京都で行っている脂肪吸引について医師が解説
最終更新日: 2022年05月29日 (日)
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人気の痩身治療である脂肪吸引は、共立美容外科 京都院にご来院される非常に多くの方が興味を持たれている美容整形です。
脂肪吸引はメリットが多い手術ですが、今回はあえて、脂肪吸引の注意点やデメリットを紹介していきたいと思います。
脂肪吸引とは?
脂肪吸引とは、脂肪が気になる部位から脂肪細胞そのものを吸引して除去する美容整形手術です。
脂肪細胞は伸縮自在で、脂肪細胞が膨らむことで太って見えるようになります。
ダイエットをして脂肪細胞を縮めることができても、一度膨らんだことがある脂肪細胞は簡単に膨らむようになってしまうため、油断をするとすぐにリバウンドしてしまいます。
厳しい食事制限や運動などでダイエットに成功した人でも、生活を元に戻すことで、早期に元通りの体重に戻ってしまいます。
脂肪吸引であれば、脂肪細胞を縮めるのではなく脂肪細胞そのものを吸引して除去することが可能であるため、見た目をスッキリさせるだけではなく、長期的にリバウンドしにくく太りにくい体を手に入れる効果が期待できます。
二の腕や太もも、お腹周り、背中や脇腹、フェイスラインなど、局所的な脂肪が気になっているという方も非常に多いですよね。
このようなケースであっても、脂肪吸引であればピンポイントな部位の脂肪だけを減らすということが可能です。
バストやヒップのサイズを落とすことなくウエストだけを細くする、頬がこけたりげっそりした印象を与えずフェイスラインの脂肪だけを取り除く、下半身についた脂肪だけを取り除く、といったような理想的な部分痩せを実現することができます。
以上のように、太って見える原因である脂肪細胞そのものを取り除くことができる脂肪吸引は、すっきりと痩せた見た目を手に入れることが可能であるだけではなく、太りにくくリバウンドしにくい体を作り、狙った部位だけをピンポイントに部分痩せすることができるという理想的な痩身治療です。
脂肪吸引のデメリットと安全性
脂肪吸引は脂肪細胞を取り除くことですっきりとした見た目を手に入れることができるだけではなく、太りにくくリバウンドしにくい体を作り、狙った部位だけの部分痩せが可能な美容整形手術です。
メリットの多い脂肪吸引ですが、あえてデメリットを挙げるとするとどういったことがあるのでしょうか?
ここからは、脂肪吸引に考えられるデメリットをいくつかご紹介します。
脂肪吸引のリスク① 手術部位が凹凸になる
脂肪吸引のリスクとして有名なのが、手術部位が凹凸になるというものです。
脂肪細胞を均一に吸引することができないと、ごく稀に吸引部位が凸凹になる場合があります。
これには医師の技量が大きく関わっているため、確かな症例数や経験を積んでいる医師による手術であれば、手術部位が凹凸になることはほとんどありません。
例えば、共立美容外科の場合、吸引後に、皮膚が凸凹にならないように、医師の手の感触でどれだけ脂肪が吸引されているかを確認しながら行う、ブラインド技術を取り入れています。
高い技量を持った医師のみが手術を行っておりますので、治療を受けていただいた方皆様に満足いただける仕上がりをご提供しております。
術後になめらかな仕上がりにするためは、十分な経験を持つ医師の手術を受けるということがとても重要です。
脂肪吸引のリスク② 筋肉痛
脂肪吸引のリスク二つ目が筋肉痛です。
全身麻酔で手術を行うため手術中に痛みは全くありませんが、手術後2〜3日は、筋肉痛のような痛みが生じることがあります。
脂肪の吸引量が多い場合や手術部位が広い場合には痛みが強くなることもあります。
脂肪吸引のリスク③ 圧迫固定による日常生活への影響
脂肪吸引のリスク三つ目が圧迫固定です。
これはリスクではなくデメリットなのですが、手術後、吸引した部位をガードルで圧迫固定する必要があります。
圧迫固定には1週間程度が必要となり、圧迫固定の間は日常生活が不自由になる可能性があります。
圧迫固定によって服装が制限されてしまったり、体を思うように動かせないなどといったデメリットが生じる可能性があります。
脂肪吸引のリスク④ むくみや内出血
脂肪吸引のリスク四つ目がむくみや内出血などの副作用です。
手術後、内出血や腫れ、むくみが現れることがあります。
症状の強さや出現期間には個人差が大きく、一概に説明することは難しいですが、これらの症状は10日間前後かけて徐々にひいていきますので、心配する必要はありません。
内出血や色素沈着が残ってしまうということもありませんので、ご安心して手術を受けていただくことができます。
手術部位によって浮腫や内出血が出現する範囲は異なります。
脂肪吸引のリスク⑤ ダウンタイム
代表的な脂肪吸引のリスク(デメリット)が長いダウンタイムです。
脂肪吸引では、おおよそ1週間〜1ヶ月(部位によって異なる)のダウンタイムが必要になります。
先に述べた圧迫固定や浮腫や内出血なども、ダウンタイム中のデメリットの一つとなります。
美容整形手術である以上、ダウンタイムは必ず出現するものですので、ダウンタイム中の生活スタイルや仕事などへの影響を事前に想定しておくことがとても大切です。
ダウンタイム中に激しい痛みや腫れが出るということは稀ですが、仕事に影響が出たり、外出時に不便を強いられるという可能性は大きいです。
手術後であっても痛みや腫れなどが少なく、十分仕事ができてしまうという方も多いのですが、体は自分が感じている以上にダメージを受けている可能性もありますので、できるだけ安静にして頂ける環境作りが大切です。
脂肪吸引のデメリットはダウンタイム?
脂肪吸引は全身麻酔が必要な美容整形ですが、傷跡の心配も少なく安全な美容整形手術と言っても良いでしょう。
体に医療機器を挿入して脂肪を吸引するという手術内容が比較的ショッキングなものであるため、脂肪吸引を怖いと感じる人は少なくありません。
しかし、吸入器具(カニューレ)は非常に細く、共立美容外科オリジナルの「共立式KB脂肪吸引」を行っていただくことで、体へのダメージは最小限にすることが可能です。
吸入部位の凹凸も脂肪吸引のリスクとして挙げられることが多いですが、 医師の技術レベルを高めていくことでなめらかな仕上がりをご提供することが可能です。
確かに脂肪吸引は「ただ脂肪細胞を吸引すれば良い」という手術ではなく、手術部位を滑らかに仕上げるためには、手術を行う医師に十分な知識や経験が必要です。
共立美容外科 京都院の場合、全ての医師に研修やトレーニングを義務付けており、一定のレベルに達した医師のみが手術を行うという当院独自の厳しいルールを設けております。
そのため、京都院で脂肪吸引を受けた方が、一般的に言われているような脂肪吸引のデメリットや副作用が生じるということはまずないと考えていただいて大丈夫です。
しかし、ダウンタイムは必ず発生してしまうものであり、1週間から1ヶ月(部位や脂肪吸引量によって異なる)のスケジュールを確保していただく必要があります。
痛みや腫れなどの症状は数日でおさまりますが、内出血や手術部位の「つっぱり感」などは数週間継続することもありますので、余裕をもって手術に臨んでいただくことが大切になります。
また、術後の圧迫固定は、綺麗な仕上がりを作るためにも必ず必要な処置になります。
術後、外出や仕事に行く(人と合う)など、ご自身の判断で圧迫固定を外してしまうと仕上がりが崩れてしまう可能性がありますので、指示された期間中は必ず圧迫固定を継続していただく必要があります。
激しい動きがない仕事や作業であれば、生活に大きな制限がかかるということはありませんが、圧迫固定のために体が動かしづらくなるということは十分考えられます。
事前に仕事や生活への影響をシュミレーションしておき、できることであれば、最低でも3日程度はご自宅でゆっくりできるようにスケジュールを調節していただくのがおすすめです。
京都院のご紹介
今回は人気の痩身メニューである脂肪吸引に関してご紹介しました。
共立美容外科京都院では、ダウンタイム中の過ごし方を医師とお考えいただくという取り組みを行っております。
想定されるダウンタイム期間中の生活リズムや仕事のスケジュールなどを事前に調節しておくことで、仕事や日常生活などへの影響を最小限にとどめることが可能です。
部分痩せや痩身治療に興味があるという方は、お気軽に共立美容外科 京都院までご相談ください。
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~監修医師~
久次米 秋人(くじめ あきひと)
■認定医等
日本美容外科医師会理事
日本美容外科学会認定専門医
■略歴
1983年 金沢医科大学医学部 卒業
1983年 高知医科大整形外科入局
1989年 東京本院(品川)開院
2002年 本院を新宿に移転
2013年 銀座院院長就任
2018年 第107回日本美容外科学会 学会長就任
■主な加盟団体
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会会員
日本脱毛学会会員
北米脂肪吸引形成外科学会会員
日本坑加齢美容医療学会会員