痩身効果を出せるのも人気の理由です。

 

太ももの脂肪吸引の費用相場

太ももの脂肪吸引の料金を提示するスタッフ

太ももの脂肪吸引の施術料金は、美容クリニックの料金設定によって変わり、また患者様が希望する施術の範囲(太ももの前後・内側・外側)によっても総額は変わります。

太ももの前面、後面、内側、外側のうち、1箇所の料金相場は約30万円から40万円、2箇所は約40万円から50万円、3箇所は約50万円から60万円、太もも全体(全周)は約60万円から70万円です。

上記の他に、麻酔代や検診代、その他オプション費用が掛かる場合が多いです。料金設定は各クリニック異なります。

料金には技術料が含まれます。

広告などで安いクリニックを見つけて、実際に行くと高額な医療費を請求されるという事案が多く発生しているようですので、ご注意ください。

そのため、相場より安すぎる金額をホームページで掲載しているクリニックや頻繁にキャンペーンを行っているクリニックは注意が必要です。

 

 

 

太ももの脂肪吸引のダウンタイムでよく起こる7つの症状

患者の太ももをつまむ医師

太ももの脂肪吸引施術では大きく切開せず、吸引器具を使って皮下脂肪を取り除いていきますので、数mm程度の小さな切開で済みます。

術後は傷跡が残りにくいです。

ただし、個人差はあるものの、術後は痛みやむくみ、腫れといった様々な症状が現れますので、前もって確認しておきましょう。

 

痛み

施術する前には静脈麻酔を使用しますので、施術中は意識がなく痛みはありませんが、施術後には麻酔が切れ始めて痛みが出てきて、帰宅時には筋肉痛のような痛みを感じます。

痛みの強さは個人差があり、少し触っただけでビクッと痛い方もいれば、突っ張った感じの痛みだけを感じる方もいます。

痛みの期間も人によって異なりますが、約1週間は続きます。

最も痛みが強くなるのは施術当日から約3日間です。術後3日間はお手洗いで便座に座る時や階段を上り下りする際に、太ももに筋肉痛のような痛みがあります。

クリニックから痛み止めの内服薬が処方されますので、約3日間鎮痛剤を服用すれば、日常生活に支障がなく過ごすことができるでしょう。

術後3日目が過ぎたあたりから、痛みが少しずつ和らいでいき、1週間〜2週間くらい経つと痛みは落ち着いていきます。

太ももの脂肪吸引を一回で多くの範囲を施術した場合、痛みが強く出る可能性があります。

施術部位の皮膚が硬くなる拘縮(こうしゅく)により、関節に痛みが出やすくなります。

人によっては術後1ヶ月間痛みが続くことがありますが、約1週間から2週間で治まるケースが多いです。

 

腫れやむくみ

太ももの脂肪吸引施術後、1週間から2週間は腫れやむくみのピークになります。

手術翌日から太ももが腫れて、むくみを感じますが、約2週間経つと、症状が治まってくるでしょう。

太ももを脂肪吸引すると、重力の影響で腫れやリンパ液のむくみが下半身に現れやすく、太ももだけでなく、膝とふくらはぎ、足の甲にも症状が現れることが多いです。

日常生活に支障をきたすほどの症状はありませんが、脂肪の吸引量が多い場合や体質によっては、腫れやむくみが3ヶ月くらい長期間続くことがあります。

術後の腫れやむくみ対策には、マッサージをして血流をよくしたり、脚を高くしたり、着圧タイツを着用すると、比較的ラクに過ごせるようになります。

 

内出血

太ももの脂肪吸引施術の直後から1週間くらい、赤黒い内出血が出ることが多いです。

初めは濃い色をしていますが、2〜3週間くらい経つ頃には黄色っぽく変わり、徐々に消えていきます。

脂肪吸引後の内出血の期間は脂肪の吸引量や体質によって個人差がありますが、1週間から2週間で引いていき、2週間を過ぎると目立たなくなるケースがほとんどです。

術後2週間は太ももと膝、脚の甲あたりまで内出血が出る可能性がありますが、素肌が見えないロングスカートや緩めのロングパンツなどの服装をすれば、周りに気づかれないでしょう。

 

太ももの脂肪吸引では、太ももに管を通して余分な脂肪を吸引するために、5㎜くらいの穴を複数箇所空けます。

術後は小さな傷跡が数箇所できます。

傷跡は赤みがあり、目立つことはありません。

傷跡が治る期間は体質によって個人差がありますが、約1ヶ月間続き、約3ヶ月から6ヶ月経つと、徐々に目立たなくなり、消えていきます。

肌の表面がデコボコするケースもありますが、その場合も約3ヶ月から6ヶ月くらいで消失します。

 

しびれ

術後に太ももにしびれを感じて、感度が鈍くなることがありますが、日常生活に支障があるほどではありません。

約3ヶ月から6ヶ月くらい続きますが、徐々に治まっていきます。

 

水が溜まる

脂肪を大量に吸引すると、高い痩身効果が得られます。

その場合、吸引した部位に脂肪がなくなり、空洞になりますので、その部分に水(浸出液)が溜まることがあります。

水が溜まった場合には、水を抜く処置が必要になります。

 

硬さとつっぱり感

術後には太ももと膝周りに皮膚が突っ張ったような感じと硬さを感じることがあります。

突っ張ったような硬さは傷が治っていく過程で起こる症状ですので、一時的なものです。

この症状を瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)といいます。

硬さやつっぱり感は術後1〜2週間くらいに起こり、約3ヶ月くらい続きます。膝が曲げにくく、素早い動作がしにくくなります。

術後1ヶ月後からマッサージすると皮膚が柔らかくなり、症状が治まっていくでしょう。

 

太ももの脂肪吸引のダウンタイムの過ごし方

太ももに装着されている脂肪吸引のガードル

ダウンタイムとは施術後に痛みや腫れ、内出血などの症状が回復して、通常の生活が送れるようになるまでの期間のことをいいます。

太ももの脂肪吸引の平均的なダウンタイムは2週間から3週間、術後3日目からはいつも通りの生活ができます。

完全に回復するまでの期間は1ヶ月から6ヶ月間です。

入院したり、長期の休みは必要はありませんが、ダウンタイム中は色々なことに気をつけて過ごす必要があります。

では、ダウンタイム中の過ごし方をみていきましょう。

 

術後1日〜3日目

最も痛みが出やすい期間ですので、クリニックから処方された鎮痛剤を決められた間隔や頻度で忘れずに服用してください。

また、内出血やむくみが起こることがあります。

睡眠時は太ももに圧迫用ガードルを着けたままお休みください。

シャワーでは圧迫用ガードルを外しますが、シャワー後にまた着用してください。

近所の買い物やカラダに負担が軽い作業は可能ですが、お仕事は念のため、3日間休むとよいです。

無理のないようになるべく安静に過ごすように心がけましょう。

早い回復のため、栄養バランスに優れた食事や水分補給も大切です。

 

術後1週間

座った時などにまだ違和感がありますが、痛みは徐々に和らいでいきます。

この時期に圧迫固定を外すことが多いです。日常生活の動作はスムーズにできますが、飲酒や運動はまだ控えるようにしましょう。

 

術後2週間

痛みがほとんどなくなり、腫れやむくみも落ち着いてくる頃です。

この頃に皮膚が突っ張ったような硬さを感じることがあります。

医師の指示に従ってマッサージをすると、血行がよくなり、数カ月後に改善します。

飲酒や軽いスポーツは徐々に始めても問題ありません。

 

術後1ヶ月〜

太もも痩せの効果を実感し始める時期です。

腫れや内出血はほとんど引いて、むくみも落ち着いていますが、皮膚の突っ張り感や硬さはまだ若干残っています。

 

太ももの脂肪吸引はアフターケアが大切

太ももの脂肪吸引施術を受けた後はクリニックのアフターケアが大切です。

痛みや腫れといったダウンタイムの症状は適切なアフターケアを受けることで症状が緩和されます。

丁寧なアフターケアを受けることができれば、ダウンタイム中も快適に過ごすことができて、仕上がりの満足度も高くなります。

脂肪吸引の施術を初めて受ける方は術後の症状や副作用が不安だと思いますので、アフターケアまでしっかり診てもらえる美容クリニックを選ぶことが大切です。

 

 

太ももの脂肪吸引は症例実績多数の共立美容外科へ

医師に太ももの脂肪吸引の相談をする患者

太ももの脂肪吸引は1989年の開院以来、脂肪吸引施術は年間2,000症例以上、約34年の実績がある共立美容外科にご相談ください。

1980年代は当時、脂肪吸引には入院が必要でしたが、共立美容外科は吸引棒の独自改良と麻酔の工夫により、日本で初めて日帰りの脂肪吸引施術を開始しました。

脂肪吸引の施術は医師のスキルが患者様の満足度を左右し、また同時にクリニックのアフターケアなどのサポート体制も重要です。

共立美容外科では解剖学を熟知した医師が安全に配慮した施術を心がけ、適切な脂肪吸引を行います。

大事な血管や神経細胞を傷つけないように、程よい量を丁寧に脂肪を吸引します。

リスクを避けるために、大量吸引したり、広範囲の部位を一気に吸引することは致しません。

術後は1カ月目、2か月目、3カ月目に定期検診にて経過をみていき、ダウンタイム中の痛みの対処法などのアフターケアもしっかり行っています。

無料のカウンセリングでは患者様にダウンタイムについて分かりやすく説明致しますので、気になる方はお気軽にご相談くださいませ。

 

 

太ももの脂肪吸引のバナー

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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