立川で皮膚治療を受ける前に知っておきたい「皮膚科と美容皮膚科の違い」
最終更新日: 2022年06月03日 (金)
![立川で皮膚治療を受ける前に知っておきたい「皮膚科と美容皮膚科の違い」](https://www.kyoritsu-biyo.com/explanation/wordpress/wp-content/uploads/2022/06/医師が患者の顔を触っているところ.jpg)
このページを読むのに必要な時間は約 9 分です。
最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。
皮膚科と美容皮膚科の違いをご存じですか?皮膚科も美容皮膚科も皮膚を専門に扱う病院ですが、これらは同じではなく、決定的な違いがあるのです。
こちららの記事では、皮膚科と美容皮膚科の違いについてご紹介していますので、立川で美容皮膚科を受診する際には、ぜひ参考にしてください。
立川で受診するなら。知っておきたい皮膚科と美容皮膚科の違い
肌トラブルで病院を受診する際、「これって皮膚科?それとも美容皮膚科?」というように迷うことはありませんか?
「皮膚科」と病院名がついていると、どちらを受診しても似たような治療を受けられそうな気がしますが、実はこれらの病院は診療内容に違いがあるのです。
皮膚科の目的と診療内容
皮膚科では、美容目的ではなく、かぶれやじんましん、炎症、皮膚疾患などの改善または完治を目指すための治療を行う病院で、美容治療には対応していません。
たとえば、肌荒れが起こったとしましょう。
そしてその原因が植物やアレルギー物質にある場合では、何らかの物質によって発症した疾患という捉え方になるため、皮膚科での対応が可能です。
一方、表皮のバリア機能低下で起こった敏感肌や、保湿不足によるお肌のかさつき、糖化によるくすみなどは疾患とみなされないため、皮膚科では治療を受けられません。
ただし、皮膚科の中には美容外科を併設しているところがあり、そのような皮膚科なら美容治療にも対応できます。
そして気になるのが治療にかかる費用ですが、疾患治癒のための治療であれば、基本的に保険が適用されます。
しかし、美容皮膚科を併設した皮膚科で美容治療を受けた場合では、治療の内容に関わらず保険適用外になりますので、この点には注意する必要があるでしょう。
皮膚科の診療内容
皮膚科は疾患を治癒させる地目の病院で、以下の症状に対応しています。
- かぶれやじんましん、湿疹、炎症などの皮膚トラブル
- アトピー性皮膚炎
- 脂漏性皮膚炎
- ニキビ
- 足白癬(あしはくせん・水虫)
- ウオノメ、タコ、イボ
- 帯状疱疹(たいじょうほうしん)
- 水泡症
- やけど
なお、皮膚科ではニキビ治療に対応していますが、皮膚科のニキビ治療で行えるのはニキビ自体を直すところまでで、赤みやクレーター状のニキビ跡、完治後の色素沈着には対応していません。
このような症状は美容皮膚科の診療内容になりますので、病院を選ぶ際には十分に注意してくださいね。
美容皮膚科の目的と診療内容
美容皮膚科は、皮膚疾患の治療というよりかは、皮膚に起こった見た目のトラブルを改善する目的で治療を行います。
たとえば、美容目的でのほくろ除去やシミ改善などは、疾患を治療するわけではないため、美容外科の診療科目になります。
つまり、放置していても健康上の問題が起こる可能性が限りなく低く、なおかつ見た目を改善するための治療を行うのが美容皮膚科だということですね。
また、脱毛の場合では、ムダ毛があっても健康上何ら問題はないわけですから、医療レーザー脱毛も美容皮膚科の治療範囲になります。
このように、疾患の治療ではなく、美容目的で行われるのが美容皮膚科の治療ですので、皮膚疾患改善なら美容皮膚科ではなく皮膚科を訪れて適切な治療を受けましょう。
なお、美容皮膚科には、皮膚科や形成外科、美容外科を併設しているところもありますので、ぜひ参考にしてください。
美容皮膚科の主な診療内容は以下のようになっています。
- シミ(肝斑を含む)、そばかす
- ニキビ、ニキビ跡
- シワ
- ほくろ、イボ
- 角質ケア
- 小顔
- 医療レーザー脱毛
- タトゥー除去
- リフトアップ
これらが美容皮膚科の診療内容になりますが、美容皮膚科によって取り扱い内容が異なる場合がありますので、この点については事前に確認しておく必要があるでしょう。
特にタトゥー除去には対応していない美容皮膚科は多く見受けられますので、この治療を希望する場合には、十分に確認した上で美容皮膚科を選んでください。
また、美容皮膚科でもニキビ治療を行えますが、この場合では美容の観点に基づいた治療になるため、どちらかというとニキビ後のクレーター状痕などの治療に重点を置くと考えておくと良いでしょう。
どちらの科か迷ったら、双方の科に対応した病院へ
上記では、皮膚科と美容皮膚科の違いについてご紹介しました。
とはいえ、どちらの科を受診すれば良いのかわからないこともあるでしょう。
そのようなときには、ひとまず皮膚科と美容皮膚科の両方に対応した病院を選んで受診してみましょう。
この場合では、受付に症状を説明することで、適切な科の案内を受けられます。
美容皮膚科のメリット・デメリット
美容皮膚科では、皮膚に関するあらゆる治療を受けられますが、メリットがあればデメリットもあるのです。
それでは、美容皮膚科のメリットとデメリットについて見ていきましょう。
メリット
それではまず、美容皮膚科のメリットから見ていきましょう。
患者さんに寄り添った治療が可能
一般的な皮膚科では、皮膚疾患などに対応する治療を行いますが、その治療内容は保険適用の範囲内で行われるため、どの皮膚科でも治療方法はほぼ変わりません。
たとえばニキビ治療の場合では、ニキビの芯を出す、内服薬や外用薬の処方などが行われますが、内服薬や外用薬を保険適用の範囲内で処方する場合では、どの皮膚科でも似たような薬の処方になります。
つまり、決まりきった治療しか受けられないということです。
一方、美容皮膚にはあらゆる治療が用意されているため、患者さんの現在の状態を確認し、希望をヒアリングした上で治療を選択します。
そのため、患者さん一人ひとりに寄り添った治療が可能になるのです。
アフターケアが充実
皮膚科で治療を受けたあとには、入浴や飲酒の注意などを受けたり、処方薬の使用方法の説明を受けたりすることがあります。
しかし、皮膚科のサポートはここまでで、それ以上のサポートを受けることはできません。
では、美容皮膚科ではどうなのでしょうか。
美容皮膚科の治療は患者さんごとに異なるため、治療後のサポートが充実しているという特徴があるのです。
たとえば、治療後の皮膚チェックやその後の経過チェック、生活面でのサポートがこれに該当します。
また、治療後に何らかのトラブルが起こった場合には、無料の再治療に対応してもらえる場合もあります。
たとえば、医療レーザー脱毛で照射漏れがあったり硬毛化が起こったりした場合には無料で再照射をするなど、患者さんにとって満足度が高い治療を行うのが美容皮膚科なのです。
自分のペースで通える
美容皮膚科の治療は怪我や病気と違い、緊急性が高いものではありません。
そのため、自分のペースで通える、理想のお肌になるまで通えるといったメリットがあるのです。
つまり、長いスパンで目標を立てて、ゴールを目指して治療を受けることが可能だということです。
デメリット
皮膚科が保険適用なのに対し、美容皮膚科の治療は保険適用外の自費治療であるため、思っていた以上に費用がかかる場合があります。
もちろん、費用については治療内容によって異なりますが、治療によってはかなり高額な費用が必要になることがありますので、この点については頭に入れておく必要があるでしょう。
ただし、美容皮膚科の治療の中には保険適用となる種類(太田母斑治療など)もあります。
また、一部保険適用となる治療もありますので、治療をご希望なら、ひとまず電話かメールで問い合わせてみることをおすすめします。
立川で美容皮膚科を利用する際の注意点
立川で美容皮膚科を利用する際には、以下の点に注意してください。
治療を受ける目的
上記では、皮膚科と美容皮膚科の違いをご紹介したきました。
そしてその内容をまとめると、皮膚科は疾患の治癒目的で行われる治療、美容皮膚科は疾患の治癒ではなく、美容目的で行われる治療をそれぞれ行っているということです。
「皮膚科」という文字があると皮膚科と美容皮膚科を混同してしまいそうになりますが、これらには大きな違いがあります。
皮膚科か美容皮膚科かで迷ったら、疾患の治癒目的なのか美容目的なのかをよく考えた上で、病院を選びましょう。
通いやすい立地であること
美容皮膚科の治療は、1回で完了するものはほとんどなく、数回の治療が必要になります。
そのため、通いにくい美容皮膚科を選んでしまうと、通うこと自体がストレスになる可能性があるのです。
美容皮膚科を選ぶ際には、なるべく自宅や学校、職場から通いやすい場所にある美容皮膚科を選ぶようにしましょう。
なお、大手美容皮膚科は立川駅周辺にありますが、個人経営の美容皮膚科は駅からやや遠い場所にありますので、まずは美容皮膚科の立地を確認した上で、通いやすい美容皮膚科を見つけてくださいね。
駐車場の有無
車で美容皮膚科に通う予定がある場合には、美容皮膚科に駐車場が完備されているか、もしくは美容皮膚科の近くにコインパークがあるかどうかを確認しておきましょう。
それは、立川はコインパークが少ないエリアで、もしもコインパークが美容皮膚科の近くにない場合では、コインパークから美容皮膚科まで、徒歩で長時間歩かなくてはならなくなるからです。
なお、立川は駅周辺にコインパークが点在していますので、車での通院をお考えなら、なるべく駅から近い美容皮膚科を選ぶと良いでしょう。
皮膚科と美容皮膚科は診療内容が異なります
今回は、皮膚科と美容皮膚科の違いを中心にお伝えしてきました。「皮膚科」という文字があると、どちらも同様の診療をするものと誤解をする方がいます。
しかし、皮膚科は疾患の治癒、美容皮膚科は美容目的の治療をする病院という決定的な違いがあるのです。
美容皮膚科での治療をお考えの方は、まずはご自身の目的をよく確認した上で、皮膚科または美容皮膚科を訪れてくださいね。
美容皮膚科で迷われていたら共立美容外科 立川院も選択肢の1つです。ダーマペンやマッサージピール、サリチル酸マクロゴールピーリング、ヤグレーザーなどいろいろな美容皮膚科メニューを取り揃えています。
立川院
■住所
〒190-0012
東京都立川市曙町2-4-4
昭和ビル2F
■お電話
0120-489-340
JR立川駅 徒歩3分
多摩モノレール立川北駅 徒歩1分
~監修医師~
新垣 光之(あらかき みつゆき)
■略歴
1992年 琉球大学医学部医学科 卒業
1992年 第86回医師国家試験に合格(医籍 348734 号 1992年5月26日登録)
1992年 琉球大学医学部第一外科 入局
1998年 琉球大学医学部第一外科 退局
1998年 共立美容外科 入職
2001年 共立美容外科 退職
2001年 クリア・スキンクリニック那覇 開業
2018年 クリア・スキンクリニック那覇 閉院
2018年 共立美容外科 立川院 院長就任