浜松の脂肪吸引を医師が解説
最終更新日: 2023年06月23日 (金)
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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。
今回は、数ある美容整形の中でも、脂肪吸引に関して情報提供させていただければと思います。
誰もが憧れる「痩身治療」ということで、脂肪吸引は、浜松院でも非常に人気の美容整形のひとつです。
一見メリットが多そうな脂肪吸引ですが、脂肪吸引にはどのようなデメリットがあるのでしょうか?
脂肪吸引のデメリットやダウンタイムについて解説します。
脂肪吸引ってなに?
脂肪吸引とは、「カニューレ」と呼ばれる医療機器を使用することで、脂肪細胞を吸引して取り除く痩身治療です。
手術が必要になりますが、脂肪吸引を行うことで脂肪細胞そのものを取り除くことができるため、ターゲット部位の部分痩せが実現できる他、手術後には太りにくい体質を手に入れることができる可能性があります。
脂肪吸引では、皮膚と筋肉の間に形成される皮下脂肪をターゲットとして除去していきますので、手術による痩身効果を実感していただきやすいというメリットもあります。
「太る」メカニズムと脂肪吸引が効果的な人
脂肪細胞というのは体中に存在しており、その数や大きさには個人差があります。
一般的に「太る」メカニズムとして、白色脂肪細胞と呼ばれる脂肪細胞が「膨らむ」ことで、外見上「太る」という現象が発生します。
白色脂肪細胞は球体をしている脂肪細胞であり、脂肪をエネルギーとして蓄積する働きをしています。
食事として摂取したカロリーの大半は、整体活動を維持するためのエネルギーとして使用されますが、余剰となったエネルギーは、中性脂肪や糖質として体内に蓄積されます。
その際に余ったエネルギーが脂肪細胞(白色脂肪細胞)に蓄えられてしまうことで、脂肪細胞は膨らみ、「太る」という現象が起こるようになります。
体内に蓄積されているエネルギー量によって、脂肪細胞は簡単に縮んだり膨らんだりするため、当たり前ですが、食べると太り、ダイエットをすると痩せるという現象となります。
一般的なダイエットとしては、膨らんだ脂肪細胞を「縮める」という取り組みが実施されるため、たとえダイエットが成功したとしても、比較的簡単に脂肪細胞が膨らんでしまいます。
この現象が「リバウンド」とよばれる状態です。
リバウンドしにくい体を手に入れるためには、脂肪細胞が膨らまないようにキープする(維持する)のはもちろん、脂肪細胞そのものの数を減らすようなアプローチを行っていく必要があります。
脂肪吸引を行うことで、脂肪細胞そのものの数(量)を減少させることができるため、短期的なダイエット効果だけではなく、長期的に太りにくい体を手に入れることができるということになります。
一般的なダイエットだけで脂肪細胞の数を減らすのは簡単ではありません。
だからこそ、手軽に脂肪細胞の量そのものを減少させることができる脂肪吸引が非常に人気となっています。
脂肪吸引のメリット
脂肪吸引は、「太る」原因である脂肪細胞を直接的に吸引除去することができる美容整形手術(手術)です。
- どれだけダイエットを頑張ってもなかなか減らない体重
- 大好物の甘いものを我慢してもなかなか減らない脂肪
- お腹まわりや二の腕、太ももなどの落ちにくい部分的な脂肪
- などなど
一般的なダイエットでは解決することが難しい脂肪であっても、脂肪吸引を行うことで比較的簡単に脂肪細胞を除去することができ、手術後すぐに狙った部分の痩身効果を実感することができます。
それだけではなく、脂肪細胞の量を減らすことで、食べても太りにくい体質を手に入れる効果も期待できます。
このように、脂肪吸引には、ただ単純に「痩せる」以外にもたくさんのメリットがあるため、脂肪吸引で得られるメリットをいくつか紹介していきます。
簡単?に痩せられる
脂肪吸引を行う際には、カニューレと呼ばれる細い管のような医療機器を標的部位に挿入し、その管を通じて脂肪細胞を吸引することになります。
たとえ細いとはいえ、体に医療器具を挿入(穿刺)することになるため、体への負担やダメージがあり、手術後1週間程度は圧迫固定と呼ばれる処置が必要になります。
そのため、「脂肪吸引を行えば簡単に痩せられる」というわけでもなく、体へのダメージがあったり、小さいとはいえリスクもある手術となります。
とはいえ、毎日厳しい食事制限をしたり、きつい運動をしたりするなどの努力を考えると、比較的「簡単に痩せることができる」とも考えられます。
今まで数々のダイエットに失敗してきたという方でも、確実に脂肪を減らすことができるというのは脂肪吸引の大きなメリットと言えます。
リバウンドしにくく太りにくい体を作れる
脂肪吸引では一般的なダイエットとは異なり、リバウンドしにくい体を作ることができます。
ダイエットの大きな敵のひとつがリバウンドであり、リバウンドとは、ダイエットによって「一時的にしぼんだ脂肪細胞」が再び膨らんでしまうことで、すぐに体重が元通り(場合によってはそれ以上)になってしまう状態のことをいいます。
しかし、脂肪吸引では、脂肪細胞を「縮める」だけではなく、脂肪細胞そのものを取り除くことが可能となるため、手術後には太りにくい(リバウンドしにくい)状態となります。
脂肪吸引は、ダイエットとリバウンドを繰り返しているという方にもおすすめできる手術です。
狙った部分だけの部分痩せが可能
脂肪吸引では、狙った特定の部分のみの「部分痩せ」が可能になります。
食事制限のみのダイエットをしてしまうと、頬や目元が’コケたり、バストやヒップが小さくなったりして、貧相で不健康な印象になってしまうことがあります。
食事制限によって肌荒れや髪の毛のトラブルに繋がるケースも多いです。
その点脂肪吸引であれば、頬や二重顎、二の腕、お腹、腰、尻、太もも、ふくらはぎなど、自分が気になっている部位の脂肪をピンポイントに除去することができます。
浜松院で受けられる脂肪吸引の部位
浜松院では下記部位の脂肪吸引を行っています。
- あご下
- 頬
- フェイスライン
- 頬
- フェイスライン
- 二の腕
- お腹
- 上腹部
- 背中
- 腰
- 太もも
- お尻
- ふくらはぎ
- 足首
脂肪吸引のダウンタイムはどれくらい?
脂肪吸引には、理想的な痩身治療に求められるべき非常に多くのメリットがあります。
一方、脂肪吸引のデメリットとしては、ダウンタイムが挙げられます。
こちらの症例は二の腕の脂肪吸引のダウンタイム中の内出血の状態です。
ダウンタイムとは、術後に手術の影響が出現してしまう時間(期間)のことを指す言葉であり、体へのダメージが大きい手術(手術)ほど、ダウンタイムは長くなる傾向にあります。
脂肪吸引を行うためには、部分的に細い管の挿入が必要になり、吸引時には周囲の細胞にもダメージを与えてしまうことになります。
そのため、手術後には吸引した部位の圧迫固定(テーピングのようなもので固定する処置)が1週間程度必要になります。
脂肪の吸引量や手術の規模などにもよりますが、圧迫固定の期間は安静にして頂く必要があります。
少なくとも、この圧迫固定を行っている期間はダウンタイム中といえます。
また、圧迫固定中は入浴を控えていただき、代わりに蒸しタオルで拭くなどの対応が必要になります。(吸引部分が濡れなければシャワーは可能です。)
手術部位によっては、内出血や腫れ、むくみなどが10日間前後出現する場合があります。
腫れなどは徐々にひいていくため、過度にご心配頂く必要はありませんが、この期間中は仕事や学校などに影響が出る可能性もあります。
このように、比較的体への負担が少ない脂肪吸引であったとしても、10日前後のダウンタイムが必要となります。
仕事を休むなどの対応が必要となるだけではなく、入浴などの日常生活への影響も出現しますので、脂肪吸引を行う前には、ダウンタイム中の過ごし方について検討しておく必要があります。
共立美容外科 浜松院も選択肢の1つ
浜松をはじめとして静岡県内には脂肪吸引を行っている美容外科が複数あります。
静岡県内の美容外科のホームページには料金の安さばかりを訴求しているクリニックがあります。
このようなクリニックは実際に行ってみると、医師がカウンセリングを行わずにカウンセラーがほとんどの時間カウンセリングを行い、不必要なものを勧めてきて結果的に高額なメニューを提案してくる場合があります。
脂肪吸引は美容整形の中でも体に負担がある手術のため、1つのクリニックにだけカウンセリングに行き、安易に脂肪吸引を受けるクリニックを決めるのではなく、複数のクリニックをカウンセリングで回り信頼できるクリニックを見つけて手術をうけることが重要です。
これが後悔しないためにも重要になります。
共立美容外科では東京になかなか来れない浜松エリアの方のために新宿本院の医師が浜松院に出張して脂肪吸引の手術を行っています。
浜松院ではスタッフ一同、緊張してご相談に来られるような方であっても、リラックスしてゆっくりとお話をいただけるよう心がけて業務に取り組んでいます。
浜松院には市内からだけではなく静岡市をはじめとして、県内全域からお越しいただいています。
■住所
〒430-0927
静岡県浜松市中区旭町11-1
プレスタワー2FF
■お電話
053-450-6300
JR浜松駅北口より徒歩2分
遠州鉄道鉄道線 新浜松駅より徒歩5分
▼浜松院で人気の脂肪吸引の料金や副作用についての詳細はこちら
カウンセリングや施術のご相談など、
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~監修医師~
久次米 秋人(くじめ あきひと)
■認定医等
日本美容外科医師会理事
日本美容外科学会認定専門医
■略歴
1983年 金沢医科大学医学部 卒業
1983年 高知医科大整形外科入局
1989年 東京本院(品川)開院
2002年 本院を新宿に移転
2013年 銀座院院長就任
2018年 第107回日本美容外科学会 学会長就任
■主な加盟団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会会員
日本脱毛学会会員
北米脂肪吸引形成外科学会会員
日本坑加齢美容医療学会会員