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公開日:2022年03月06日(日)
最終更新日:2023年11月10日(金)
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目次
出っ歯は、セラミッククラウンを被せて歯並びを矯正する「セラミック矯正」で改善することができます。
出っ歯の症状がある前歯を全体的に削ってセラミック(陶器)の被せ物を乗せることで、短期間で前歯を引っ込めて、同時に自然な白い歯に整えることが可能です。
大きく前歯を引っ込める場合は、前歯が下の歯とぶつからないように歯の長さを調整しなければならないため、前歯2本と下の前歯もセラミッククラウンを被せると自然に仕上がります。
前歯のセラミック矯正は一般的な歯科矯正のようにワイヤーやブラケットを装着する必要がなく、治療中に人目が気にならない点もメリットの一つです。
治療の際は、患者の希望に沿った色や形の仮歯を入れて数日間過ごします。その後、違和感がある部分や不具合を調整し、かみ合わせなどに問題がなければ本着します。
セラミック矯正後は気になる出っ歯が改善されて、新鮮な気持ちになれるでしょう。
前歯のセラミック矯正にはメリットが多いですが、デメリットもあります。
デメリットは、セラミッククラウンを被せるために少なからず健康な歯を削らなければならいないことです。口腔内の環境によっては神経を取る治療が必要なケースもあります。
健康な歯を削ったり、神経を取ってしまうことに対して抵抗がある方も多いかもしれません。
しかし、セラミック矯正は虫歯治療と同様に、必要な箇所を適切に削り取って被せ物をするという安全な治療法です。
セラミックは強度が高く耐久性に優れているため、治療後のセルフケアを怠らず定期的に検診を受けていれば、約10年間はきれいな歯を維持することができるでしょう。
セラミック矯正は健康保険の適用外です。自由診療になるため、費用負担は大きくなります。
被せ物で保険適用となるのは、金属または歯科用プラスチックです。目立つ前歯に使用するにはセラミッククラウンがおすすめです。
セラミッククラウンにはいくつか種類があります。前歯には、自然なツヤと透明度がある「オールセラミック」を使用すると天然の歯に近い自然な仕上がりになるでしょう。
「オールセラミック」は保険適用外であるため自己負担額は大きくなりますが、その分品質も優れており、費用対効果は高いと言えます。
セラミック矯正では歯を移動させないため、約2〜3ヶ月の短期間で治療が終わります。
前歯2本だけをセラミックにする場合は、約1ヶ月程で完了しますが、前歯の傾きを大きく変えて引っ込める場合は、神経処置をして歯の向きを変える杭を入れるため、約2ヶ月〜3ヶ月必要です。
一般的な矯正方法であるワイヤー矯正は、歯をゆっくりと動かして適切な歯並びやかみ合わせに整えるため、約1年から2年はかかります。セラミック矯正はワイヤー矯正に比べ短期間で治療可能です。
セラミック矯正で前歯を削る際は、麻酔を使用します。削る音の振動は感じますが、痛みはほとんど感じないでしょう。
前歯のセラミック矯正にかかる費用は、歯科医院の治療方法や個人の口腔内の状態によって異なりますが、一般的にセラミッククラウン1本あたりの料金は8万円から15万円程度です。
出っ歯をセラミック矯正する場合、前歯には「オールセラミッククラウン」がおすすめです。
「オールセラミック」は金属を使用せず、すべてがセラミック(陶器)で製造されています。天然の歯に近いツヤと透明度があり、白さ、色調を自由に調整できます。
オールセラミックの表面は滑らかで、汚れを吸収しにくいため、着色や歯垢・菌が付きにくく、変色や変形がほとんどないのがメリットです。
前歯は他の歯よりも目立つ部分です。汚れが付きにくく、天然の歯に近いオールセラミックは審美性と機能性を兼ね備えており、前歯に適した材質と言えます。
前歯に適したセラミックとしては、セラミックに強度が高いジルコニアを混ぜ合わせた「ジルコニアセラミッククラウン(ジルコニアオールセラミッククラウン)」もおすすめです。
内側部分に強度の高いジルコニア(酸化ジルコニウム)を使用しており、オールセラミッククラウンよりも強度があって耐久性に優れています。
オールセラミックと同じく金属は使用していないため、金属アレルギーの心配はなく、経年経過による変色がほとんどありません。
歯の透明度と美しさではオールセラミックに敵いませんが、割れにくさや壊れにくさを重要視する場合は、ジルコニアセラミッククラウンを選ぶとよいでしょう。
セラミック矯正では歯の色や大きさをお好みで調整することができます。日本人の天然の歯の色はやや黄色みがかっています。黄色みを加えた色合いだと自然に仕上がるでしょう。
明るい白い歯を希望する場合、色調を明るくすることはできますが、前歯だけを明るくしすぎると周りの歯とのバランスが取れずに目立ってしまうため注意が必要です。
歯科医院を選ぶときには、歯の形や色味を決める歯科技工士の技術もよくチェックすることが大切です。
出っ歯はセラミック矯正で前歯を引っ込めることができますが、歯と歯茎の両方を引っ込めたい場合には、歯列矯正での治療が適しています。
セラミック矯正は歯の向きを内側に引っ込めることはできても、歯を移動したり、歯茎の位置を動かすことはできません。
前歯のセラミック矯正は根本からの歯列矯正にはならず、きれいに見せるための審美歯科治療になります。歯茎も歯と同時に引っ込めたい場合は、一般の歯列矯正がおすすめです。
出っ歯のセラミック矯正を成功させるためには、セラミック矯正の実績がある歯列矯正の専門医院または認定医・専門医がいる歯科医院を選ぶとよいでしょう。
歯列矯正の専門医とは、学会や団体に認められた歯科医師のことです。
見た目の美しさだけでなく、治療後も快適に過ごせるように歯並びやかみ合わせの悩みに対応してくれる矯正歯科専門医院がおすすめです。
また、一般的に歯科医院では矯正治療前にカウンセリングをします。その際にわかりやすく説明してくれるかどうかも重要なポイントです。
治療のメリットだけでなく、デメリットやリスクについてもきちんと説明があるか、精密検査をしっかり行っているかどうかもチェックしましょう。
セラミック矯正後も定期的に診療を受けることになるため、信頼できる歯科医院を選ぶことが大切です。
鏡を見るたびに前歯が目立って気になる方、出っ歯を引っ込めてスッキリさせたい方はセラミック治療がおすすめです。
▽前歯のセラミック矯正に向いている方
上記に当てはまる方は、口元をトータルで整えることができるセラミック矯正が適しています。前歯が目立たなくなり、透明感のある自然な歯に整えることができます。
セラミック矯正は比較的治療期間が短いため、これから結婚式を控えている方、写真撮影がある方、仕事の関係で矯正の期限が決まっている方などはセラミック矯正を検討してみるとよいでしょう。
また、今まで何度か歯のホワイトニングをしたけれど、持続性がないと感じたり、効果が実感できなかった方にもセラミック矯正がおすすめです。
前歯は顔の中でも目立つ部位であるため、前歯が出ていることで人目が気になる方もいるでしょう。
セラミック矯正は自分の歯を削る必要がありますが、メリットも多いおすすめの治療法です。
個人差はありますが、セラミック歯は平均10年は持つため、しっかりセルフケアをして定期検診を受けていれば、きれいな歯を長く保つことができます。
前歯が出ていてお悩みの方はぜひ検討してみてください。
▼共立美容外科の人気のセラミック矯正の料金や種類についての詳細はこちら
このページの監修・執筆医師
医師
会田 隆介(あいた りゅうすけ)
歯科医院長
日本アンチエイジング歯科学会認定医
略歴
主な加盟団体
日本顎顔面インプラント学会会員
日本歯周病学会会員
日本保存学会会員
日本口腔インプラント学会会員
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