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Kyoritsu Biyo Scrap(KBS)

色素沈着はどうしてできるの?原因と予防法を解説

公開日:2022年02月12日(土)
最終更新日:2023年04月07日(金)

ニキビ
色素沈着ができる原因
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最後まで有意義なページになっていますので是非ご覧ください。

色素沈着は肌が黒ずむことで、主に肘や膝、脇、デリケートゾーンなどさまざまな場所にできやすいです。

この記事では、色素沈着ができてしまう原因や予防方法、対処法について解説します。
しつこい色素沈着はセルフケアできれいにするのは難しいため、気になる方は美容皮膚科でのケアも検討してみてください。

色素沈着とは肌の黒ずみのこと

肌の一部が黒ずみになることを色素沈着と呼びます。
色素沈着は肌にダメージを与え続けることで、皮膚を守るためにメラニンが生成されて引き起こされるもの。

メラニンは肌を黒く、固くしてしまう働きがあります。
メラニンの過剰な分泌を抑えきれないと、黒ずみが肌に定着し、色素沈着となってしまうのです。

色素沈着は一度起こると元のきれいな肌の色に戻すのは非常に難しいです。
色素沈着ができやすい場所や予防方法を確認し、常にケアを怠らないことが大切。

色素沈着ができやすい5つの部位

ここでは、色素沈着ができやすい部位を確認しましょう。
これらの部位はとくに色素沈着ができやすいためケアが大切です。

すでに黒ずみが気になるという方は、下記で紹介する対処法も同時にチェックしてください。

1. 脇

脇のムダ毛を処理するために頻繁にカミソリを使っている方も多いでしょう。
カミソリによる肌へのダメージや摩擦は、色素沈着の原因になります。

カミソリを使って無理なムダ毛処理を続けていると、脇のムダ毛を処理しているのに黒ずみが気になるようになってしまいます。
色素沈着を防ぎつつ、脇のムダ毛を処理するには、エステやクリニックでの脱毛の施術を受けるのがおすすめです。

2. デリケートゾーン

デリケートゾーンは下着や生理用品、トイレットペーパーなどで常に摩擦が多い場所です。
そのため色素沈着が起きやすいです。

また、デリケートゾーンのムダ毛処理を繰り返すことでも色素沈着がひどくなります。
特にデリケートゾーンはケアしにくく、また自分でもあまり確認ができない部位のため、色素沈着が起きていても気づけず、ケアが遅れがちな場所です。

粘膜に近い非常にデリケートな場所ですので、色素沈着のケアをする場合は丁寧なケアを心がけましょう。

3. 肘や膝

肘や膝といった関節はとくに色素沈着ができやすい場所です。
肘をついたり、膝をついて立ったり座ったりすることが多いなどの場合はとくに色素沈着ができやすいです。

そうでなくても常に衣類やストッキングなどで摩擦が起きやすいので、注意が必要です。
肘や膝の色素沈着は目立ちやすく、気になっているという方も多いでしょう。

ケアはしやすい部分ですので、気になり始める前のケアをおすすめします。

4. 目の周り

目の周りは顔の中でもとくに皮膚が薄く、そしてメイクやクレンジングによる摩擦やダメージで色素沈着が起こりやすいです。
目の周りが黒ずんでいると老けた印象になってしまい、見た目にも直接影響を与えます。

スキンケアをきちんとしているつもりなのに、目の周りの色素沈着が気になるという方は無意識に擦りすぎている可能性があります。

手やコットン、美顔器で強く擦るようなスキンケアやマッサージ、クレンジングはとくに目の周りの皮膚へのダメージが強くなってしまうので注意してください。

5. 顔周辺

顔周辺は目の周りと同様に色素沈着を起こしやすい部位です。
メイクやスキンケア、クレンジングで顔を擦ることが多いと、その分黒ずみになりやすいです。

顔のマッサージなどで強く皮膚を擦るのも色素沈着の原因です。
マッサージをする際はたっぷりのクリームやオイルなどを使って摩擦を減らすか、ツボ押しなどの擦らないマッサージに切り替えることをおすすめします。

また、紫外線の影響でも色素沈着は起こります。
顔は体の中でも常に紫外線に晒されやすい場所ですので、その分しっかりとした色素沈着対策が必要です。

色素沈着ができる6つの原因

色素沈着ができる原因

色素沈着はどのようなことが原因で起きるのかを解説します。
肌の黒ずみはさまざまな要因が重なってできます。

一つを解消しても、別の問題が残っていれば色素沈着が引き起こされる可能性は十分ありますので、それぞれの対策ができるように生活を見直していきましょう。

1. 紫外線によるダメージ

紫外線によるダメージは色素沈着の大きな原因の一つです。

紫外線は肌にとって大きなダメージを与えるものです。
そのため、紫外線を浴びると肌は自身を守るために行動を起こします。

この守るための行動がメラニン色素の分泌です。
このメラニン色素は肌を黒くするもので、夏の日焼けのように一時的に黒くなるだけの場合もありますが、これはメラニン色素がきちんと排出されていればの話です。

メラニン色素の排出がうまくいかないと、黒ずみがいつまでも肌表面に残り、色素沈着となってしまいます。

2. 摩擦によるダメージ

摩擦によるダメージも色素沈着の原因の一つです。
摩擦から肌を守るためにメラニン色素が分泌され、色素沈着となってしまいます。

摩擦は日々の生活の中にたくさんあり、完全に防ぐことは難しいでしょう。
衣類での摩擦、メイクやスキンケア、マッサージでの摩擦、ムダ毛処理による摩擦、生理用品やトイレットペーパーによる摩擦などです。

また、最近は感染症対策のためにマスクが欠かせませんが、このマスクも摩擦の原因になります。
口周りは皮膚が薄く、マスクをしたまま話したり口を動かすことで必要以上に摩擦が強くなってしまいます。また鼻や頬なども常にマスクがあたっている為摩擦によるダメージが強いでしょう。

マスクも肌に優しい素材を選ぶなど、極力摩擦が起こらないように注意しましょう。

3. 乾燥によるダメージ

肌が乾燥していると、あらゆるダメージを受けやすくなります。
肌が潤っているとバリアができている状態ですが、乾燥しているとこのバリアにすき間ができてしまいます。

このすき間に紫外線や摩擦などの刺激が大きなダメージを与えて、色素沈着の原因となってしまいます。
乾燥していると小じわも目立ちやすくなり、色素沈着によってさらに老けて見えやすくなってしまう可能性もあるでしょう。

また、肘や膝などの関節は皮脂の分泌が少なく乾燥しやすい箇所です。
スキンケアと同じように、毎日の保湿を怠らないことも大切です。

4. 生活習慣によるダメージ

生活習慣の乱れも色素沈着の原因になります。
食生活が偏っていると、肌に栄養が行きわたらず、肌表面のメラニンを排出しにくくなってしまうのです。

また、睡眠不足やストレスはホルモンバランスの乱れにつながります。
ホルモンバランスが乱れると成長ホルモンの分泌が減少し、肌のターンオーバーの遅れの原因になります。

ターンオーバーについてはあとで詳しく解説しますが、これが遅れると色素沈着を改善しにくくなるので、正しいターンオーバーサイクルに戻すことが大切です。

運動不足、新陳代謝の低下、血行不良など、生活習慣の乱れはさまざまな肌、体、メンタルの不調につながるので、問題があると感じる部分は早めに改善していきましょう。

5. メイクやスキンケアによるダメージ

毎日職場に出社する仕事をしている方なら、メイクは欠かせません。
とくに店頭に立つ仕事をされている方はしっかりとメイクすることを求められるでしょう。

肌をきれいに見せるため、肌をきれいにするためのメイクやスキンケアも色素沈着の大きな原因の一つです。
ファンデーションを塗る際に強く肌を擦ったり、アイシャドウブラシで目の周りを刺激したり、良くない成分が含まれた化粧品を使うなど、メイクには色素沈着の原因となる行動がたくさんあります。

また、メイクのあとのクレンジングにも注意が必要です。
メイクをしっかり落とすためにしつこく肌を擦りすぎると摩擦が生じます。

コットンでのクレンジングや、落としにくいクレンジングで長時間肌を擦り続けるクレンジングは色素沈着を予防するためにも控えましょう。

6. ターンオーバーの遅れ

ターンオーバーの遅れは、色素沈着を引き起こす大きな原因です。

肌の細胞は常に生成されています。
古くなった細胞は角質となって肌表面から剥がれていき、新しい細胞が肌表面を守ってくれます。

この一定の周期のことをターンオーバーと呼びます。
ターンオーバーは正常なサイクルでおこなわれていれば、メラニンが生成されてしまっても、古い角質となって剥がれていく仕組みです。

しかし、ターンオーバーが遅れているとなかなか排出されず、いつまでも肌に残って色素沈着になってしまいます。
ターンオーバーの周期は、生活習慣の乱れや加齢によって簡単に遅れてしまいます。

肌の再生を促すように意識し、定期的にピーリングなどで古い角質を剥がしてあげることも大切です。

色素沈着を予防する4つの方法

色素沈着を予防するためにおすすめの4つの予防方法を紹介します。

色素沈着は一度できてしまうとケアが大変です。
これから紹介する予防方法を続けて、透明感のある肌を維持し続けましょう。

1. 紫外線対策をする

紫外線は色素沈着を引き起こす大きな原因の一つです。
色素沈着を防ぐには、まず紫外線対策を徹底しましょう。

ちょっとした外出や洗濯物を干すだけでも日焼け止めを塗るのを忘れないようにしてください。
顔だけでなく首やデコルテ、手先などの紫外線対策も大切です。

顔の中でも頬や鼻などの高い位置は紫外線の影響を受けやすいです。
日焼け止めを塗る際も入念に重ねましょう。

少ない日焼け止めや日焼け止め効果の弱いものでは、紫外線対策として心もとないです。
高価な日焼け止めを少しずつ使うよりも、安価でたっぷり使える日焼け止めを使って紫外線効果を高める、摩擦を少なくする、丁寧に塗り密着させることを心がけましょう。また、SPFや環境に応じて塗りなおしましょう。

2. 保湿を徹底する

乾燥は色素沈着だけでなくシミ、シワ、肌荒れなどあらゆる肌トラブルの原因となります。
色素沈着を予防したいのであれば、乾燥する季節はとくに保湿対策を徹底しましょう。

スキンケアの一環として、保湿クリームや保湿成分の高い美容液を取り入れるだけでなく、保湿効果の高いメイクアイテムを使うこともおすすめです。
エアコンなどで日中の肌は乾燥しやすくなっているので、日中の保湿対策も欠かせません。

保湿ミストや加湿器などを使って日中の乾燥を予防しましょう。
また、顔の保湿は徹底していても、体の保湿が足りていない方もいるでしょう。

お風呂上りなどはとくに乾燥しやすいので、すぐに保湿クリームを塗るようにしてください。
ハンドクリームなどで日中でも乾燥していると感じたら、さっと保湿する習慣をつけることが大切です。

また、デリケートゾーンは乾燥しやすい部分ですが、一般的な保湿クリームでは刺激が強すぎる可能性もあります。
炎症を起こすと余計黒ずみになりやすくなってしまうので、デリケートゾーン用の保湿アイテムを取り入れるとよいでしょう。

3. ムダ毛の自己処理を控える

ムダ毛の処理をカミソリでおこなっている方は、その頻度を下げることも大切です。
カミソリによる刺激は肌にとって非常にダメージが強いです。

肌や毛穴が傷つき、それを守るためにメラニン色素が多く排出されるようになってしまいます。
また、カミソリでムダ毛を処理したあとの肌は乾燥しやすく、保湿ケアをしないことで余計に色素沈着がひどくなってしまうのです。

脇などが色素沈着しやすいのは、ムダ毛処理が原因であることも考えられます。
ムダ毛の処理を頻繁にしている方は頻度を控えたり、別の方法でムダ毛を処理しましょう。

4. ビタミンCを摂取する

ビタミンCは肌にさまざまないい影響を与えます。
ビタミンCには、メラニン色素の生成を抑える働きがあり、肌の潤いを維持するコラーゲンの生成も促してくれます。

皮脂の分泌を抑え、油分と水分のバランスを整え、肌トラブルの少ない肌に導いてくれるビタミンCは外用、内用の両用で摂取が可能です。
人の体内では生成できないため、意識して摂取していかなければなりません。

ビタミンCを多く含む、色鮮やかな野菜や果物を積極的に食べるのはもちろん、サプリやドリンクから摂取するのもおすすめです。

ビタミンCは崩れやすく、そのまま肌に乗せることは難しいといわれています。
そのため誘導体として、スキンケアアイテムに取り入れられることが多いです。

ビタミンC誘導体を多く含むスキンケアアイテムを取り入れれば色素沈着を防ぐだけでなく、透明感のあるトラブルのない肌を目指せるでしょう。

色素沈着をケアする4つの方法

色素沈着は一度できてしまうとケアをするのが大変です。

ここでは、ピーリングや美白ケアなどの色素沈着のケア方法を紹介しますが、一度ですぐに解決できるものと思わずにコツコツ地道にケアを続けましょう。

1. ピーリングをおこなう

ピーリングは肌の古い角質を取り除くケア方法です。
薬剤やスクラブなどを使って肌表面の古い角質をオフしていきます。
ピーリングアイテムは市販のものもたくさん販売されており、肌に優しいものや刺激の少ないものなどもあり、摩擦を最小限に抑えたピーリングが可能です。

ピーリングをおこなうと、メラニンを生成した古い角質をオフでき、できてしまった色素沈着をケアできます。
ですがピーリングをやりすぎると、新しい皮膚の細胞まで傷つけてしまうので注意しましょう。

肌の弱い方はピーリングの成分が合わない場合があります。
また、ニキビや炎症などの肌トラブルが起きているときにピーリングをすると返ってダメージが大きくなってしまうので注意してください。

とくに目の周り、口の周りなど皮膚の薄い部分はとくに注意しましょう。
肘や膝などの体に使うピーリングアイテムと、顔に使うピーリングアイテムは使い分けることもおすすめします。

2. 美白ケアを取り入れる

美白ケアができるスキンケアアイテムを取り入れるのも色素沈着のケアに有効です。
美白ケアを謳っているスキンケアアイテムは、肌のターンオーバーを促す、くすみを飛ばして透明感のある肌を目指すなどの目的のものが多いです。

これらは色素沈着などのトラブルのない肌にも効果的ですが、色素沈着ケアにも効果が期待できます。
生成されてしまったメラニンを早く排出し、色素沈着の対策をしましょう。

美白ケアアイテムを使っても劇的に色素沈着が消えるというわけではありませんので、効果を期待しすぎるのではなく「これ以上ひどくならないもの」という程度に考えておくことをおすすめします。

化粧水や乳液などだけでなく、色素沈着が気になる部分にピンポイントに使えるクリームなどもありますので、肌の悩みに合わせて使い分けましょう。
美白効果が期待できる成分がたくさん入っているスキンケアアイテムの中には高価なものも多いですが、高価なスキンケアアイテムを少しずつ使っていると摩擦の原因になります。
せっかくいい成分が入っているものでも、適量使用しなければ、効果は期待できません。

そのため、使用するのがもったいないと感じる価格帯のものではなく、たっぷり使える価格帯のものを選ぶとよいでしょう。

3. 美容皮膚科でレーザー治療をする

色素沈着はセルフケアが大変で、なかなか簡単に消えるものではありません。
どうしても色素沈着をきれいに除去したい場合は、美容皮膚科に相談することもおすすめです。

美容皮膚科でレーザーや光治療を受けることで色素沈着が気になる部分のケアができます。
レーザー治療にはさまざまな種類がありますが、レーザーや光を照射してメラニン色素に影響を与えるもの、細胞の再生を促して保湿成分の働きを促すものなどがあります。
肌にごく小さな穴を開けてダメージを与え、肌の再生を促すレーザー治療もあり、レーザーの種類によって効果は大きく違いますので、自分の肌トラブルに合うレーザーはどれかをよく考えましょう。
美容皮膚科ではカウンセリングを無料でしてくれるところも多いです。
自分に合う治療法がわからない場合は、相談してみましょう。

美容皮膚科での治療は保険適応外ですので、通常の皮膚科での治療費よりも高額になってしまいます。
ですが保険適応内の治療より高い効果が期待できます。
本当に自分に必要な治療かどうかを充分検討してみてください。

共立美容外科の医療レーザー脱毛

なお、色素沈着は体毛の自己処理などが原因で引き起こされることもあります。不用意に体毛を自己処理すると剃り残しや埋没毛ができることがあり、黒ずみやすいためです。
場合によっては、皮膚が炎症を起こすこともあります。

色素沈着を含めた脱毛後のトラブルを防ぐためには、無理のない方法で脱毛す
ることが大切です。
可能であれば、美容皮膚科で肌の状態を確認しながら、自分に合った適切な方法で脱毛することをおすすめします。

4. 美容皮膚科でピーリングを受ける

美容皮膚科ではレーザーや光治療の他にピーリングの施術も受けられます。
市販のピーリングアイテムでも効果を充分に期待できますが、美容皮膚科ではより効果の高い薬剤を使ってのピーリングが可能です。

市販のピーリングアイテムでは効果を感じられなかった、確実に古い角質を取り除きたいという方は美容皮膚科でのピーリングを検討してください。

一方、美容皮膚科でのピーリングは効果が強いためダウンタイムも長いです。
数日間は顔のほてりや赤みが残る可能性もありますので、休日などを利用して施術を受ける必要があります。

ピーリングをしたあとの肌はダメージを受けやすいですが、栄養を取り入れやすいというメリットもあります。
ピーリングとセットで肌悩みに合わせた成分をイオン導入することで、より色素沈着にしっかりアピールできます。

美白効果が期待できる成分や肌トラブルを防ぐ成分、保湿力を高める成分など、自分に合う成分を選びましょう。

共立美容外科のケミカルピーリング

色素沈着のケアに効果が期待できる成分

色素沈着のケアに効果が期待できる成分を紹介します。
スキンケアアイテムを選ぶ際や、美容皮膚科で治療を受ける際に成分を選ぶ参考にしてみてください。

それぞれがどう色素沈着へアプローチするのかをみてみましょう。

ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体は美白に効果的な成分として人気です。
メラニン色素の生成を抑えて色素沈着をしにくい肌を作るだけでなく、すでにある黒ずみにも効果が期待できます。

ビタミンC誘導体は皮脂の生成を抑えるのでニキビや炎症に悩んでいる方にもおすすめです。
乾燥に悩んでいる方には保湿力が物足りないものも多いです。

ビタミンC誘導体を含むスキンケアアイテムを使う場合は、その他に保湿力の高いアイテムも一緒に使うようにしましょう。

ハイドロキノン

ハイドロキノンは美白やシミの改善に効果が期待できる成分として近年話題になっています。
メラニン色素を生成する酵素の働きを抑えるため、非常に高い美白効果、色素沈着への対処の効果が期待できます。

その効果の強さから、かつては医療用としてしか処方されず、皮膚科や美容皮膚科で処方してもらうしかありませんでした。
しかし2002年から市販のスキンケアアイテムにも使えるようになりました。

成分を試してみたい方は市販のハイドロキノン入りのスキンケアアイテムを使ってみましょう。
ですが配合できる量には制限があり、医薬品の方がより高い効果が期待できます。

市販のものでも医薬品でも、肌が弱い方はハイドロキノンが合わない可能性もありますので、様子をみながら慎重に使いましょう。

プラセンタ

プラセンタは肌のターンオーバーを促すのに効果的な成分です。
できてしまったメラニン色素による黒ずみをスピーディーに排出することで、色素沈着を防ぎます。

プラセンタには抗炎症作用もあり、肌荒れに悩む方にもおすすめの成分です。
肌の水分を維持する力を高めるのにも役立つため、乾燥が気になる肌に使うのもいいでしょう。

保湿成分は忘れずに!

スキンケアアイテムを選ぶ際は上記のような成分も大切ですが、保湿成分にも注目しましょう。
保湿効果の高いスキンケアアイテムを使うことで乾燥を防ぐだけでなく、色素沈着に効果的な成分を肌に閉じ込められます。

セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン、ワセリン、スクワランなどがとくに保湿効果が高いです。
美白用のスキンケアを使うと乾燥が気になる方はこれらの成分が配合された保湿アイテムも同時に使用しましょう。

日頃から水分をよくとる、サプリメントから成分を摂取するなどして内側から保湿ケアをすることも大切です。

色素沈着の原因を知って黒ずみのない肌を目指そう

色素沈着の仕組みや原因、さらに予防法、対処法について解説しました。
顔や関節、脇、デリケートゾーンなど、色素沈着はさまざまな部位にできやすいです。

一度できた黒ずみは早めに対処しなければ色素沈着として定着してしまいます。
紫外線対策や摩擦を防ぐなど、日々の対策が色素沈着を防ぐ大切な要素です。

スキンケアやボディケアだけでなく、美容皮膚科での治療なども取り入れて色素沈着にアプローチしていきましょう。

 

 

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このページの監修・執筆医師

  • 磯野 智崇(いその ともたか)

    磯野 智崇(いその ともたか)

    共立美容グループ 総括副院長

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院整形・形成外科 入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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