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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

肉割れの原因について徹底解説!対策方法もご紹介。

公開日:2022年05月26日(木)

妊娠線・肉割れ
お尻の肉割れ
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肉割れは体の至る所に現れる細いヒビのような線です。

発生して間もない肉割れは赤く見えることがありますが、日数が経過すると白っぽい線に見えるようになります。

さて肉割れは何らかの要因で皮膚が引っ張られ、表皮の下にある真皮が断裂することで生じます。

肉割れの発生にはさまざまな原因があり、肥満や妊娠による体型の変化などが肉割れにつながることがあるのです。

そして肉割れのある方は薄着になる時期特に気になってしまう場合もあり、水着を着用するプールや海に行きづらいという方もいます。

そこで今回は、肉割れの原因や対策方法について詳しくお伝えします。

 

肉割れの原因

肉割れは体重の大幅な変化を経験した人に多くみられる傾向にありますが、他にも筋力トレーニングや歩き方の癖など色々な要因で発生することがあるのです。

それでは肉割れの主な原因について詳しく解説します。

 

急激に太った

急激に太るという体型の変化が生じると、皮膚が引っ張られ断裂を起こし肉割れの発生につながる場合があります。

また太ったことによる肉割れについて「セルライトが悪化すると肉割れに変化する」と考える方がいますが、肉割れとセルライトの発生に関連はありません。

肉割れは皮膚が引っ張られることで発生する傾向にあるのに対し、セルライトは脂肪細胞が体内の老廃物を取り込みながら肥大化することで発生します。

肉割れもセルライトも太った時や血のめぐりが悪くなった時に発生しやすいという点では共通していますが、発生メカニズムは大きく異なります。

 

妊娠

妊娠中に発生する肉割れは妊娠線と呼ばれることが多いです。

妊娠している間は胎児の成長にともなう腹部の膨張によって真皮が断裂し、腹部に肉割れができやすくなる傾向にあります。

また、妊娠中は女性ホルモンの働きによって脂肪が付きやすくなる場合が多く「あまり多くの食事をとっていないのに太った」という方も少なくありません。

こうした妊娠中ならではの体型変化により肉割れが生じることもあります。

 

ハードな筋力トレーニング

高頻度の筋力トレーニングや体に大きな負荷がかかるトレーニングメニューも肉割れの原因として挙げられます。

筋肉が増加することでその部分の皮膚が引っ張られ、皮膚が断裂する可能性があるのです。

 

歩き方

普段の歩き方によっては肉割れが生じやすくなる場合があります。

ハイヒールによって足の指が地面に着いていない「浮き指」の状態になったり歩き方に癖があったりすると、体重がかかる位置が指の付け根など特定の部分に偏ります。

そうなると足だけでなくふくらはぎにまで負担がかかる状態になり、結果として脚の皮膚が引っ張られ膝裏に肉割れが生じることがあるのです。

 

成長期

成長期は急激に身長が伸びる傾向にあり、また生活習慣によっては筋肉や脂肪が増えやすくなります。

こうした体の成長にともなって皮膚が急激に引き伸ばされると肉割れが生じる可能性があります。

 

コラーゲンの減少

紫外線や加齢といった要因で皮膚のコラーゲンが減少すると、肌が弾力を失い外部の刺激によるダメージを受けやすい状態になります。

そうなると皮膚の断裂も起こりやすくなり肉割れができることがあるのです。

 

血行不良

血行が悪い状態だと体中に栄養が行き渡りにくくなり、老廃物も体内に蓄積しやすくなります。

その状態になると皮膚も本来の機能を損なってしまい、新陳代謝が滞る、乾燥するといった問題が生じさらには伸縮性も低下することがあるのです。

そして皮膚が硬くなった影響で断裂が生じやすくなり、肉割れの発生につながる場合があります。

 

肉割れができやすい場所

腹部や太もも、膝裏、臀部など脂肪や筋肉が付きやすく、保湿が行き届かず乾燥しやすい部分に肉割れが発生しやすい傾向にあります。

 

原因に対処!肉割れの発生や増加を防ぐ方法

ご自宅で肉割れをケアする場合、根本的に改善させる困難です。

一方である程度肉割れを目立ちにくくできる可能性はあります。

そこで、日常生活で実践できる生活習慣やスキンケアの工夫をご紹介します。

 

体型のコントロール

体型や体重の急激な変化で肉割れのリスクが高くなることから、短期間で太らないよう食事や運動に注意を向けるのが推奨できます。

ちなみに「痩せれば肉割れが消える」という情報が出回っていますが、これは誤りです。

1度できてしまった肉割れが自然に消える可能性は極めて低いため、肥満体型の人が痩せたとしても肉割れが消失することはほとんどありません。

 

保湿

肉割れしている部分は水分を蓄える真皮が断裂しているので、肉割れしていない部分と比べ乾燥状態に陥りやすい傾向にあります。

そして皮膚が乾燥状態にあると伸縮性が低下し肉割れが進行しやすくなる可能性があるのです。

そのためこれ以上皮膚の断裂が進行しないよう、肉割れが生じている部分は化粧水やクリームで十分に保湿しましょう。

 

過度なトレーニングを避ける

筋力トレーニングそのものは体型維持や健康維持にメリットをもたらす可能性があります。

しかし肉割れの発生や進行を抑えるためには過度な筋力トレーニングは避けましょう。

これまで筋力トレーニングをしていなかった人がいきなり過度なトレーニングをしたり、また特定のパーツの筋肉を過剰に鍛えたりすると、肉割れができやすくなる傾向にあります。

そのため無理のない範囲で体を鍛えるのが望ましいです。

 

歩き方に注意する

足の指が浮いていたり反っている状態で歩く癖が付いてしまうと、膝裏の肉割れにつながりやすいです。

そのため歩き方を原因とする肉割れの進行を防ぐには、歩く時にかかと、指の付け根、指の3点を地面に着けてバランスを取ることがおすすめできます。

 

マッサージ

セルフマッサージを習慣的に行うと血行が良くなり肌のターンオーバーも促進されるため、肉割れが目立ちにくくなる可能性があります。

またマッサージで皮膚の柔軟性が取り戻せることも期待できるため、そういった点でも肉割れが目立ちにくくなる効果が期待できます。

しかしあまり強い力で押したり揉んだりするとかえって肉割れが悪化する恐れがあるので注意してください。

特に妊娠線に対処する目的でマッサージを行う場合、強い力がかかると胎児に負担がおよぶリスクがあります。

セルフマッサージを続ける方の中には「途中で力加減がわからなくなりつい強く押してしまう」という方もいますが、優しくマッサージをしましょう。

 

皮膚科で受けられる肉割れ治療

皮膚科などの医療機関では、肉割れを目立ちにくくするための治療が受けられる場合があります。

より確実に肉割れを改善させたいのであれば医療機関で専門的なケアを受けることが推奨できます。

それでは多くの皮膚科で行われている肉割れ治療をいくつかご紹介します。

 

レーザー治療

皮膚科におけるレーザー治療はシミやそばかす、ニキビ跡の治療手段として一般的ですが、肉割れを改善させるためにも用いられることがあるのです。

レーザー治療は皮膚を引き締めるという点で肉割れ改善効果が見込まれています。

具体的には、レーザーの熱の作用で皮膚のコラーゲンの再生が促進されたり皮下脂肪の分解が促されたりすることで、伸びてしまった皮膚が引き締まり肉割れが目立ちにくくなるという効果が期待できます。

なおレーザーを照射した箇所は施術後数日は赤みやヒリヒリした感覚が残る傾向にあるため、こうしたダウンタイムについても把握した上でレーザー治療を検討しましょう。

 

ダーマペン

「ダーマペン」は細い針が複数本付けられたペン型の機器です。

肉割れ治療においては、ダーマペンの極細の針を皮膚に刺すことで肌本来の再生力を引き出し、皮膚の断裂を修復する効果を見込みます。

このダーマペンのメリットは、皮膚の奥深くまで針が届くことからレーザー治療では届きにくい真皮の部分にまでアプローチできる点です。

こうした長所により、レーザー治療では大きな効果が見込めないタイプの肉割れにも対応できる傾向にあります。

また体のカーブや肉割れそのものの曲線に対応できる点もダーマペンの特徴です。

人体のあらゆるカーブに対応できることから、ダーマペンはほぼ全身の肉割れの治療に活用できる可能性が高いです。

さてダーマペンでの施術では赤みや熱を持つといったダウンタイムが2~3日程度と少ない傾向にありますが、施術中針を深く刺した場合はダウンタイムが1週間程続く可能性があります。

もし肌の状態を早めに戻したいという場合は施術箇所を入念に保湿したり冷やしたりすることが推奨できます。

ちなみに共立美容外科でもダーマペンを用いた肉割れケアが実施されていますが、施術前に表面麻酔を行うため針を刺す際の痛みは軽減されます。

 

炭酸ガス治療

肉割れを起こしている真皮に炭酸ガスを注入する治療法です。

炭酸ガスの作用で血流が良くなると、断裂の生じた真皮の再生能力が引き出され肉割れが改善する効果が期待できます。

そして薬剤ではなくガスを注入する治療なので目立った副作用が生じにくいというメリットもあるのです。

なお炭酸ガス注入後は施術箇所に内出血が生じる可能性があり、また注射針を刺した箇所に関してはごくまれながら色素沈着を起こす場合があります。

ちなみに炭酸ガスを注入する時は細い針が使われる傾向にありますが、施術中に多少の痛みをともなうため医療機関によっては表面麻酔をしてから炭酸ガスが注入される場合があります。

 

ピーリング

ピーリングは薬剤を使って肌表面の角質層を分解し、皮膚の生まれ変わりを促す施術です。

皮膚が新しく生まれ変わるターンオーバーが促進されることで肉割れの線が目立ちにくくなる可能性があります。

この施術は肉割れ治療だけでなくニキビ、ニキビ跡の治療など幅広い皮膚科治療で取り入れられています。

そして施術後のダウンタイムも生じにくい傾向がありますが、施術直後は肌が敏感になることが多いため日焼けやシェービングなど肌に刺激を与える行動は避けましょう。

また肉割れ治療においては、ダーマペンと併せてピーリングを行い肌をケアしていく医療機関もあるのです。

共立美容外科においてもダーマペンとマッサージピールを組み合わせた「ベルベットスキン」という施術を行うケースがあります。

これらの施術を組み合わせることで、よりターンオーバーが促進され肉割れに高い効果が見込めます。

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 島田 茂孝(しまだ しげたか)

    医師

    島田 茂孝(しまだ しげたか)

    熊本院 院長
    日本形成外科学会認定形成外科専門医

    • 略歴

      • 1995年
        島根医科大学医学部 卒業
        1995年
        太田熱海病院 外科 入局
        1996年
        熊本機能病院 整形外科 入局
        1997年
        恵寿総合病院 形成外科 入局
        1998年
        昭和大学医学部付属病院 形成外科 院外助手
        1999年
        今給黎総合病院 形成外科入局
        2000年
        前橋赤十字病院 形成外科入局
        2001年
        横浜労災病院 形成外科入局
        2002年
        太田熱海病院 形成外科 入局 部長就任
        2005年
        鶴岡市庄内病院 形成外科 入局 部長就任
        2009年
        荒尾市民病院 形成外科 入局 部長就任
        2018年
        共立美容外科・歯科 入職
        2019年
        共立美容外科・歯科 大分院院長就任
        2022年
        共立美容外科 熊本院院長就任
    • 主な加盟団体

      日本形成外科学会
      日本美容外科学会

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